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さわ

Author:さわ
平成25年1月末、
『 地域包括ケアに欠かせない多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり
~ 高齢者見守りネットワーク みま~ものキセキ! ~ 』出版決定! 

今から取り組めばまだまだ間に合う!
無縁社会、孤立死、地域崩壊・・・に立ち向かうための処方せん。
超高齢社会を乗り切るための「地域におけるネットワーク」づくりのヒントをすべて教えます!
みま~もの5年間の軌跡(奇跡)を余す所なく紹介しています!
地域包括支援センター職員はじめ、保健・医療・福祉関係者、地域づくりに関わるすべての方へ必携です!

こちらから申込書をダウンロードし、ライフ出版へFAXしてください。

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新しい景色を見るために・・・!

 久しぶりの龍馬話しから・・・。

 当時の幕末の志士の中で、「一武士」という立場を越えた見識。「討幕」というお題目に邁進、奔走する志士が大部分の中で、討幕後の日本という国の青写真を持ち得た先見性。

 この龍馬の思想の確立には、龍馬という人物に惚れ込み、自分の持ち得るすべてを伝え、支えた当代を誇る頭脳・論客たちの影響が大きい。

 この当代一の人物たちとの出逢いによって、龍馬はその名の通り、「龍馬」となってその時代を駆け巡るのである。

 自分で形作られる視野というものは、たかが知れている。

 自分の視界だけで見える景色というものは、今、自分の目の前に映っているものだけ・・・。

 あらゆる専門性を持っている人物との出逢いが、自分に新しいものをこの目に焼き付けてくれる。この出逢いを決して無駄にせず、自分の思想にするものを龍馬は持ち合せていたのでしょう。

 「このような世の中にしたい。しかし、脱藩浪人の身分の自分一人では何もできない。何をすりゃぁいいのかもわからない」

 龍馬の生きざまは、「このようにしたい!」という想いの結実を、人との協働で成し得ることを貫いたことに他ならない。

 最近想うことがあります・・・。

 人との出逢いは偶然ではないということ。

 自分が求める生き方が、人との協働を求める生き方ならば、この生き方をずらさずに進めていれば、その道を同じように前に進めている人が必ず現れる・・・。自分に新しい景色(視野)を見せてくれる。

 海援隊の結成への組織づくり→犬猿の仲だった薩摩・長州の手を結ばせた薩長同盟→幕府崩壊後の新しい国づくりのシナリオを描いた「船中八策」→大政奉還までの龍馬の道程は、筆舌しがたい苦難の道を突き進んだ。

 仲間とともに、常に自分自身の中に新しい視野を取り込みながら突き進んでいった。

 さし障りのない、お互いが自分のいいところだけを見せあってまとまりあっている段階では、出逢いは何もなかったようにさらりと過ぎていく・・・。

 必要があるから結びあう出逢いは、自分を大きく変えていく。求めるからこそ出逢える人たちに必ず行きつく。このような出逢いは、強い結びつきと、新たなものを生み出す大きなエネルギーに変わる。1+1が10にも100にもなっていく・・・。

 今、自分が持ち合せているもので、新たなものなんて創れるわけないんですよね。今、自分が見えている範囲でしか考えることができないんですから・・・・。

 新し景色を見るためには、今いる位置から、さらに高みに行かなければ見ることはできない。ちがう風景を見るためには、今見ている方角から、ちがう向きを見るための広がりが必要です。だから、新しい一歩を踏み出すために人と向き合うんです。

 今の自分を後生大事にしていてもいい・・・・。でも、今の自分に何かを求めている自分がいるのなら、こだわりは捨てて、薄っぺらい、それでいて重い自分の「見栄」という上っ張りも脱ぎ捨てて、素の自分で人と向き合っていきましょう!

 肩肘張らず、所詮一人の自分なんてたかが知れている。素で行く方が楽でいい・・・。そして、素の自分で歩んでいき、ホンモノをつかんだ時、それは自分にとって正味の心根になっていくのですから・・・・。
 

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見方によって、同じものでもちがうものに見えてくることがある・・・・。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

距離感

 先日の渋谷区行政担当者Kさんとの打ち合わせの時に、Kさんが言っていたことを思い出す・・・。

 「皆さんの会は、地域に暮らす人たちとのいい距離感をもって活動されている・・・・。そこに関心と興味を抱いている・・・。」  ・・・と。

 たしかに、会を立ち上げたばかりの頃は、「どんどん地域の自治会・町会に入っていかなければ・・・・。」

 「交流をもっと持っていかなければ・・・。地域の取り組みに一緒に関わろう!」などと、肩肘を張って地域住民との距離を縮めようとしていた時期もありました。

 しかし、会の活動を通して、「地域に暮らす人たちが私たちに何を求めているのか」を肌で感じた時に、この気負いはすっと消えていました。

 私たちは、あくまで専門職として地域に暮らす人たちと関わっていくべきなのです。それが地域に暮らす人たちの安心につながるのです。

 つながりを創るからといって、地域住民と同じように、同じことをする必要はないのです。高齢者を見守り、支え合うネットワーク(つながり)は地域に暮らす人たちが、考え、築いていくべきもの。

 私たちは、この地域の人たちのネットワークで支えている高齢者が、適切な時期に専門職へつながっていく所に垣根をなくして、連携しあう事に力をかけるのです。

 地域の活動に、同じようなスタンスで出てくる専門職を、地域に暮らす人たちは期待はしていません。

 それよりも、いざ、自分たちだけでは支えられない、見守ることに限界がきた時に、地域の専門職たちが、つながりあっていて、 「本当に頼りになる、何でも相談できる!」 そこを私たちは築いていくのです。

 地域に暮らす人たちが、近隣に暮らすひとり暮らし高齢者を気にするようになる、手をさしのべてみようと思う・・・。そのための気付きや、高齢者特有の疾患、予防についての正しい認識、この提供は私たちならば可能なんです。

 地域に暮らす人たちにとって、「自分たちの地域の専門職たちは誇りだね!」なぁんて、言われればうれしいもんですね。

 

一見雑然とした風景の中、人工的に作られた建造物の中にも、時に暖かさや、ぬくもりを感じる時がありますよね・・・。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

今だからできること、目指すもの

 11月21日、大森ダイシン百貨店で、地域づくりセミナー「消費者被害にだまされない」が行われている頃、私は東京社会福祉士会主催 平成21年度 社会福祉士共通基盤研修 シンポジウム「行動する社会福祉士 ~今だからできること、目指すもの~」のシンポジストとして、早稲田大学 西早稲田キャンパスにいました。

 私、じつは、超人見知りで、知らない人が大勢いるところに一人で行く勇気がない・・・たはー

 、いうわけで、「おおた高齢者見守りネットワーク」のメンバーから、3人の社会福祉士のメンバーが一緒に同行してくれました。

 高齢者アパートみすず荘を経営している Aさん!
 我が包括支援センター社会福祉士 Hくん!
 そして、「おおた高齢者見守りネットワーク」代表 Nさん!私にとっては、とても心強い応援者です!


 Aさん、Hくん、代表のNさんについては、ブログ上でも何度か紹介しています。
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高齢者アパート「みすず荘」 Nさんとの関わりを書いたブログ記事は、こちらをご覧ください。

わが包括支援センター社会福祉士Hくんのことを書いたブログ記事はこちら!

