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さわ

Author:さわ
平成25年1月末、
『 地域包括ケアに欠かせない多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり
~ 高齢者見守りネットワーク みま~ものキセキ! ~ 』出版決定! 

今から取り組めばまだまだ間に合う!
無縁社会、孤立死、地域崩壊・・・に立ち向かうための処方せん。
超高齢社会を乗り切るための「地域におけるネットワーク」づくりのヒントをすべて教えます!
みま~もの5年間の軌跡(奇跡)を余す所なく紹介しています!
地域包括支援センター職員はじめ、保健・医療・福祉関係者、地域づくりに関わるすべての方へ必携です!

こちらから申込書をダウンロードし、ライフ出版へFAXしてください。

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日常の関係性があって成り立つもの Ⅱ

 「ちょいと、沢さん!あんた、最期の頼み聞いてよね!!」

 「要支援1」、私が担当として関わって3年になるSさんは、さらに話しを続ける・・・。

 「去年1年かけて、いろいろな施設見せてもらったけど、あなたも知っての通り、私には食事どきになるとやってくるのら猫ちゃんもいるし、私を頼りにしている近所の人もたくさんいる!この地域に暮らして60年以上・・・、だてに暮らし続けてないんだよ。いろいろ考えたけど、やっぱり施設には入らないよ。最期まで、この家で暮らす!」

 「施設に入るために貯めといたお金でこの家をリフォームするんだもん!だからあんた!お願いだから、ポックリ逝った私をなるべく早く見つけてよね!きれいなうちにさぁ!頼むよ、沢さん   」

 
 毎週水曜日夕方の時刻に事務所に訪れるAさんは、最近よく私にこう話してくる。

 「私が死ぬときはM病院(当院)だから・・・、私は家族も、親族もいないし、オバマ(Aさんは私のことをなぜかそう呼ぶ?)病院から連絡が入ったら真っ先に顔を見せてよね!」

 二人とも一人暮らし。交流している親族もいない・・・。

 こんな時、私は間をおかずにこう話す・・・。

 「  まかせておいて! その日とはいかないかも知れないけど、2~3日の間には必ず見つけてやるからね!!」

 「無責任!」、「軽はずみな言動だ!」と思われるかもしれません。

 ただ、このようなときに、このようなことを私に話しかけてくる思いを、日常のかかわりの中で理解しているからこそ、私はこのように話すのです。

 一人で暮らしている中で、ふっと不安になるときがある、怖くなる時がある。24時間どんなときにも目の前にいる自分の担当である専門職がいてくれるわけではない。そんなことを期待はしていない。

 万が一のときに「おかしい??」と気づいてくれる・・・・。その気づきが手遅れであっても、駆けつけてくれる。それがわかるだけで安心できる。

 疾患を抱えた高齢者が一人で暮らし、歳を重ねていく・・・。そんな不安に掻き立てられる日だってある。

 「一人で暮らしている以上、万が一もあり得る・・・」それは、本人が一番わかっているんです。

 ただ・・・・、誰にも知られない、気づかれない、そんなこと考えただけでも怖い。だから、このような不安を、担当である専門職にふっと言ってみたくなる・・・。

 このような思いをわかっていながら、「あなたの思いはわかりますが、万が一の時には、いくら担当の専門職であっても対応できないこともあります。その点だけは、申し訳ありませんが、承知しておいてください。」

 こんな、確認めいた発言は、日常の関係性さえつくっていれば不要のセリフ。

 本人が決めるためのあらゆる情報を提供し、本人が決めた生き方に寄り添うだけ!

 「大丈夫!あなたの担当の専門職です。ここまで一緒に考えてきましたよね!そして、あなたはここに暮らすことを望んだ。これからもいろんなことがあるでしょう。あなたらしく生きること!そこにいさせてもらいます。」

 たった一回きりのその人の尊い人生。そこにいさせてもらう。動じずに・・・。だって、その人が決めたんですから。その大事な過程に一緒にいたんですから・・・、いるんですから・・・。

 不安なときは、時には元気づける!笑ってあげる!

 自分の人生を大事に歩み続けている目の前にいるその人と、関係性を紡いでいく専門職であり続けたいと思います。


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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

日常の関係性があって成り立つもの!

 2年前に大森に越してきたAさん(男性)、当時「要支援2」。

 当包括支援センター看護師Tさんが予防プランの担当となり、週1回リハビリ目的にデイケアに通うようになった。

 パーキンソン病を発症していたAさん。自分の病気が進行性のものだということを、誰よりも理解し、そして受け止めていた。

 自宅に閉じこもらないよう、地域の人との交流の場や、運動教室への参加を積極的に希望し、Tさんは、その希望に沿うよう、地域の社会資源を紹介していった。

 その一つが、NRE大森弥生ハイツで毎月第3木曜日に行っている「みま~もレストラン」。

 Aさんは定期的に参加し、レストランが行われていない日も、NRE大森弥生ハイツさんに出かけ、施設の入居者向けに開催している映画会や音楽会などに参加していった。

 NRE大森弥生ハイツのみなさんも、施設内の取り組みに足を運んでくるAさんを、快く受け入れてくれた。「おおた高齢者見守りネットワーク」の取り組みがあったからこその施設との連携です。

 Aさんの楽しみにしていたNRE大森弥生ハイツへの外出は、長くは続きませんでした・・・。病気の進行は思ったよりも早く、一人での外出はすぐに困難になってしまいました。

 一人暮らしも難しくなり、娘夫婦が同居。Aさんは、「要介護」状態となり、T看護師は、見守りネットワークで関わっているSケアマネージャーに担当を依頼。

 進行の早さに戸惑う娘にも、T看護師は、Sケアマネージャーとともに、今後予測されること、その中でどこまで介護が可能であるか、家族の希望や思い、そしてAさんの選択を聞き、施設入所を進めていきました。

