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さわ

Author:さわ
平成25年1月末、
『 地域包括ケアに欠かせない多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり
~ 高齢者見守りネットワーク みま~ものキセキ! ~ 』出版決定! 

今から取り組めばまだまだ間に合う!
無縁社会、孤立死、地域崩壊・・・に立ち向かうための処方せん。
超高齢社会を乗り切るための「地域におけるネットワーク」づくりのヒントをすべて教えます!
みま~もの5年間の軌跡(奇跡)を余す所なく紹介しています!
地域包括支援センター職員はじめ、保健・医療・福祉関係者、地域づくりに関わるすべての方へ必携です!

こちらから申込書をダウンロードし、ライフ出版へFAXしてください。

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何をやるのもみんなで・・・

 さぁ、いよいよ今年度最後のセミナー、「認知症の人と歩む町に」が明日に迫りました。

 今回は、今年度最後のセミナーとなるため、来年度のセミナー案内・みま~もレストラン予定表などのお知らせや、区高齢事業課主催のセミナー、警察からの交通安全普及資料等々、資料も膨大です。

 と・・・、いうわけで~、午後からはメンバーの皆さんに呼びかけて、資料の折り閉じ、袋詰めに来てもらいました。
         

見てください・・・、200名分の資料。2部に行われる「歌声喫茶」のために作成した歌集や、認知症サポーター養成講座のテキスト&オレンジリングなど盛りだくさんです!包括職員だけではまちがいなく1日がかりになることでしょう・・・・ 
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みま~も応援隊登場!!「何をやるのもみんなで・・・・」。これぞ、みま~も魂!仕事の合間をぬって、メンバーが駆けつけてきてくれました。大変な作業なはずなのですが、楽しく盛り上がっていましたよ・・・。今日の旬の話題は、キムヨナ・真央ちゃんのフィギュア対決ですかねぇ~。
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準備万端!さぁ、200名規模の認知症セミナーを大成功させましょう!

おーーーーーーっ!  



「梅にウグイス・・・」花札のような光景に出くわすことができました・・・。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

みんながいたから・・・・

 久しぶりのブログを書いています。

 この間、いよいよあと2日に迫った、今年度最後の特別セミナー「認知症の人と歩む町に」の資料作りや準備に追われていました・・・ 

 中でも、今回はみま~も(おおた高齢者見守りネットワークの愛称)に協賛してくださっている医療・介護事業所、さまざまな協力をいただいている企業の誰が見ても一目でわかる一覧表を作るのが大変でした。

 今、この会に協賛している事業所数は36。それに協力包括支援センターが5。計41に広がりました!!

 このすべてに連絡を取り、ロゴと文章を依頼。まとめる作業といったら思い返すだけでも冷や汗ものです。しかし、一つひとつの企業、事業所のみなさんとの関わりの経緯を思い返すいい機会にもなりました。

 「この企業に話しに行った時は暑かったなぁ~、暑いのにスーツにネクタイで気合入れて行ったっけ・・・」

 「○○さんとの長いつながりがあったから、この事業所との今の関係があるんだなぁ~」

 「○○事業所のAさんは、まだ会の形もなかったときから、『沢さんがやるなら協力するよ!』と言って、今までずっと力を出してくれている・・・」

 「・・・・・・・おれ、・・・このみんながいたからやってこれたんだなぁ~~~  」

 一つひとつの事業所にいる一人ひとりとの関わりを思い出し、あらためて、人と人が手を結び合うすばらしさを噛みしめることができました。

 今年度最後のセミナー「認知症セミナー」の申し込みは、定員200名のところ、現在200名。「キャンセル待ちでもいい」と、申し込んでいる方たちも20名ほどいます。

 1年間の集大成として位置付けた、今回の特別地域づくりセミナーを、認知症への正しい理解とともに参加者と共有できることが、今週の、そして今現在の乗り越えるべき目標です。


昨晩出来上がった「みま~も協賛事業所一覧表!」出来立てのホカホカ資料はこちらをご覧ください。
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認知症セミナー資料として、みま~も協賛事業所一覧を作成しました!こちらをクリックしてご覧ください。


私たちがいる地域の梅も、今が見ごろを迎えています・・・。
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陽の光にある角度で向かい、梅の花を撮影する・・・・。すると、淡いステンドグラスのように見えるんです!名付けて「透かし梅」!
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梅の花の美しさと、においを堪能しました・・・。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

心の風景

 最近、ふっと、ある風景を思い出す・・・・。 山に囲まれた湖の一角にあるキャンプ場・・・ 

 小学校4年生のあどけない子が、私にこう語りかける・・・・。

 「     あっのぼり~~~?(当時の私はそう呼ばれていた・・・)
 今日は楽しかったねぇ~・・・  ぼく・・・、今日のこの日を大人になっても絶対忘れないよっ・・・!」


 そう、20年前のこの風景と、男の子のこの言葉を・・・。

 今から約20年前、私は、児童演劇を親子で鑑賞する団体の専従事務局として働いていた。

 日本中にある、あらゆるジャンルの劇団を地域に呼び、子どもたちに生の舞台芸術を体験する機会を提供する会。もともと母親たちが、「わが子たちに、人類が創った最高の舞台芸術を鑑賞しながら成長していってほしい・・・」という願いから生み出してきた団体でした。
 

