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さわ

Author:さわ
平成25年1月末、
『 地域包括ケアに欠かせない多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり
~ 高齢者見守りネットワーク みま~ものキセキ! ~ 』出版決定! 

今から取り組めばまだまだ間に合う!
無縁社会、孤立死、地域崩壊・・・に立ち向かうための処方せん。
超高齢社会を乗り切るための「地域におけるネットワーク」づくりのヒントをすべて教えます!
みま~もの5年間の軌跡(奇跡)を余す所なく紹介しています!
地域包括支援センター職員はじめ、保健・医療・福祉関係者、地域づくりに関わるすべての方へ必携です!

こちらから申込書をダウンロードし、ライフ出版へFAXしてください。

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一人はひとり

 最近、地域包括支援センター職員が実働部隊となっての、「実態把握」が、ブームのように取り組まれている。

 本来サービスが必要だが、自分ではサービス利用までたどり着くことができない、SOSの手を自ら挙げることのできない人たちを、地域包括支援センターで把握し、サービス利用につなげていく。

 この実態把握のために、見守りコーディネーター、見守り協力員なる地域包括支援支援センター職員を新たに配置。

 この職員は、実態把握のための実働部隊となる。 

 しかしこの実態把握を、地域包括支援センターが実働部隊になり何百人、何千人把握していくのでしょう?

 ひとり暮らし、サービスを利用していない人に絞ったとして、すべての人をまわり終えるのに何十日、何ヶ月、何年かかるのでしょう?そして、訪問したうち、何件の人が玄関を開けてくれるのでしょう?

 すべての人をまわり終わった頃には、最初に実態把握した人たちの状況は変わっていることでしょう。この人たちにはまた、包括職員が二周りめに挑戦していくのでしょうか?

 もうそろそろ、私たち地域包括支援センターが本来力を注ぐべきものを明確にしてください!行き当たりばったりでその場しのぎを、いつまで私たちに押しつけるのでしょう。

 こんなことを続けていれば、現場は疲弊するばかり。それだけではありません、地域包括支援センターが存在する意味すら、現場の地域包括支援センター職員が履きちがえていってしまいます。

 実働部隊目的の地域包括支援センター職員を配置しても、一人が一人でしかない。しかも、一人の力などたかが知れている。

 地域包括に実働部隊がいることで、本来、実態把握を通して協力し合っていく、地域住民や、地域の民生委員、自治・町会の顔がどんどん見えなくなっていく。

 地域とつながる必要がないんですよ。実態把握の実働部隊がぐるぐるまわるわけですから。

 地域住民は、「地域包括支援センターというところは、孤立していく高齢者を一件一件まわるのが役割。」という認識を持ち、地域包括支援センターにお任せ。

 実態把握を否定しているのではありませんが、この実働部隊の職員を配置する先に、何をイメージしているのかを聞きたい。

 それぞれの自治体が、 自分たちはこれだけ実態把握のための訪問をしている。 そして、あわよくば サービスにつなげているという実績 となる明確な 数字 がほしいのか?

 もし、実態把握という、数を上げていくための実働職員を配置するのなら、一人ではすぐに足りなくなりますよ。実働部隊は、一人はしょせん一人でしかないんです。

 私は、地域包括支援センターに今必要なのは、一人が一人ではなく、一人が地域のあらゆる人たちとつながり、サービスが必要な人や孤立している高齢者を、地域の関係性の中から、適切な時期に私たちにつなげてもらうネットワークを構築していくコーディネーターの役割こそ担うべきと考えています。

 地域のつながりが希薄だと言われている大都市東京。この中で、孤立していく高齢者をつくらないことこそが大切なのです。

 このような理解を地域に広げ、ネットワークを広げていく。

 その核となるコーディネーターを、地域包括支援センターに配置することによって、地域包括支援センターが実働ではなく、医療・保健・福祉専門職、専門機関、地域住民を含めた地域づくりを担っていく。