 先日、Aさんが、娘さんに付き添ってもらい事務所を訪れた。事務所から、歩いて3分ほどのAさんの自宅から、やっとの思いで歩いてきたAさんは、事務所に入ると、崩れ落ちるように椅子に腰をかけた。

 施設入所日が決まり、T看護師に最後のあいさつに来てくれたのです。しかも、T看護師に会う最後の日、自分の足で歩いて会いに来てくれた。

 娘さん、Aさん・・・、そしてT看護師・・・・。ひとしきり話しをして、T看護師がAさんにこう呼びかけた。

 「Aさん、写真一緒に撮ろう!   」

 事務所までやっとの思いで来て、とても立ち上がれなさそうなAさんに、T看護師はさらに、「せっかくだから、外で撮ろう!私と娘さんが支えるから大丈夫!!  」

 Aさんは、うなづくと二人に支えられ立ち上がった!そして包括支援センター前の、包括ガーデンに3人が並ぶ。夕日を浴びて、3人とも笑顔でカメラに向かった。

 撮影者は私。この3人の笑顔を、しっかりカメラに納めさせてもらった。長い時間をかけられない、ともすると、Aさんがぐらつき、娘さんかT看護師の方へ傾いてしまう。2枚の写真を撮影するのがやっとだった・・・。

 「Aさんどうする?このまま歩いて帰る?それだったら私送るよ!」とT看護師。

 「よかったねお父さん。がんばれるんだったらそうしてもらおう!」

 娘さんがAさんに呼びかける。前傾気味になってきたAさんだが、この問いに対してはしっかりうなづくのを私は見つめていました。

 両脇にT看護師と娘さん。Aさんは、最初の一歩が中々出ない。それでも、一歩足が前に出ると、そのまま二人に付き添われ、自宅に帰っていった。

 悲しさや寂しさや、悲壮感など、表面的には、この3人にはかけらもなかった。

 でも、自分が介護のため同居しながら、この段階で父を施設に入居させてしまうという思いを抱える娘さん。

 娘さんの思いを感じ、本当はまだ、この地域で暮らしたいが施設入居を決断したAさん。

 この本人・家族に、しっかり向き合った一専門職。

 短期間ではあるが、進行性の疾患を抱えた本人、そして家族が、その時々の選択ができるよう、必要な情報と、選択するために何を考えるのかを、専門職として真摯に伝えていったT看護師。

 これがあったからこそ、今、この決断が最善のものとして受け入れ、この地を最後にする時に、二人でT看護師に会いに来てくれた。

 そして、T看護師は、今日、この日だけはAさんに、素の自分として、一専門職ではなく、一人間として、「思い出に写真を撮りたい!」と、伝えた。

 この願いに、Aさんも、娘さんも、快く受けてくれた。

 Aさんも、最後のこの日だけは、T看護師と最初に出逢った頃の、「要支援」の自分でいたいと、がんばって歩いて事務所まで来てくれた。そして、二人に両脇を支えられながらも、来た同じ道を、今度は3人で帰って行った。

 今日まで、T看護師が、Aさん、そして娘さんとの関わってきた過程の詳細を私は知らない。でも、事務所に来てからの3人の会話と、3人で帰って行く後ろ姿を見つめていて、T看護師が、この家族と、専門職としてどう向き合ってきたのかが、手に取るように理解できました。

 「日常の関係性があって成り立つもの!」 それが、信頼関係なのだと思います。苦しいときや、弱い立場になったとき、自分が心から信頼できる人がいるということはどんなに心強いことでしょう。

 それが、詳しいことがわからないが、自分たちにとっては必要なことを専門にやっている人、その人が、自分の担当者でいてくれる。こんな心強いことはありません。

 T看護師は、Aさんたちとの日常の関わりの中で、今の関係性を築いてきたのでしょう。

 ベッタリ寄り沿うことが私たちの仕事ではない!
 何でも言われればやる・・・、そんな、なんでも屋でもない!

 包括支援センター職員として、専門職として、本人・家族とどう向き合うのか?T看護師に教えられたような気がしました。

 T看護師だけでなく、わが包括職員の一人ひとりのこのような姿に、学ばされます・励まされます・勇気づけられます・元気をもらえます。この職員たちの、地域との日常の関係性があるから、今、私たちの包括支援センターが、ここに在る!

 本当に心からそう感じます!!



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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

人徳

 人と人との間には、日常の関係性があって初めて成り立つことがある。

 「こいつだから許せる・・・」

 「この人のいうことだから何とか力になろう・・・、なりたい!」

 「この人がこんなにがんばっているのだから、何とか叶えてあげたい!」

 「人徳」という言葉があるが、このように言われる人は、もともと誰にも好かれる性格というだけで徳を得られたわけではない。

 「人徳」のある人は、自分が得か損かで物事を考えることをせず、自分がかかわっている人たちに、どれだけの徳があるかで物事をいつも考える。

 やりがいや、楽しさや、豊かさや・・・。「徳」は時に、目に見えるものだけではない。

 目に見えるものは、得をする人がいれば、必ず損する人がいる。損だと思う人がいる。そんなもんです・・・。

 目に見えない徳・・・。これこそ人徳!

 人との関係で徳を得る。多くの人との出逢い、向き合いこそ徳!

 多くの出逢いがあり、そこに真剣に、真摯に向き合い、ともに何かをやり遂げる・・・。この過程がなければ、人との関係なんてつくれない!