 この劇を鑑賞している、小学校4年生から高校生までの子どもたち、約300名を連れて年1回、3泊4日のキャンプに出かけていました。

 小学生たちにとって、3泊を家族以外の人と過ごすということは、初めての経験の子も多い。そのため、異年齢の班をつくり、5回の班会を重ねて当日を迎えていく。

 班会では、班名や3泊4日の食事の献立、班のシンボルマークなどを決め合っていきます。この過程を通して、異年齢の家族のような関係をつくり、当日を迎えていくのです。

 この子どもたちを、家族の代わりとなって連れていくのが、社会人や大学生の青年たち約100名。「子どもたちに、異年齢集団で創り上げる喜びを体験させたい」そんな思いで、約3カ月の準備を重ねて当日を迎えます。

 キャンプのメインは、やはり3日目、最後の夜に行われるキャンプファイヤー。青年たちが、鉄道の枕木を使用し、8角形・10段のファイヤーストームを作ります。まっ暗闇の静寂の中、このファイヤーストームから立ちのぼる炎と煙は、高く星空まで舞い上がっていく・・・。

 真っ赤な炎は、3泊を共に過ごしてきた仲間の表情を照らす・・・。どの表情も達成感でいっぱいの表情・・・。炎に照らされた仲間たちの表情を見るだけで、胸が熱くなり、なぜか涙がこみ上げてくる・・・。

 これが、感動というものなのでしょうか???

 キャンプファイヤーが終わり、私は、寝静まった一つひとつのバンガローを見回りしていた。

 懐中電灯を一つ持ち、子どもたちが起きないように、そっとバンガローのドアを開ける。まぶしくないように、天井に懐中電灯の光をあてて、布団をかけないで寝入ってしまった子がいると、朝の冷え込みで風邪をひかないように布団をかけてあげる。

 あるバンガローを開けた時、ドアのすぐ下で寝ていた子どもの足を軽く踏んでしまった  その子は、ムニャムニャ・・・と目を開けた。

 「ごめんね、ごめんね・・・。痛くない?大丈夫!?」

 男の子は、眠い目をこすりながら、目の前にいるのが私だとわかるとこう話しかけてきたのです・・・。
 
 「     あっのぼり~~~?今日は楽しかったねぇ~・・・  のぼりぃ~・・・、もう明日になったら帰らなきゃいけないんだよね・・・。帰りたくないなぁ~・・・。
 のぼりぃ~・・・、ぼくねぇ~、今日のこの日を大人になっても絶対忘れないよっ・・・!」


 あれから20年。あの男の子も今は30歳前半、いったいどんな人生を歩んでいるのでしょうか???


 私は、最近こう思うのです。異年齢の中で協力し合い、何かをやり遂げる経験というものは、人生の中で何物にも変えがたいものだということを・・・。

 そこには他者を知るという学びがあり、仲間の中の自分の存在を学び、一人では決してできないようなことを、力を合わせることにより実現できるんだという達成感を感じることができる。

 
 今でもときどき思い出す、自分の心の中の風景・・・。あの日、キャンプファイヤーで400名の仲間たちと、肩を組み合い最後に歌った曲が「ある馬の物語」という舞台劇で使われていた主題歌。この歌詞と音楽が、心の風景とともに、今もあふれ出てくるのです・・・・。


< ある馬の物語 テーマ >

誰も愛されて暮らすのが大好きさ  さみしくて一人では暮らせないものさ
だけど時々は冷たくていじわるで  わけもなくいじめ合いよろこんでいるよ

みんな苦しみを乗り越えて生きようよ   いつまでも甘えては暮らせないものさ

なぜ人は なぜ生きる なぜ人は なぜ生きる  なぜ、生きていく・・・

愛する喜び恋する楽しさ  生命の尊さ心で知るため
この世に生まれて ほろびるせつなさ  勇気と力を試していくため

春は花咲いて太陽の夏燃えて  秋の陽は短くてすぐ来るよ冬が
だけど生きるとはすばらしいことなのさ 君次第幸せな人生をつくるのだ

愛する喜び恋する楽しさ  生命の尊さ心で知るため  なぜ?

この世に生まれてほろびるせつなさ   明日があるから人間バンザイ
すてきな世界をみんなで築いていこうよ!!

 

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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

バレンタイン弁当&クッキー作り!

 やってきました!第3木曜日!そう、「みま~もレストラン」の開催日です!! 

 昨年4月から始まったみま~もレストランも今回で11回目。あっという間に今年度もラスト2回となってしまいました・・・ 

 月1回・・・。1年間重ねてきたレストランで、みんなが友だち同士。

 「来月で終了さみしいわ~  」 

 みなさんのそんな声に応えます! 「大丈夫!来年度も引き続き開催していきますからね!」

 そう、来年度1年間は、NRE大森弥生ハイツさんが1年間場所を提供してくれることになりました!    (K施設長、NRE大森弥生ハイツ職員のみなさんありがとうございます)


2年目を迎える「みま~もレストラン」の年間スケジュールが決まりました!詳しくはこちらをクリックしてご覧ください。

 今回のみま~もレストランは、クッキー作り  できたクッキーをラッピングするまでをみんなで楽しみました!今回のまとめは、我が包括レストラン担当 絵描きナースです。
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 『クッキーづくりから始まり、クッキーのラッピング・・・。皆さん少女時代に戻って、目をキラキラさせながら、「きゃっきゃっ  」と興奮しながら、ラッピングの袋や、リボンを選んでいました。

 「食事は愛情たっぷり弁当  」 という名で二段重ねのお重風弁当でした。

 普段、ふつうに家でも作るような食材をあえて使う。愛情が詰まっているからおいしい!みんなで食べるから、なお、おいしい!!

