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さわ

Author:さわ
平成25年1月末、
『 地域包括ケアに欠かせない多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり
~ 高齢者見守りネットワーク みま~ものキセキ! ~ 』出版決定! 

今から取り組めばまだまだ間に合う!
無縁社会、孤立死、地域崩壊・・・に立ち向かうための処方せん。
超高齢社会を乗り切るための「地域におけるネットワーク」づくりのヒントをすべて教えます!
みま~もの5年間の軌跡(奇跡)を余す所なく紹介しています!
地域包括支援センター職員はじめ、保健・医療・福祉関係者、地域づくりに関わるすべての方へ必携です!

こちらから申込書をダウンロードし、ライフ出版へFAXしてください。

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今だから言えること・・・。

 「大田北高齢者見守りネットワークをつくる会」

 今、私たちの地域にしっかりとした形で根ざし、また新たな年度を歩もうとしている・・・。

 昨年1月に、「この地域に、地域住民と専門職のネットワークを築こう!」、「専門職たちが、この医療・介護の仕事を選ぶにあたっては、一人ひとりに必ず人間を大切にするという理想があるはず。そこを思い続けることができるためには、成長しあうことのできる、他職種のネットワークが必要なはず・・・」

 こんな一念で、自分から口火を切った・・・。

 そこから3か月・・・。

 この大田区で働いた10年間で、築いてきた仲間関係をすべて使って、仲間たちを呼びかけていきました。そして4月の発足イベントを迎えたのです。

 今だから話せることですが、何もないところから何かを生み出すということは・・・、それを自分からやりだすということは、 「うまくいかなかったらどう責任をとるか」、「仲間をどんどん引き入れて、このことがきっかけで、関係が崩れたらどうしよう・・・」というプレッシャーとのいつも隣合わせでした・・・。

 当時は、ストレスとプレッシャーで、うちの包括看護師二人からの勧めもあって、心臓専門の病院に通い、精密検査を受けたこともありました。胃に違和感を感じ、胃カメラも初体験しました・・・。こう見えて、結構繊細なんですよね 汗;

 何をやるにも、資金は必要となります。普及していくためのチラシ、会議を開催するための場所、セミナー・イベントの会場・・・、講師代。協力してくれる企業・事業所に、協賛費を出してもらいながら、この事業のメンバーとして、会運営にも関わる・・・。

 ようは、「手も出し、金も出し」なんです。

 このような発想は、少なくとも東京の他地域を調べさせてもらいましたが、どこにも存在していませんでした。

 いや、今までのこの業界で、これだけの他職種企業・事業所が、このような運営実態でまとまるということはなかったことでしょう・・・。

 「沢さんがやろうと言ったから、今、ここに僕たちがいるんです!」、うれしい反面、仲間が加われば加わるほど、「もう、やめることも逃げることもできない がっくり 」 そんなように追い込まれていたように思います。

 当初は、区行政担当者も決して協力的とは言えませんでした・・・。というよりも、「みなさんでやるのなら、どうぞやってください」聞こえはいいですが、言い換えれば、邪魔もしなければ、責任も持ちませんというスタンス。

 自分が働いている法人に対しても、このような取り組みを理解してもらうことは、もう一つ乗り越えなければならない壁でした。当然です、このネットワーク構築のためのつくる会の活動だけやっているわけではないんですから・・・、仕事ですから・・・。

 それもあって、地域包括のセンター長としてもそうですが、法人内のことも、この取り組みをはじめたころと時期を同じくして積極的に関わるようになりました。

 そうしなければ、このような取り組みを、自分の足元の法人内に理解してもらうことはできなかったからです。この一年間の自分の一つひとつの動きは、すぐそばで見ていた、うちの包括職員だけにしかわからないかもしれません・・・。

 だからこそ、すべてを知っているうえで、明るく、力強く、一緒に歩んでくれている、一人も欠けずについてきてくれている職員には感謝しています。

 日々忙しいだけでなく、豊かに楽しく!これだけは、うちの包括の集団のゆずれない大切なことと、位置づけています。

 来年度を迎えるにあたり、「大田北高齢者見守りネットワークをつくる会」が、独立行政法人福祉医療機構(WAM)の助成を受けることが決まりました!!この取り組みを始めたころの自分でしたら、「ますますやめられなくなる・・・」という発想をしていたのかもしれません。

 今は、この会が、組織・財政・専門機関との関係づくりの面で、形づくられるまでの責任を、代表のNさんと持とうと思っています。そこまでいけば、あとは自分が辞める辞めないの次元ではなく、この会がみんなのものになっているはずだからです。

 何もないところからのスタートだったんですから・・・、せめてこの地域に形づくられるまではがんばらないと・・・、ですよね。それが、あと1年なのか、10年なのか・・・。気が付いたら、自分がこの会のみんなに見守られているのかもしれませんね うふ

 今だから、当時のいっぱいいっぱいだった自分を話せることができます・・・。形が出来たものを見る時に、組織図や、やっている活動だけを見ても、本当の部分はわかりません。

 どうしてこのように形づくられたのか、どうして人が関わるようになったのか。様々な側面から、知る必要性があるんです。

 でも、思いますよ・・・。

 自分がだれかに支えられなければならなくなったとき、この取り組みに関わっているような専門職たちにだったら、自分の本音で「お願いします」って言えるんだろうなって・・・。

 「老後はこの地域に暮らしたいな・・・・」って。

 メンバーの皆さん!この会にいつか、別の形でお世話になると思いますが、そのときはよろしくしてやってください (代表のNさんも一緒に・・・) ぺこり 


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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

華麗なる転身!

 地域にあるデイサービスの管理責任者をやっていたOさん。3年前に退職し、しばらくお会いしていませんでしたが、今年になり久しぶりの再会!

 今は、セラピストの資格を取り、新宿三越で、小顔ケア・英国式リフレクソロジー・リンパ系ボディオイルトリートメントを行っている店で働いているそうです・・・。

 しかも、この店には芸能人も多く通っていて、この芸能人のブログには、「Oさんの腕はマジックハンド・・・えぇ 」と書いてありました。

 今回再会したのは、自分が長く働いていた大田区で、「高齢者の人たちに施術をしたい!」というずっと考えていた目標を実現するため。

 たまたま、見守りネットワークの取り組みで関わっている施設に、Oさんを紹介したところ、来年度から、入居者へのプログラムとして取り組むことになったそうです。

 今日、Oさんが事務所に訪ねてきてくれました。お店では、女性にしか行っていない、小顔ケアを、な、なんと、大顔の私に施してくれました。

 私の顔は、右側が下がっているそうです。リンパの流れを良くしてくれ、別人のように小顔になり、ゆがみもとれていました!

 日常の過酷な仕事の中で、また元の顔に戻らないうちに、小顔でくっきり顔の、私の顔を見たい方は、早めに当事務所へお越し下さい 汗;

 本来お店では、8000円のコース・・・。それを、事務所の奥で行ってもらい、気分は新宿三越!そして芸能人!やっぱり、持つべきものはですねぇ~ ピース 
 
Oさんのお店情報はこちらです!!