 自分の心の中に、何かをやり遂げようと思うものがあるのなら、まわりに力を出してくれる人がどれだけいるかで決まりますよ。

 何かをやり遂げることのできる人は、何かの時に力を出してくれる人との日常の関係を決して適当にはしない、無駄にはしない。

 だからこそ、力を出してくれる!

 最初に戻りますが、これこそが、こう言うような人こそが、「人徳」を、自分に取り込めるんです! 



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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

無理せず、気張らず、らくらく運動!地域づくりセミナー

 6月19日(土)第3土曜日。午前中は、小学校5年生の認知症サポーター養成講座。

 そして、午後は、おおた高齢者見守りネットワーク「地域づくりセミナー!」。

 午前中から参加してくれたメンバーたちとともに、地域づくりセミナーの会場へ向かいます。

 今回の講師は、東京衛生学園リハビリテーション学科 森島 健 氏。

 森島氏は、ダイシン百貨店が改築工事で今年度と来年度の2年間、会場が借りることができない間、当学園に話しをしてくださり、おおた高齢者見守りネットワークに、会場を快く提供してくださいました。

 介護保険制度発足まもない頃から、リハビリからの在宅支援の視点について、この地域の専門職に広く伝えてきた森島氏が、「待ってました!」の地域づくりセミナー登場です!

 加齢による身体機能低下について、瞬発力と筋持久力・バランス・柔軟性の低下に分けて、一つひとつわかりやすく説明してくださいました。

 「老化は避けることができないもの!でも、通常は、老化に運動不足がプラスされている場合が多い!」

 森島氏も実際に協力した、宇宙開発事業団と東大ベッドレスト研究プロジェクトが共同で行った、「ベッドレストの実験」の話しは、大変興味深いものでした。

 「ベッドレスト実験」とは、ヒトをベッドにある一定の期間臥床させ、活動量の低下と頭から足への重力負荷がない状況が、生体にどのような影響を与えるのかを調べる有人研究手段です。

 今から17年前、若年成人を対象に、20日間のベッドレストを行ったところ、筋力は膝伸展で13.7%減少。股関節伸展においては、14.5%も減少。しかも、この股関節伸展については、以前の機能に戻るまで、若年成人でも半年かかったそうです。

 ちなみに、両脚立位姿勢で重心動揺が多く、バランスの低下も顕著に見られました。

 この実験、衛生学園の学生に呼びかけ、当院の病室で行ったそうです。当時の金額で謝礼が50万円。食事も3食提供されるため、この期間、学生の支出はゼロ!しかし、実験開始から5日ぐらいで寝ているだけという生活に根を上げる学生も・・・。

 そのため、先に半額謝礼を渡し、学生たちに奮起させたなど、森島氏のユーモアあふれる研究当時の裏話に参加者は大笑い!

 後半は、「無理せず、気張らず、自宅でも継続できる運動」を紹介!

 森島氏も、だんだん調子を上げてきたのか、後半では、会場の隅に置いてあった階段の上部に上がり、参加者に見えるように運動を紹介してくれました。

 楽しく、笑いながら、それでいて、体がいい感じでほぐれ、あたたかくなってくる・・・。そんな楽しいリハビリの時間でした。

 「身体も、そして、心もポカポカです・・・・」

 「先生から教えてもらった後出しじゃんけんは、小学校2年生の孫と一緒にやってみたい!」

 などなど、参加者のアンケートでも大好評!大部分の人が、「自宅で今日教わったことを続けていきたい!」という感想でした。

 5月は[認知症予防],そして今回は「機能低下予防]、来月は、予防シリーズ最終編!

 わが包括支援センター看護師 田口礼子、そして、東京都長寿医療健康センター研究員 野中 久美子氏の、二人の共同によるセミナー「みま~もから始まる地域の輪!」(孤立予防)です!
 

7月地域づくりセミナー「みま~もから始まる地域の輪!」~人とつながり楽しい暮らし~の案内は、こちらをクリックしてご覧ください。


 今年度から、私たちおおた高齢者見守りネットワーク「地域づくりセミナー」の拠点となった、東京衛生学園専門学校です!!私たちの事務所の向かいにあります。
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 東京衛生学園専門学校 リハビリテーション学科 学科長 森島氏。ユーモアあふれるお話しに、参加者がどんどん引き込まれていきました。
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後半は、実際に運動を取り入れていきます。
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「後出しジャンケンをやってみましょう。ぼくこれ好きなんですよねぇ~。まずは、私が出したあとに同じものを出してください!」、「ジャンケン・・・・ポン!」
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「次に、ぼくが出したあとに、負けるものを出してください!これって意外に難しいんですよ・・・。いきますよぉ~、ジャンケン・・・・・ポン  !」
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「次に指先の運動!指先を合わせて、まずは、人差し指を指があたらないように回してみましょう!反対にも回しましょう!次は中指・・・・、薬指・・・・!」
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「あらっ?意外にむずかしいわ・・・・  」
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 森島先生、だんだんヒートアップ!ついに段上へ上がってしまいました!「みなさん見えますかぁ~!」
ストレッチ運動の開始!
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私もチャレンジ!日頃の運動不足なのか・・・?「うっ  い・いたい・・・! 」
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 「最後に、歩くことは大切!しかもリズムよく歩くことがいいんです!今日は会場の中なので、椅子に座って足踏みをしてみましょう!」
 
 桃太郎の歌をみんなで唄いながら、足踏みです!

「も~もたろさん、も~もたろさん、おこしにつけたきびだんごぉ~・・・  」

 桃太郎の歌、3番で終わりかと思ったら・・・・・
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 森島先生、パソコンをクリック!なんと、6番までありました! 「ヒャア~~~~~~!」
 とても楽しい講座でした!
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

減塩食の美味しい食べ方&5歳若返るメイクアップ教室!