 「一人暮らしで、なかなか揚げものを作らないから、今日は久しぶりに唐揚げ食べた!」 という声。

 ハートの形をしたそぼろご飯にみなさん、 「嬉しい!こんなの食べたことない!」 と写メールをとる方も・・・

 本当に愛情たっぷりお弁当でした・・・。

 帰りはラッピングしたクッキーを手に、「楽しかったぁ~」と、帰って行く姿が印象的でした。

 レストランは来月が最後です。まだ内容は未定ですが、最後のしめとして・・・、「みんなで食事にでかけようかなぁ~」と、考えてまぁ~す!!  』
 (By 絵描きナース)


さぁ、2月みま~もレストランの始まりです!これが、今回のお弁当『愛情たっぷり弁当』です。中身は????もう少しあとの、お・た・の・し・み 
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 今回のクッキー作りラッピング担当は、みま~も六郷代表のNさん。かわいいラッピングのイメージとはほど遠い(?)イメージのNさんですが、今日を迎えるまで、大変な努力をしてきました。本人の文章で振り返ってみましょう!

★まずは、お店に行っての買い出し編:
『 ラッピングの材料はほぼ揃いました!慎重に品定めをする女性たちの中を、私一人が、「あれだ!これだ!」と大人買い。女性客がほとんどで、完全にアウェーな空気の中、物おじすることなく、ミッションを果たしました。これも歳のお陰でしょうか・・・・!?』

★次に、眠っていた何かが目を覚ました編:
 『 じつはこの私・・・。かつて小学生向けの教材会社で「家庭科」の教材作りをしてました。みまーもレストランは、その時の事を思い出させてくれます。-眠っていた何かが目を覚ました- こんな気持ちで一杯です・・・。』  

Nさんお疲れ様でした!!


当日も、みなさんが来る前に、黙々とラッピングの準備に余念がないNさん。気合い充分です!
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見てください!これだけの買い物を、女性客に囲まれながら、一人、Nさんが買い出ししてきたんですよ!
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メンバーと参加者が協力し合っての料理作り。回を重ねるごとに、だんだん息が合ってきました!
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Nさんやったね!クッキーを詰めるラッピング作りに、みなさん興味津々です!
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お待たせしました!バレンタインにちなんだ『愛情たっぷり弁当』のご開帳 
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おかずは、鶏の唐揚げ・蛸ウインナー・エビフライ・ポテトサラダ・そのほか野菜もいっぱい入っています。
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主食は、ハート型のそぼろご飯。まわりを卵焼きが彩りを添えていました・・・。
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クッキー作りも終わり、おまちかね、愛情たっぷり弁当の食事タイムです。みんなで 「いっただっきまぁ~~~~~す!」
このあと、作ったクッキーのおみやげをいっぱい抱えて、みなさん帰ったとさ。おしまい!
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

いつでも呼んでください!

 今日、私たちの地域の町会役員の方々数名が事務所にやってきた。

 じつは、この地域の町会が合同で出している会報に、「この町で生まれた、SOSみま~もキーホルダー登録システムを載せたい!」ということで取材に来てくれたのです。

 きっかけは、今日も事務所に来てくれた町会長自身が、このSOSキーホルダーのことを知り、申し込みをした・・・。実際に、鍵にキーホルダーをつけて、いつも出かけるようになったそうです 

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 町会長が、「この安心感を、地域の人たちに知らせたい!」そんな思いを抱いてくれた・・・。それがきっかけで、今日の包括への取材となりました。

 しかし、今日の取材。 「取材」 という形で話し合ったのは、ほんの数分だけ。しばらくすると、このキーホルダーをどうやって広げていくかの作戦会議に変わっていました・・・。 

 「キーホルダー登録のチラシを回覧板で回していこう!」

 「今度の土曜日の夜、うちの町会の役員会があるから申込書と説明書を50部取りに来るよ!」

 「その次の週はうちでも役員会があるから、電話してから取りに来ます!」

 「まずは、キーホルダー登録システムを住民に知ってもらうことだな。そして、包括支援センターに申し込みに来てもらえば、あんたらがその人に合った話しをしてくれるんだからね  」

 ここで、わが包括支援センターの職員のごあいさつ。一人ひとりの名刺をみつめながら・・・、

 「このような人たちが相談にのってくれるのは心強い!警察や消防の方は、何か必要なことがあると説明に来てくれるんだが、あんたたちは来てくれるのかな?」

 この言葉を待ってました!!

 「もちろん!必要であれば、いつでも呼んでください!!」 


 「おおた高齢者見守りネットワーク」の会を立ち上げたばかりの私は、

 「どんどん地域の自治会・町会に入っていかなければ・・・・」、「交流をもっと持っていかなければ・・・。地域の取り組みにどんどん一緒に関わろう!」

 などと、地域住民との距離を、背伸びしながら、必死で縮めようと努力していたように思います。

 しかし、会の活動を通して、「地域に暮らす人たちが私たちに何を求めているのか」を肌で感じた時に、この気負いは、いつしかすっと消えていました。

 私たちはあくまで専門職として、地域に暮らす人たちと関わっていくべきなのです。地域で働く医療・介護の専門職が、しっかりつながり合っている。だから・・・、

 「自分たちの地域で、何かあったときにもすぐに相談できる」

 それが地域に暮らす人たちの安心につながるのです。地域に暮らす人たちと同じように、同じことをする必要はないのです。

 地域に暮らす高齢者を見守り、支え合うネットワーク(つながり)は、地域に暮らす人たちが、考え、築いていくべきもの。

 私たちは、地域に暮らしている人たちのネットワークで支えている高齢者が、適切な時期に私たち専門職へつながっていく。このつなぎの部分を、地域に暮らす人たちが見えること。ここに持てる力をかけていくことが重要なんです。

 地域の活動に、同じようなスタンスで出てくる専門職を、地域に暮らす人たちは期待はしていません。

 それよりも、いざ、「自分たちだけでは支えられない」、「見守ることは限界」、そのときに、地域の専門職たちがつながりあっていて、 「本当に頼りになる、何でも相談できる!」 そう思ってもらえる信頼を、私たちは築いていくのです。

 地域に暮らす人たちが、近隣に暮らすひとり暮らし高齢者を気にするようになる、手をさしのべてみようと思う・・・。そして、いざとなったら支えてくれる専門職が身近にいる!この安心を提供していくんですよね!この提供は、私たちならば可能なんです!!