 このような職員を配置することによって、地域包括支援センター職員自体も、自分たちの役割を明確に自覚することができる。

 「自分たちは、地域に暮らす人、地域で働く専門職たちと、孤立していく高齢者をつくらないことにこそ力を注ぐんだ」・・・と。

 地域に暮らす人と協力し合う大切さは、支え合う側にいる人も、支えられる人になる可能性もある。

 支える側に関わっていれば、支えられるときには、どこに相談していいのか?どの時期に手を挙げればいいのかをわかっているということ。

 高齢化はこれからも進んでいくんです。地域に暮らし「支える側」にいる人も、高齢者の方が多くなるのがこれからの都市部なのです。

 協力を求めるということは、役割を持ってもらうということ。

 この『役割』、『社会参加』というものが、これからの高齢者の孤立予防につながるのです。地域ぐるみで高齢者を支え合うという機運が育まれていくんです。

 だからこそ、多くの人に協力を求めてつながっていくことが大切なのです。

 「コーディネーター」機能としての役割を担うんですから、地域包括支援センターが、一人は一人でいてはいけないんです。

 「実態把握」という名の、その該当者との関係が白紙でたずねるという訪問員ではなく、地域と地域で働く医療・保健・福祉専門職、専門機関をつなぐコーディネートの役割を担う。

 つまり、ネットワークを構築し、今の大都市部が抱える高齢者の孤立に向かっていくのです。

 先を見据えず、今、目の前の問題を取りあえず考える。

 取りあえず何か動いているという実績づくりだけを考えて方向性を形作ってしまうと、取り返しのつかないことになってしまいます。

 地域包括支援センターの本来あるべき姿を明確にしてあげなくては、現場の地域包括支援センター職員がすり減り、自分たちの立ち位置がわからなく混乱させてしまうだけです。

 一人が一人ではなく、何百人、何千人と協働し、地域全体で高齢者を支え合う地域づくりに向かう視点を、包括支援センターに持たせて下さい。

 これが今の自分が考える、今後の地域包括支援センターのあり方への願いです。今の自分が考える道筋です。

 
 
 入新井特別出張所長からのお誘いがあり、ワールドカップ優勝 なでしこジャパン 丸山 桂里奈さんの祝賀会に参加してきました。

 丸山桂里奈さんは、生まれも育ちも大森入新井。山王にあるくらやみ坂で、足腰を鍛えていたのだそうです。 

 祝賀会には、丸山桂里奈さんのご両親、学校関係者、友人、自治・町会長のみなさん、行政関係者、議員等々、多くの方が来ていました。
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 丸山桂里奈さん登場!!大きな拍手に包まれます。
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ワールドカップ優勝の時のユニフォーム。大田区民栄誉賞(大田区初!)を受賞した際の記念品のグラスなどが展示されていました。
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ロンドンオリンピックに向けてがんばって下さい!!
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

無縁社会からの脱却をめざして・・・

 先日、 「霞ヶ関」とかいう、東京の中心にたった一人で行ってきました!   

 じつは私、大森より先の東京の地に、一人で行ったことがない・・・・。本当は、誰かに着いてきてほしかったんですが、包括支援センターの日常はとても忙しく、職員が誰も同行できない。

 とても不安でしたが、がんばって一人旅に出かけました。もう、40過ぎの大人ですから・・・。

 道に迷わないように・・・、迷子にならないように・・・・、着いた先は「日本弁護士連合会会館」。

 じつは、1月28日(土)に、日本弁護士連合会主催で開催されるシンポジウム、

『 高齢者の孤立と貧困 ~無縁社会からの脱却をめざして~ 』のシンポジストとして参加することになり、その打ち合わせのために向かったのでした。

 約束の朝9時。無事、弁護士連合会会館に到着。担当のY弁護士とさっそく打ち合わせに入る。

 このシンポジウムの基調報告は、NHKスペシャル『 消えた高齢者 無縁社会の闇 』で、うちの包括支援センターへ、取材のために何度も足を運んでくれた I 記者。

 シンポジウムの中で、Y弁護士から私に与えられた役割は、

・なぜ、「支援が届かない」高齢者が発生、存在するのか
・地域包括支援センターの限界と強化について
・介護保険制度の問題や限界について
 

また、

・高齢者支援の現場の立場から、制度や政策全般に対して何が必要だと訴えたいか(介護保険制度改正・地域包括支援センターの強化・人員の増員・地域ネットワークの構築を中心に)