 6月17日(木)みま~もレストラン開店の日!

 今回は、私たちの地域にある居宅介護支援事業所、ケアマネージャーSさんがレストランをまとめてくれました。

 1回1回心をこめて、プログラムを提供してくれているみま~もレストランチームの専門職のみなさんに、心から敬意を表します。それでは、レストランの様子を、Sケアマネージャーの文章と、写真で紹介いたします。
             
 『 6月みま~もレストラン!天候もよく、暑い中おおぜいの参加者が集まってくれました。

 今回の体験講座はカネボウ様による「メイクアップ教室」
参加者全員が女性で、開始前からなんとなくウキウキ・ソワソワした雰囲気になっていました。

 美容部員さんによる説明と実演があり、それを手本に自分たちでメイクをするという流れだったのですが、参加者の中からモデルが決まらない・・・。

 皆さんシャイなのでなかなか首を縦に振ってくれない。そこで、「私がやります!」と参加者のHさんが一肌脱いでくれました。

 テーマは5歳若返るメーク!説明を受けながら、化粧を落とし、化粧水・この時期には外せない日やけどめ、皆さん鏡を見ながら実演し、だんだんと仕上がっていきます。

 ファンデーションとパウダーの後、最後はポイントメーク。皆さんの顔が普段以上に魅力的になり、「口紅も普段こんなに明るい色は使わないけど・・・」と言いながら塗っていました。(とてもお似合いでした)

 美しくなった参加者の皆様がお楽しみの昼食タイム  

 今回は減塩食の美味しい食べ方と工夫をテーマに、学びながら食事を楽しんでもらいました。

 「健康のために薄味にしないとね。」との声も聞かれ、「このおかずはどうやって作るの?」と次々参加者に聞かれ、栄養士Sさんいつも以上に人気者でした。

 いろいろな主菜・副菜を食べ、お腹もいっぱいになり、次は合唱です。NRE大森弥生ハイツにきているボランティアさんを中心に、皆なじみのある歌を7曲歌い、ラストはみま~ものテーマソング「そんな町を」を大合唱 

 今回は盛りだくさんの内容でしたが、皆さん楽しんで参加していただきました。次回は絵手紙と流しそうめん、「また来月ね。楽しみにしているわ。」と言われると、スタッフ側も、「がんばるぞ  」という気になります。

 セミナーやレストランを通して、参加者同士が知り合いになり、横のつながりができていく、そんな光景をみていると、人と人との交流ってものすごく大事だと改めて実感しました。

 いろいろ考えても、策を練っても、真剣に相手に向き合い、対話をしていく・・・、やっぱり人ですね   』



今回のみま~もレストラン体験講座は、カネボウによるメイクアップ教室!女性参加者のみなさんの気合十分!!
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Hさん、モデルになってくれました。
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実演をもとに、メイク開始!!美容部員さんたちが会場をまわり、指導してくれます。
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目指せ!柴崎コウ!ですかね 
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不思議ですね・・・。お化粧が決まると、背筋まで伸びるんですね。
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 さぁ!ランチの始まりです!
 今回は、「減塩食の美味しい食べ方と工夫」をテーマに、NRE大森弥生ハイツ S栄養士が考えてくれたメニューです。うれしいことに、資料もみなさんに配布してくれました!
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 「1日350gの野菜を摂りましょう!緑黄色野菜120g、淡色野菜230gが目安です!」、「塩分量10g以下!調味料を工夫すると、しっかりした味付けで食すことができますよ  」
 S栄養士が今日のメニューに使用している野菜、そして、塩分量10g以下の調味料の目安を、用意してくれました。目で見るとわかりやすいですよね。
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いわしのパン粉焼きと、鶏肉の黒酢照り焼き。
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カブのカニあんかけ、桜海老の冷奴、そして具だくさんの豚汁が入っているお椀です 
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青菜のくるみ和え、ひじき煮、フルーツヨーグルト、抹茶寒天小豆かけ。
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カネボウの美容部員のみなさんも一緒に、昼食が始まりました。
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S栄養士に、今まで以上に食事について聞く人が多くいました。
「いいことです・・・・」 
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 食事が終わった後は、音楽会!
 みま~ものテーマソング、「そんな町を」もだいぶ定着してきました!!
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

認知症サポーター!僕らは小学5年生!

 昨年7月、入新井地域にあるA小学校6年生を対象とした、認知症サポーター養成講座に、キャラバンメイトとして参加しました。

昨年行った、A小学校6年生認知症サポーター養成講座を書いた記事、「受け継いだ生命のバトンを考える」の記事は、こちらをクリックしてご覧ください。


 このときのことをA小学校から聞いた、B小学校校長先生から連絡がありました。

 「小学校5年生を対象とした認知症サポーター養成講座をやってほしい・・・」

 ・・・ということで、先週土曜日3時限~4時限めに、B小学校5年生54名の認知症サポーター養成講座を開催しました!! 

 昨年は6年生、そして、今年は5年生・・・。子どもたちの成長過程の1年というのは大きい・・・。昨年話した内容を、5年生用に改めて変えて臨みました。

 それぞれの子どもたちの成長過程の中での「今」に、認知症サポーター養成講座を通して、「生命について、生命を大切にするということはどういうことなのか?」、生命に向き合うことを業としている専門職として、何かを伝えることができたらと考えています。
 

 小学校5年生の認知症サポーター養成講座が始まります!
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 「生命を大切にするということは、まずは自分の生命を大切にすること。」、「もう一つは、人が、人の生命を大切にするということ。今日は、人が人の生命を大切にするということはどういうことなのかを、あなたたちと考えていきたいと思います!」

 「隣の人と目を合わせてごらん?自分の生命も大切。今日はもうひとつ、この隣にいる人、自分のすぐそばにいる人の生命について考えていきたいんです・・・」
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 君たちと出会ってそろそろ5分が経とうとしています。5分のつきあいの中で、この沢○さんをどう思う?