 話しはキーホルダーで大盛り上がり!この取り組みを、それぞれが広げていくための作戦会議(?)は無事終了!町会のみなさん、次にいつ包括へチラシを取りに来るか、具体的にして帰っていきました・・・。

 あれ???「取材????」・・・。

 いいんです!みなさん、SOSみま~もキーホルダー登録システムを、自分たちも取り組んでいる大切なもの と思って帰ってくれたんです。

 私たちが、この取り組みについて、「あ~~だ、こうだ・・・」話すよりも、きっと、自分たちの言葉で、会報を作ってくださることでしょう。その方が、読む人には伝わるはず!

 町会役員のみなさんと、心と心のつながり合いの時間を持てたこと・・・。とてもうれしく思えた時間でした。

 
 

椿の花が、色のない冬の季節に色を付けてくれています。
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一期一会

 永遠のものなどあろうはずがない・・・。そんなことはわかっている。

 必ず別れはやってくる。時間という流れの中で生きている自分たちの宿命なのでしょうか。

 とくに、人と人との付き合いも、別れがあるものはつきもの。どんなに思いが同じであったり、通じ合っていても別れはある。

 しかし、生きていれば、同じ思いを持ち続けていれば、どんなに離れても、二度と会うことがなくなっても、それぞれが、互いの場所で、ともに抱いた思いを何かしら形作っていくことでしょう・・・。

 同じ瞬間を、同じ思いを、その人と、同じ場所で共有したこと。そこにこそ価値を見出したい。そこに価値を見出すことができる自分がいれば、その人との出逢いを無駄にしないという生き方ができるはず。

 同じ時間、同じ場所で夢を共有し合い、互いの持っている力を出し合い、感動や、楽しさや、うれしさや、悲しみをともに過ごした日々。これこそかけがえのない自分自身の宝。

 何十年という短い人生の中で、その人と出逢った、出逢うことができたこと、それこそが、自分の生きる上での財産・・・。そのような姿勢で、今まで出逢った、そしてこれから出逢うであろうすべての人たちと向き合いたい・・・。

 ここまで書いていて、ふっと、ある言葉が浮かんできました・・・・。

「一期一会」

 「あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう・・・」と言う意味の、千利休の茶道の心得だそうです。

 もしかしたら、もう二度と会えないかもしれない・・・。

 だからこそ、その人との別れよりも、出逢えたこと。そして、ともに精一杯の力を出し合って過ごした時間・・・を、大事に自分自身に刻みたい。

 今までありがとう! 



「見てごらん・・・・!くじらが大空を泳いでいるよ!」
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・・・・と、雀の像が言っているような、見事なくじら雲でした・・・。
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手ごたえを感じる瞬間を味わおう!

 「おおた高齢者見守りネットワーク」22年度最後を飾る地域づくりセミナーは、特別セミナーとして、


認知症セミナー認知症の人と歩む町 ~正しい理解と、音楽と、笑顔~』 を開催します。


 1年間、様々な専門職、専門機関の方々を講師として招き、地域に暮らす人たちに「気づきの提供」を目的として、地域づくりセミナーを毎月開催してきました。

 この「地域づくりセミナー」を通して、SOSみま~もキーホルダー登録システムが、今年8月に生まれています。きっかけは、セミナー講師として依頼した、近隣にある病院ソーシャルワーカ-たちとの出逢いです。

 現在申請開始から半年、申請者数は850名を超え、来年度からは、六郷・蒲田地域でも、このキーホルダー登録システムを開始致します。

 ひと月、ひと月、講師となる、専門職、専門機関の方々と、「地域に暮らす人たちの安心」につながる、私たちにできることは何かを真剣に考え合ってきました。

 人と人との関係構築の過程は、専門職だろうが、地域住民だろうが何もちがいはない!要は、熱意は必ず相手に伝わるということ!

 そして、この熱意を通して、よりよいものを創りたいというものが、相手に伝わったとき、自分ひとりだけでは想像もできなかった、新たな考えが生み出されていく・・・。

 これが、「ネットワーク」が絵に描いたもちから、手ごたえとして感じることのできるものへ変化していく瞬間なんです!

 ここまで来る過程が大変なんです・・・  

 「いくら動いても手ごたえがない」、「自分ひとりで空回りしているような気がしてしまう」、「やらなければ・・・、という義務感がだんだん芽生えてくるから自分自身が楽しくない」、「自分が楽しくなく、苦しんでやっているから、共に力を出そうという人が見えない」、この負のスパイラルの行く末は、「あきらめ・・・・」 。

 人と協働することが大切だと思うのなら考えるんです!自分は何を大切にこの仕事をしているのか?その思いに共感してくれる人、一緒に力を出してくれる人がいるのか?一人でもいたら、それはすばらしいことです!だって、ひとりではなく、集団になれたんですから!