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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

文化の挫折

 「私も、どこか遠く知らないところへ連れて行かれてしまうの??」「お父さん、お母さんに生命をもらって、お母さん、お父さんが私を育ててくれた大田区・・・。自分もこの大田区が大好きだったのに・・・・」

 先日、群馬で起きた無認可高齢者施設の火災から、このような施設へ入所する大部分の方が、東京の生活保護受給者であるということが報道された・・・、しかも、大田区の方が一番多く、300名を超えている・・・。

 この報道の翌日、私たちの地域で暮らしている生活保護受給者Aさんから電話があり、このような話を私にしてきたのでした・・・。

 また、地域の生活保護の方や住民票のない高齢者を積極的に受け入れ、昨年9月22日ブログ「何が幸せか」に書かせていただいた、「○○荘」経営者のNさんとも、この件について話しをした・・・。

 「○○荘」は、築何十年立っている民家を、高齢者が暮らしやすいように改造し、あえて有料老人ホームの指定をとらず経営している。当然、エレベーターや、機械浴などの設備はなく、防災設備も万全なわけではない・・・。

 Nさんの、思いが築き上げた施設・・・、何よりそこに住まう入居者の自然体な生活を見ていて、Nさんの思いが形づくられていることがわかる。

 しかし、今回の火災事故により、防災に関する指導、監督が厳しくなり、このような改築費用に何の助成もなければ、今でさえ生活保護の方を、採算を二の次にして受け入れている上に、さらに費用負担がかかってくる。

 Nさんとの話の中で、「もうやめちゃおうかなぁ~」という言葉が、私に向かって漏れてきた・・・。

 今回の火災事故の経営者のずさんな管理体制は、間違いなく許されるべきものではない・・・。

 問題は、この事故を教訓に、どの方向に進むのかということ・・・。

 国が認めるような、防災管理体制、職員体制を、たとえばこの「○○荘」に求めるとしたら、生活困窮者を、今の費用負担で受け入れることはできなくなるでしょう。

 今の国が決めた制度の中で、必死に、ぎりぎりの中で、高齢者施設を経営しているホームもあるんです。

 事実、「○○荘」のような場所が地域に在ることは、生活保護行政担当者たちが、どれだけ頼りにしていることか。

 言いたいのは、 「再発予防のため規制を強くすること。これが今回の事故の根本解決にはならない」ということ。

 それどころか、ますます、低所得者が入居できる場所がなくなる、行き場がなくなることにつながりかねません。

 人生最期(老年期)の10年、20年を生きているAさんのような人たちに、冒頭のような発言をさせるわが国は豊かな国なのでしょうか?

 Nさんのように、今の制度の中でも、思いを捨てず、必死に施設を守っている人たちが「やめちゃおうかなぁ」などというセリフを吐かせていいんでしょうか?

 人間らしい老後とは何なんでしょう?

 生活保護受給者で身寄りがなく、お一人で暮らしているAさんのように、近い将来、自分に降りかかるであろう不安・・・。

 「○○荘」のNさんのように、ぎりぎりで生活している高齢者を必死で救っている施設関係者の思い・・・。

 はっきり言えるのは、このようなものに向き合わないでいる国や、制度は、人間らしい老後の保障を守ることはできません!


「老いた人たちに対して、この社会は単に有罪であるだけでなく、ときに犯罪的でさえある。それは発展と豊富という陰に隠れて、老人をまるで非人のように扱う。人間が、その最期の15年ないし20年の間、もはや一個の廃品でしかないという事実は、われわれの文化の挫折をはっきり示している」 
(ボーヴォワール)


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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

突き抜けよう!

 この間、「専門」というものについて、改めて考えたり、話しをしたりする機会が多くあったように思います。

 この医療・介護の業界では、様々な分野の専門職が従事しています・・・。

 今の複雑な社会の中で、それぞれの専門の分化が進み、各専門ごとの質の向上への取り組みは進んでいると思います。

 しかし、一方で、専門の分化は、専門の中だけで解決してしまうという流れに落ち着いてしまうことも少なくありません。

 私がこの福祉・医療の世界に入り、共感したり、尊敬できる専門家の方々というのを振り返ってみたときに、自分の専門性を極めながらも、他職種の専門性を尊重し、連携構築に力を注ぎ、目の前にいる、利用者・家族に信頼され、慕われている・・・。そんな人たちでした。

 専門を追及していけば、いくほど、自分の専門だけでは限界があることを感じるはずです。本当の意味での専門家は、自分の専門を突き抜けてこそホンモノなのではないでしょうか?

 自分の専門に立って、他の領域を知る。自分が対象とする利用者を、そしてその方が住まう地域を知る。

 この一年間、地域に出てみて、地域に住まう方が、求めているものは何か?そして、求めているものを知った上で、自分たち専門職が何をしていくのか?深く知ることができました。

 社会が必要とする能力は、時代によって変化していきます。今、私たち、医療・福祉の専門職に求められていることは、専門を突き抜けた協力、協働なのではないでしょうか・・・。これが地域の人たちにとっての安心につながっていくんです!!

 先日、ある専門で働いている方から、私たちが関わっている「大田北高齢者見守りネットワークをつくる会」について、

 「この組織は、専門性を高めあうことを目的とした会なのか?それとも、専門は置いといて、仲良しグループ的な緩やかな広がりを求める組織なのか?」という質問を受けました。

 私は、この方の図式であえて答えるとするならば、今、こう答えます。

 この会に関わっている一人ひとりは、専門を突き抜けて、実際に地域の方と共感し、連携することのできる質の高い専門職が集まった組織。そして、地域に出て、様々な人と関わることによって、人としての豊かさをもった専門職に成長しあう、育ち合う仲間たちです・・・・と。

 
私たちの地域包括支援センター玄関前にある「包括菜園」にジャガイモが芽吹きました!!
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タマネギはどんどん成長しています。自家製野菜による「包括カレー」がメニューに載るのもまもなくですね カレー
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包括支援センターの前にある空き地は、東京の隠れた花見の名所です。開花が始まってきましたよ。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

1年間ありがとうございました!