1.やさしい人
2.おもしろい人
3.疲れてるんだろうなぁ?
4.こわい人

 さぁ、手を上げてみてぇ!(うれしいことに、やさしい人で約7割の子が手を上げてくれました  )
人を知る。知りたいと思うこと。これが、自分以外の人を大切にすることにつながるんです。
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 ここにいる一人ひとり、多くの生命のバトンを受け継いで、今、ここにいる。だから、一人ひとり、今を生きているそのことが、かけがえのない大切なことなんです。
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 「自分の番」
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 この日は土曜日で公開授業。お母さん、お父さんたちも、授業に一緒に参加してくれました。
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 「今日は、皆さんに紹介したい詩があります。その詩は、生まれたときからおかあさんに抱かれ、背負われてきた脳性麻痺の人が、世間の目を払いのけて育ててくださったお母さんへの強い感謝の気持ちを綴った詩です。

 Aくんは奈良県明日香村にある養護学校に通っていました。

 当時奈良県では、「身体の不自由な人たちが集う施設創ろう!」という運動があり、その資金集めのためにコンサートをやろうという話しが持ち上がりました。障害者施設に通っていた子どもたちの詩に、曲を付けて伝えるというものでしたが、Aくんは誰よりも、「詩を作りたい!」という意欲を見せたそうです。

 「それでいいよ」というときには目を閉じる。そして「ちがうよ」というときには舌を出す。という合図を先生に送りながら、自分を一生懸命支えてくれているお母さんに詩をプレゼントしました。

 それが、これから紹介する詩、「お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい」です。
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 この詩をお母さんに先生が渡したところ、翌日おかあさんが、Aくんにあてた詩を先生に渡しました。コンサート当日の舞台には、担任の先生が詩を朗読する隣りに、誇らしげににニコニコしているとお母さんの姿がありました。
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 それから2ヶ月もたたずにAくんは亡くなりました・・・。

 全身不自由だったAくんは、昭和50年6月、風邪をこじらせて休んでいました。何かの弾みで、枕で鼻と口をふさいでしまい、15年の一生を終えました。

 言葉の不自由だったAくんは、来客の接待中だったお母さんに「助けて!」の声を上げられず息を引き取ったのです・・・。

 Aくんが亡くなってから、35年が過ぎました・・・。

 Aくん、そしてお母さんが夢見た施設は完成して30年を超えました。
 身体の不自由な人への理解も少しづつですが進んでいます。しかし、それを可能にしたのも、Aくんたちの時代の障害者とその家族の経験と活動の積み重ねがあったからこそなのだと思います。

 今が「障害を持つ人も、持たない人も、分け隔てのない時代」に向かっているとすれば、その原点の一つはここにあると思います。

 Aくんの人生は15年という短いものでしたが、Aくんが生きた証は、今もたしかな形でここにあるような気がします。そして、これが「生命のバトンを受け継ぐ・・・」ということなんだと感じます。
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 認知症の人は、「何もわからない人」ではありません。自分に何かおかしなことが起こっていることはわかっています。そして・・・・、「これからどうなるんだろう・・・」と、いつも不安な気持ちをかかえているのです・・・。
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 まわりに、やさしく言葉をかけたり、手を貸してくれる人がいれば、認知症の人も、安心してくらしていくことができるのです。
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 4時限目は、場所を体育館にうつして、高齢者疑似体験を行います。
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 昨年に引き続き、ウメばあさんが元気に登場!!(おおた高齢者見守りネットワークに関わってくれている、地域のケアマネージャーYさんです。)

 5年生のみんなに、どんなことに困っているか、語りかけます。
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 自分たちも、グループに分かれて、実際に体験してみましょう!!高齢者見守りネットワークのメンバーである専門職たちが協力してくれました。
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 「う~~~ん、見えなくて怖い。」、「グループのみんな、怖くないように声をかけてあげてみて!」
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 「何とか見えるけど・・・、ずっとこんなだったら、本を読む気しなくなっちゃうね。」
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 「お母さんたちも、子どもたちと一緒に参加してくれました。」
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 5年生たちの認知症サポーター養成講座、無事終了!片付けも、一緒に手伝ってくれました。

 帰り道、「沢○さぁ~ん、ありがとうございました。さようなら!」声をかけてくれた5年生の腕には、オレンジリングが付けられていました・・・。 
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

理想と現実

 最近、医療・福祉職の方から、「理想と現実」の狭間で思い悩んでの相談が立て続けにあった・・・。

 一人は、自分自身の利用者の向き合い方に悩む人・・・。他職員より、「もっと、常に身近な存在として向き合いなさい・・・」と言われ、そのことに真剣に悩んでいる。

 この人自体は、利用者との向き合い方に、言葉で整理できてはいないが、自分なりの向き合い方を持っている。それは、この人にとって揺るぎないもの。だからこそ、他者から真剣に向き合っていないように言われることに対して、「自分の考えていることがおかしいのか???」と、考え込んでしまっていた。

 もう一人は、自分が福祉の世界でやりたいことをしっかり持っていながら、そのやりたいことになかなか近づくことのできない思いを、私に打ち明けてくれた。

 理想を現実にしていくことは並大抵ではない。「努力すれば、理想は必ず現実になる・・・!」、という人もいるが、私はそうは思えない・・・。

 自分だけが努力すればかなえることができる「理想」というものは少ない。多くの人が描く理想というものは、他者との関係で形作っていくもの。だからこそ、自分が思い描く理想と、他者との関係で、今ある現実に悩むんです。