 次は、自分が大切にしていることを、何で形にしていくのかを考える。(私たちの場合、それが地域づくりセミナーだったんです)

 この形にしていくことの過程で大切なことは、「継続」できることを行っていくこと。たった一回の何かを行うことで、人と人が連携できる魔法の薬などあるわけがない!継続させながら、1回1回の取り組みで、何かを生み出していくことが大切なんです。

 何かを始めたら、必ず検証し、次の展望をいつも考えること。私たちは、セミナーで必ずアンケートを書いてもらっています。初めて参加する人の意見も参考になりますが、毎回参加してくれる方々が増え、その人たちの意見がとても貴重であり、財産となっています。そして、検証は、自分ひとりでするのではなく、必ずメンバーと会議の中で議論します。

 多くの人と一緒に検証することで、次の展望を共有することができる。皆が取り組みの創り手になっていくんですね。

 展望は、すぐ先のことは考えやすいし、議論の中心になりますが、1年先、そしてその先を展望することも重要です。この長期の展望を持つことができる人が多くなれば、なるほど、より取り組みの発展につながっていきます。

 「ネットワークづくり」に手ごたえを持つことができる瞬間を体験していきましょう!体験した=楽になるということではありません。常に、常に大変さは付き物ですが、「ただ大変だけ・・・」ということにはならないはずです。

 だって、自分自身の成長を実感できるんですから、同じ目的でがんばっている多くの仲間という財産ができるんですから!

 認知症セミナーまで、あと、1ヶ月を切りました!日にちが迫れば迫るほど、メンバー一人ひとりが、さまざまな場所で力を発揮していることが手に取るように見えてきます。

 申し込み人数は、今日現在で190名。200名定員なので、申し込み締め切りまであとわずかです。

 2年前の第一回セミナーの前日をふっと思い出しました。「雨が降ったら人が少なくなっちゃう・・・」、「一人も来なかったらどうしよう・・・・」そんなことを考えていたもんです。

 それが、今は、地域に暮らす人たちが友人を誘ってくださり、200名を集めることができる会になってきたんです・・・。人数が集まるだけが全てではありませんが、数は=組織力だと思っています。これだけの人たちが、「ここに来れば、何かを知ることができる、学ぶことができる」と、自分の意思で参加してくれるんです。

 今年度最後のセミナーです。参加者には、来年1年間の年間スケジュールをお渡しすることにしています。23年3月までの年間計画は既にできています。

 来年度も変わらずに、「地域づくりセミナー」を柱に、地域ネットワークづくりを進めていきたいと思います。

 
認知症セミナー『認知症の人と歩む町に』案内チラシは、こちらをクリックしてご覧ください。


来年度の地域づくりセミナー年間スケジュールが決まりました!ご覧になりたい方は、こちらをクリックしてみてください。
 

冬の夕焼けは、刻々と同じ風景を変貌させていきます・・・・。
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レールが足りない。

 先週、ケアマネージャーAさんから連絡が入った・・・。

 彼女が新人のケアマネージャーとして、管理者とともにあいさつに事務所に訪れてくれたことを昨日のように思い出す。

 栄養士からケアマネージャーという新しい世界に入ったAさん。当時、今の医療法人のケアマネージャー管理者だった私に、「いろいろと教えてください!」と、自分をまっすぐ見据える瞳には、これからの決意がしっかり映っていた。

 あれから5年の歳月が流れた・・・。Aケアマネージャーは、今、地域のベテランケアマネージャーとしてがんばっている。3年前、包括支援センターに異動した私も、様々な利用者を一緒に関わってもらっている。

 「沢○さん、Bさんのことは、本当にあれでよかったのでしょうか・・・・?」
ため息混じりに、Aさんからこんな言葉がもれた・・・。 

 80歳Bさん・・・・。

 生まれ育った北海道から上京し、50年以上この町で暮らし続けた・・・。夜の銀座で働き続け、結婚せず今に至っている。

 何年か前から、認知症の症状により身の回りのことが少しづつできなくなっていった・・・。

 しかし気丈なBさんは誰にもSOSの手を挙げず、手をさしのべてもらうことを、「よし」としなかった。

 自宅に閉じこもることが多くなり、何年も風呂に入らず、着の身着のままの生活。食事も買ってくるもので済ませることが多くなったが、昔からの習慣で夜は必ずお酒を飲み、その量は増えていく・・・。

 「自分の思うように身体が動かない」、「今までの記憶が無くなっていく」、「それでも頼る人なんていない・・・」そんな思いや葛藤が、Bさんの表情を険しく、人を寄せつけない形相に変えていった。

 このBさんと私たち専門職をつなげてくれたのは、地域活動をしていたCさん夫婦でした・・・。

 Cさん夫婦は、閉じこもりがちにしていたBさんに声をかけ、地域活動普及のためのチラシ折りを「手伝ってほしい」と、Bさんに声をかけた・・・。

 それからBさんの日課の中に「11時からCさんの事務所でチラシ折り手伝い」というスケジュールが習慣化されていった。

 初めて私がBさんとお会いしたのもCさんの事務所でした。「私が来ないと、このチラシを配る準備ができないから・・・」と、自分に役割があることをうれしそうに私に伝えてくれていた。

 介護保険申請。Bさんの場合、介護保険サービス利用だけでは解決しない多くの問題が考えられる。そのようなことを考慮し、AケアマネージャーにBさんの担当ケアマネージャーを依頼した。

 しかし、認知症の進行は、Bさんを地域から孤立させ、身体までむしばんでいく。あれほどCさん夫婦に感謝して、毎日手伝いに来ていたBさんだったのに、「あの人たちは、私が持っているものをねらっている!信用ならない!」と、パタッと事務所に来なくなった。

 心配するCさんと、Bさん宅に訪れたとき、栄養不良と脱水症状があり救急対応。そのまま入院となりました。

 栄養不良と脱水での入院なので、点滴での栄養補給で体調は回復しましたが、在宅での一人暮らしは困難なため、Aケアマネージャーと相談し施設入所を検討していくことにした。

 しかし認知症によるマンツーマンでの対応が必要と考えられるため、どこの施設も断られる・・・。

 認知症対応型施設(グループホーム)での1日体験入所も行いましたが、その結果グループホームからAケアマネージャーが言われたことは、「Bさんは深い認知症なので、たぶんグループホームではどこも対象とはならないでしょう・・・」という返事。( 施設相談員が判断する「深い認知症」とは、一体どのような症状の認知症を指すというのでしょう???)