 この部分を話してほしいということでした。

 「う~~~~~~~~ん」 

 むずかしいですね。

 まず、地域包括支援センターの限界って、そもそも限界を語る前に、包括支援センターが担う本来の役割をきちんと整理したほうがいい。

 医療・福祉の専門職を3職種配置を義務付けておきながら、この専門性をきちんと発揮できるだけの明確な指針がない。

 だから「何でも屋」・・・で、みな疲弊していってしまう。自分たちが日々努力していることが、見えない現実が現場にはある。

 「地域のネットワーク構築」といっても、各自治体で明確な方向性がなく、それぞれの包括支援センターの力量に負かされているだけ。

 『限界』なのではなく、国も、自治体も明確な、具体性のあるプランがなく、ただただ任せているだけ。

 「やるならやって、やらないならやらなくても仕方がない。」そんな感じがぴったり!

 こんな状態の中で、人員の増員?個人情報をきちんと包括支援センターでも把握できるようにする?変わらないと思いますよ。

 支援が届かない高齢者をどうするのか・・・・?

 これは、当日、自分なりの意見をきちんと話してきたいと思います。

 他のシンポジストの皆さんは、それぞれの分野の第一人者の教授の皆さん。

 この間、自分が考えたり、整理してきたことを、皆さんがどう感じて、どう話すのか?

 せっかくですから、きちんと学んで、大森に戻ってからの具体的な今後の動きのためにしっかり学ばせてもらおうと思っています。



日本弁護士連合会主催 「シンポジウム 高齢者の孤立と貧困~無縁社会からの脱却をめざして~」の案内チラシはこちらをクリックしてご覧下さい。


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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

柱がない

 今の混沌とした社会の中、さまざまな思いつきや、企画が登場する。

 自分たちでは何も生み出せないが、何かを生み出さなければならないお方々は、他人に一任し、新しい企画を求める。

 企画はどれもごもっとも。ひとつの社会資源としては有効です。

 どの企画も、各機関、各専門との連携があれば、またひとつ新たな動きが芽生えてくるでしょう。

 さまざまな地域で、現場の中からあらゆるものが生み出されてくることは大切なこと。それは、地域住民でも、NPO団体でも、専門職でも・・・。

 その地域で生み出すことができる人たちから、何かを始めていくことは重要。その地域の人とつながりながら・・・・。

 それぞれの地域で、行政が側面的な支援に徹して、生まれ始めたものを育んでいくスタンスが大事!

 それを、「どこでも通用するもの!」と、型にはめて、トップダウンで行っていくことには違和感を感じる。

 今、各地域で、気づいた人たちが何かを始めている。それはそれでいい。

 でも・・・・、と思う。

 これで、すべての人たちの不安や疑問が解消できるのか?

 柱の議論がなされていない。

 「介護保険制度は超高齢社会を支える!」鳴り物入りで、走り出しながら考えるとスタート!

 しかし、たった10年で、「こんなはずでは・・・・」。国の役人が平気でこんなことを言う。

 たった10年しか見通すことができないで、10年先を考えないで、そんな無責任なことってあるでしょうか。

 こうなる危機感を、現場の医療・福祉職はずっと持っていた。

 高齢者だけではない。30代、40代の人たち、そして若者・・・・。すべての世代が将来に希望が持てない状況。

 「財源がない・・・・」????

 ないわけがない!柱を決めるからこそ、あるものを何に大切な税金をつぎ込むかが見えるはず。

 はよっ、柱を打ちつけてください!30年、50年先を見通して「これでいく!」という柱を!10年でメッキがはがれるような、無責任なことはもうやめましょう!