 昨年1月に発足した「大田北高齢者見守りネットワークをつくる会」。

準備期間3カ月をかけスタートした「地域づくりセミナー」も、おかげさまで今年度最後の「大田区民でよかった街づくり!」を無事終えることができました・・・。

 この1年間、セミナー、イベントへの参加者は、のべ1400人。セミナー講師として10(警察・消防・行政・社会福祉協議会、消費者センター、地域包括支援センター等各機関、そして、ケアマネージャー、栄養士、ヘルパー、施設等に関わる専門職)のあらゆる専門職、専門機関の方々がご協力いただきました。

 「毎月第3土曜日は、ダイシン百貨店へ集まろう!!」を合言葉に、今年1年は、この会の取り組みを広く地域に知らせる、普及していくことを目標に行ってきましたが、おかげさまで、このブログ左上にあるキャラクター、 「みま~もくん」 とともに、この地域の多くの皆様に、この会の趣旨を知らせていくことができました。

 この場をおかりして、メンバーに加わって力強く活動してくれた協賛事業所のメンバーの皆さま、会を理解し、セミナーを通して地域の皆様に、気づきの提供をしてくれた各講師の皆さま、そして、私たちを、この会の発足に揺り動かして、導いて、勇気づけてくれた地域の皆様に、改めて「ありがとうございました」と、お礼を申し上げたいと思います。
 
 
今年度最後の「地域づくりセミナー」が始まりました!セミナーの司会や、事前準備も、今では、協賛事業所メンバーで持ち回りにしています。みんなが同じように関わっていく会に、1年かけて成長してきました!
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今年度最後のセミナーを飾るのは、大田北地域行政センター高齢支援係係長 新田一茂さん。「大田北高齢者見守りネットワーク」発足の際、行政機関の誰よりも、この会の趣旨を理解くださり、この会を温かく見守り続けてくださいました。私たちメンバーが、一番慕う兄貴です。
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「人があっての街、街があっての行政」私たちの役割は、皆さんと一緒に幸せを形づくること!新田さんの熱い語りが参加者に響きます。
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お彼岸の3連休にもかかわらず、多くの皆様が参加してくれました。会を重ねるごとに、毎回参加してくださる顔なじみの方も増えています。
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セミナー終了後の、まとめ会。協賛団体、事業所も増え、主催者として関わる仲間も着実に広がっています。
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「初年度1年間やり通したね グー! ご苦労様会!」をセミナー終了後開催。会場はもちろんダイシン百貨店さんが経営するレストランです ビール
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セミナーが4時に終了。4時半からご苦労様会開始!1次会、二次会、そして三次会と・・・・、終わったのが、深夜0時すぎ・・・、皆さん飲みっぷりも見事です 汗; この一杯のビールは、代表のNさんが入れてくれました。なんか、金色に輝いていて、1年間やり遂げたという満足感とともに、飲み干させてもらいました。 「まいう~~~~!」              
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

スーパー栄養士さんとの交流

 見守りネットワークを構築する中で、先日地域にある養護老人ホームに行ってきました。

 この施設は、「地域交流・地域サービス事業」として、

 集会室の貸し出し:集会室をフィットネス教室や地域の民謡クラブ等に貸し出し。

 福祉機器の貸し出し: 急病や通院などで車椅子やシルバーカーが必要な地域の住民の方に貸し出し。

 子供映画会:隣接の大田区立大森本町児童館と共催で、年2回子供映画会を開催。

 在宅食事サービス事業:地域の在宅の高齢者等に大森老人ホームの食堂で昼食の提供。 (毎月水曜日及び隔週木曜日)

 など様々な取り組みを行っています。

 その中でも、今回訪問させていただいたのは、広く地域の方々に昼食の提供している、名付けて「ホームでランチ!」の取り組みを聴くため。

 みんなから、スーパー栄養士!と、呼ばれているAさんから、この取り組みについてお聴きすることができました。

 今では、参加している方からの口コミで、登録者じつに150名 えぇ 毎週開催していて、来たいときに、気軽に、みなさん参加されているそうです。

 継続する中で、参加者との交流も生まれ、いつも来る方が来ないと、「どうしてる?元気ぃ~?」と、連絡を取ることもあるそうです。このような、参加者とのさりげなく、あたたかいふれあいも、この取り組みが、地域に浸透している力なんですね。

 この施設では、施設側の昼食の提供だけでなく、一緒に食事づくりも行っていて、この活動には、「ほほえみ隊」というボランティアの方も組織していて力強く関わっています。

 この「ほほえみ隊」の中には、養護老人ホームに入居している94歳(?ごめんなさい、正確な年齢はまちがっているかもしれませんが、90歳を超えている方)のBさんもいます。梅干しづくりや、漬け物、そして、お正月には欠かせない「なます」づくりなどに、Bさんは長年培ってきた経験を本領発揮しているそうです うっとり

 地域の方と、入居者の方が、この取り組みを通して、特別なことではなく生活の一部として交流しあっている・・・。Aさんの理想とするものへ、一つひとつ具体的に取り組む姿勢に、学ぶことが多くありました。

 この施設とは、大田北高齢者見守りネットワークの活動として、これからもご協力、連携を図っていきたいと思います。

 
「ホームでランチ」の詳細については、こちらをクリックしてご覧下さい。


スーパー栄養士、Aさんに施設内を案内してもらいました。通りすがりに入居者のお部屋をAさんがノック!そこで入居者の方が作成した作品を見せてもらいました!
           ↓ これはBさん(男性)が爪楊枝で造った帆船。
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Bさんは、他にも、ドングリや枝を拾ってきて、こんなかわいいウサギの世界も作っていて見せてくれました!
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また、ちがう部屋をノック。Cさんの部屋の入り口には、Cさんが作った様々な作品が飾ってありましたよ。Bさんも、Cさんも、今度私たちの取り組みに「呼んでくれたら教えてくれる」と、講師の予約をもらっちゃいました。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

長く愛される味

 地域包括支援センターが設置されて3年が過ぎようとしている・・・。

 このたび、私たちも見守りネットワークを通して交流のある、東京都老人総合研究所が、東京都内の地域包括支援センタ-の実態調査を行い、「提言」を発表した。

 提言1 : 地域包括支援センターの専門職が、継続的に勤務できる体制をつくり、地域包括支援センターの業務に必要な知識・技術の向上と、経験の蓄積を図ること。

 提言2 : 地域包括支援センターが関係機関との連携・協力を促進するための取り組みを進めること。

 提言3 : 市区町村は、提言1及び2を促進するために必要な支援を実施すること。


 この提言に関して、大いに共感しています。

 地域包括支援センターという機能を考える時、三職種(主任ケアマネージャー・保健師・社会福祉士)が、それぞれに課せられた業務を行うだけであれば、ある意味、現状のままでもこれほどまで問題にはならないでしょう・・・。

 それぞれの三職種が、「地域」・「専門機関」との連携を図るためには、専門性は基本!これに、幅広い知識と、経験の蓄積がどうしたって必要です。

 これには、知識と、経験を積み重ねていくための、時間がいるんです。

 しかし、現実には、業務量の多さや、その割に少ない職員配置、それぞれの職種に係る責任等、様々な理由で、この間、都内の各地域包括支援センタ-で、どれだけの職員がいなくなったことでしょう・・・。

 継続的に勤務できる体制づくりの必要性を感じています。

 「地域包括支援センター」は、日本人に長い間愛されてきた味、味噌、酒、醤油と同じ! 熟成 が必要なんです。

 職員一人ひとりが、本当の意味で「地域の顔」になっていくための経験を積むための時間、これが、味噌や醤油に例えれば、 熟成期間 。

 これがあって初めて、「地域包括支援センター」が、地域に愛される味 になっていくんです!