 結局、Bさんを受け入れてくれたのは、有料老人ホームの指定を受けていない、地域にある高齢者アパート「○○荘」。ここは社会福祉士のNさんが運営している。(ブログでも何度か紹介しています)

 食事の提供はしているが、介護の必要な方はケアマネージャーの計画により介護保険サービスで対応する。

 Aケアマネージャー、Nさんという、専門職がBさんの新たな生活をしっかり支えた。

 「何でBさんをグループホームで受け入れてくれないの?うちよりまちがいなく職員の人数も、職員の経験もあるはずなのに・・・。それに何の問題もないよ!昨日お風呂も入ってくれたけど、病院では湯船に入ってなかったのかしらね?生きた心地がするってほんとに喜んでくれてたのよ」と、Nさんは笑顔で語る。

 何件も、何件も、Bさんが入所できる施設を探し、Nさんが運営する、この○○荘にたどり着くことができたAさんは安堵の表情を見せていた・・・。

 あれから約2年。人との関わりを一切拒絶し、険しい表情を崩さなかったBさんは、施設の中で友人もでき、日々、笑顔絶やさず暮らしている。

 Bさんに、以前から申請をしていた特別養護老人ホームから、「受け入れ可能」との連絡が入った。生活保護受給者であるBさん。今後のことを考えると、次にいつ声がかかるかわからない特別養護老人ホームからの受け入れは、断る理由がない。ある意味最善の選択です。

 「でも・・・・」と、Aケアマネージャーは言う。

 認知症の進行がありながらも、Nさん、友人たちと、楽しく「今」を、○○荘で生活しているBさん。しかし、環境の変化、今の人間関係からの離別、そして、多くの入居者がいる中での集団生活は、Bさんの認知症の進行を早めてしまう結果にしかならない。

 Bさんの特別養護老人ホームへの入所日が近づいています・・・。

 認知症になっても、一人で暮らすことがどんなに困難になっても、我が人生の選択肢は、一つではない、一つであってはならない。

 誰しも、人生の中で出逢った多くの人たちによって、人生は変わっていく。Bさんは、Aケアマネージャー、Nさん、○○荘で暮らす友人たちに出逢ったことにより、認知症の進行がありながらも自分らしさを取り戻していった。

 多くの友人に囲まれ、○○荘が、自分を理解してくれる人たちがいる住み慣れた家。しかし、自分の意思のないところで、特別養護老人ホーム入所というレールができあがっている。

 Nさんも○○荘にいることを勧める。Aケアマネージャーも、これでいいとは思っていない。だが、今後、認知症の症状が進行していくBさん。家族、親族に援助を求めることができないBさんの今後を考えると、寝たきりになっても入居が可能な、特別養護老人ホームへの入所が、現行制度の中では最善の選択なのです。

 一本のまっすぐなレールしか選択肢を提供できない。選択肢がない・・・・。わが国は、今後、高齢者は増加の一途をたどり、Bさんのように、頼る家族や親族がいない人たちが増加していく。

 一人暮らしで介護が必要になったとき、自らが生き方を選択できるために、必要とされる専門職でありたいと思うとともに、国の制度設計も、今の現状をそろそろきちんと見据えたものにしなければ、間に合わなくなる・・・。そんな気がしてなりません・・・。

 どこまでも脇道がない、まっすぐなレール一本では、長寿大国と、我が国を本当の意味で誇ることができませんね。
 

 

厳しい寒さが続く毎日ですが、木々は、ゆっくりゆっくり春の準備を始めています。
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洒落の文化

 包括主任ケアマネージャー I さんが、節分の豆(福豆)が入っている升を買ってきてくれました。季節の折々、その時期を感じるものを持ってきてくれる I さんです・・・ 

 この升に、商売繁盛を祈願した言葉が書かれていました。

 「春夏冬二升五合」

 これ、じつは、「春夏冬」で「秋」がない。「二升」は一升マスが2つと、「五合」は半升。ということで「あきない、ますます、はんじょう」。つまり「商い、益々繁盛」と読むのだそうです。

 判じ物、というそうですが、もともとなぞなぞの一種で、絵や文字などに、ある意味を隠しておいて、それを人に判断させるもの。この言葉の意味を調べていたら、同じような言葉でこのようなものを見つけた。

 「一斗二升五合」

一斗は五升の倍。二升は升(ます)が二つ。五合は一升の半分。つまり、「ご商売ますます繁盛」となります。

 ほかにも、江戸の頃から、「櫛屋」さんのことを「十三屋」というようになりました。これは、「くし→九四→九+四→十三」ということで、「九=苦」と「四=死」の連想を避けるための命名だったそうです。「質屋」を「一六銀行」というのも「7→1+6」からきています。このようのものも、判じ物の一つなのでしょう。

 日本人の文化が育てた「洒落」という文化。そして洒落を、生活の中に根づかせてきた。これこそ、庶民が生みだしてきた生活に根ざした文化なのでしょう・・・。

 「言」には「事」と同じ意味があるそうです。「葉」は、たくさんの意味で豊かさを表す。日々の生活(事柄)の中で、豊かさや「洒落」という楽しみを育んできた日本の文化の土壌・・・・。豊かさを、目に見えるものだけに求めるのではなく、「目に見えない心の豊かさこそに価値がある!」という、日本という国の文化の育みに誇りさえ感じます。

