新しい記事を書く事で広告が消せます。
地域包括支援センター 『 みま~も 』 とともに歩んで
地域包括支援センターが取り組んでいるみま~もの記録です。
『 先日 プロボノ の活動を知りました。
みま~もを立ち上げて3年目になりますが、当初から「ただのボランティア活動ではないよなっ」て考えていました。
しかし、現段階では事業でもない・・・。
最近はメンバーが本業とは関わりの無いスキルを発揮している場面も目にします。
「もしかしたら自分もそうなのかもしれない・・・」って思っていたらプロボノを知る機会があり、「ああ、これかも!!」って感じています。
ボランティアとも異なる自分の力を発揮できる場があることで、本業もますます頑張れる!
メンバーにとってみま~もの活動はプロボノかもしれませんね! 』
代表Nさんのブログ記事はこちらからどうぞ!!
さっそく、プロボノを調べてみた・・・。
『プロボノは「pro bono publico」を略した英単語。ラテン語を語源とする形容詞だ。直訳では「公益のために」(for the public good)程度の意味になる。一方、実際の意味は「公益のために無償で仕事を行う」ことを指す。
公益の無償奉仕といえば、ボランティアが思い出される。
このボランティアとプロボノとの違いは、従事者の職能を生かすかどうかにある。まず狭義のボランティアは、従事者の能力を問わず「時間」(単純労力)のみを提供する。一方プロボノは、その人が自分の職業を通じて身につけた「職能」を提供する。例えばプログラマーならシステム開発能力を、建築家なら建物の設計能力を提供するわけだ・・・・』
そうなんです!これを2年半かけて築いてきたんです!!だから、自分たち医療・介護の専門職として、地域とつながりあうことにずっとこだわってきた。
狭義のボランタリー活動でもない。といって、事業でもない。さらにさらに、単に仕事として、「地域ネットワーク構築に力を注ぐ」という、今の流れの型に収まる活動ともちょっとちがう・・・・。
発足当初から、この会は、
医療・介護業界の専門職たちが、スキルを持つことができず、自ら選んだ専門の仕事から離れていき、人材が積み重なっていかないことを危惧し、自分の専門職としての力を生かせる場!自分自身の専門職としてのネットワークが築ける場。
これを目標としてきた。
自分たちの専門性にとことんこだわる!!
地域で働く私たち専門職と、地域で暮らす人たちが一緒になって、自分では「SOS」の声を上げられない高齢者を支えあう仕組みづくり。これをずっとずっと模索しながら、現段階まで歩みを進めてきた。
専門職であるメンバーが、個々の自分の担当する利用者だけでなく、もっと広い視野で 「地域」 を考える。見つめていく。
広い視野を持つことで、自分の「専門」を改めて見つめ、時に、誇りに感じている自分がそこにいることに気づく。
この「誇り」があって初めて、私たち専門職は、仕事を続けていく意義を見出すことができるんです!
恥ずかしながら、今日はじめて知った言葉、 プロボノ。
知らなかったけど、気がついたらこれ(プロボノ)をしていたような気がします。気づかずに近づいていたんですね。
地域の専門職が、自分の専門とする仕事に誇りを持ち、仕事を行える環境。これって、絶対に、『住み慣れた地域で、いつまでも暮らしたい!』と願うすべての人たちの、本当の意味での 「安心」 に、つながっていると信じて、この活動を前に進めていきたいと思います。
久しぶりに、頭が整理され、すっきり視界が開けたような気分です!こういうときの沢○は、飛ばしますよぉ



テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

ふぅ~~~~~、あっぢ-----


毎日毎日、ちょっと外に出ると溶けちゃうような陽気です。おかげで、身長も徐々に縮んでいってるような錯覚が・・・・

今日、包括支援センター職員に、地域の方からこんな暑中お見舞いが届きました。
この方は、「雨」に「夏」という漢字をあてて、「ゆ・う・だ・ち」と詠みました。
漢字一文字で、季節を表現する・・・。日本に生まれて、あらためてよかったなぁと思う、ひとときでした・・・。
なぜか、それまで暑さでダレダレだった自分が、うちわを仰ぎ、せみの鳴き声や、風鈴の音に耳を傾ける・・・


そんな涼やかな風が、元気を運んできたような一枚の暑中お見舞いでした

それでは、私も・・・・!
「夏」 に 「×」

全くセンスなし


笑点の歌丸さんに言われちゃいます・・・。「お~~~ぃ、山田くん!沢の座布団、全部持って行きなさい

事務所前の「包括菜園」・・・・。今、ゴーやがすくすくと育っています。とりあえず、棒にからめていますが、そろそろネットを買ってきて、2階、3階へと伸ばそうと思います。
収穫の時期がきたら、また、お伝えしますね!!
↓


ゴーヤの隣りでは、黄花コスモスが、チラホラと花を咲かせ始めています・・・。
↓

テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア
今日は、午後から社会福祉協議会主催の地域住民向け講座、「知っておきたい介護保険と福祉サービスの基礎知識!」に講師として参加してきました。
この猛暑の、しかも一番暑い時間帯にもかかわらず、大田区の各地から多くの方が集まってきました・・・。
妻の介護をしている夫、夫の介護をしている妻。夫の母と、自分の母を介護しているという方、今はお元気で暮らしているが、将来のために勉強しておきたいと考えて参加した方・・・・などなど、開始時間には、会場いっぱいの区民のみなさんが大集合!
このテーマの、区民みなさんの関心の高さがうかがえます。
「今日は、沢○さんだと聞いて、楽しみに来ましたよ・・・