 どんなに素晴らしい理想を掲げても、一気に事が成るということはまずありません。一気にやろうとすると、必ずどこかに無理が生じて、道を誤ることもある。

 私は思います。正しい理想に向かって、辛抱強く、根気よく、そのことを一途に続けていけば、必ずあなたの理想を理解する人が現れるということ。その人たちと力を合わせ、必ず理想が現実になるということ。

 時に理想から遠ざかる、もしくは理想が見えなくなる時期もある。その時も、それが理想へ向かうための道だと思って、丸ごと受け入れる。

 そんなことで腐っても仕方がない。理想さえ見失わなければいい。そうすれば、いつか必ずチャンスは向こうから訪れる。

 逆境の中でも、決して腐らず、素直に受け入れる。この素直さは、自分自身を強さを、聡明さを、自分に必ず返してくれる。

 あきらめたらそこまで。それ以上先などない。

 今日紹介した2人も、自分が一度でも感じた理想を、どうぞ捨てないでください。捨てさえしなければいい。遠まわりしても、休んでも、また、そこへ向かえばいいだけ!

 そう、理想は、実現させるためにあるんです!! 



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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

相手のフィールドを理解する!

 日々、様々な分野の方とお会いする機会が増えている。

 医師・看護師・ソーシャルワーカー・各病院連携関係者・理学療法士等、医療関係者。ケアマネージャー・サービス事業者・社会福祉士等、福祉関係者。そのほか、各企業、研究者、教師・・・・。

 そして、地域に暮らす人たち・・・。

 話す方のフィールドによって、内容はそれぞれ違います。当然、話しをしてくる方に合わせて話を進めていきますが、自分は自分。

 どんな方であろうが、この地域で、この方たちと連携することによって、何を生み出すことができるか?地域に住まう方たちの安心に、どうつなげられるか?このことを、どの分野の方とも、共通言語で話し合えるような自分でいるように努めている。

 福祉関係しかわからない、医療関係しかわからない、地域のことはよくわからない、医療・福祉関係者の現場がわからない・・・・。

 これでは、いくら地域の専門職が連携できたとしても、地域からかけ離れた自己満足にしかならない。連携し合う意味を見出すこともできないでしょう。

 地域包括支援センターで働き出してからの3年間、自分が関わっている高齢者、そして、その家族だけでなく、今は元気だけれども、将来に不安を感じている高齢者。地域で何か役に立ちたいと考えている人。長年地域活動を行ってきた人。地域に根ざしてきた地域密着企業。何百、何千の方たちとお会いし、向き合って話しをしてきた。

 この経験は、今の自分の財産になっている。

 自分がいる分野のフィールドだけでなく、地域にはいろんなフィールドがあり、そこには必ず人がいて、何かを真剣に取り組んでいることを知ることができた・・・。

 そして、この向かい合っている方のフィールドで、自分たちとの共通項を見い出し、何かをともに取り組んでいくには、何が必要かを知ることができた。

 相手のフィールドを理解する 。

 これがあって、初めて何かを生み出すことができる。理解しなければ、何も始まらない。

 相手のフィールドを理解し、何ができるかを一緒に考え合う土俵に乗ることができれば、どんな人とも協力し合うことができるんです。

 自分のフィールドを広げる必要なんかない!相手のフィールドを理解することができる自分がいれば、どのフィールドも見える自分が、結果的にそこにいるはずなんです。

 
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発想の転換

 発想を変えれば、当然ものの見方も変わる。見える景色も変わってくる・・・。

 今、私たち専門職に求められているのは、このような発想の転換に思えてならない。

 自分の専門から、そして、今、働いている地域の現場から、改めて物事を考える。今、専門職に何が求められているのかを考えてみる。

 総合的な支援とマネジメントを行い、課題に向けた取り組みを実践する包括的な拠点とされているのが、私が働く「地域包括支援センター」。

 月々の相談件数は500件を超える・・・。介護予防プラン作成件数は、200件。
 
 ともすれば業務に追われ、抽出されたハイリスク高齢者に対し、既定のサービスをもぐら叩き的に提供する、個別対応に終始しがち。

 しかしそれでは、今後、なだれ的に押し寄せてくる大都市部の高齢化に、そして、多問題を抱える多数の個別ケースに対応できなくなるのは明らかです!

 そして何より、このような業務をいくら続けていても、総合的・包括的な支援とマネジメントを果たしたことにはならない。

 わが包括支援センターでは、介護予防プラン作成を積極的に、近隣の居宅介護支援事業所に業務委託をしています。

 一見、手抜きだと思われるかも知れませんが、委託することにより、ケアマネージャーと日常的に関わることが増え、予防プランだけでなく、ケアマネージャーが抱える困難ケースの対応も、ケアマネージャーから気軽に相談されることが増えています。

 訪問途中に、「ちょっと寄ってみました!」なんていうケアマネージャーも・・・ 

 それでいいんです。日常的に、相談にのったり、のられたり・・・、日常のつながりがあるから、いざというとき相談しやすいということだってある!

 もうひとつ、包括にとって頭の痛いのが、ネットワーク構築!