 そして、生活者に向き合う仕事をしている自分自身に、「文化」が一人ひとりの暮らしに豊かさを与えるものという認識。心の豊かさという視点にたって、専門職として対象者に向き合うことのできる自分でいたいと、改めて肝に銘じておきたい。


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ちがって当たり前、ちがうからいい。

 一人ひとりちがうのが当たり前!価値観も違えば意見もちがう。

 仕事ひとつとってもそう・・・。覚えるのが早い人、遅い人。責任感を持ちバリバリとこなす人、じっくりこつこつやり遂げていく人。

 ちがって当たり前。ちがうからいい・・・。

 そう考える雰囲気が組織になければ、例えば、仕事をバリバリとこなす人は、じっくりこつこつやり遂げていく人を「仕事が遅い!」と感じるだろうし、コツコツやる人は、バリバリ仕事を進めていく人を、「抜け落ちることがありそうで心配・・・」と思うでしょう。

 それがエスカレートしていくと、どちらかが、「自分とは相容れない人」、「話しもしたくなくなる」という感情が芽生え、この感情は、そう思われている人も、当然感じないわけがない。最終的には関係の悪化が進んでいってしまう・・・。

 「どうしてこんなこともできないのか!」、「何でこんな考えしかできないんだ!」という感情を他者に向けてしまう自分がいた時、大切なことは相手にとって、自分はどう見えているのか?見られているのか?相手の立場に立って、考えてみること。

 同じ職場、同じ目的で関わっている者同士。どちらかがまったくやる気がなく、手抜きをしているならまだしも、やり方は違えども、お互いが努力しているのであれば、まずは努力していること、そのことで認め合う姿勢が大切です。

 「自分のことを理解してくれない」、「よく思っていない」というものを感じながら、そう思っている人に、本心など出せるはずがない。「自分の良さを見てもらいたい!」などと思う感情が芽生えるはずがない。

 他者をよく思えない自分がいるとき、「その人のせい」と考えるのではなく、その人に向き合っている自分自身の問題が大きいということ。そう考えて、まず、まちがいない。そういう思考で考えていった方がいいと、つくづく最近感じています・・・。

 簡単に書いてますが、難しいことです・・・。

 忍耐も必要、自分自身の心の広さも必要、心のゆとりも必要。でも・・・・、と思う。そう考えていく方が、結局は自分にとってのプラスにもなっていく、自分の成長にもつながる。

 どんな人だって、「よくしたい、もっとこうなりたい!」というものを持って、同じ「今」を生きているんです。自分以外の他者の、「こうしたい、こうなりたい!」に共感する自分。

 そこの思いに一致点を見出し、つながりあっていこうという自分があれば、どんな人とも結びあえる。このような自分でいる方がいい。

 喜びや楽しさ。ときにはつらさや悲しみ。一人で味わうよりも、一人でも仲間がいてくれる方がいい・・・。

 人との関係は、一方通行などあり得ない。相手のことを悪く思うような自分がいたなら、それは当然、相手も同じように自分を思っている。相手を素敵だと思う自分がいれば、相手も同じように思っている。

 そうであるなら、共通の目的に向かって何かを行っている時、行おうとするとき、やり方や考え方に重きを置いてその人を見るのではなく、「やろう!」という一人ひとりの思い、そこに共感する自分がいればいいんです。

 こう考えることができれば、自分自身のつなぎ合う人の範囲が、グンッ!と、広がっていくのだと思います。

 難しいです・・・。このような発想に断ち切れているのかと自分に問えば、反省しなければいけないことが多くあります。ですが、今一度、このような思考を、「自分自身に持ちたい」と思う自分がここにいます。そう思える自分がいるのなら、あとは実行に移すのみ。多くの人と、つなぎ合うことのできる自分になるための努力を、心におきたいと思います。

 

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冬の澄んだ空気を感じて・・・

 狭い事務所で一日中働いていると、身体が固まってしまうのか?あらゆる部位が痛み出す。血の巡りが悪くなっているのを感じる・・・。

 そんなときは、事務所の扉を開けて外に出てみる・・・。外の空気、日光に当たるだけで、気分が変わり、痛みも治まっていくように感じる。とくに、今の季節の冷たく、澄んだ空気は、自分の背筋を伸ばし、しゃんとさせるのに充分です!

 これに、通りすがりのセミナー参加者や、レストランに参加している人、民生委員さんなどに声をかけられると、四方山話に花が咲き、元気がわいてきちゃうんですよね(笑)  


 狭い場所にずっといると息詰まる。そこが、自分の知る世界全てに見えてしまう・・・。でも、一歩外に出てみると、いろんな人たちが、一生懸命生きている息吹を感じることができる。

 自分の殻を突き破り、ちがう視野から物事を考えることってとても大切なこと。だからこそ、自分の視野をあらゆる角度から見えるようにいつも心がけていたい。

 道はひとつだけじゃぁない!また、同じ道を歩んでいたとしても、見方によって感じ方が変わってくる。このことをいつも肝に銘じておきたい・・・。

 狭い窮屈な場に自分をおいて、気心知れた人たちの中で、「これでいい、これが正解!」なんて、歩みを止めてしまう生き方は、自分の性に合わない。

 「これでいい」と、歩みを止めたら、その先を見ることは決してない。あらゆるものが刻々と変化していく中で、「これがすべて!」なんてことがあるわけがない。

 狭いところにいるから変化が見えない、感じられない。今、このときに大切な正味のものに無頓着になる。立ち止まらず、広い視野を持った人たちと、もっともっと出逢いたい。

 出逢いは、自分の人生の学びです。

 物事を敏感に感じ、正味のものを感じることができる広い視野と、柔軟な心を持ち合わせたい!自分が大切だと感じるものに、熱意と、思いを込めて働きかけたい。

 今の自分では足りない。もっともっと、自分を高めなければ!そんな必要性を自分に求められる人生って、すばらしいと思いませんか?