今回の講座にあたって、私は、改めて、介護保険制度について考えました。私が、介護保険制度で唯一評価している点、それは、ご本人・ご家族が、サービス内容を、サービス事業所を選択することができるということ。
ご本人、ご家族が、今後の生活のための大切な選択するために、まずは、選択するための情報が不可欠。この選択するための必要な情報を伝え、本人、家族が自己決定した計画を調整していくのが私たち専門職。
私は、ケアマネージャーだった時も、そして、今も、このことを大切に仕事を続けてきました。
今日も、介護保険をすでに利用している人、利用していない人、自分のため、大切な家族のため・・・、一人ひとり参加してくる思いはちがえども、やはり、私が伝えることは、選択、決定していくために必要な情報。
制度の事細かな説明を知りたければ、分厚い本を読めばいい。2時間の中ですべて説明することなどできないし、話したところで参加者が本当に知りたいことではない。
自分自身が、専門職として感じていること、考えていることを、自分の心をきちんと一回通してから、みなさんへ向けて言葉にしていくよう心がけました。
介護保険について、まずは、介護保険が必要とならないために何が必要か


終わった後も、多くの方が残っています。一人では、とても話を聞くことができないでいましたが、「おおた高齢者見守りネットワーク」のメンバーであるケアマネージャーや、福祉用具の事業所の方が、それぞれ対応してくれました!!
やっぱり、こういうとき、持つべきものは見守りネットワーク で・す・ね

あまりの会場の熱気に、終わった後、しばし放心状態・・・・

とりあえず、役割を終え、ほっと一安心。さぁ、また明日からがんばりますか!!
「知っておきたい介護保険と福祉サービスの基礎知識」の資料はこちらをクリックしてご覧ください。
大田区社会福祉協議会主催 「知っておきたい介護保険と福祉サービスの基礎知識」今回の司会は、社会福祉協議会職員のKさん。
Kさんとは、私が福祉の業界に入ってすぐの頃からの付き合いです。もう、10年以上になるのでしょうか・・・。地域にいつまでも変わらない人たちがいる・・・。これって心強いものなんですよね。
↓

多くの方が来場してくれました。猛暑の中参加してくださった人たちです。それぞれの人たちに必要なことを伝えよう。かなり身が引き締まりました!さぁ、話しますかぁ!!
↓

今回は、聴覚障害の参加者のために、OHPを使い、要約筆記ボランティアの方々が、私の話しをその場で文字にしてくれました。
↓


おおた高齢者見守りネットワークに協賛してくれている福祉用具事業所のみなさんが、さまざまな福祉用具を持ってきてくれました。講座終了後も、実際に福祉機器に触れる参加者が多くいました。
↓


テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア
あれから2年半。当初から、私たちの大切な活動の柱と位置づけた「地域づくりセミナー」は、毎月第3土曜日開催。のべ2500名の地域住民が足を運んでくれている。
このセミナーから生まれた「SOSみま-もキーホルダー登録システム」は、大森・六郷地域合わせて1700名が登録している。
そして何より、ともに活動をしてくれる協賛事業所は40を超え、力強く会を支えてくれている。
発足に当たって、さまざまな地域の見守り・支えあい活動を調べたが、このように地域の医療・介護事業所、地域密着企業が、それぞれの専門性や特性を生かしたかかわりをしながら、事業所・企業も元気になっていく取り組みに、いまだ出会ったことがない。
「この2年半の活動の軌跡を、何とかまとめてみたい・・・」、昨年ぐらいからずっと考えていました。
そして、大田区の助成を受けることができた今年、助成事業の中にしっかりと、「高齢者見守りネットワーク活動のまとめ集作成」と明記。
予算も、1000冊作成する予定で立てています。作るからには、本格的な出版物にするつもりです!!

5月から、いよいよまとめ集作りに入りました!!現在、メンバーの中からプロジェクトチームを発足。出版社も決まり、年度末完成に向けて動いています。
このプロジェクトチームには、発足時から、私たちの活動に興味を持ってかかわり続けてくれている東京都長寿健康医療センター研究員のNさんも加わってくれました!
Nさんには、今、各地域で生まれている高齢者見守り・支えあい活動の取り組みと課題について書いてもらいます。
私から、この会に協力を呼びかけられた各事業所の責任者の方々が、どのように感じ、かかわっていこうと思ったのか???
役職を持った方たちに集まってもらい、座談会形式でたっぷり語ってもらうページも用意しています

地域密着企業のダイシン百貨店社長、カドヤ不動産取締役Nさんには、インタビューを 。
当然、協力してくれている地域包括支援センターのみなさんにも、思いを書いてもらいます。
あと、メンバーとしてかかわってくれている多くの専門職のみなさんにも、かかわることでどんな自分自身のネットワークが得られたか、つながりができたのか、この会が自分にとってどんな存在になっているか、たっぷり書いてもらいましょう!!
そして、そして、今回どうしてもこのまとめ集で実現したかったのが、区の高齢者関係の部署のみなさんに集まってもらっての座談会!
介護予防関係部署の担当者、地域づくり担当者、地域包括支援センター担当部署、それぞれの部署と、この会はさまざまな取り組みでかかわっています。行政の各担当者から、このような活動をどう感じているか ?ぜひ、語ってもらおうと思っています!!
「これが実現したら、ぜひ聞きたい!」
研究員のNさんは、この座談会が実現したときのコーディネーター役をその場で立候補

先週、たまたま用事があって区役所に行ったときに、高齢担当課へさっそく寄ってみました。窓口に行くと、なんとまぁ、偶然というか、必然というか?頼もうと思っていたみなさんが全員集合!
私の顔を見ると、「中に入って、入って!」と招き入れてくれました。テーブルに集まった面々と、この間あった話しに花が咲く・・・。
「あれっ?これって、今、座談会ができちゃう?」焦る気持ちを飲み込んで、今度、座談会形式で、皆さんの話を聞きたいという趣旨を伝える。すぐに了解してくれました。
発足間もない頃、そして、今・・・。行政の皆さんとのかかわりも、「おおた高齢者見守りネットワーク」の取り組みを通して、いろいろありましたが育んできたんだなぁ・・・・と、一人ひとりの顔を見ながら、つくづく、そう感じました。
この会にかかわった多くのみなさんに、一人ひとりの「おおた高齢者見守りネットワーク」への思いを語ってもらう、綴ってもらう。
みまーもまとめ集、来年3月発刊です!!






テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア
日中は、打ち合わせや相談業務、ほとんど話しっぱなし。
夜も会議が続いていました。
来週7月27日は、大田区社会福祉協議会から依頼があり、地域住民を対象に、介護保険制度についての勉強会。
再来週8月7日は、東京社会福祉士会共通基盤研修 地域支援領域研修と、資料作成も締め切りに追われ、夜の会議が終わってから、資料整理をすることも・・・。おかげで、身体敵にも精神的にもいっぱいいっぱい・・・。
先が見えないような仕事も、コツコツとやっているといつか終わるもの。今日、夕方には、すべての資料作りが終わり、とりあえずひと段落


一人きりの事務所を一歩出ると、夕方だというのに、夏の日差しが照りつける

事務所のすぐ前の広場では、夏祭りが行われていた。目の前でやっているのに、外に出るまで気がつかないほど没頭していたらしい・・・。
ムッとする暑さと疲れで、普段なら喜んで立ち寄り、顔なじみの人に声をかけ、一緒に楽しむはずの私が、事務所のシャッターを閉め、さっさと空き地を素通り・・・

トボトボとうつむき加減で帰路についていると、前から一人の男性が歩いてきて、私に声をかけてきた。
「もっとしゃんとしなさい!」
ふっと見上げると、地域づくりセミナーに毎月欠かさず参加していたAさんがそこにいた。
もう80歳を超えているAさんですが、この2年間、いつもセミナーに来ては、「あんたたちはいいことをやっている!」と、エールを送ってくれていた。
しかし、2ヶ月前ぐらいからパタッと来なくなって心配していました。
このAさんが、声をかけてくれたのです!Aさんは、目を見張るほどげっそりとやせていた・・・・。しかし、ニコニコと私に向ける笑顔だけは以前のままでした。
「ずっと入院していてねぇ、またセミナーにも行かせてもらうよ。やっぱり家はいい・・・。退院が、祭りに間に合ってよかった・・・・」
そう言ってAさんは、あふれる笑顔を私に残し、祭りに向かって歩いていった・・・。
白い帽子をしっかりかぶり、以前はぴったりだったであろう、ダブダブの白いシャツを着て祭り会場へ・・・。 私も一応専門職です。Aさんの病状が、あまりよくないことは一目でわかります。
それでも住み慣れた地域に戻り、毎年同じように繰り返してきた祭り会場へ向かうAさんを、曲がり角を曲がり、見えなくなるまで目で追っていた・・・・。
Aさんの後姿を見て思い出しました。
そうです、私の力の原点はこれなんです!地域で働く専門職が、地域に暮らす人との間に、垣根なく身近に存在すること!これを実現させたい!ただそれだけ。
おおた高齢者見守りネットワークを立ち上げて間もない頃、社会福祉士会から原稿を依頼され、自分自身の夢をこう書いたんです。
『 私たちが働く地域包括支援センターの役割は、地域に暮らしている方々、各専門職に、「ここは○○をしているところ、だからこういうときに気軽に相談していいところ」、「ここへ行くと○○さんや△△さんがいて、話を良く聞いてくれるから安心」という地域の一部に溶け込んでいくことだと感じています。
自転車で訪問に出る。商店街を走ると弁当屋・肉屋・八百屋、路地に入ると民生委員、ケアマネージャー、介護者などから声をかけられたり、呼び止められたり、なかなか目的地にたどり着けない・・。
このような出来事の一つひとつが私たちの誇りであり、やりがいにつながるのでしょう・・・。』
Aさんの、あふれる笑顔に、住み慣れた地域で暮らし続ける、暮らし続けることができる。この日常の中にある一番大切な思いに、地域で働く専門職としてどう向き合うのか?教えられたような気がしています。
日々忙しく、大変だったりする・・・。落ち込んだり、自信がなくなったり、怖くて一歩も前に進めなくなったり、逃げたくなったり、自分を守りたくなったり・・・。
当然です!何かをしようと思ったら、このようなことは誰だって経験すること。
だけれども、だからといって、決して見失ったり、ブレたりしてはいけないものがある!
「しゃんと前を向いて!そうでなければ、見えているものすら見えない自分になってしまうよ・・・」Aさんにそう言われたような気がします。
さぁ、来週も忙しい日々が続きます。ですが、Aさんのおかげで、一つひとつを楽しんで取り組めるような気がしています。さぁ!がんばるぞ!!




テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア
「地域づくり・ネットワークづくり」のプロになろう!!に、シンポジスとして参加してきました。
暑いさなか、神奈川県の保健師のみなさん100名が大集合!
基調講演は東京大学大学院医学系研究科 教授 村嶋 幸代 先生
シンポジストは、私のほかに、台東区台東保健所 保健師の山田さんと椎橋さん。
村嶋先生は、地域づくり・ネットワークづくりとは何なのか?地域づくりの必要性、ネットワークをつくるメリットは?そして、地域づくりのために、「地域包括支援センタ」ーは何をするのか・・・。今,求められている保健師像とは?そして、保健師が誇りを持って働くために必要なことなどを話してくれました。
保健師を対象とした講演でしたが、今、自分自身が地域のネットワーク構築を行なっている中で、大切に思ってきた一つひとつが、心の中で整理されていくような内容でした。
台東区の実践の取り組みは、高齢化率24%を超える地域で、保健師が中心となり、地域包括支援センター、社会福祉協議会、歯科衛生師、栄養士、また、民生委員や老人クラブ代表、自主グループなど住民代表と、「地域座談会」を構成。
この構成メンバーが協働し、「いきいき若返りまつり」を開催してきた4年間の活動を評価・整理し、地域づくりを進めていくための大事な要素を話してくださいました。
地域住民が考える、「暮らしやすい社会」とは何なのか?
それは、すべての人が、健康にいきいきと過ごせること。
自分の住み慣れた地域で、より健康に生き、健康に老い、必要な支援を受けながら自立して、自分らしく生活していけること。そのためには・・・・、
地域に暮らす高齢者・障害者等を、地域で支えていける体制が必要。
村嶋先生の言葉が、心に刻まれます。これが、専門職にとっての「地域づくりの必要性」を感じる根幹の部分なのでしょう。
今回は、資格はちがいますが、同じ医療・福祉に携わる専門職として、地域づくりという同じ課題を持つものとして、改めて保健師のみなさんへ、シンポジストとしてエールを込めて話しをさせていただき、多くの学びをもらうことができました。
今回の研修会には、地域包括支援センターで働く保健師の方々も多く参加していたと聞きました。
これからも協力し合いながら、それぞれの地で、ネットワーク構築を進めていきましょう!神奈川県看護協会保健師職能委員会のみなさん、貴重な機会をいただきありがとうございました。
神奈川県看護協会 保健師職能委員会主催 研修会案内チラシはこちらをクリックしてご覧ください。
シンポジウムで発表した資料はこちらです。




テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア
しかも、時期はずれな雪だるまの話しを・・・・



雪だるまをつくるとき、最初は小さな雪の固まりをつくりますよね。
小さな小さな、雪の玉。ころころ転がして、ちょっとした衝撃があるとすぐ割れてしまう様なもろい玉。
それでもあきらめず、また小さな雪の玉を作り、大切にころころ転がしているうちに、だんだん大きくなってくる・・・。
何度も失敗しているうちに知恵がつき、ある程度大きくなると、ギュッ、ギュッと固めてからさらに転がしていく・・・。
ここまで来ると、おもしろいように玉は大きくなっていく。でも、ある程度の大きさになると、今度は転がらなくなる。押しても押しても前に進まない・・・。
この程度でよければ、小さな雪だるまの完成!
でも、「もっと大きな雪だるまを作りたい!」と少しずつでも転がらせていくと、そう長く、上り坂や平坦な道が続くものではない。やがて下り坂になり、自分以外の力が働き、玉はさらに大きくなっていく・・・。
地域づくりも同じようなものではないでしょうか?
自分が思い描いた小さな玉。
実際に動き出そうとすると、自分が思い描いたように中々進んでいかない。このような段階では、組織もまだまだもろく、何かあれば、すぐにもなくなってしまうような時期が取り組もうとすれば必ずある。
それでも、あきらめずに動いていく。動く中で、ちがっていたら軌道修正すればいい、これが大切!
動いているから、軌道修正が必要なことに気づき、方向を変えて進むことができる。
動きを止めてしまえば、発見も軌道修正もない。ただ止まるだけ。
軌道修正していくうちに、様々な人たちとつながり合うことのできる目的と、行動が備わっていく。
この頃になると、一緒に力を出してくれる人たちが、同時進行で増えていく。
関わる人たちも、やっていることが実感として手応えを持つことができてくる。
さらに、進んでいくと、節目節目で、そこに必要な人が現れる。不思議なんですが、そうなんです!
あとは、「自分が力を出す。自分が実感する」そこだけをするのではなく、関わっている人たちが力を出せるようなことに力を注ぐ。そんな自分にギアチェンジが必要となる。
そして、今歩んでいる、その先をいつも思い描いて共有する。そこができる自分も身につける。
そしたら、必ずいつかスノーマンのような大きな雪だるまが、大きな地域のネットワークができるはずなんです!!


しかも、できたスノーマンには、心が入っている。喜びや、悲しみや、充実感や、やりがいや達成感・・・。みんなの思いがこもっている。
そんなものができたらいいですね・・・。
以上、思いっきり時期はずれな、抽象的な話しでした。





テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア


通常のときは、包括支援センターとして購入。そして、「おおた高齢者見守りネットワーク」の会議前には、「おおた高齢者見守りネットワーク」名義で購入。
この機械、かなりな優れもので、タンクがホット用とアイス用に分かれていて、夏はアイスコーヒー、冬はホットと、同じ機械で味わうことができるんです


今日、東京は35度の真夏日


この暑さの中、スーツ姿の営業マン(仮名 Zくんにしときましょう!)は、夏バテなのか、かなりお疲れ気味・・・

今回は、アイスコーヒーを頼みました!
お金を支払い、領収書を書こうとしているZくん・・・。ペンを持ったが、そのペンがしばし動かない・・・・。するとZくん、私たちに向かってこう言った!
「あのぉ~~~~~、領収書の名義は、
地域包括支援センターにゅうあらいにしますか、それとも、
おおた高齢者見合わせネットワーク ですか?」
???


どちらも微妙に違います・・・・。
うちは、い・り・あ・ら・い!
私たちが取り組んでいる会の名称は、み・ま・も・り・ネットワークです・・・・

疲れてるんですね。みなさん、暑い夏はまだまだ続きます・・・。がんばって夏を乗り切っていきましょう!!


テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア
よくあることですが、わかってはいるけれども、実際に一歩踏み出すことができない。こんなことは日常よくあることですよね。
地域づくりもそう・・・。高齢化の進展に伴い、介護保険利用者が増大。公助だけでなく、今まで日本の風土に自然と育まれてきた、自助・共助が大切。地域づくり、地域のネットワークを構築していくことなんだ!
医療・福祉においても、専門職・専門機関が連携し、地域の社会資源を活用する地域包括ケアを目指そう。その中核となるのが地域包括支援センター。
わかっているんです!ネットワーク構築の大切さや、本人・家族が円の中心にいて、そのまわりを地域や専門職が取り囲み、さらにその全体を包括支援センターの大きな円が囲んでいる・・・。
このようなネットワークの仕組みの図は、どの専門職も頭に焼き付いている。
わかっているんだけれども、具体的な一歩が出ない。何から始めていけばいいのかわからない。やり始めたけれども、ネットワークが機能しているとは、実感として到底思えない・・・。
国や各自治体でも議論は盛んだが、一部の先進事例を声高に宣伝しても、ほかに波及していくことはない。
特に大都市部の、高齢者を支えるネットワーク構築はについては、どこも模索が続いている・・・。
これだけ、国も自治体も議論をし、時期時期に、さまざまな方向性や構想も出しているにもかかわらず進んでいっていない要因を、そろそろ考えた方がいいのではないでしょうか?
そうでなければ、これから訪れる都市部の高齢化に、「地域ネットワーク構築」が間に合うことはないでしょう・・・。
医療・福祉の現場は、高齢化の進展による個々の高齢者の多問題化、そして、一人暮らし・高齢夫婦のみ世帯の増加など、日々、目の前の担当する利用者の様々な問題への対応で、ただでさえ多忙となっている。
このような状況の中で、「地域づくり」の大切さなんて、国や自治体などから言われなくてもわかっているんだけれど、そこまで力を出す余力がない。
日々、浮き出てくる様々な問題を、モグラたたきゲームのように対応するのが精一杯。あちらが静まれば、すぐまたちがう方で問題が起こる。地域づくりどころではない。
先進地区の取り組みはすばらしいと思う。でも、それぞれの地域で地域特性があり、先進事例の取り組みをそのまま行えばいいというものではない。
そう感じている、各地域の包括職員や、専門職たちも多いはず!
そもそも、私たち専門職がネットワーク構築に取り組んでいく意味は何なのでしょう?
もっと、肩の力を落として、地域の専門職が、地域住民にとけ込んでいく仕組みって不可能なんでしょうか?
自分たち専門職だって、日々の中で、自分が持っている専門だけでは、担当している高齢者本人や、家族を支えることなどできないことは実感している。
だからこそ、ネットワーク構築なんだとも思っている。この思いを、自然とネットワーク構築への具体化に向かえるような取り組みを考えていかなければ、進んでいかないのではないでしょうか?
それぞれの地域特性がある。だけれども、「このようなことでいいのなら、自分たちでもやれるんじゃぁないか!」、「やってみたい!」そんな感じで・・・。
そうですよぉ~。自分たちがやっている実感と、やりがいを持つことができなければ、どんな活動でも長続きするわけがない。
このようなネットワーク構築を生み出すきっかけ作りから、過程が見える議論と学びが、今、必要なんです。
医療・福祉の専門資格の学びの過程で、コーディネートを専門に学ぶ、専門資格なんてないんです。
理論があっても進まないのは、今までの実践で、「これだったらできる、やってみたい!」がないから・・・。
今、様々な地域で生まれている実践を、「そこだからできた・・・」ではなく、どこでもできる取り組み、生み出すことのできる取り組みに引き寄せていくことが必要な気がします。
ふるさと山梨は、今、桃が最盛期を迎えています。
↓

桃はですねぇ~、このように白いブツブツがある方が甘いんです!なぜなら、日の陽ざしをいっぱい浴びている証拠で、木の上の方になっている桃がこのようなブツブツができるんです


巨峰は、あと1ヶ月ぐらいかかりそうですね
↓




テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア
今回は、当地域包括支援センター T看護師。そして、東京都長寿健康医療センター研究員Nさん。
この二人で行う今回のテーマは、「孤立予防!」この重いテーマを、参加してくる高齢者自身に話しをすることは、はたしてどうなのだろうか?ただ話しをして、「理解した、理解できた・・・」それだけでいいのだろうか?
T看護師、Nさんは、打ち合わせを何度も重ね、考えていました。そして出した方向性は、
「この地域に孤立した高齢者をつくらないこと!そのために、参加している高齢者自身であるみなさんと考え合っていこう!!」そのためのキーワードを社会参加におきました。
ここからが、早い!T看護師は、協賛企業である、ダイシン百貨店Sさんに呼びかける。そして、セミナーでダイシン百貨店から提案をしてもらうことになったのが、 「みま~もモニター!」
以前のブログにも書きましたが、ダイシン百貨店では、6階レストランに20名ほどの会議スペースを作り、今後新店舗に向けての意見や、お惣菜についての意見を定期的に集まる場を設定してくれることになりました!!
今日のセミナー後半でダイシン百貨店Sさんが、この申込書を持参。高齢者の立場から、ダイシン百貨店に「あったらいいな!」と思う意見をどんどん提案してもらいましょう!!
また、今回は、ダイシン百貨店の並びにあるスーパー「カドヤ食品」の不動産部門取締役Nさんも参加者のみなさんに、すてきなお知らせをしてくれました。
カドヤさんが所属する商店街組合が高齢者サロン(いつでも来たいときに来れて、何かを取り組める場)の提供を考えているということ。
そして、カドヤの裏にある、いつでも人のいない、人が訪れない公園があるのですが、ここを、行政に提案し、古い遊具を取っ払い、リハビリができる器具を置いて、いつでもここに来れば運動ができるような場にするという構想を話してくれました。
このサロン、リハビリ公園が来年度実現すれば、おおた高齢者見守りネットワークの各専門職たちが、具体的なコーディネートを考えていきます。
人がいつもいない公園・・・。どこか寂しげです・・・。
↓

この二つの地域密着企業の提案のあと、T看護師が作成した「社会参加活動アンケート」を、参加者に記入してもらいました。
・「現在何かグループ活動に参加していますか?それは、どのような活動ですか?」
・「現在仲間を募集しているグループをご存じですか?グループ活動で使用できそうな空き部屋などご存じでしたら教えてください!」
・「サロンがあれば参加したいですか?自分が教えられること、やってほしいことを自由にお書きください」
やっぱり聞いてみるものです。一緒に考えてもらうものです。回収したアンケートには、たくさんの意見が書かれていました。
↓
・教えられること、太極拳。教えてほしいことペン習字。
・教えてほしいこと、健康体操。教えられること、ビーズ・パッチワーク・水泳
・教えてほしいこと、携帯電話のメールのやりとり、麻雀を初歩から習ってみたい。
・お手伝いできること、日帰りバスツアー。
・教えられること、紅茶教室・テーブルコーディネート。
・教えてほしいこと、風景スケッチ&ウォーキング、1日農業体験(育てて販売!)
・地域で活動しているグループが、年に1回ぐらいは集まってお祭りとか、合同発表会をして、相互に交流したらさらに活動が広がっていきそうです!
・提供できること、日帰り旅行のバスを出してくれれば、湯河原に温泉があるのでみなさんに入ってもらいたいと思います。昼食だけ持ってきてくだされば、できると思います・・・