 しかし、2年先の保険改正に向けた議論は、必ずしも柱となるようなものとは程遠い。

 企画は、柱が明確でこそ有効なもの。この企画を、『待ってました!』と、ありもしない柱に埋め込んでも、意味を成さない。

 地域だからできること、民間だからできること、この部分は、さまざまな人たちの努力で、何かが芽生えている。

 肝心なのは、国・自治体しかできない部分の30年、50年先を見通した、地域に暮らす人たちの安心につながる制度体系の柱。

 メッキはすぐはがれる。そのたびに、メッキを作った人は、はがれる頃には責任を取るところにはいない。はがれるたびに、痛みや、不安を被るのは国民。

 保険改正は2年後。今議論されている一つひとつをしっかり見据えながら、今、この地で目の前に在る一つひとつを具体的に創っていきたい。

 私たちは、この地で働く専門職。目の前の人、地で築いていくしかありません。



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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

専門家

 『 専門家というものは、より少ないものについて、さらに知識を増やしていく人のことであるという定義は、適切であり真実です。』

 アメリカミネソタ州、メイヨー・クリニックの創始者であるメイヨー兄弟の言葉です。(フレデリック・ウィリウス著「メイヨー兄弟の格言集」より)

 本来、専門家は視野が狭いもの。でもそれでいいんです。だから、自分の領域である専門を極め、高みにいくことができる。

 しかし、今の少子高齢化の進展は、機能分化された各専門分野だけで、地域に暮らす人の生活や、生命を最期まで支えることができるかというと限界がある。それは、医療・介護の制度自体も同様です。

 つくづく感じます・・・。

 機能分化された専門組織、職種が、情報をきちんと共有でき、有機的にかかわりあう仕組みがどうしても必要だということを。

 各専門を、「連携」という言葉のもとつないでいく、キーになる者が必要なんです。

 ただ、一口に「連携」というのは言うが易し。

 専門がちがえば、専門用語や、通常行っている会話もちがう。ときに、ちがう専門職種が聞けば、外国語のように聞こえる、専門同士が話している通常会話もある。

 同じ患者に向き合っても、各専門により「何を中心に観察するのか」という視点もちがう。

 このような一つひとつが、「連携」を困難なものにしている。

 このような、ちがう立場の専門家が有機的にかかわるには、共通に抱えている課題にともに向かい合うこと。これが一番の近道のように感じます。

 この共通課題は何か?それは、地域で高齢者を支える仕組みづくりです。

 病院は、退院調整に必要となる、家族・親族が協力できない高齢者が多数入院していて、院内の専門職種だけでは、在宅に戻すことができない。そのため、在宅調整に欠かせない、介護専門職を必要としている。

 在宅の現場では、医療的ケアの必要性が高い利用者が急増。医療との連携を求めているが、医療との連携に、個々では敷居の高さを感じてしまっている。

 地域で暮らす人たちの中には、隣近所に住む高齢者の異変に気がついてはいるが、家族でも、親族でもない自分が、この異変を誰かに伝えてもいいのか?また、どこに伝えればいいのかわからない?というジレンマを抱えている、善意ある人たちも決して少なくないはず!

 「隣りは何をする人ぞ・・・」と、近隣の異変を見過ごして平然としている人たちばかりではない。

 このような各専門家、住民の抱える共通課題で一致しあうこと。力を出し合うこと。これが、本当の意味での、具体化可能な 『 連携 』 だと思っています。

 課題が明確だから、力を合わせやすい。

 人一人の生活も、生命も、一人では守れないんです。だから、地域の医療・介護サービスの質と、連携が求められている。そして、ネットワーク構築にかかっている!