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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

認知症サポーター

 本日、認知症サポーター養成講座に講師として参加してきました。

 2004年12月に「痴呆」の呼び名が「認知症」に改まり、つづく2005年度が「認知症を知る1年」と位置づけられました。単なる呼称変更にとどまらず、今後多くの人々に認知症が正しく理解され、また認知症の方が安心して暮らせる町がつくられていくよう、その第一歩として、普及啓発のためのキャンペーンが開始されました。

 平成20年12月現在、全国で72万人を超える方々が、講座を受け、認知症サポーターとして存在します。

 この認知症サポーターになるための講座の講師役となる人たちを、「キャラバンメイト」と言います。

 行政職員や地域包括支援センター職員、介護従事者、医療従事者(医師、看護師等)、民生児童委員などが、一定の講習を受け、キャラバンメイトとして認知症サポーター養成講座に出向きます。

 このキャラバンメイト・・・、区で開催されたキャラバンメイトの研修に、私も、うちの職員のAさんと参加し、なったはなったのですが、区から認知症サポーター養成講座の依頼があると、今まですべてAさんにお願いして逃げていました (逃げていた・・・というと語弊があります。Aさんの講義が見事なので、私の出る幕がなかったんですぅ)エヘヘ

 キャラバンメイトの研修から1年半、とうとう区から名指しでお呼びがかかり、今日、とうとうキャラバンメイトデビューとなってしまいました 苦笑い

 今回の認知症サポーター養成講座は、地域にある銀行・・・。この銀行では、午前・午後と2回にわたり、全職員対象に開催してくれました。

 私の受け持ちは午前の部・・・。午前は主に、外回りの営業の方々。ちなみに午後は、窓口業務の方がメインだったそうです。

 行くまでは気が重かったのですが、自分たちの地域にある銀行・・・、これからさまざまなことで、支え合いの手をつなぎあうみなさんです。いつものことなのですが、だんだん話しに熱が入って、気がつくとエンジン全開!

 銀行の方が、実際に認知症の方の対応で困ったこと・・・。銀行として、私たちに相談をしたいが、個人情報というものをどうしていくのか・・・???など、意見交換もできました。

 会って、顔をつきあわせて話してみて、初めて相手がどんなことに困り、どんなことを考え、どんなことを求めているのかがわかるんですね。

 貴重な機会を設けてくれた(?)私を名指しで赴かせてくれた、区の担当の方に、今回ばかりは感謝ですかね 汗;
 

 
朝9時からにもかかわらず、みなさん熱心に聞いてくださいました・・・。
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地域にある銀行として、これだけ大規模に開催された認知症サポーター養成講座は初めてだったらしく、ケーブルテレビも取材に来ていました・・・。
 「これだけは事前に言ってよぉ~、わかってれば、パリッと決めたのに~・・・」冗談はさておき、知らずに行ったので冷や汗ものでした。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

おくりびと

 映画『おくりびと』がアカデミー賞を受賞。日本の中でもあの映画に共感した人は多いが、実際にどのように感じたのでしょう・・・・。

 生命の火が消えかかる・・・、家族・親族が病院に集まり、ご本人の最期を見届ける・・・。

 そして、生命の火が消える。悲しみに暮れる家族に変わり、地域の人たちが代わる代わる訪れ、来客を出迎える。通夜、葬儀用のつまみものの準備を、女衆が取り仕切る。

 ご本人とのお別れに多くのおくりびとが集まる・・・。少し前まであった普通の光景が、少子高齢化により、特に大都市では滅亡している。

 ひとり暮らし高齢者が誰にも気づかれずに亡くなり、死後、何日かたって異臭等により発見される。残された遺品の引き取り手もなく、遺品片付け業者が大家の依頼により入り、淡々と、手際よく廃棄していく。

 今、こういった遺品片付け業者が大忙し!中には、本人からの予約も入るそうです。

 世界中で大きな反響を呼んだ「おくりびと」・・・。日本の風土、風習が、長い年月の中で培われてきた葬送の文化が崩壊している。

 長い年月をかけて創りあげてきた文化は、一度崩れてしまうと、また築き上げていくことは難しい・・・。看取りの文化が崩壊しているところに、制度としての「看取り」を持ち込んでも現場も家族も混乱するだけではないでしょうか?

 療養病床の削減・廃止が、医療財源の問題からわき上がり、在宅医療、介護保険施設での医療体制の整備が叫ばれた。

 医療制度では、在宅療養支援診療所が在宅医療、ターミナル医療の要として生まれ、訪問看護、にもターミナルに関しての加算が付け加えられたが、そもそも、「終末期」、「ターミナル」、「末期」の基準が曖昧のまま、議論されていない。

 しかも、療養病床廃止に伴い、入院している人たちがどうなるのか?戻る自宅に、まだ家族がいればいい・・・。しかし、療養病床に入院しているほとんどの人が、帰る家に誰もいない・・・、ひとり暮らしだから帰れない人がほとんどなんです。

 この人たちが自宅に戻り、24時間安心できる介護体制をとる必要がどうしたってあります。療養病床の人たちは、ほとんどが要介護4または5の方たちです。

 「療養病床の廃止!」という花火を打ち上げ、それに向けた法整備を国は推し進めているが、この受け皿となる介護保険施設の医療的ケアの充実は、連動した形では進んでいない。それどころか、介護の安心な体制を確保する(介護従事者の雇用確保において)ことに精一杯の現状です。

 「おくりびと」のアカデミー賞受賞というニュースを聞きながら、一方で、医療と介護の安心を、「看取りの文化の崩壊」ということも含めて考えてしまう、今日この頃でした。

 

春めいてきましたね・・・。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
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ごあいさつ

 「異動、転勤、退職・・・」3月はそういう時期ですね・・・。

 今日、わが事務所に異動のあいさつと、後任の方の紹介にみえた二人のスーツ姿の男性・・・。

 施設の方でも、在宅サービス事業所の方でも、行政機関の方でもありません・・・。

 地域にある大手銀行の支店長と、後任の支店長・・・。

 この銀行の支店長との出会いは1年半前にさかのぼります・・・。

 銀行に毎日決まった時間に、日課のように訪れるAさん。亡くなったご主人が今も生きていると思い込み、定期の解約や、預金を下ろしに来るのだが、すでにこの銀行にご主人の口座はない・・・。

 財産、預貯金の管理もできなくなった・・・。一人暮らしの中で、他の人は「自分の財産を奪う人・・・」という認識が芽生えてしまい、他者との交流をシャットアウトするようになる。

 そして・・・、ご主人は生きているという世界の中でたった一人・・・。

 唯一の地域との交流の場が、ご主人の財産を奪っていると思っている、この銀行でした。

 日々訪れるAさんは、「銀行がご主人の財産を奪った!」と、窓口で大声で財産を返すように訴える・・・。

 銀行としては、窓口でAさんの訴えにずっと耳を傾けることはできず、支店長が、Aさんの担当となり、半年以上対応してくれていた・・・。

 そして、「地域包括支援センター」という存在を知り、相談に来てくれた・・・。

 あれから1年半、Aさんは、今でも銀行に訪れているようであるが、私たちに相談を持ちかけてくれてから、銀行としても、「自分たちだけで対応しているわけではないという気持ちを持ってくれているようです。