 冬の澄んだ空気を身体に吸い込んだら、ふっと、そんな思いが頭をよぎりました・・・。
  


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介入を拒む人へ・・・

 休日、介護研究をされているAさんから、「沢○さんの話しを聞きたい!」と連絡が入りました・・・。

 きっかけは、この方が聞いた、ある介護者の話し・・・。

 一線でバリバリ働いていたけれども、半身不随と重度の認知症の母を抱え、退職せざる得なくなった。

 社会人でなくなった男性、イライラから声を荒げて近所から「虐待息子」と言われ、行政からは「困難事例」のレッテルを貼られる。そんな彼を救ったのが、じっくりと話を聞いてくれたケアマネとご近所さん・・・。

 この話を聞いて、Aさんは、私に連絡をくれたのでした・・・。ここからは、Aさんが私にくれたメッセージの大まかな概要です。 

 『この介護者は、最初は、ずっと包括やケアマネや民生委員に対し、「大丈夫だから」と言って、突っぱねていたそうです。その本心は、 「自分にもプライドがあり、知らない人に本音は話せないし、近所の目も気になるし・・・」 だそうです。

 私は、様々な地域の地域包括支援センターに、介入困難な事例への対応を聞いてまわりました。で、一つの大事なことは、じっくりと話を聞く、時間をかけて信頼関係を構築するかな?と思ったのですが・・・。しかし、現在は、それをすることが難しい環境にあるのでしょうか?どうでしょう? 

 利用者や介護者にも専門職に対する誤解がある気がしました。で、日々に接している利用者や介護者と専門職がお互いの本音を知り合う機会って、日常の仕事であるんでしょうか?

 何か、色々な研修に参加しても、研修を企画主催する方が、実際を知らない気がしました。そして、この間も、在宅ケア推進の会議に出たり、厚生労働省の研究会に行ったりしても、制度を作る学者や役人が現実を一番知らなくて、的外れな気がするんです・・・。』



 この連絡を受けて、自分の、今、現在考えていることをAさんに文書にて送りました。

 
 『実際には、包括支援センターも、ケアマネも、業務に追われている日々です・・・。しかし、「専門職として、何を大事にするか、優先とするか」をきちんと自分におかなくてはいけないと思っています。
 じっくりと話を聞く。時間をかけて信頼関係を構築することが、決してできない環境か?と問われれば、私は「そうではない」と答えます。

 ただ、このじっくり時間をかけて、信頼関係を構築する。という意味を、専門職個々の経験や認識不足で、とらえちがう怖さも一方で感じています。

 私たちは、対象者と向き合うときに、いつも、「専門職として関わっているということを忘れてはいけません。そして、対象となる人たちも、有能な専門職にじっくり話しを聞いてもらい、信頼したいと思っているのです。

 「時間をかけて信頼関係を構築する」という言葉を、認識不足から、「うんうん」と聞くのみ。聞くだけだから、そこに問題意識はない。そこに、専門職としての援助の方向のかけらも見られない。

 でも、これを、「信頼関係の構築の一歩」と勘違いしている、優しさのバーゲンセールをしている専門職が多いのも、また、事実です。
 Aさんから頂いた介護者の話で大切なことは、対象者に向き合う、専門職としてのきちんとした姿勢があって、時間をかけて向き合ってきた成果なのではないでしょうか?

 専門職としてこの姿勢に立つということが、今後大切だと思っているのですが、多くの専門職が認識として持っていない。問題意識を持っていない。そして研修などでは理論として学ぶ場がないという現実があります。

 介入を拒む人に、「専門職」というきちんとした立場に立って、時間をかけて向き合い、信頼関係を構築する過程が求められているのだと思います。』


 介入を拒む人へ、個々専門職のバイタリティーで関わって、偶然、その人の懐に入ることができるかもしれません。しかし、長期の関わりが必要とされるこのような人たちに、やさしさやバイタリティーを全面に出して最初は近づけたとしても、長期に関わっていくことは不可能です。

 バイタリティーや、やさしさを拒否して、今のその人がいるのです。そこにさらに、同じように入り込むことはしてはなりません。その人や介護者が、専門職の話しを受け入れ、自分の人生を自分たちで決定していく過程を踏まなければいけないんです。

 このような人たちは、やさしさや、人の良さではなく、専門職の、真剣に自分に向き合う姿勢を求めているような気がしてなりません。

 この件については、この何年間か、問題意識を持ち続けてきました。しかし、自分を納得させるだけの学びの場や、議論の場はありませんでした。

 それがないから、私は「おおた高齢者見守りネットワーク」を発足させたんです。

 専門職が、地域づくりという共通の目的を持ち、地域に出かけていき、地域住民や、利用者・介護者に、専門職が求められているものは何かを本当の意味で知っていく。
 この学びこそが、今、専門職に必要なこと。この学びがあるからこそ、問題意識を、自分で構築できる専門職となることにつながると信じて・・・。

 Aさんとは、後日ゆっくり話す機会を設けることにしました。やっと、自分が学びたい、知りたい、つかみたいと思っていることに近づくことができそうです。

 自分が必要だと思っていることを、議論できる機会、学ぶ機会、整理することのできる機会・・・。同じ問題意識を持ち、話し合うことができる人が見つかるということは、やはりうれしいものですね。

 Aさんと、この件についてはじっくり話し合い、考えていきたいと思います。



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