「おおた高齢者見守りネットワーク」代表Nさんとは、この日をきっかけに、会発足に向け、一緒に歩きはじめました。クリックしてご覧ください。


 今回のシンポジウムシンポジストは4名。

・「低所得者就労支援・刑余者支援の立場から」(社会福祉士事務所ねこのて・東京社会福祉士会副会長) 戸田 由美子氏

・「障害者就労・地域移行支援事業実践の立場から」(けやきの杜常勤理事・施設長) 大竹 真澄氏

・「スクールソーシャルワーカー実践の立場から」(たけむら社会福祉士事務所) 竹村 睦子氏

そして
・「高齢者地域見守りネットワーク事業実践の立場から」 私。

コーディネーターは、前日本社会福祉士会 会長 村尾 俊明氏

 今回の研修は、急速に進行する少子高齢化、世界同時不況下での社会的矛盾の増幅、弱肉強食社会の中での格差拡大と、ハンディを持つ人への厳しいしわ寄せ等々・・・新たな課題の中で、社会福祉士が期待される力量形成を培う場として開催されました。

 今回、シンポジストという役割をいただき、改めて自分の資格である専門分野に求められているものは何なのか?考える機会を持つことができました。

 今の時点の私で、「専門とは?」ということを考えたときの答えは、

 今の複雑な社会構造の中、専門の分化が進み、ある意味、その領域における専門性は向上している・・・。

 しかし、一方で、専門の分化は、その専門の中だけで解決するという流れに落ち着いてしまう事も少なくない。

 だが、少子高齢化が急速に進む我が国、そして、私たちが働く大都市部の地域に目を向けたとき、「よりよく生きたい!」という対象者の当然の権利を守っていくためには、自分の専門だけでは限界があるという現状を、私たち専門職が気づかなければならない。

 専門を突き抜けた協力、協働でこそ生まれるもの。自分の専門に立って他の領域を知ること。そして、社会が必要とする能力が時代によって変化していく中、自分自身の専門性が何に必要とされているかを真剣に考える。

 それが対象とする人を、そしてその方が住まう地域を知ることになり、地域の人たちにとっての安心につながっていくのです。自分が働く地域の人たちの生命、そして安心のために、自分の専門性を発揮するべき。


 これが今の私の答えです。

 2年前、地域包括支援センター職員として、そして専門職として、のどの渇きを覚えるような何か・・・を、「おおた高齢者見守りネットワーク」発足させ、今までの実践の中で考えてきたような気がします。そこの中でつかんだ答え、今の自分の到達度で考える精一杯の答えが、これなんです。

 今、多くの専門職、専門機関で働くみなさんと、真正面から地域を見据え、止めることなく歩みを進めています。たった二人の社会福祉士の思いから始まったこの活動・・・。行政からの支援も全くないところからの小さな一歩でした。

 それが今、多くの専門職、そして、会を理解した行政機関担当職員のみなさん、延べ2000名のセミナー参加者、民生委員、町会・自治会のみなさんと、この会を創り合っています。

 地域のみなさんのため、たしかにそうなのかもしれません。ですが、私自身の考えは、「私たち専門職の専門性向上のため」と、会の活動を位置づけています。

 今回の研修は、自分の立ち位置を見つめる良い機会となりました。東京社会福祉士会の皆様には、この場を借りて改めてお礼を申し上げます。



今回の、研修資料集のために書いた原稿はこちらです。クリックしてご覧になってみてください。
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東京社会福祉士会共通基盤研修事例集原稿はこちらをクリックしてご覧下さい。



今回の社会福祉士会研修の会場、早稲田大学西早稲田キャンパス。副都心線「西早稲田駅」を出たら、そこはもうキャンパスの中でした。
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シンポジウムの前に腹ごなし。キャンパス内の学生食堂で代表のNさん、Hくんとともに昼食を食べました。
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「腹が減ってはいくさができぬ」。みそ炒め肉丼と、アメリカンドッグ!学生のようなメニューを注文!完食しちゃいました・・・。
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コーディネーター、シンポジストの皆様と打ち合わせ
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シンポジウム「行動する社会福祉士~今だからできること、目指すもの~」が始まりました!会場には、200名を超える参加者のみなさんの熱気がいっぱいです!
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自己紹介の後、それぞれのシンポジストが実践報告。私も、「おおた高齢者見守りネットワーク」の活動について、この取り組みを始めた経緯、そして、今生まれている様々な事柄について話しました。
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SOSみま~もキーホルダー登録システムを、実際のキーホルダーを持ちながら説明。
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シンポジウム終了後、懇親会があり出席しました。会場はやはり学食・・・。ほっと肩の荷を下ろし、同じ社会福祉士のみなさんといい交流が持てました。
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今回、コーディネーターとしてシンポジウムを進行した、日本社会福祉士会前会長 村尾さんと、改めて様々なお話をさせてもらいました。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

消費者被害にだまされない!!~11月セミナー~

 11月21日、地域づくりセミナー「消費者被害にだまされない!」を開催しました。今回の講師は、大森警察署安全課 K係長!

 昨年も同じ時期に講師を依頼し、それ以来、SOSみま~もキーホルダー登録システムなど、この会に様々な形で協力してもらっています。

 私たちの会の活動の柱は、この地域づくりセミナー。このセミナーでの講師は、日常私たちが連携し合う、専門職、専門機関の皆さん・・・。

 当日のセミナーまでの取り組みを通して、顔を付け合わせ、地域に暮らす方々の「安心」について、お互いの専門から考えあう。

 当日までの過程で、講師である方の専門機関と、見守りネットワークに関わる専門職が、顔の見える、顔のわかる連携を築き、当日のセミナーを共に創りあう。

 地域に暮らす人たちと、一つの場所で顔を合わせることは、じつは、どの専門職も、専門機関もあまり機会がない・・・・。

 だからこそ、このセミナーが自分たち専門職にとって貴重な機会となる。地域に暮らす人たちが自分たち専門職に何を求めているのか?何を必要としているのか?これを肌で知ることが、大切なんですよね。

 この地域の人たちとの関わりが、私たちを、地域に根差した、地域を考えることができる専門職に成長させてくれます。この会に関わるメンバーたちは、そして私自身も、地域に暮らす皆さんとの関わりを通して、視野を広くさせてもらっている気がします。

 今回のセミナーの報告は、ケアマネージャーとして、この会に関わっているSケアマネージャーにお願いしました。Sケアマネージャーは、今回のセミナーで、K係長と消費者被害の劇を演じてくれました。

 では、Sケアマネージャーの報告をご覧ください。
              

 『11月のセミナー無事に終了しました!

 会場が変更になり、「迷っちゃったわよ」といいながら、いつも来てくださる参加者さん達の笑顔に、少し緊張してた心が和みました。

 去年に引き続き甲斐さんの軽快なトークで笑いあり、真剣に話しに引き込まれている時もあり、充実したセミナーでした。

 なによりも、ピーポ君が大大大人気で写真攻めになってました。

 ケアマネになって二年目・・・・。自分の仕事に少し疲れていました(いやけというか・・・)

 でも、この見守りネットワークで知り合えたメンバーの輪の中に居られることで、心に小さな花を咲かせてもらっています。

 見守りネットワークに、初めにさそってくださった澤登さんに感謝しています。初めはなんとなく参加して、皆さんに付いていくのがやっとでしたが、少しずつ、「自分も何かの役に立っているのかなぁ・・・」と思ってみたりして・・・。

 今後も地域に貢献できる、地域の専門職の輪をもっともっと広げていく、手伝いが少しでもできたらいいなと思います。

今日は皆様本当にお疲れ様でした。 』



12月地域づくりセミナー「老後の安心~備えあれば憂いなし~案内チラシはこちらをクリックしてご覧下さい。


 ダイシン百貨店コンセルジュ、Aさんより・・・。最近、ダイシン百貨店において、高齢者を狙ったスリ、置き引きが3件あったようです。注意喚起のためにAさんが実演してくれました!!
 カートにバッグを置いたり、引っかけたりしながら買い物をしていて、商品選びに夢中になっている間に、バッグの中から財布をとっていく手口だそうです。皆さんご注意を!!
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警察のマスコットキャラクター「ピーポくん」が登場!大人の集まりのはずですが、参加者もメンバーも大喜びです・・・・!えっ?中に入っている人はだれって?もちろん、K係長 です 苦笑
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「ピーポくん」・・・・、いえっ、K係長と、参加者全員で記念撮影。 「はい、ポーズ 絵文字名を入力してください 」K係長、昨年同様、体当たりの講師ありがとうございました!!
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