 異動や転勤で、地域の銀行の方が普通にあいさつに来る。「あの時はいろいろとありがとうございました!」「いえいえ、どちらへ異動ですか?」

 パッと見、この3月のどこにでもある、普通にある光景ではあるが、これが地域包括支援センターと、地域の銀行の支店長というところが、なぜかうれしい・・・。

 一人暮らし高齢者の増加、そして認知症の増加・・・。地域で支えあうことがどうしたって必要です。地域住民、専門職だけではなく、地域にある商店街、様々な店舗、コンビニ、銀行・・・。

 そこに働く皆さんも、この支え合いの一員になっていただくことは、私たちにとっても心強いこと。

 「自分たちでできる範囲の手をさしのべよう!」

 そう思っている、地域の社会資源である企業等は、たくさんあるはずです。でも、「地域包括支援センター」の看板を掲げ、居を構えているだけでは、見えてこないんですよね・・・うっとり
 
 来週は、認知症サポーター養成講座を、また別の銀行から依頼を受け、行ってきます。この銀行では、全職員対象にこの講座を企画してくれ、午前と午後の2ステージ開催!

 ほかの地域包括支援センターの方が、銀行の窓口業務を行っている職員向けに、そして私は、営業の職員向けに話をします。

 区の担当者が、「沢○さんは、営業向きだから・・・・」と、白羽の矢を立てたようです。一体私のどこを見て、「営業向き」なのか???まぁ、いいか! jumee☆whyL

 さぁ、3月、異動、転勤など様々な別れもありますが、また新しい出会いの4月が始まります。新年度まで、もうすぐですね。


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ありがとうの言葉

 先日ある方から、こんなメッセージをいただきました・・・。

 『澤○さんのメールや言葉によく「ありがとう」がでてきますよね。「ありがとう」って言葉、すごくいいですよね。言っている自分も、言われた相手も嬉しい気持ちになりますね。それが澤○さんが人を引き付ける秘訣の一つなのかもしれませんね・・・』

 自分では気付かず、自然に出ていた言葉の中で、こう感じてくれている人がいることは、とてもうれしいことです。

 たしかに言われて感じることなんですが、日々の中で「ありがとう」という言葉をよく口にしている自分がいます。

 地域でネットワーク構築の取り組みを始め、1年・・・。

 この取り組みを通して、様々な方が、多様な形で関わってくださっています。人が集まる、つながりあう、力を出し合う・・・。

 この一人ひとりの関わりに、そして、この一人ひとりの関わりの中で生み出される「ネットワーク」という、形としては見えるものではない、心と心の触れ合いに、感激して出る言葉なんだと思います。

 「有難う」、「有り難し・・・」、「在り難し・・・」。

 文字通り、そこにあること存在すること・・・。

 様々な人がこの取り組みに存在するからこそ、成り立つものがネットワークであり、存在する人が主役!

 ネットワークは、見ようと思って見えるような形ではなく、そこに集まっている一人ひとりの中に在るんです!!

 

ワインオープナーにはいろいろなものがあるんですね・・・苦笑い
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いくさ

 同医療法人、居宅介護支援事業所のケアマネージャーS坊(女性)が、ある日にこにこしながら事務所に入ってきた・・・。

 「沢さん、おもしろい体験してみたいでしょ・・・ アイコン名を入力してください 」

 なにやら思惑ありそうな・・・、いかにもだまされやすい私(沢さん)をいじくりたい・・・!という目つきで、私に同意を求める・・・。

 (おう!上等じゃん、のぞむところよ!いじくられてやろうじゃないの・・・!)

 「うんうん、ちょうど何かおもしろいことないかなって思ってたんだ!なになに???」

 「カルボナーラ好きですか??」

 「だぁ~~~いすき 目がハート なんで、なんで???」

 「サッポロ一番醤油味をまず作ってぇ、できたらちょっとスープを捨ててぇ~、スライスチーズをのっけて食べると、な、なんとカルボナーラになっちゃうんですよぉ~ アップロードファイル  →  スパゲティ 」

 私:「うっそでぇ~~~!」

 S坊:「ホントですって~っ!」

 私:「じゃぁ、今度試してみるよ・・・」

 するとS坊、さらに、私にたたみ込んでくる・・・。

 「魚肉ソーセージ好きですか??? かお 」

 私:「好きだよ うーむ… 」

 S坊:「バナナにぃ~、マヨネーズつけて食べるとぉ~ 魚肉ソーセージ になるんです!」

 私:「 えぇ うっそでぃ~~~~!!そんなバナナが魚肉ソーセージになったら、魚肉ソーセージいらね~じゃん・・・!!」

 S坊:「ホントですっっっって!うそだと思うんなら、今度やってみてくださいよ!」

 私:「わかったよ!上等じゃん!試してみるよ!」

 ここで、なぜか仕事中の二人のバトルは終わった・・・。

 結局、この二人のバトル、1勝1敗・・・・。

 じつは、その日、バナナにマヨネーズをつけ、食べてみたら、な、なんと 「魚肉ソーセージ!」

 たしかにあのバナナの味は消え、魚肉ソーセージにマヨネーズをかけて食べている感じ・・・汗;

 「チキショー、このいくさは、S坊に負けたぜ、完敗だ・・・ がっくり

 このまま、負けるわけにはいかない・・・。最後の力を振り絞り、翌日サッポロ一番醤油味のカルボナーラに挑戦!

 「ふっ、S坊も若いな・・・、これはどう食べてもカルボナーラなんかじゃなく、サッポロ一番チーズ醤油味だ・・・  顔 (そのままやん!)」

 というわけで1勝1敗・・・。翌日、S坊に試食した感想を報告。

 42歳と、35歳のやることじゃぁありませんよね・・・。しかも、仕事中の大人の会話ではありませんよね jumee☆whyR

 まったく、おかしな、楽しい職場です。

 よい子の専門職のみなさんは、決してこのようなことをまねしないでくださいね・・・!