などなど、たくさんの声を集めることができました。
地域密着企業、地域で働く医療・福祉の専門職、そして、地域に暮らす人たち・・・。そうなんです!みんなで考えてもらうんです!それぞれではできないことでも、このメンバーで考えれば、
この地域では、孤立する高齢者をつくらない!!
これが夢物語ではなく、可能になるはずです!T看護師が、このセミナーを通して築きたかったものはこれなんだよね!
「何歳になっても、持病があっても、一人で外出できなくても、その人なりの社会参加の方法が必ずある!」 T看護師の真摯な、そして、真剣な語りに、参加者だけでなく、私たちメンバーもどんどん引き込まれていきました。
最後に、T看護師が、フランスの小説家の言葉を紹介。
「孤独はいいものだということを、我々は認めざるを得ない・・・。
しかし、孤独はいいものだと話し合うことのできる相手を持つことは、ひとつの喜びである・・・」
さぁ、2年半、セミナーを通して築き上げてきた、地域住民とのこのつながりを力に、孤立した高齢者をつくらない具体的な取り組みが、この地域で今日から生まれていきます。
T看護師、お疲れ様。そして、ありがとう。
T看護師が、セミナーのために精魂込めて作成した資料、「人とつながり楽しい暮らし」はこちらをクリックしてご覧ください。
真夏の東京は暑い!!そんな暑さの中訪れてくれる参加者のために、道案内に立つメンバーたち。暑かったよねぇ~、ご苦労様でした・・・。
↓



今回のセミナーの司会は、セミナー史上最年少23歳。福祉用具事業所のSさん。堂々としていました!
↓

当包括支援センターT看護師。この日のために、様々な人と会い、打ち合わせを重ねてきました・・・。真摯に、そしてまっすぐに、地域で働く専門職としての思いを、参加者に語りかけます・・・。
↓

N研究員。全国で取り組まれている地域活動を紹介してくれました。
↓

ダイシン百貨店Sさん、Aさん。私たちのみま~もモニターの提案を快く受けて、具体化してくれました。この二人は、会発足の頃からのお付き合いです。
↓

カドヤ不動産Nさん。生まれも育ちも大森!この地域への想いは誰にも負けません。サロン、リハビリ公園の実現に、一緒に協力してくれています。
↓

今日も、多くの参加者が、訪れてくれました。この参加者のみなさんと、地域づくりを一緒に考えていきます。
↓

テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア


やりましたよ、「みま~もレストラン!」
今回は、昨年に引き続き「絵手紙講座」を開催。そして、昼食は、NRE大森弥生ハイツ駐車場スペースにて、
バーベキュー&流しそうめん!!
31度の東京の気温もなんのその!!参加者の食欲と元気はいつもと変わらず・・・

みま~もメンバーも、六郷地区の若手も応援に来てくれて、テント設営や、バーベキューの火起こしに大活躍!やっぱ、若いって、それだけでいいもんですねぇ~~~

バーベキューが盛り上がっているとき、毎回参加してくれているSさんが、真剣な顔で私に近づいてきた。
「ちょっと沢さんに折り入って相談があるんだけど・・・・・」とSさん。
「うん、いいよ。どうしたのSさん・・・」
「じつはね、いつも参加しているあの人がMさんという名前だってはじめて知ったの・・・。それでね、いっぱい話してきてくれるのよぉ~。で、よく聞いたら、レストランのときに使っている箸袋を作ってくれているっていうじゃない!
だから、お礼にね、家で描いて絵手紙を送ろうと思うんだけど・・・・・

「それはMさんも喜ぶよぉ~。ぜひ、送ってあげて!」と私。
「ちがうの!! 送りたいんだけど、今、個人情報とかあるじゃない・・。だからね・・・・・・・・、沢さんから住所聞いて

わたし・・・・、



弥生ハイツ施設ケアマネージャーIさんが、Mさんに事情を説明し、住所を教えてもらい、めでたくSさん、Mさんの住所をゲット

「Mさん、待っててくださいね!夏の盛りの頃に一つの心のこもった絵手紙が届きますからね!!」
一回一回のレストランを通して、このようなあたたかい、人のつながりが生まれるのを目の前で見ることができる・・・。こんなうれしく、元気をもらえることはありません。
私たち医療・福祉専門職であるみま~もメンバーにとって、このみま~もレストランを続けている意味、そして、やりがいは、こんなところにあるような気がします・・・。
さぁ、また、明日からがんばりますか!!
今回のレストランは、みなさんとても楽しそうで、ついつい写真も多くなってしまいました。出し惜しみすることなく、「写真でつづるみま~もレストラン!」始めちゃいますね!!
昨年大好評につき、絵手紙講座を昨年に引き続き開催!
↓

まずは、筆づかいから・・・・。みんな真剣です。
↓

みなさん、出したい人を思い浮かべ、筆に思いを込めて、描きたいものを描く。いいもんですね。
↓



絵手紙講座が終了!屋外では、バーベキュー&流しそうめんの準備完了です。
↓

見てください!!この食材!食欲をそそりますよねぇ~。
↓



大森弥生ハイツ施設長 Kさん、そして、この若手は、ケアマネージャーTくん!この二人、ずっと火起こしをやり続けてくれました。おつかれさま!!
↓

じつは、このTケアマネージャー、親子二代でケアマネージャーなんです。しかも、お母さんTさんが立ち上げた居宅支援事業所で働いている。お母さんTさんもうれしいでしょうけど、この大田区に二代目のケアマネージャーが生まれていること、私も超うれしいです!!ついつい、Tくんをいじくって遊んじゃいました。
うれしい、うれしい。親子そろって火起こしです。
↓