確かな手ごたえ!(みま~もレストラン)

 「おおた高齢者見守りネットワーク」の3本柱。それが、

①地域づくりセミナー
②みま~もレストラン
③SOSみま~もキーホルダー登録システム

 地域づくりセミナーは、昨年4月から今まで、延べ2000名の地域の皆様が参加してくださっています。

 みま~もレストランは、NRE大森弥生ハイツ(有料老人ホーム)が全面協力をしてくださり、日本レストランのおいしい食事の提供。そして毎回楽しみな講座を開催。

 今まで8回行ってきましたが、ここに参加しているみなさんが、来年度は参加者ではなく、この会の地域活動に創り手として、関わってくださる意思を表明してくれています。

 SOSみま~もキーホルダー登録システムは、地域に暮らす皆さんが何より大切なことと認識し、包括支援センター事務所から、申請書を持って行き、今日も私たちの地域のどこかで広げてくれています。取り組み開始から3カ月が過ぎ、登録者は600名を超えています!

 会の取り組みが縦横に広がっていく・・・。地域の中で、会がたしかな形で、地域住民一人ひとりの中に根ざしてきています。

 この会の中心メンバーは、地域で働く、医療・福祉に携わる人たちです。この人たちの、「地域に目を向けていくことが、自分たち医療・介護従事者にとって何より大切なこと!」というエネルギーがなければ、この会は存在しませんでした。

 このメンバーは今までも・・・、今日も・・・・、そしてこれからも・・・、さらなる仲間を広げ、力強く、私たちの大きな目的である、「自分では、SOSの手を挙げられない人たちに、専門職である私たちがつながる」ことを実現させていくことでしょう・・・。

 今週行われた、「みま~もレストラン」、「地域づくりセミナー」については、この会に関わっているメンバーの紹介も合わせて、メンバー自身に書き込んでもらいます。

 メンバー一人ひとりの思いを、ブログを見ていただいてるみなさんに紹介できたらと思います。


第8回 みま~もレストラン 「折り紙教室&鍋パーティー」

11月19日のみま~もレストラン、今回澤登さんのブログに書かせていただきます、カイナプロデュースで事務をやっている前田です。

 私がこの会に関わらせていただくようになってあっという間に1年以上がたちました・・・。

 この会に参加し始めた当初、右も左も・・・何も分からない状態でした。社内でやっていることは事務作業、外の方々と関わる機会はごくわずかだった日々から、これまで経験してきたこととは全く違う世界に飛び込み、何をしたらいいのか、どんな会話をしたらいいのか・・・と不安や心配ばかりでした。

 けれども、この会の方々に出会い、受け入れてもらい、多くのことを教えてもらうことができました。澤登さんの思い、考え方に感動し、仕事に対する考え方や自分の将来のことなど、多くのことへの思いが変わっていきました・・・。

 いつの間にか、この会で行うイベントなどには「参加したい!やりたい!」と会社側に言う日々。

 レストランに参加し始めたころは、「お手伝い」というサポートの気持ちでしたが、それも気が付けば前に出て「進行役」までするようになりました。まだまだ拙い、足りない点ばかりの進行にも、みんなの温かい視線に見守られ、フォローしてもらいながら、今回のレストランも無事に行うことができました。

 今回のレストラン、前半は「折り紙教室」。折り紙でクリスマスの飾りを作りましょう!ということで、事前に参加者のお一人から、【サンタクロース】・【クリスマスリース】・【ポインセチア】の折り方を教わり準備しました。

 「難しいー」などいわれながらも、皆さんお互い助け合い、上手く折っていきます。私たちの先生がいたテーブルでは予定よりも多くの種類の折り紙が作られていました!

 そして、鍋パーティーはカレー鍋、石狩鍋、海鮮鍋、コラーゲン鍋、トマト鍋、豆乳鍋の6種類が用意され、各テーブルでも盛り上がり、隣のテーブルを味見しては盛り上がり・・・・。

 食材や飲み物足りてるかな~と顔を出せば「食べた!?まだなら食べて!おいしいから!」・・・と、逆に振舞ってもらい・・・、「みんなで食べてるから自分がどれだけ食べたか分からないわ~。でもお腹いっぱい!」、「これ以上食べられないわ~」、「夕飯いらないくらい!」とうれしい悲鳴も・・・・。

 テーブルが分かれていても、自然と参加者・スタッフが一つの大きな輪になっているのをとても感じることができ、お鍋も雰囲気もぽかぽかの暖かいレストランになりました。

 見守りネットワークに関わっていると、心の底で何かが温かく光っているような、不思議な気持ちに包まれます。

 スタッフ同士だけではなく参加者の方々も一緒に、お互いをフォローし合い繋がっていく・・・。

 「誰かのために」という思いは、今では自分自身に欠かせない「私が居たい、やりたい」という気持ちになりました。

 この気持ちをいつまでも忘れず、いつかは私が何かを返せる人になれるようにこれからも成長していきたいと思います。



今回のレストランは、「あったか鍋パーティー!」冬はやっぱり鍋っしょ!!
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みなさん、食べてるときにはカメラに目もくれませんので・・・・。
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一息ついて、お腹も満たされた後に、「はい、ポーズ 絵文字名を入力してください 」
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テーマ: 地域包括支援センターの話
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「~ねばならない」から、「~をやってみたい!」への転換

 12月7日渋谷区から依頼があり、「地域包括支援センター職員研修」に参加することになりました。この研修のテーマは、「地域包括支援センター 発 地域づくり!」

 先日、渋谷区の行政担当者Aさんが、打ち合わせのために当包括支援センター事務所に訪れました。

 打ち合わせの結果、今回の勉強会では、「おおた高齢者見守りネットワーク」の活動の紹介をメインにするのではなく、包括支援センターが主体的に地域支援活動に取り組んでいく動機づけのきっかけとなる勉強会を目的とすることにしました。

 2年前、まだ自分の頭の中にイメージとしてだけあった高齢者見守りネットワークをつくる会を発足させようと、今の代表であり社会福祉士のNさんに打ち明けた時の思いは、専門職として、一人の高齢者に向き合う限界を感じたからです。

 高齢者の見守り・支え合いのネットワーク構築の必要性を心から感じたからです。

 「~ねばならない」の段階では、そこに自分の想いを込めた、正味の行動にはなっていきません。なぜなら、どこかに「やらされている」感があるからです。

 日々の忙しい現場の中でも、なぜ自分がこの仕事を選び、今ここにいるのか?

 なぜ対象となる方とこうして、今、向き合っているのか?

 今、向き合っている方が、私という専門職、私と同様の専門職たちに、本当に求めているものは何なのか?

 考えて、考えて、必要だと思うことに、自分の正味の部分で動き出す・・・。

 このような思いから始めていってこそ、「~ねばならない」から、「~したい」、「こんなことに自分の力を込めたい!」という自分の主体性への転換が始まっていくのです。

 必要だと自分自身が思うことに力を込めていく・・・・。力を込めなければ実現しないようなことに力を注ぐ。

 力を込めても一人の力は所詮たかが知れてる。だから協働し合うんです。

 まず、力を貸してくれそうな人、たった一人でもいい。その人に自分の思いを恥ずかしがらず、格好付けず、ぶちまける!