 久しぶりにおちゃらけちまいました!失礼しました!! ぺこり



ふるさと山梨県甲州市の父母の実家のそばには、ザゼン草が見頃を迎えています。
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お坊さんが、ほこらでザゼンをしているように見えませんか?
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そもそも・・・

 医療・介護に携わる者として、今の制度に対して、疑問や限界を感じることがある・・・。

 2000年からスタートした介護保険制度は9年が経過し、一見定着していて、この制度を利用しながら生活している多くの高齢者にとっても不可欠のものとなっている。

 しかし一方で、「介護予防」の導入による混乱、以前よりサービスが受けられない、介護の仕事では生活ができない・・・などの問題が生じてきている。

 そもそも、介護保険制度は「介護の社会化」という理念のもとに、保険の原理に基づいて、利用者と、サービス提供事業所の間で契約を結ぶことによって、「利用者によるサービスの選択・決定」、「サービスの向上」、「多様な供給主体の参入」などが期待されました。

 しかし、この原理・原則は、少なくとも現場では機能せず、むしろ介護現場の崩壊に向かっている。

 主に家族が担ってきた介護に対して、社会全体で取り組むという命題は、9年経った今、介護給付費急増の中、様々な利用制限という形で形骸化してきている。

 とくに、高齢化の進展による一人暮らし高齢者、高齢世帯の老老介護の問題に、介護保険制度が社会全体で取り組む試金石になっているかを考えれば、未だに家族に依存する在宅介護の現状は変わっていない・・・。

 そもそも、競争原理を活かしながら、多様な供給主体を参入させ、利用者自ら選択する「選ぶ介護」が目指された・・・。たしかに措置時代に比べ、サービスを利用する人も増え、供給量も増えたように思える。

 しかし、施設サービス・・・、中でも特養は、現在30万人以上の待機者がいると言われているが、この6年間でベッド数は9万床しか増えていない・・・。

 また、在宅サービスにおいても、要介護認定で決定する介護度によって、サービスが制限され、本人・家族は一喜一憂。サービスを自らが決定できるものにはほど遠い・・・。

 そもそも、介護保険制度が発足してから2年目ぐらいまで、国は盛んに「介護業界は21世紀の成長産業!」と、民間企業の参入を促す大宣伝を流布したが、結局この間、2回の介護報酬マイナス改定。

 しかも、制度改正のたびに、法令遵守は年々厳しさを増し、事業所は徐々に撤退せざるを得なくなる。また、事業経営が苦しくなると、そのしわ寄せは人件費に跳ね返る。

 今、介護事業における人材難が叫ばれ、外国人就労者や、派遣やリストラ社員の受け皿となるような期待論があるが、あまりにも短絡的で介護問題を軽視しているとしか思えない。「介護職における専門性」をどこまで軽視すれば気が済むのか!

 志を持って介護業界に飛び込んでくる若者たちを、別の業界に行かざるを得ない状況・・・、資格取得者で、介護職に就いていない人を、この業界に呼び戻す、振り向かせる努力(対策)の方が先でしょう!!

 今、続けている介護従事者は、厳しい報酬体系にもかかわらず、その中で「やりがい」をみつけ、仕事に向かっている・・・。しかし、「やりがい」に頼り、長期的・持続的な制度体系などあり得るはずがない。

 すでに、4月からの改正は、期待とはほど遠いものでこれからの何年かを歩んでいく。介護現場の崩壊は待ったなしの時期に来ている。

 有能な専門職が、私たちの地域にもたくさんいる・・・。もうこれ以上、スキルアップのための同じ介護業界への転職ならまだしも、違う業界へ行かざるを得ないという中で離れていくのを見たくない。

 介護現場の崩壊が、現実のものにならないうちに、介護従事者、関係専門職の問題としてだけではなく、全ての人たちの介護に対する意識が、今、問われています。

 そもそも、全ての人たちが、いつかは介護が必要となるんです!当事者となったとき、自分のことを理解してくれ、やりがいを持つ専門職に関わってほしいと思うでしょう・・・。質の高いサービスを受けたいと思うでしょう。

 私もそうです・・・絵文字名を入力してください

 「そもそも・・・」・・・で、議論をしなければ、今回の改正も含めた今までの流れが続くようでは、未来に希望が持てませんよ。

 これからの30年、高齢化は進み、一人暮らし高齢者、高齢世帯は2倍を超える勢いで増え続けていくんです。みなさん、もう待ったなしです!!

 

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動じない・・・

 最近感じることがある・・・。自分があまり動じなくなったと・・・。

 動かなくなったとか、鈍くなったのとは違いますよ! 汗;

 日常のあらゆる想像し得ない物事に、動じないで向き合える自分になってきたということです・・・。

 様々な出来事や、想像もつかないような突然のアクシデント、どうにも動かすことができないような常識という壁・・・。

 「大田北高齢者見守りネットワーク」というものに取り組み始めてから、このような一つひとつを乗り越えることの連続でした・・・。

 今考えれば、このような取り組みに関してのテキストもなく、自分の働く地域の中に、専門機関どうしのつながりも、ネットワーク構築というものに対して、「動こう」という自治体の姿勢もないところから始めたのですから、無理もありません。

 時には、あまりに理不尽な、無責任な機関の対応に、「本来だれがやることなんだ!少しは頭を使って考えろ!」と、喉まで出た言葉を飲み込んで、事務所に戻ってから、バーン!と自分の机を無意識にたたくほど悔しい思いをしたこともありました。

 でも、経験は何物にも代えがたい尊いもの・・・。頭で考え、もっともなことを言う、多くの専門家たちがいますが、実際に動くことで今、地域で何が起きているのか?何を必要としているのか?がわかることができました。

 私たち「大田北高齢者見守りネットワーク」のメンバーも様々な専門家で構成されていますが、コーディネートの専門家などいません。このメンバーが地域のみなさんの中に入っていくわけですから、当然色々なことが起こります。

 先日も、来年度の新たな取り組みに向けて、メンバーで中心となっていたKさんから、「取り組みが全てできなくなるかもしれない・・・・」と連絡が入りました。この新たな取り組みに向けて、今年になってから一生懸命取り組んできたKさんです。

 すぐにKさんの職場に行き、まず自分の口から出た言葉が、自分でもまったく動じず、このように素直に出てきたんです・・・。
 
「取り組みが中止になってもいい、私たちの会にとって一番大切なのは、そこに関わる人!だってKさんがいたからこの取り組みをやろうとここまで来れたんだよ。無理をして、あなたがこの取り組みをできなくなるくらいだったらやめてもいい・・・。」

 結局、当初考えていたようにはできなくなりましたが、Kさんの努力で、取り組み自体はスタートを迎えられることになりました・・・。

 Kさんの報告にメンバーも、「Kさんが一生懸命取り組んでくれて、スタートできること自体がすごいこと!その後はみんなでまた考えましょう・・・」と、前向きです。

 関わる人たちが、継続し、前向きであれば何とかなる!やろうと集まってくれる人がいれば・・・、つまり、「人こそ宝!」

 この間の経験から自分が学んだことです。

 これが性根に座ったからこそ、少々のことでは動じない自分が築けたのだと思います。大変ですが・・・、人生の中で、とてもいい経験をさせてもらっています。そして、いい仲間に巡り会えたと思います。

 

山梨県甲府盆地の一日の景色の移り変わりをお届けします。山に囲まれた盆地、山から眺めると、どこまでもすてきな夜景が見通せます。
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冬の早朝は、雲海に街ごとすっぽり包み込まれています。
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雲が晴れ、街並みが起き出します。
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阿吽(あうん)の呼吸

 二人以上で何かひとつのことをする時、微妙なタイミングも多くを語らずピタリと決まること。気持ちが一致している関係を「あうんの呼吸」と表現します。

 この「あうん」とはどういう意味なのかと言うとのでしょうか?