やきそば、やきおにぎり、たこ焼き・・・。暑い中、Sケアマネージャー、K機能訓練士おつかれさまでした。
↓

さぁ、焼けてきましたよぉ~!
↓






皆さん、待ちきれず、皿を持って焼き場に大集合!!
↓

夏真っ盛りの陽ざしを浴びて、地域に暮らす人たち、医療・福祉に携わる専門職、そして、犬1匹・・・・。とても楽しい雰囲気に包まれていました。
↓

「何飲みますかぁ~~~~~~?」
↓

ワインめっけ


↓

1ヶ月に一回のレストラン・・・。いつの間にか、知らなかった人とも友人に・・・。レストランを通して友だちの輪が広がります。
「ぼくも仲間に入れて・・・・。」 Tケアマネージャーの愛犬グランは言ったとさ・・・!
↓

流しそうめんも大好評!!そうめんだけでなく、ラーメンも流れてきたんですよ!
↓


男性陣は、会話を肴にお酒も入り、ほろ酔い気分。いい気分になってきました!「いっちょ、歌うか

↓

トランペッターが、場をさらに盛り上げます!!
↓

火起こしチームは、煙と暑さにバテ気味・・・・。
↓

「あっっっっっっっっっぢぃ~~~~~~!!」
若人よ、くじけるな!!若い君たちが焼かずして、誰が焼く!!
↓

テントの下で、涼んでます・・・。「若いっていいわねぇ~」、「俺にもあんな頃があったなぁ~」
↓

NRE大森弥生ハイツチーム!にこやかに登場!施設ケアマネージャーIさん、栄養士Oさん。「さぁ、スイーツタイムよ

↓

Oさんは、夏の定番「スイカ!」を切ってくれています。女性にとって、いくつになっても甘いものは、別腹 です・・・・。
↓

流しそうめんコーナーで、ずっとめんを流し続けてくれていたS・Oケアマネージャー。スイカを食べて元気を取り戻します!!
↓

グランとMさん。この写真は心和みます・・・。
↓

NRE大森弥生ハイツ K施設長と、施設ケアマネージャーIさん。この二人が取り組みを理解し、全面協力してくれているからこそ、このレストランが続けていられるのです。今日はK施設長、気合いのポロシャツ・短パン姿でした!!
↓

最後にみま~もメンバー全員で、「はいポーズ !

やっぱ、みんないい顔してます!!充実している時って、どんな人だって、こんな顔になるんですよね・・・。
みなさん、おつかれさまでしたぁ~~~~!!
↓

テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア
当時は、私たちの地域管轄行政センター係長でしたが、今は、建物は同じでも部署が変わり、なかなか話す機会がなかった。
用件は、行政職員の認定調査員が自転車で訪問に出かけるときに、駐輪場がないので自転車を事務所横の空きスペースにおいてほしいという依頼でした。1~2台、十分置けるのですぐOK

とくに、たいした用件ではない・・・。
でも、久しぶりに、沢が元気かどうかの確認の連絡を、何らかしらの用事をつけて連絡をくれる。しかも、なぜか、2ヶ月ぐらいおきに定期的に・・・・

「いつも、いつまでも、関わっていてもらいたい!!」
これは、N係長だけでなく、関わっているみなさんに私は感じています。でも・・・・、みなさんそれぞれ、自分のフィールドで仕事をしている方々。思いはあっても、常に関われるとは限らない。
それでいいんです!部署が変わっても、どこかに異動したとしても、「気にしてくれている、大切な場だと思い続けてくれている。」それだけで十分。
そして、今いるポジションで、めったに来れなかろうが、ごくたまにの関わりだろうが、つながり続けてくれている。それが大事!
N係長は、たまに会うといつもこう言ってくれます。 「大丈夫か!何かあったらいつでも言ってくれよ!駆けつけるからな!」

さまざまな方からのこのような一言がうれしい・・・。
「ありがとうございます!頼りにしてます!沢がお手上げのときは、腕まくりして駆けつけてください!そして、たまには、赤提灯で二人差し向かいで、この間の歩みを聞いてください。沢は、自分らしく、がんばってますよ!相変わらず不器用ですがね・・・」

N係長とのかかわりを書いた記事「種まく人」は、こちらをクリックしてご覧ください。
梅雨明けの夏の日差しは、もうすぐそこまで来てますね・・・。
↓


テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア
今回は、当包括支援センターT看護師、そして、東京都健康長寿医療センター研究員Nさん!
孤立予防をテーマに話す予定だが、何せ、この2人がやること。ただのセミナーで終わらせるわけはありません・・・。

予感は見事的中!
この2人、参加者の中から「みま~もモニター」なるものを募ろうとしてるんです!
そして、地域の企業や団体、介護事業所などの、
「地域に暮らす高齢者の意見や感想を聞きたい!取り入れたい!」
という地域企業の声を、みま~もモニターが解決していこうというもの。
みま~もモニターとして関わる高齢者の方々にとっては、地域の企業・事業所に、自分たちの長年培ってきた経験を活かせる!という、社会的役割の場に・・・・!!
地域企業・事業所にとっては、今後進んでいく都市部の高齢化の中で、各社、高齢者のニーズを取り入れていくことは、重要課題となっています。そんな中で、地域に暮らす高齢者の声は、十分活用できるもの!!
セミナー前に、まずは、協賛企業・事業所に集まってもらいました。
そして、何と!ダイシン百貨店では、6階レストランに20名ほどの会議スペースを作り、今後新店舗に向けての意見や、お惣菜についての意見を定期的に集まる場を設定してくれることになりました!!
例えば、ダイシン百貨店の肉じゃがが、他店と比べてどうか?次回までに調べてもらってくる。要は、市場調査とでも言いましょうか・・・。
じつは、これもみんなで考えてみたこと。会議の日だけでなく、次回までの宿題を用意することで、近隣のデパートや、商店街に足を運ぶ・・・。立派な閉じこもり予防と外出の機会になります!!