 たったひとりでもいい・・・、自分がぶちまけた思いを受け止めてくれた、共感してくれた。これがうれしくないわけがない!これが自分の心にしっかりと根ざした心根にならないわけがない。

 ネットワーク構築は、何も地域に暮らす人のために私たちが、してあげるというようなことじゃぁない。そのような思いで取り組んだって、何も生まれるわけはないし、自分にとっても何も生まれない。成長もない。

 ネットワーク構築は、自分が生き方の中で選んだ専門職として、まずは自分自身が必要なことと感じることが重要なんです。

 そこから既存のものではない、言われたからやるものでもない、何かが生まれてくるはずです。それは、自分が働く地域にも、そして何より自分自身にも・・・。

 自分の性根を通らないものが、自分と人とを結ぶわけがない。自分で考えるんです。自分の心を通して考え抜くんです。

 そして、やってみようと思うことを、自信がなくったっていい、対象が一人だっていい、始めてみましょうよ。始めなければ、失敗も成功もないんですから・・・ファイト

 でも、このような自分自身の過程を通っていれば、安心してください、失敗なんて絶対ありませんよ にこっ 必ず何かが生まれていくはずです。

 このような思いを、渋谷区行政担当者、Kさんとの打ち合わせで感じました。当日は、30分ほど話させてもらい、あとは意見交換の場にします。Kさんから聞きましたが、どこの包括も何かを始めているんです。

 うまくいかなかったことも、こんなことができたということも、落ち込んだことも、喜んだことも、たくさん聞きたいと思います。

 そして、私も、はずかし話、失敗談、たたいてみたものの何も響かなかった体験談。

 多くの同じ思いを持つ専門職の仲間ができたこと、訪問に出かけると、地域の人に声をかけられることが多くなったこと、そのために、約束していた訪問時間に遅刻したこと。ぜ~んぶ話してきたいと思います。

 何かをやってみようと力が湧いてくる、沢○がやれるんだったら、自分たちはもっとこんなことができる、やってみる!こんな思いになれる勉強会になればいいと思っています。

 渋谷区行政担当者Kさんとの打ち合わせが終わり、Kさんが立ちあがったとき、思い出したように私にこう尋ねてきました・・・。

「ところで、絵描きナースというのはどの方ですか???」

 私のブログを読んでいて、絵描きナースに会いたいと思っていたようです。さっそく絵描きナースを呼び、ごたいめ~~~~~ん!

 よかったよかった・・・苦笑

 勉強会当日は、うちの包括職員も連れて行き、渋谷区の包括の皆さんと、交流を持たせたいと思います。絵描きナースもね!

 
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

患者としてではなく、住民として・・・・

 11月18日、当院の第10回医療連携懇話会を開催しました。

 この会は、地域の病院関係者、医師会の先生方、消防署の皆様の懇親を目的に始まりました。最近では、医療連携担当者なども参加し、毎年この時期に行っています。

 この会を任せられているのが、私がいる部署「医療福祉部」!(医療相談室・医療連携室・居宅介護支援事業所・訪問看護ステーション・地域包括支援センターの5部署で構成)

 今回は当院先生方の要望もあり、近隣の施設関係にも呼びかけ、10施設の方々が参加してくれました。この中には、「おおた高齢者見守りネットワーク」に協力してくれている「NRE大森弥生ハイツ」施設長Kさん、(株)ベネッセ営業担当Mさんなど見慣れた面々も・・・。

 今、医療業界の方向性は、様々な機能を持った病院が連携し合う、地域完結型医療への道に向かっています。

 そのような中、当病院は、急性期から介護まで地域に密着した病院として60年の歴史を歩んできました。商店街、自治会・町会とのつながりを大切に、行事や祭りなどには必ず参加しています。

 日本は世界一の長寿国となりましたが、それにつれて高齢化による、いろいろな問題が発生してきています。当病院でも、入院、外来併せて患者の3人に一人が高齢者という現状です。

 高齢者は、様々な疾患を抱えながら入院→在宅を繰り返します。これまでの医療は、病気を治すことに主眼を置く「治す医療」が中心でしたが、今後の高齢者を支える医療は、予防を重視し、病を抱えながら生活する患者と、その家族の生活を、医療を通じて支援する「支える医療」への転換が求められています。

 高齢者が、病気を抱えながらも、「患者」としてではなく、「住民」として、いつまでも住み慣れた地域で暮らしていくためには、医療と介護の連携、病院と在宅を結ぶ、つなぐ機能が求められているのです。この機能を、私たちの病院、そして、私たちの部署「医療福祉部」が橋渡しすることができればと考えています。
 

当病院医療福祉部の面々。来賓の方々へごあいさつ・・・。
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本日の式次第。
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当病院 牧田院長からあいさつ
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大森医師会会長 鏑木 公夫 先生から乾杯のごあいさつ
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当病院関係者56名、お客様117名 計173名の出席で、懇親を持つことができました。
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私の方から、「当病院の紹介システム・検査予約システムの紹介」をテーマに話しをさせて頂きました。前半は題名通りの説明に終始しましたが、後半は、当部署紹介→「おおた高齢者見守りネットワーク」と話していくごとにヒートアップ!沢○節炸裂でした・・・・あっかんべー
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病院の顔!医療連携室の二人をみなさんに紹介!
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医療相談室のソーシャルワーカーたち。12月より、1名増員し4名体制となります。転院、施設入所など、様々な相談を、今まで以上にきめ細やかに対応していきます。
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当院副院長 忍田先生より中締めのあいさつ。参加者の皆様に、来年2月に行われる「院内学会」~地域医療を担う。我々に今、何ができるか?~ の紹介もしました。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

変わることのない柱

 いよいよ11月「地域づくりセミナーが近づいてきました・・・。

 今回のセミナー講師は、2回目を迎える大森警察署防犯係係長 Kさん!!


昨年のK係長が講師として参加してくれたセミナー後の思いを綴ったブログ記事はこちらをクリックしてみることができます。


 今日、見守りネットワークのメンバーたちと、K係長と打ち合わせのため大森警察署へ行ってきました。

 K係長には昨年のセミナー後、様々な形でお世話になっています。「お仕着せにならない、おおた高齢者見守りネットワークらしい、おみやげを持って行ったら・・・?」
という、うちの職員の助言もあり、包括支援センター入新井管轄地域の、名物の食べ物を持って行くことにしました!!

 一つは、近くのお肉屋さんのメンチカツとコロッケ。もう一つはおいしいお団子!こうと決めたら即行動!が、我が包括支援センターの唯一の取り柄。

 中でも行動力NO1の絵描きナースが、数日前にまずお肉屋さんに電話 電話 打ち合わせは朝10時から・・・。注文はメンチカツ50個とコロッケ50個 絵文字名を入力してください 

 さすがのお肉屋さんも「朝一番でそんな大量には無理!」と、一度は断ったそうですが、「沢○が、お世話になっている警察のみなさんに、食べさせたいと言っているので・・・・」と、絵描きナースが説明したら、「そうか、わかった!」と引き受けてくれたそうです。

 お肉屋さんは、商店街の役員さん。商店街の行事には、私たちいつも参加してるので、いざというときには協力してくれるんです。

 団子屋さんも最初は渋っていたようですが、こちらは絵描きナースの粘り勝ち!見事団子50個ゲットしました。

 今日、メンチカツ・コロッケ、団子、全て出来たてのホカホカを、段ボール箱に入れて打ち合わせに向かいました。

 警察署に着くと、K係長が登場!開口一番、

 「私のセミナーのチラシを持って、今、高齢者が訪ねてきてたんだよぉ~!セミナーで相談しようと思っていたらしいんだけど、待てなくて相談に来たと言って・・・、知らない人から電話が来て不安になったらしい。
 そういえば、○○地域の高齢者の情報が出回っているみたいで、担当の包括支援センターに、注意をするよう言っておいて!」