 あうんは「阿吽」と書きます。インド古語のサンスクリット語の「a」と「hum」の音に漢字を当てたもので、口を開いて出す音(開声)と閉じて出す音(合声)の組み合わせにより、呼気と吸気という意味も持つそうです。

 また日本語の五十音表に似たサンスクリット語の悉曇では、それぞれ最初の音と最後の音。
 
 神社の狛犬・獅子や寺の仁王像のコンビは、一方は口を開けた阿(像)で、もう一方は口を閉じた吽(像)となっている。これは阿と吽で万物の始まりから終わりまでを象徴したものだからだそうです。

 つまり「あうんの呼吸」と言えば、最初から最後まで全てにおいて呼吸の合う、心の通じ合った関係というわけです。

 この「あうんの呼吸」・・・・。最近、「大田北高齢者見守りネットワーク」代表のNさんとの間に強く感じます。

 社会福祉士として、この地域で活動しているNさん・・・。もともと、某社会福祉法人で場所は違いましたが同じデイサービス職員だったこともあり、以前からお互いのことは知っていましたが、ろくに話をしたこともありませんでした。

 しかし、お互い、その社会福祉法人を辞め、Nさんは社会福祉士として、私はケアマネージャーから、地域包括支援センターになって、たまたまこの地域で再会・・・。

 昨年1月に2人で発起人となり、この「大田北高齢者見守りネットワーク」を立ち上げたわけなんです。

 皆さんも一度、私とNさんが一緒にいる時に二人に会ってみてください。雰囲気も、話し方も、こだわりも、およそ共通点というものがない・・・ 汗;

 それがいいのかもしれません・・・。というか、この人なしに、この会がここまで来ることはできなかったと思います。

 お互いが自分との違いを認め合う。そして、一人ではできないことや抜け落ちてしまうことを、この二人が組むことによって、視点の広がりや、深みが生まれる。

 最初からこの「あうんの呼吸」が生まれるわけではありません・・・。発起人として二人でこの会を立ち上げてから今日まで、様々な判断や、決定を二人でしてきました。

 二人で・・・、時には厳しく、時にはなぐさめあい、時にはよろこび・・・飲んで憂さ晴らしをし・・・。

 この年月があったからこそ、今の関係ができてきたんです。

 最近では、「連絡を取らなくては・・・」と思っていると、事務所にプラリとNさんがやってきたり、電話が鳴ったり・・・、考えていたことをNさんのほうから提案されたり、今では「あうんの呼吸」に以心伝心 がプラスされてきた感じです。

 昨日もプラリと事務所にやってきたNさん・・・。事務所のメンバーにと、タヌキの形をした最中を買ってきてくれました!有名なお店の最中らしく、女性職員は大喜び!

 「Nさんありがとうございます!」しかし、わたしはあんこが大の苦手・・・。しかしとてもきめの細かいこしあんでもあり、せっかくNさんが持ってきてくれたものなので、味わって食べさせてもらいました・・。こんなところにも「あうんの呼吸」が発揮されています・・・???

 「あ うん 」始まりの言葉と終わりの言葉。これからもNさんと、私の間に多くの仲間たちがこの会のつくり手として関わってくることでしょう・・・。

 山あり、谷ありをこれからも歩んでいくことと思います。Nさん、これからもよろしくおねがいしますね 笑い。
 

山梨県勝沼ぶどう郷駅そばにある、大日影トンネル・・・。今は遊歩道となっています。
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明治29年に工事が始まり、明治36年開通後は、とくにブドウやワインの輸送に大きな影響を与え、地域に流通革命をもたらしました。(開通当時の記念写真)
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英国人の指導で建設されたため、レンガの積み方は、一段ごとに縦と横を交互に使う英国式が用いられました。
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この付近は湧水が多く、延長330Mの水路が設けられています。全国的にも水路があるトンネルは少ないと言います。現在も水が流れていますが、水路が黄色く変色しているのは、付近の水が鉄分を多く含んでいるためです。トンネルを歩くと「ピチョン、ピチョン」と、水が滴り落ちる音が聞こえてきますよ。
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今は遊歩道となり、隣に新しく出来たトンネルが完成。
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負担をかける

 「大田北高齢者見守りネットワーク」の初年度も、今月の地域づくりセミナーが最後とあって、メンバーの中も、来年度に向けて盛り上がっています。

 先日行われた運営委員会で、メンバーのみなさんからの提案で決まった事項があります。

 来年度の地域づくりセミナーは、月々メンバーの中で担当を決め、その月のセミナー全般に関わるリーダーとしての動きを行っていくのです。

 具体的には、講師との打ち合わせやセミナー当日の司会、チラシ作成、運営会議の司会など、その月の全体的なことに関わります。

 このつくる会のメンバーは、協賛事業所で医療・介護の専門職として働いているみなさん・・・。

 今年度は、当地域包括支援センター入新井が事務局機能の要となり、実際のセミナー講師との調整や、事務面の大半を行ってきました。

 初年度でもあり、また、自分の本来の仕事だけでも大変なメンバーたちが、「関わってくれるだけでもありがたい・・・」という私の遠慮もあったのだと思います。

 しかし、1年を経て、メンバーのみなさんの方から「担当制で行こう!」という提案をしてくれたのです。

 会議での話し合いの結果、栄えある3月の担当を飾るのは議論の結果、なぜか3月生まれのSさんがいる、 I 居宅介護支援事業所!!笑い。

 そして、来年度3月までの担当が全て決まりました。

 ちょっと重荷だし、緊張もする・・・、だからこそ、自分が責任を持つことを任されて、やり遂げた時、この会が、より自分のものになるんですよね。

 せっかく関わっているのに、誰かが決めたことを手伝う・・・、というスタンスではなんの面白みもない。

 わかってはいたんです・・・。

 ただ、このようにみんなに負担を分け合って、自分たちの会にしてもらう・・・。自分たちが本当の意味でつくり手になる・・・。という会として熟すためには、それ相当の年月がかかる(自分の中では3年)、と思っていました。

 そして、特にこの1年は初年度ということもあり、1回1回のセミナーがどうなるかわからない・・・?という不安が、「責任を負う」というものを、結果的に自分自身において歩んできてしまったのです。そして、皆さんに負担をかけるということを躊躇した・・・という実情があります。

 要は、人に任せることができきれなかったのは、自分に覚悟がない証拠!でも、もういいんですね。責任は、そして成功への責任は、会への責任は、みんなで持つ。この立場に立ちきる決心を、メンバー皆さんが持たせてくれました。

 3年計画が、ものの見事に1年で達成できた・・・。会が成熟してきていることを肌で感じます。

 自分が主体的に関わるからこそ、会が自分のものになる。

 これを自分の頭の中でしっかり理解して、この立場を貫いて、メンバー一人ひとりと、新しい時代を迎える会の第一歩である新年度を迎えたいと思います。
 
 
山梨名物「うまいもんだよ かぼちゃのほうとう!」。山梨の中でも、特にほうとうで有名な「七福」の野菜たっぷりほうとう・・・。
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かけがえのないもの

 「大田北高齢者見守りネットワーク」の来年度の年間予定がほぼ決まりました。来年度用のパンフレットも今年度から更にグレードアップして完成しましたよ!! グー!