 「忙しい中、さらにネットワーク構築などと、もう一つ仕事が増える・・・  」 

 ・・・と、考えるのもひとつの考え方。

 私は、このネットワーク構築を、自分のため、そして、自分の包括支援センターのためにやっているだけ。

 あらゆる専門職、専門機関、そして、地域の企業、団体と、顔の見える、一歩踏み込んだネットワークを構築することは、最終的には、自分たちの包括的・継続的な支援業務に直結すること。

 そして、地域に暮らす人たちにつながっていることは、地域に暮らす人たちだからこそ、手がさしのべることができる自らはSOSの声を上げることのできない人たちに、私たち専門職が、早期につながる大きな力。

 ネットワーク構築は、包括支援センターのひとつの業務だとは思いません。

 地域住民や、専門職たちとのネットワークがあるからこそ、包括支援センターの一つひとつの業務が可能なのだと思っています。

 だから、取り組んでいるんです。包括支援センターの一つひとつの業務を行っていくための必要不可欠なものとして・・・。

 
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みま~ものAYUMI 創刊!

 おおた高齢者見守りネットワークの活動も、丸2年が過ぎ、3年目に突入している・・・。

 3年目の今年、今までの活動を通して、創り上げてきたものを整理しようと動き出している。そう、
「みま~ものAYUMI」 創刊!

 今年中の創刊に向けて、プロジェクトチームを結成!現在3回の会議を重ねている。プロジェクトチームには、NRE大森弥生ハイツ施設長Kさん、当包括支援センター看護師Tさん、訪問マッサージの事務員で、おおた高齢者見守りネットワークのホームページを管理してくれているMさん、そして心強いことに、東京都長寿健康医療センター客室研究員Nさんも加わってくれています。


平成20年9月7日、Nさんが初めて当包括支援センターにやってきたときのことを書いた記事は、こちらをクリックしてご覧ください。 

 「おおた高齢者見守りネットワーク」を発足した背景・・・。

 そして、そもそもどうやって、このようにさまざまな多職種・多機関が、それぞれの垣根を越えて連携し合い、集うことができたのか・・・?

 多職種・多機関が集ってくるこの会の魅力とは何なのか・・・?

 今まで積み上げてきた膨大な資料をもとに整理を始めています。

 研究員のNさんは、いつものように、私たちが話しだすと、スターバックスのコーヒーを横に置いて、パソコンをパチパチ打っていきます。

 このように今までの活動を、改めて整理していくと、色々なことが思い出されます・・・。

 「見守りネットワーク!」と、単純に考えていたものが、ある時、じつは地域に暮らす人たちが、近隣の人の異変に気づき、早期に専門職につなげていく、「気づきのネットワーク」と、医療・福祉の多機関が、この気づきにすぐに対応できるよう連携し合う、「専門機関のネットワーク」が、適切な時期に連動し合うことが必要だという発想に行き着いたこと。

 この発想が、専門職が地域に出ていき、顔の見える関係を地域住民と築いていく、「地域づくりセミナー」の活動につながっていきました。今、毎月開催しているこのセミナーには、100名を越える方たちが定期的に集ってきています。

 このように、実際に動いていく中で、「自分たちが考えるネットワークとは何なのだろう・・・?」と考え、形づくってきた2年間だったということを、改めて感じることができています。

 いよいよ次回は、出版社の方に来てもらい、出版に向けての具体的な話し合いが始まります!!

 この出版社の代表の方も、以前から関わっていただいていて、また、このような形で、またお会いすることができて、非常に楽しみです!

 この会を通して知り合った、多くの関わりのある方と、この会の活動を、出版を通してまとめ合うことができることを心からうれしく思います。

 今後は、代表のNさんはじめ、メンバーも呼びだして、一人ひとり、聞き取り取材をしていこうと思っています  みんな覚悟しておけよ!!

 

訪問途中で、あじさいの咲き誇ってる様子を見て、ついつい足を止めて見惚れてしまう、今日この頃です・・・。
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この人となら何ができるか

 おおた高齢者見守りネットワークを発足した時・・・・。

 みま~もレストランを開店した時・・・・。

 SOSみま~もキーホルダー登録システムを生み出した時・・・・。

 おおた高齢者見守りネットワークの取り組みが、六郷地域に広がり、「みま~も六郷」が立ち上がったとき・・・。

 一つひとつの取り組みを、生み出してきた時のことを考えると、先に「何かをやろう!」という具体的な計画があったわけではない。

 そこにいた人と出逢い、その人の思いを知り、「この人となら何ができるだろう?」、「この人が関わってくれたらこんなことができる!」人と出逢い、その人の「こうしたい!」、「こう思ってるんだけど・・・」を、共感する自分がいて、一緒に実現させてきただけ。

 つくづく思います・・・。人に関わる、人と向き合う専門職たちは、自分の専門である対象者と向き合いながら、もっと広い視野で、「対象と向き合う自分の専門性を高めたい!」と思っている人が多く存在するということ。

 このような専門職たちと多く接しながら、「医療・介護業界は、まだまだ捨てたものじゃぁない!  」と心から感じる。

 何かに力を注ぐ人が、まずはいなければ何も生み出すことなんてできない。そこに共感し、協力し合う多くの仲間がいなければ、やはり同じで、思いはあっても具体的に実現させることなんてできない!

 出逢った人の思いを知る、大切にしてきたものを知る。そこが自分自身の、人と何かを創る時の出発点!

 人に惚れ込まなければ、一緒に何かを取り組むことはできない。誰にも大切にしたいものがある、そこに惚れ込む!

 誰にも「大切にしたいもの、大切にしているもの」は必ずある。だから、どんな人にも惚れ込むことはできるはず!・・・ということは、どんな人とも何かを取り組んでいく可能性は必ずあるということ!

 そうなんです!どんな人とも何かを創るために協力することはできるんです。人と人とが出逢うとき、そこには必ず可能性がある。そこを具体的に実現させていくだけ。人には可能性があるんです!

 「この人となら何ができるだろう・・・」この出逢いを心から楽しんで、一つひとつを自分の実感と喜びにして、地域で働く専門職たちが、地域に暮らす人たちの安心にしっかり向き合う連携を、これからも創っていきたいと思います。


「包括ガーデン」の花が咲き誇っています!
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アメリカのオバマ??????