 セミナーのチラシを見て相談に来てくれたことを、うれしそうに私に報告してくれました。

 私たちも、警察が全面的に協力体制を取ってくれている、「SOSみま~もキーホルダー登録システム」について報告。600名を超える申し込みが来ていることを、誰よりも喜んでいてくれているK係長。

 このキーホルダーの取り組みを始めるとき、警察としては本当のところ、夜間も対応してくれることを望んでいました。しかし、夜間対応については、区との協議も重ねていますが先送りとなっています。

 「まずは、始めていくことが大切!どうせやり始めたら、現状のままでいる、あんたたちじゃぁないだろう・・・」と、エールを送ってくれたのもK係長です。

 思えば、昨年の1回のセミナーをきっかけに、警察署のみなさんとの本当の意味での連携が始まりました。あのセミナーがなければ、何かを依頼するためには、公式の依頼文書を、警察署長宛に出してからでなければ打ち合わせもままならない・・・、そんな形だけの関係が今でも続いていたのだと思います。

 一つひとつのセミナーを通して、関係機関との人と人同士のつながりを創っているんだということを、改めて実感します。

 そう、私たち「おおた高齢者見守りネットワーク」の取り組みは、行うことが主目的ではなく、取り組む過程で生まれる、各機関、専門職同士の絆を編んでいくこと。これこそが大切な大切な目的なんです。

 これだけは、これからも決してずらしてはいけない、そして変わることのない柱に位置づけたいと思います。



セミナー当日は、警察のマスコット「ピーポくん」も連れてきてくれるそうです。着ぐるみの中は誰かって?もちろん、K係長 です!
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

向学心

 先日、ある国立大学修士課程の学生が、「おおた高齢者見守りネットワーク」のホームページを見て事務所に訪れた。

 事務所に入ってきた学生は女性で、故郷台湾から、日本の社会福祉を学びに来たと言うTさん。日本に来て2年という事だが、日本語をしっかり話す。

 事務所に入ってすぐにご挨拶。

 今回は、代表のNさん、NRE大森弥生ハイツ施設長Kさんが一緒に対応してくれた。

 「私は日本語の理解がすぐにはできないので、録音してもよろしいですか?」

 「いいですよ アップロードファイル 」

 録音のスイッチが入り、終わるまでじつに4時間!!Tさんとおじさん3人衆のトークは、エンドレスで熱く、熱く過ぎていった・・・。

 言い訳ではありませんが・・・ 苦笑い、おじさん3人衆が、長時間、熱く語ったのは、Tさんがおじさん3人衆の好みのタイプだったとか、久しぶりの若い世代との対話に燃えてしまったとか言うことは全くありません!ないんじゃぁないかなぁ~???ないと思います・・・・。

 それよりも、おじさん3人衆を惹きつけたTさんの魅力は、 「向学心」

 今、各自治体で取り組んでいる高齢者見守りネットワーク構築。Tさんは、各地域で起こっている取り組みと比較して、私たちの会が生み出された経緯が、ちがうことに気づき興味を持った。

 この会のホームページ、私のブログを熟読し、聞きたいことを整理して今日に望んでいる。

 自分が「知りたい、学びたい!」という志をもって、事に臨む真剣さは必ず相手に伝わるもの・・・。このような姿勢は、相手を、「自分の持っている全てで向き合わなければ・・・」という思いに駆り立てる。

 「行政が主体となって取り組んでいるネットワークが多い中、どうして専門職に呼びかけてこのような会を発足させたのですか?」

 「えっ びっくり かかわっている専門職のみなさんは、かかわることだけでなく、協賛金も出しているんですか???」

 「まだ、どうなっていくかわからない時期に、みなさんはどうして手も出しお金も出し、協力したのでしょう???」

 「このおおた高齢者見守りネットワークの魅力は、みなさんにとって何なのでしょう???」

 一つひとつのTさんの驚き、疑問、質問が、小気味良い・・・。なぜなら、Tさんの「知りたい」ということは、私たちがこの会を発足した目的・理念に直結しているからです。

 学びは、自分自身に、物事の本質を見つめる術を教えてくれる。

 そして、向学心を持った人との出逢いは、新たな学びの欲求をもたらせてくれる。

 Tさんと接した4時間は、おじさん3人衆にも、実りをもたらせてくれた時間にほかならない。終わった後、さわやかな、そしてすがすがしささえ感じた。

 今年、Tさんは論文を書き終え、来春には母国台湾へ帰郷するという。あと半年という短い期間ではあるが、この出逢いをきっかけに、かかわることがこれからもあるでしょう・・・。

 日本での集大成となるTさんの論文ができあがるのを心待ちにしたい。Tさんの「向学心」が、私たちとTさんを出逢わせた。

 いくつになっても「向学心」を持ち、Tさんのように、自分を向上させるであろう新たな出逢いを、これからも築いていきたい。

 Tさん、新たなエネルギーをあなたからもらうことができました。どうもありがとう!!


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無題です

 電話対応を済ませ、一足先にMさん宅に向かった絵描きナースを追いかけた・・・。

 一人暮らしのMさん宅は管理人さんが鍵を開けてくれたのか、ドアが開いていた・・・。

 中に入ると、ケアマネージャー、絵描きナース、管理人さんがリビングに立っていた・・・。「やっぱり帰ってなかったのか?」絵描きナースに尋ねると、リビング横の和室に無造作に脱ぎ捨ててある着物に視線を送っていた・・・。

 たたんで整えられている布団、きちんと洗われた茶碗、仏壇には菓子パンが置かれている。和室の端には、Mさんが最期の買い物をした、土曜日の日付が刻まれているレシートが下敷きに挟んで並んでいる・・・。

 整理整頓が隅々まで行き届いた部屋・・・・。

 それだけに、脱ぎ捨てるように置いてある、着物やコルセットが嫌でも視界に入る・・・。

 「何か感じませんか?Mさんはこの部屋にいると思いませんか?」絵描きナースからの声にならない言葉が聞こえました。

 ケアマネージャーも、絵描きナースも、部屋には入ったものの、玄関横のトイレとお風呂場には行けなかったのでした。灯りがついているトイレを開ける・・・。

 良かった・・・・。そこにはMさんの姿はなかった。「やっぱり外出してるんだ。電気がついてないお風呂場にはいるはずがない」

 お風呂場の扉を開けた・・・。洗い場に倒れているMさんがそこにいた・・・。 「絵描きナース!」

 絵描きナースが押さえる腕には、脈打つ様子はなかった・・・・。


 「要支援1」。週1回利用していたデイケアからケアマネージャーに連絡が入る。

 「休むときにMさんから連絡がなかったことはない、何かあったのでは???」ケアマネージャーも、デイケア相談員の連絡に呼応する。「Mさんが休むときに連絡をしないのはおかしい!」

 ケアマネージャーはMさんのマンションへ直行。管理人さんもケアマネージャーの胸さわぎをすぐに受け止め、鍵を開けて中に入ることをすぐに決断してくれた。

 「しかしこの予感が取り越し苦労だったら・・・、本人の許可もなく、鍵を開けて中に入っていいのだろうか???」

 ケアマネージャーから私たちに連絡が入る。

 月曜日、突然の用足しで、デイケアに連絡を忘れることもあるかもしれない。朝、外出したとしたらまだ昼過ぎ・・・、帰ってないのは普通に考えればよくあること。私は、Mさんをよく知る管理人、ケアマネージャーの予感よりも、「一般的」を重視してためらった。

 Mさんが話していたことを思い出す。「ほとんどの用事を午前中に済ませて、疲労が出てくる午後にはなるべく外出しないようにしているの」

 「夕方に連絡をして、それでも電話に出ないようだったら、管理人さんに鍵を開けてもらって部屋を確認しよう」ケアマネージャーに伝えた。

 数分後、またケアマネージャーから連絡が入る。「管理人さんが、おかしいからやっぱり部屋の中を確認するとMさんの部屋に向かったので一緒に確認してみます」絵描きナースと急いでMさん宅へ向かった。事務所から3分もかからないMさん宅前でケアマネージャーに会い、報告を受けた。