 21年度パンフレットをご覧になりたい方は、こちらをクリックしてみてください!

 地域の皆様に、「気づき」を提供する地域づくりセミナーも、毎月第3土曜日にダイシン百貨店で変わらず開催します。

 地域づくりセミナーは、地域住民への気づきの提供という大きな目的と、もう一つ、セミナー開催までの過程を通して、講師である地域の各専門機関、専門職種との垣根を越えたネットワーク構築の意味もある。

 昨年も、消防・警察署の方など、セミナーの打ち合わせから当日までの取り組みを通して、この会を理解していただき、日常の中でも様々な連携が生まれました。

 今年度も地域づくりセミナーに新たな試みを入れています。

 5月は、大田区保健福祉部長に行政機関代表として「住んでよかったと思える大田区に!」をテーマに話してもらいます。

 6月は、地域にある各病院の医療ソーシャルワーカーが大集結!!「医療の安心とは・・・」をテーマに地域のみなさんと思う存分交流してもらおうと思っています。

 この、「医療の安心とは・・・」のセミナーに向けて、「自分たち医療職に対して、地域の方たちがどんなことを聞きたいのか?」

 「大田北高齢者見守りネットワークの会の趣旨をきちんと知りたい!」と、医療ソーシャルワーカーの皆さんが、3カ月も先の取り組みにもかかわらず、打ち合わせを申し出てくれました。19日に打ち合わせ予定です。

 これこそ、地域づくりセミナーを開催しているもう一つの目的、専門職同士の垣根を越えた、顔の見える連携構築なんです。

 セミナーを通して、地域の皆さんにに専門職が「気づき」をテーマに発信する。そして、セミナーまでの過程を通して、専門職同士、専門機関同士がまとまりあう。お互いの職域を理解する。

 そして1回1回のセミナーの積み重ねを通して、いつしかこの地域に太い、幾重もの糸がつながりあう・・・。

 「地域に向けたセミナー」という、同じ目的を通してつながりあうのですから、形だけのシステムではなく、そこに熱い血が通う。

 いい形になってきました・・・。関わる方たちもどんどん増えていきます。代表の社会福祉士Nさんとも「この会はどうなっていくのかねぇ~?」とうれしい会話を交わしています。

 立ち上げたNさんと、私・・・、この二人が想像もつかなくなる・・・。

 この会が、関わる人が増えれば増えるほど、一人ひとりのかけがえのない会になり、皆さんの創意のもとに、広がっていく・・・。いいことです、それでいいんです うっとり

 さぁ、もうひとふんばり!頼もしいみなさんと、精魂こめて歩んでいきたいと思います。
 
 
父と母の故郷、山梨の地ワインオンパレード!
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マイホームを購入する基準

 マイホームを購入する際のみなさんの基準は何ですか?

 先週、入居金2000万円台の施設と、入居金100万円台の施設へたまたま足を運ぶ機会がありました。どちらも月々の支払う金額はほぼ一緒・・・。人員体制も一緒、部屋数も変わらない、一部屋。

 さすがに入居金2000万円のお部屋から見える景色はいい・・・。

 2000万円の施設の中でも、さらに部屋によって金額の違いがある・・・。違いは何かというと、ちょっと 広い・・・。

 そして、部屋の隅に、申し訳なさそうにキッチンがついていて、ほかの部屋にはないクローゼットがついている・・・。

 ふっと思う・・・、さて、入居者は、このキッチンで料理を作るのでしょうか?誰に作るのでしょうか?入居者が作れないとしたら、家族が来てこのキッチンを使う場面があるのでしょうか?

 クローゼット・・・・、2000万円の部屋を購入する方・・・。一体どれだけの家財道具と、思い出を捨てれば、この手狭なクローゼットにものが収まるのでしょうか???

 まだ、手狭でも、この値段が高い部屋には収納があるだけいい・・・。ほかの部屋の入居者は、使い慣れた家財道具と思い出を大部分捨ててここに来る・・・。 

 入居金が低かろうが、高かろうが、寝る場所の閉塞感に満ちた雰囲気はだいたいどこも一緒。

 では値段の違いは何かというと、廊下のじゅうたん(フカフカは歩きづらいでしょ!模様はふらつきを助長しますよ)、リビングにある造花の豪華さ、ソファー、要は、内覧会に来る人たちが目にとまるところが豪華なんです。

 訪問した施設を、悪く言っているわけではありません。いい施設にしようと、職員、関係者のみなさんの真剣さは並大抵ではないものが伝わってきました。

 ただ、あえて・・・、全ての施設に、そろそろ、生活の視点に立った施設づくりを考えてみたもいいんじゃない?というご提案です。

 値段が高いのがなぜだかわかる!と納得いくところにお金をかけましょう。耐震性、耐火性に優れていれば外観はシンプルに・・・。

 その分、人件費にお金をかける。医療関係者の24時間体制、基準の配置よりも人員を厚く、必ず一人は、入居者との四方山話担当・・・。

 特にレクリエーションなどいらない。自宅にいたときには、レクリエーションなどやっていた人はいない。その分お茶でも飲みながら、日の当たる場所で孫のような年代の職員と話す方が、よっぽどいい。

 掃除、洗濯、、配膳、下膳、家事はみんなで・・・。元気じゃない人はどうするの?施設の中にご近所づきあいを復活させましょう!困ったときはお互い様。動けない人の部屋は、動ける人が協力して行う。

 これで、職員を充実させても、人件費は減らせます。みんなが自分のことは自分でやった分を貯金する。浮いた分はグラフにして目標を達成すると職員一人雇用。職員が増えることが入居者みんなの喜びにつながり、自立支援にもつながります。

 このような施設は、口伝えで評判が広がるから、宣伝費もカットしましょう・・・。このような取り組みでいつも我が施設の利益は右肩上がり。

 こんな施設があってもいいと思うのは私だけでしょうか・・・? 

 高齢者施設が、施設というものの画一化したイメージとともに、どんどん上塗りされていく・・・。それは、住居という考え方からかけ離れていくようにも感じる。

 設計やコンセプトを考えるのは、働き盛りの人・・・、そこに住まう人の意見はない。

 マイホームを購入するときは、自分の意見も取り入れてもらい、自分の生活設計にあった注文をするが、施設入所は、様々な思い出を今までの住まいに残し、新たに住むところ。そこに積極的な高齢者一人ひとりの意見はない・・・。

 「そこまでしなくていいんじゃない?」ということをコンセプトに、そろそろ、普段の暮らしに近づく施設づくりを考えましょう。

 だれもが、自分の人生の選択肢に「施設」を前向きに考えられるように・・・。


 
山梨の私の故郷・・・。冬のぶどう棚・・・。
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