 地域の人々、地域で働く専門職で、支えあえる地域づくり!この共通課題に向かって、力を合わすこと!これが、地域支援に求められる私たちの役割なんです。



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テーマ: 地域包括支援センターの話
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たったひとつでもいい、どんな小さなことでもいい・・・

 ある研究者による地域包括支援センターの社会福祉士職の実態をテーマにした論文を手にする機会があり、読ませていただいた。

 地域包括支援センターの、おもに社会福祉士を対象に、高齢者虐待の対応に、困難を感じる援助者側の要因を把握するための研究で、

「虐待対応に困難を感じる地域包括支援センター社会福祉士の語りから、具体的な虐待対応の実態を把握し、虐待対応の負担感の軽減、ひいては、今後の地域包括支援センターの高齢者虐待の対応に向けた体制整備に資すること」

を目的としているものです。

 全文は紹介することができないので、研究結果の見出し部分のみ抜粋する。

・満足に機能できない社会福祉士職

・介護予防ケアマネジメント業務の負担

・ジレンマに陥る社会福祉士職

・行政から孤立する社会福祉士職

・すれ違いの他職種・機関連携

・ケアマネージャーとの時間的齟齬
(ケアマネージャーとの時間的齟齬とは、互いの勤務形態に違いがあるため、連絡調整に時間差があり、ケアマネージャーとの連携が不足してる実態を指すそうです)

・医療機関との認識的不一致

・警察との虐待対応への温度差

・行政との時間的齟齬
(齟齬については、上記ケアマネージャーとの時間的齟齬の説明と同意)

・不完全なバックアップ体制と苦悩する社会福祉士職

・機能していない専門機関の相談

・研修参加の困難

・実効性のない研修内容

・相談相手を求める社会福祉士職


 見出しを並べると、どのような内容かは察していただけると思います。

 上記に挙げた様々な理由があって、包括支援センター社会福祉士職が本来の役割を発揮できていない。ストレスマネジメントやスーパーバイズ等、援助者を支える仕組みが必要であること、また、地域包括支援センターのバックアップ体制の必要性も論じてくださっている。

 様々な立場、観点から、地域包括支援センターの現状を取り上げ、体制・環境整備に向けた提言を挙げてくれることについてはうれしい。

 この見出しを見て、たしかに今の地域包括支援センターの現状を反映してくださっているとも感じます。

 しかしあえて、でも・・・・、と言いたい。

 この見出しのような現状があって、これを誰かがすべて整えてくれて、果たして状況が変わるのでしょうか?苦悩する社会福祉士職はいなくなるのでしょうか?

 私も、地域包括支援センター社会福祉士の一員として言わせてもらえれば、たしかに大変です。日々業務に追われています。この研究者の見出しの内容すべてが、「そりゃぁ、ごもっとも」と思いますよ・・・。

 でも、大変、大変と言っていても何も変わらないんですよね。しまいには、大変さを自分ができないことへの第一の理由にして自分を納得させてしまったりして・・・。

 要は、このような状況を何とかしたい!と、自分たち自身がその思いにまずは立って、何かをしてみなくては何も変わらないということを言いたいんです!

 たとえ、万が一体制や環境が100%満たされることになったとしても、この体制整備に向けて、自分が何も問題意識を持っていなければ、この恵まれた環境を生かすことなどできない。

 体験を通さないことは、すべてが机上の空論。もしくは、すべてが他人事。

 このような大変な状況の中で、たった一つでもいい、どんな小さなことだっていい、自分がそう思ったことで何か行動に移してみる。この行動こそが大切で、このような行動を積み重ねていく体験が、自分を成長させていくんだと思います。そして、同じように考えている人とつながりあうことが必ずできる。

 ゆるやかな連携、さし障りのない関係・・・、たしかに居心地はいいかもしれませんが、現状を変えていく力にはなりません。

 繰り返しますが、様々な立場、観点から、地域包括支援センターの現状を取り上げ、体制・環境整備に向けた提言を挙げてくれることについてはうれしい。

 でも、そのような声を、変化を、より良い方向へ向けていくのは、自分たち地域包括支援センターで働いている自分たち自身なんです!



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テーマ: 地域包括支援センターの話
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