 鍵を開けたがチェーンがかかっていなかった。Mさんは、自宅にいるときには必ずチェーンをかけている。かかっていなかったので、「家にはいない。やっぱり外出している」と、中は確認せず、また鍵を閉めて出てきたところだった。夕方再度連絡してみて、電話に出ないようならば、部屋の中を確認することを確認し合い別れた。

 夕方、ケアマネージャーが電話をしたがMさんは出ない。そして、自宅内に入ってみると、そこにやはりMさんはいたのでした。

 ケアマネージャーやヘルパーに常日頃、「自分がどうなろうと、あなたたちには迷惑をかけないからね」と話していたそうです。

 警察が本人の足取りを調べるために、近日の様子を尋ねる。今日は月曜日。管理人さんは、商店街で買い物をしているMさんを土曜日の午前中に見かけたと話す。すると、和室のテーブルの上にレシートが並べられていて、そこに買い物をした時間が打刻されていた。まるで、管理人さんの話しを証明するように。

 家にいるときには、必ずチェーンをしていたMさんが、この日だけはチェーンをしていなかった。私たちが玄関から入れるように気づかっていたのでしょうか・・・。

 「今日はデイケア利用日。連絡をしなければきっと、あの人たちのことだから(デイケア相談員・ケアマネージャー)、気づいてくれるでしょう・・・」Mさんの声が聞こえてくるようです。

 かかわってくれた人たちには迷惑をかけず、だけれども何かあったときには自分を見つけやすいように・・・。Mさんはこんな最期まで心配りをしてくれていたんでは・・・、と思わず感じてしまう。

 ケアマネージャーSさんはまだ若い。しかし、「最期に連絡を取ったのはいつか?そのときに体調について何か話していたか?いつも持ち歩いていたものは?」警察の聞き取りに対して声を震わしながらも気丈に対応しているSさんが神々しくさえ見えた。

 夫とは離婚。二人に子どもはなく、親族は姪のみ。しかし、この急な報せを連絡をしていたが、Mさんが自宅にいる間にはとうとう連絡がつかず、その後の連絡は警察に委ねた。

 几帳面で、毎日の習慣を欠かさずに生活していたMさん・・・。その生活ぶりを知る管理人さん・ケアマネージャー・デイケア相談員が、一人旅立ったMさんを、すぐに自分たちに出逢わせた。この方たちだけではない、Mさんもこの人たちに気づいてもらおうと、チェーンをかけず、この日を選んで旅立ったとしか思えない。

 遺体が運ばれて行き、Mさんの部屋で見つかった鍵で警察官が戸締りをする。

 「沢○さん、あれっ!」

 警察官が持っているMさんの鍵には、「おおた高齢者見守りネットワーク」で取り組んでいるSOSキーホルダーがついていた。

 先月でしょうか・・・。SOSキーホルダー登録のために事務所に訪れたMさん。登録が終わり、自宅の鍵にキーホルダーを付けたいが、力が入らず私が鍵に付けてあげたのでした。

 「これで安心!」事務所の玄関を出たところでMさんを見送った。

 専門職である自分の無力さが大波のように自分に襲いかかってくる。無念の想いが駆け巡る。これ以上は何もできない。仕方のないこと・・・。自分を言いくるめることはいかようにもできる。

 でも、今回だけは、専門職である自分の無力さをすべて被りたい。この無念さを自分のエネルギーに変えたい・・・。

 自分を知ってくれている、いつも気にしてくれている、手をさしのべてくれているという存在の心強さを改めて感じている・・・。それは家族・親族とは限らない。手をさしのべてくれるのは、手が届くところにいる人。手をさしのべられるのは地域でしかできない。

 この想いを、強く強く感じている。

 Mさんの最期の姿が今も目に焼き付いている。自分を奮い立たせよう。今、感じている様々な想いを心に刻もう。何も大きなことを言うつもりはない。

 せめて、自分が働くこの地域だけは、一人暮らし高齢者を気にしている、隣近所で声をかけあっている。そして、私たち専門職に、高齢者の異変、気づきがすぐに届く。そんな本当の意味でのあたたかい地域ぐるみのつながりを築いていくことを誓いたい。



ちなみに我が包括支援センター看護師を、なぜ「絵描きナース」と呼んでいるのかについてはこちらの記事をご覧ください。
 

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楽しさと、やりがいと・・・

 「おおた高齢者見守りネットワーク」の取り組みが、大田区にある六郷地域で新たに発足!その名も「みま~も六郷」

 六郷地域の包括支援センターが近隣の医療・介護事業所に協力を呼びかけ、年明け1月の発足イベントに向けて、話し合いが進んでいるようです。

 先日、みま~も六郷に関わってくれているA介護事業所のBさんが仕事帰りに訪ねてきてくれました。話しはみま~も六郷のこと。こういった取り組みが大切、地域づくりに関わることができてうれしいという反面、取り組みが始まったばかりの会について、自分なりの不満や不安もちらほら・・・。

 最初から順風満帆に進むものなどどこにもない・・・。

 こんなとき私は、いつも励ましも込めてこう言い飛ばす。

 「いつまでもそんな風に外から見ていないで、どんどん中心で関わっていってよ!あんたみたいな人が自分の意見をどんどん言って引っぱっていかなくてどうすんのぉ~!

 みんなこういう会が大事だと思って関わってくれている。でもどの人だってコーディネーターのプロじゃぁない、うまく行かないときもある。でも、「大切だからやろう!」という気持ちは全員持っている。君だってそう、せっかく大事だと思って関わったんだから、誰かの会じゃぁなく、自分たちの会にしよ!」


 Bさんは、照れ笑いを浮かべながら、その後も楽しそうにみま~も六郷のこと、そして、自分が介護の世界に飛び込んだ想いなどを私に話し、いい顔で帰って行った。

 常々思う・・・。この会は、やらなければ行けないという義務感だったり、仕事の一環という想いでは、続くものではない。

 会に関わることで、地域の人たちと関わることで、やりがいと、楽しさ、そして、専門職である自分の大切に思う柱を築くことができるという達成感や充実感を、一人ひとりが持つように働きかけていくことが重要です。

 そして、このような思いで働きかけていく人たちが、増えれば増えるほど、会が強くなっていく・・・。やりがいと楽しさの中から、会の創り手を広げていくんですよね。

 机に向かい合って、一見真剣そうな暗い顔で、「あれもできてない、これもできてない」、「こうした方がいいと思うんだけどなぁ~」と、思ってはいても出し合う雰囲気じゃぁない。しまいには、誰々がこんなことを言ってるから・・・・、などと、本来同じ思いで集っているはずのメンバーへの不審を抱く。
 
 これでは、せっかく大変な労力と想いを持ち発足させた人も、その想いに共感して関わった人たちも、何のために自分の時間を使っているのか、それ自体無意味としか感じなくなってしまう。

 軌道に乗るまでは、大変な労力がかかるんです。それを覚悟して、うまく行かないときほど笑い飛ばして、他の人たちの力を借りる。「あんたの力が必要なんだよ!これについてどう思う?じゃぁ、今度はこうしてみよう。私も頑張るからあんたも渾身の力出してよ!逃げたら承知しないからね(笑)」

 これぐらいの大らかさで、最初は、話し合い2割、行動8割ぐらいがちょうどいい。なぜなら、行動する中で、関わったメンバーがどんな人か見えてくる。

 「この人はこういう事が得意なんだ・・・、こんな想いを持ってるんだなぁ・・・」ってな具合にね ウインク

 楽しさとやりがいがあるものに、人は自分の力を出そうと思うもの。会をそう仕立てていくためには、楽しさとやりがいを生み出すことができる創り手を増やさなくてはなりません。

 しっかりとした夢(展望)を持ち、今を見つめる。目の前の今だけを見ていると大らかさは持ち得ない。大らかさがなければ、やりがいと楽しさを持った、生きた会にはならないんですよね。Bさん、頼むよ!一緒に頑張ろうな!
 