 朝、いつも来る道を歩いて事務所に向かっていると、みま~もレストランに参加しているSさんが前から歩いてきた・・・。

 「おはよう!」Sさんからさわやかな声がかけられる!

 「おはようございま~~~す  どちらへ?」まだ目覚めきっていない、さわやかではない声であいさつを返す私・・・。

 すると、Sさん私の隣りに近づいてきて、一緒に歩き出す。

 「そこのポストにこれを出しに行くの  」

 見ると、Sさんの手には、3枚ほどの絵手紙が握られていた。しょうがを形どった絵手紙でした。

 「うまく書けたから友人に送るのよ!じゃぁまたあとでね!」

 「あとで???」と、私。

 「あらやだ!今日はウォーキングの日よ!忘れちゃったの???」と、Sさん。そうでした!

毎週火曜日は、ウォーキングの自主グループの皆さんが、我が包括事務所前に集合して、ウォーキングに出かける日でした・・・。

 「そうだ、そうだ!じゃぁ、あとで待ってますね!」そう言ってSさんと別れた・・・。

 夕方、包括職員Tナースから、Aさんが事務所に来た時の話を聞いた・・・。私が留守中に、我が包括支援センターによく訪れてくれるAさんがやってきて、ひとしきり話しをして帰ったそうである。

 Aさんとの話をニコニコ思い出し笑いをしながら、Tナースが話してくれた。

 Aさん・・・。私のブログに何度か登場しているAさんですが、このAさん、私のことをいつの頃からか「オバマ!」と、あだな(?)で呼ぶようになっていた。


Aさんのことを書いた最近の記事「私・・・変!」はこちらをクリックしてご覧ください。

 Tナースと、Aさんの会話は、もっぱら社会情勢についてだったそうです・・・

 特に沖縄の基地問題については、Aさんヒートアップ!その中で、アメリカ大統領の話題が出た時、Aさんは、力を込めてこう語った・・・・。

 「アメリカのオバマがねぇ~・・・・・ 」 

 アメリカのオバマ・・・、Aさんはあまりに自然にそう語ったそうです。その後も何もなかったように語り続けた・・・。

 アメリカのオバマ・・・???つまり、Aさんにとってオバマは、この世界中に二人!

 一人は、アメリカ大統領!そして、もう一人のオバマは、自分が暮らす地域の、包括支援センターセンター長!

 まぁ、私としては、うれしいやら、光栄やら・・・・ 

 このような日常の何気ないやり取りが、日々忙しい業務の中で、私がこの仕事を誇れる瞬間です。地域に暮らす人たちと、地域ではたらく専門職である私たちの間に、見えようが見えまいが垣根など必要ない!

 私たちが何をするものたちなのか、どんなときに相談していい場所なのか。そこさえ、自分たちを通してきちんと理解しておいてもらえればそれでいい。そうすれば、相談したいと思った適切な時期に、顔が浮かんで気軽に来てくれるかもしれない。もしくは、友人、隣人の異変に気付き、連絡をくれるかもしれない。

 地域に暮らす人と、相談に訪れるのを窓口で待つ人・・・。このような図式では、いつまでたっても、必要な時期に窓口に来れる人しか対象とすることはできないでしょう。

 日常の、何げないやり取りの延長線上に、地域と、私たち専門職がつながりあう道標があるような気がしてなりません。いえ、そこにしかつながりあう糸はないんです!


 今から3年前、おおた社会福祉士会の会報の原稿依頼があり、『入新井の目指す地域福祉』という題で、書かせていただいたことがありました。その原稿を久しぶりに読み返してみました。

 まだ、「おおた高齢者見守りネットワーク」を発足させる前の時期です。しかし、そこには、今と変わらない思いが書かれていました。一部をここに掲載させていただきます。
            

『 入新井の目指す地域福祉 』

< 前 略 >

 私たち包括支援センターの役割は、地域に暮らしている方々、各専門の方々に、

 「ここは、○○をしているところ、だからこういうときに気軽に相談していいところ」、「ここへ行くと○○さんや△△さんがいて、話しをよく聞いてくれるから安心!」という地域の一部にとけ込んでいくことが大切だと感じています。

 自転車で訪問に出る。商店街を走ると弁当屋・肉屋・八百屋、路地に入ると、民生委員、ケアマネージャー、介護者などから声をかけられたり、呼び止められたり、なかなか目的地につけない。このような出来事の一つひとつが私たちの誇りであり、やりがいにつながるのでしょう。 

 平成18年9月東京都による地域ケア整備構想検討委員会が設置され、東京都としての療養病床の再編成と地域ケア体制の推進についての策定に入りました。

 急速な高齢化に伴う、要介護・認知症高齢者の増加。都市化の進展、住民の流動化により、培われてきた「地域共助」の低下の加速。高齢者の独居や夫婦のみ世帯増加による「自助」の低下(孤立のおそれ)。大都市東京特有の地域特性は、「地域包括ケア」を考えたときに大きな障害となる要素が多いものです。

 しかし、多数の人が住み、働いている「人的資源」の宝庫。介護・医療だけでなく、日常生活を支える多様な社会資源(商店街・スーパー・コンビニ・交通機関・金融機関等)が身近に存在しているという利点もあり、「大都市の特性を活かした地域づくり」は可能なはずです。

 認知症になっても、要介護状態になっても「住民」として暮らし続けることのできる、「暮らし続けたい」と希望できる地域社会を、地域に根ざした「地域包括支援センター・社会福祉士」としてみなさんとともに構築していきたいと思います。 



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