ファイト 「おおた高齢者見守りネットワーク」では、日常の進捗状況のやりとりを、ソーシャルネットワークサービス(SNS)を用いて行っています。

 以下の文章は、各取り組みでの、メンバーの書き込みから抜粋しました。ここには、 「楽しさとやりがい」を持って、この会を取り組んでいこう!という、メンバーたちの思いがびっしり詰まっています。これこそが、このような自主的な会にとって、何より大切なものなんだと思います。
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11月セミナーに向けて、N施設長の書き込み :
 「11月セミナーの書き込みが31件になりました。セミナーの準備に、20人もの専門職の人が集まって話をして、これだけの意見を重ね合わせていくことに、改めてみま~もらしさを感じています。11月セミナー、みんなで頑張っていきましょう。」

11月みま~もレストランに向けて、S栄養士の書き込み :
 「内容はまだ決まってないのですが、鍋ですから、「自由 何でもあり 食べまくる 汗かく」 私の鍋のイメージですが、そんな感じでいきたいです。 たぶん、また笑えますよ(笑) 楽しそ~~!

 好きなようにオリジナルの鍋にしたいです。基本の鍋のダシだけを用意して、あとは材料はバイキング形式はどうでしょ?基本のダシも無しでもいいかもしれません。
 人数分の材料の用意より、いろんな種類の食材を用意したり、ふつう鍋に使わない材料、家で使わないで眠っていそうな食材、ダイシンで本日特売の食材など・・、家でする鍋っぽい方が楽しいのかなと思います・・・・(中略)・・・

 12月のレストランですが、前日に会場の装飾などを、参加者の方としたいな~と思っています。クリスマスの装飾なんてお手伝いというより、「やりたい!!」ことだと思うんですよね。たぶん3,4人くらい来てくださると思います!!来なかったらメンバーの方お手伝いお願いします。

 クリスマスツリーなど参加者の方にお借りするとかはダメでしょうか?クリスマスはハンドベル欠かせないですよね?ベル隊になられる方いらっしゃいませんか?参加者の方にも募りましょうか?」


S栄養士の書き込みについてAさんから :
 「はいはい!私もベルやりたいです。ぜひ参加者からもつのりましょう。」

S栄養士の書き込みについてBさんから :  
 「私もハンドベルやりたいです!!鍋もクリスマスも考えただけで楽しそうな様子が目に浮かびますね!」



次回のみま~もレストランの中で折り紙教室を開催することが決定!参加者のMさんが、この折り紙教室で教えてくれることになりました。今日は、みま~もメンバーが当日アシスタントになるための講習会です。下の作品は、講師のMさんが折ってきてくれたもの。
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当日はクリスマスにちなんだ折り紙作品を作ることに決定!Mさんと、メンバーが和気あいあいと、話し合い。
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どう見ても、親子?孫?一つひとつの行程を、丁寧に教えてくれるMさん。
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Mさんのご近所Sさんも参加してくれました。真剣に作っていて、カメラがこんなに近づいても気づきません 絵文字名を入力してください
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なぁ~んか、いい雰囲気ですよねぇ~。
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できあがった作品がこちら!みま~もレストラン当日は、参加者全員でこの作品に取り組みます!
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あなたの名前を待ってます!

 私が入学した県立高校は、川崎では歴史のある高校で、60年代・70年代には、東京大学などに何人も卒業生を送り出した名門校だったらしい・・・。

 60年の安保闘争時代には、当時の大学の学園紛争の影響で、自主自立、そして自由というものについて、生徒たちが教師たちと真剣に議論を交わし、学校のあり方を形作っていった。

 当時は、中間・期末試験などがなく、通信簿は話し合いで決められる。そのようになっても、国立、私立を問わず、有名大学に入学する生徒が大多数だったという。生徒会はなくなり、運動会や文化祭などは、生徒たちが自主的にやろうという声が上がらなければ行われない。

 修学旅行は当時では珍しく、場所から日程、期間などすべて生徒が決めていた。決められた制服もなかったが、私服を毎日考えることを手間と感じている生徒は、思い思いの制服を着用してきていた。ある意味「私服」だったのかもしれない。

 時が流れて80年代。この高校の門を私はくぐった。60,70年代のような、進学校ではなくなっていたが、当時から受け継がれてきた歴史は、多少なりとも残っていた。

 入学して最初の日。教室で先生を待っていると、先生より先に現れたのは先輩たち。この学校の歴史について、自分たちで作った資料をもとに説明してくれた。

 「この学校は一人ひとりの自由を尊重する。だからこそ、本当の自由を履き違えないでほしい!」

 リーゼント、髪の毛を染めている、学ランには刺繍・・・・、そんな先輩たちが熱く新入生に語りかける。制服がないので、当然決められた上履きもない。土足の生徒も正直いた。でも一方で、土足なのだからキチンと掃除をしようと呼びかける生徒もいた。

 私はこんな母校が大好きになった。そして誇りにも感じていた。

 そして1年生の秋、先輩たちとある計画を実行した。それは、自分たちが暮らすこの川崎に、子どもたちがいつでも舞台芸術に触れることができる、「ホール付き児童会館建設」の署名を行おうというもの。

 当時の川崎市には、演劇を鑑賞できる会館が少なく、とくに児童も鑑賞できるような会館となると皆無でした。

 そのような中、地域で暮らす母親たちが中心となり、ホール付き児童会館建設要望の機運が高まっていて、私たちの高校でも、「何か出来るのでは?」と、活動を始めたのでした。

 ちなみに、私、自分で言うのも変ですが、優等生ではありませんでした。このようなことを普通にやってみようと感じることができる学校の空気が、私を揺り動かしたのかもしれません。

 みんなで話し合い、署名実行は昼休み。場所は、みんなが一番集まる学生食堂前。生徒全員に知らせるチラシも、みんなで考えて作成。顔と手をまっ黒にして刷り上げました!

 それぞれが自分のクラスで、この署名の意義について説明。勇気が要りましたが、「自分たちもそうだけど、自分たちに続く子どもたちに、ホンモノの舞台芸術を観せることって大事だよね!後輩たちがいいものを観て、まっすぐに育ってこの学校に入ってくれれば、俺らだってうれしいじゃん!!」

 緊張して、足はガクガク、声は震える中で、こんな風に呼びかけた微かな記憶が残っています。

 そして、「沢ちゃんこんなことやってるんだぁ」、「見直したよ」、「なんか手伝うことがあったら俺やるよ!」・・・。クラスのみんなが呼応してくれる。

 署名当日、日夜暴走族のリーダーとして励んでいたAくんが、族の知り合いとともに隊列を組んで、署名会場となった学生食堂にやってきた。署名をしてくれたばかりか、署名協力の呼びかけや、チラシ配りを族仲間とともに行ってくれた時は感動しました・・・びっくり

 それからまもなく、Aくんは学校を中退。その後の消息はわかりません・・・。この署名活動は生徒総数、確か1200名の学校で、1000名分の署名が集まりました。

 ホール付き児童会館は、その後紆余曲折がありましたが、私が20歳の時に、麻生区で建設されました。

 児童演劇の仕事を始めてから、この会館で何回か公演を行いましたが、高校時代の署名活動を思いだすと感慨深いものでした。

 「どんなことでも、真剣に向き合っていけば、必ずそこに仲間が集まり、実現させることができるはず!」

 これは、高校時代のさまざまな経験で培われた自分自身の信念です。あれから25年、この信念だけは揺るがずに生きてこれました。ここまできたんですから、これからもたぶん・・・、いえ、きっと揺らぐことはないでしょう。



高校の全生徒に配布した署名協力のチラシはこちらをクリックしてご覧下さい。22年前のガリ版刷りですよ(笑)



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歴史を刻む

 先日、「おおた見守りネットワーク」に協力して下さっているHさんのご結婚を祝う会に出席してきました。150名を超える参加者の中で、一際栄える黄色いベスト!

 まだ何の素地もない会に発足当初から協力してくれたダイシン百貨店の方々がいます。

 会発足当時からこの会の発展を確信し、自分の進退も顧みず、熱く熱くこの沢をサポートしてくれた行政高齢支援担当N係長がいます。

 そして、発足からまもなく2年。会の発展とともに広がった仲間たち十数名・・・。

 さすが地域活動を長年行ってきたHさんの結婚式。地域で様々な活動をしている人たちが一堂に集まっていました。

 「沢さん久しぶり!あんたの事務所の側に、手頃な貸店舗ないかなぁ~」

 自治会長のAさん。自分たちの地域が高齢化する中で、住民同士が経営するサロンを考えているようです。

 「ほかの地域で、入新井の包括さんを絶賛しているケアマネージャーさんがいて、働いているわけでもないのに自分がうれしくなっちゃいましたよぉ~!いつもありがとうございます。」

 民生委員のお母さんとともに、地域活動を積極的に行い、昨年ケアマネージャー資格を取得したBさんからこんな話しをいただきました。

 「おおた高齢者見守りネットワーク」の活動に、今年になって関わり始めた訪問マッサージ事業所のDさんは、お酒が多少回っているのか、多少赤くなった顔で近づいてきました・・・。

 「この会に関わるようになってからの方が、自分の専門性を考えるようになりました・・・。」ほろ酔いながらも、私に語りかけてくるのはみま~ものこと、自分の専門について。さすがDちゃん!

 考えてみれば、この黄色いベストの仲間たち。2年前までは何のつながりもない人たちだったんですよね・・・。

 本来何もないところに、新しい歴史が刻まれていく・・・。

 自分の専門分野、自分の事業所、自分の担当者・・・・、本来自分が所属する、自分が携わっている領域で業務を行っていた一人ひとりが、業務外で、専門や所属を越えて手を結び合い、生まれた地域活動。

 何もないところにわざわざ創り出さざるを得なかったエネルギーは、「自分たちだけでは、住み慣れた地域で暮らしたい!という高齢者の当然の想いを実現させることはできない・・・・」という、地域で働く高齢者に携わる仕事をしていた一人ひとりの想いでした。

 想いの実現のために、本来すれ違うだけの専門職たちが、一人、また一人と、連携・協働のためにつながりあった・・・。

 「何もない、誰も創らないのであれば自分たちの手で創ればいい・・・。自分たちで新しい歴史を刻もう!」

 この一念が2年という時間の流れをずらさずに歩み、新たな歴史が刻まれた。

 地域づくりセミナー、SOSキーホルダー登録システムの普及、みま~もレストラン・・・・。無いものを生み出すエネルギーは相当なもの・・・。

 これを、当然のように実現させてきた会の人たちに改めて敬意を表したい。

 Hさんのお祝い会というめでたい席をお借りして、仲間たちとともに2年間、この地域に刻んできた歴史に、思いを馳せていました・・・。 


Hさん、おめでとうございまぁ~~~す!!
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今年1年の踏ん張りどころ・・・。

 
 今年も、あと2ヶ月を残すだけとなりました・・・。

 年越しを迎えるときに、「あ~今年も実り多き一年だったなぁ~」と、オヤジ臭くお茶でもすすりながら、一年を振り返れるようにラストスパート!力と想いを、さらに注ぎ込む日々を送りたいと思っています。

 自分を奮い立たせるような前文を書いていますが、この11月は、自分にとって一年の正念場。

 11月13日には、地域外の自治会からの依頼で、地域住民を対象とした勉強会に出席します。

 頂いたテーマは、 「自分たちで地域に住まう高齢者をどのように見守り、支えあっていくか・・・」 そこに暮らす皆さんで考え合っていくための材料として、自分たちが暮らす地域の高齢化の現状について話してきたいと思っています。

 11月21日(土)は、早稲田大学で行われる、東京都社会福祉士会共通基盤研修のシンポジウムに、シンポジストとして参加します。
 テーマは「行動する社会福祉士~今だからこそできること、めざすもの~」

 当日のレジュメ集にするための資料はすでに作成し、社会福祉士会へ郵送しました。規模の大きな研修で、プレッシャーもありますが、各地でさまざまに行動している社会福祉士の仲間たちと、交流できることを楽しみの一つとして参加したいと思います。

 そして、来月12月7日には、渋谷区の包括勉強会にもお呼びがかかりました。

渋谷区には、昨年も、「おおた高齢者見守りネットワーク」について話しをしていまして、今回が二度目となります。
 
 今回は、取り組みについてというよりも、なぜ、このような会を発足させようと思ったのか・・・。私を会の発足まで揺り動かした想いを話してほしい!という、なかなか難しい注文をもらってしまいました ><

 今、どの地域でも、包括支援センターの職員たちが、ネットワーク構築に向けて奮闘しています。しかし、大切なことだと理解はしていても、そこから何を始めていけばいいのか???その部分で、発足当時のことを聞きたいということでした。

 包括職員が、具体的に踏み出すための一歩を、一緒に考えあえる交流の場にしたいという趣旨に沿って、どのような勉強会にしていくかを考えていかなければなりません。来週、渋谷区の行政担当職員が打ち合わせに来るそうです。

 そしてもう一つ、これは包括職員として・・・というよりも、当病院在宅部門責任者としての関わりです。

 今年第10回めを迎える、当病院「医療連携懇話会」を11月18日(水)に開催します。地域の病院、クリニック、医院の医師、看護師、ソーシャルワーカー、医療連携担当者をお迎えして、地域医療を支え合う者同士、懇親を深めることを目的としています。

 10回目の今年は、医療関係だけでなく、介護施設にも広く呼びかけ、医療・介護関係者が、顔の見える連携のきっかけになればと考えています。

 現在申し込みは130名。当病院関係者を含めると、200名規模の懇親会となりそうです。こちらも来週には会場との打ち合わせ、病院関係者での打ち合わせなど、忙しくなりそうです・・・・。

 ざっと、今後の私の予定を書き込んでしまいましたが、一つひとつ、別なこととして取り組もうする自分がいたら、とてもじゃぁありませんが、お手上げです アップロードファイル

 でも、今回書き込んだ予定だけを見ても、全部自分の中では、ひとつながりのものなんです。

 地域に暮らす人たちへの、地域で働く専門職としての発信。

 同じ地域で働いている様々な専門職、専門機関の人たちへの、垣根を越えた連携・協力の呼びかけ。

 各地域で同じ包括職員、社会福祉士として働く仲間たちとの交流を通して、高まり合いを創ること。


 この視点に立っていれば、「一つ終わって、また別のこと・・・。」ではなく、それぞれの取り組みを通して、ちがうもう一つのことに、力を出してくれる多くの人が生まれるはず。

 そして、この一つひとつの取り組みを通して、参加している人たちと共感を持って新たな行動に向かうことができたなら、何より自分自身が、今までとはちがう新たな発見ができることでしょう。

 来年、そして、来年度に向けての準備も、そろそろ考えなければなりません。今、この正念場の時期を、大事に歩むこと。このことが、来年、そして、来年度の自分自身の視点と歩む姿勢に、必ず影響を与えることになると思っています。

 誠実に、目の前にあることを着実に一歩一歩・・・・。言い聞かせながら、正念場を歩んで行きます。

 

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