このようにして、新しくなったダイシン百貨店の総菜には、協力してくれた地域高齢者の名前が印字された総菜が並ぶ・・・。
例えば・・・、 「山田花子さんが吟味した肉じゃが!」とか、 「太郎さんがほしかった、家庭の味・思い出の味おむすび」などなど・・・。
自分の意見が、考えたことが、ダイシン百貨店の総菜コーナーに並ぶ・・・。思わず、私も「みま~もモニター」として参加したくなってしまいます

他の企業、事業所も、自分の事業の中での「みま~もモニター」活躍の場を考えてもらっています。
5人に一人が65歳以上・・・、そして、15年後には、3人に一人が65歳以上という、超高齢社会を迎える我が国で、この世代の方たちが、いつまでも社会参加できる場があり、いきいきと地域の中で暮らす姿がなければ、地域そのものが成り立っていきません。
「地域のために、おれたちが、もうひと肌も、ふた肌も出さなければ、まだまだダメだなぁ~

そんな、高齢者の言葉が地域中に響くようなまちづくりを、このセミナーから始めていきます。
セミナー当日、ここまで準備を重ねてきたT看護師N研究員の声が高らかに響き渡ることでしょう!!
「みま~もモニターとして、みなさんの声を一緒に届けませんか?」
T看護師、N研究員が講師として開催する、7月地域づくりセミナー案内チラシはこちらをクリックしてご覧ください。




テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア
このようなことがわからない人は、周りにいる人たちの声に耳を傾けようとせず、一方的に自分が思っている、良いこと、大切なこと、を押しつけてくる。
それを押しつけられる側はたまったものではない・・・。
どんな物事も、まずは、人の話に耳を傾けることが大事。人と話し合うことをしなければ、今、この話し合っている中身の何が大切で、何から始めなければならないのか・・・、見えるわけがない。
これを、「ひとりよがり」と言うのでしょう・・・。
良いこと、大切なこと、そして普遍的なものは、そこにいる人たちが、そうと感じるもの。その集団の習熟度や、慣習や、地域的なもの・・・。すべてに広く行きわたるものでなければならないと思っています。
話す相手、話し合うグループによって、今向き合っている、見えやすいものがある。しかし、そこを越えて、自分の知らない領域の人と話す。そのことで見える景色が変わる。
自らを謙虚に!
相手の思いをまずは受け止める自分をつくらねば、新たなものなど見えようはずが在りません。このような自分でなければ、自分の思っている大切な想いを伝えようなどと思ってくれる人も出てはきません。
「大切」なものというものは、自分だけの中にあるものでは決してなく、
今、自分の目の前にいる、その人とのつながりの先にこそ在るもの
なのだといつも肝に銘じて、ひとりよがりにならない自分でいたいと思っています。





テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア
まずは、この講義の様子を書いた記事、「い・ち・ご」をご覧になってから、読み進めていってください

都立看護専門学校の特別講義「在宅看護論」の講師として学校へ行ったときの記事「い・ち・ご」は、こちらをクリックしてご覧ください。
というようなわけでぇ~、7月5・6日の二日間の予定で、当包括支援センターに、SさんとIさん、二人の学生が実習にやってきた。
「二日間、 よろしくお願いしまぁ~す!! 」
朝一番、元気な声が事務所中にこだまする。そして、3ヶ月前の約束が脳裏をよぎる・・・。


どうしようかと考えましたが、真剣に包括職員の講義に向かう二人の姿を見ていて、「時期はまちがいなく旬ではないが、いっちょ、約束どおりイチゴを食わしてやるか!!」
さっそく、まずはダイシン百貨店コンセルジュSさんへ連絡!
「い・ち・ごぉ~~~~~~~


「ちょっと時期がねぇ~~、さくらんぼならすぐ持っていってあげられるんだけどぉ・・・、いちごは無理だなぁ~、ごめんなさい!」
そうだよなぁ~、この時期いちごなんてないよなぁ~。そして、半ばあきらめかけて、商店街に昼ごはんを買いに行く・・・。
商店街の果物屋さんを通り過ぎようとして目をやると、そこに・・・・、な、なんと、
い・ち・ご

すかさず、「おばさん!そのい・ち・ご、ください !!」、顔なじみの果物屋のおばさんが、「おや、お兄ちゃん今日はイチゴかい?」おばさんに説明をする。実習生に食べさせてあげることを・・・。すると、おばさん、
「イチゴは旬じゃないから、甘いけど小粒だよ。実習生さんには、旬なものも食べさせてあげなさい!」
と、桃を3個まけてくれました!!


初日の午後3時。い・ち・ごと桃が、テーブルに・・・。イチゴは小粒でしたが、おばさんの言うとおり甘くて美味しかったですよ!
学生たちは二日目も、「要支援」の方への訪問に同行。ウォーキングの自主グループのみなさんと出かけ、「孫のよう・・・!」と大人気!
午後は、サービス担当者会議に職員と同行したりと、たくさんの学びを持って帰って行きました。
帰り際、包括の玄関を出てSさんが振り返り、
「またきま~~~す!!」


んっ、また??? まっいいか!いつでもおいで、待ってるよ!
未来の専門職たち!数年後には、一緒にがんばろうな


約束を果たせてほっと一安心。時期はずれのい・ち・ご・・・・。
↓



テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア
おおた高齢者見守りネットワークの取り組みについて、私たちが大阪吹田市に話しに行ったのが、5月12日。あれから1ヶ月半ぶりの再会です!!
Sさんは、翌日に東京での研修に参加することになっていて、「せっかく東京に行くのなら・・・・!」と、私たちの包括支援センターへ前日に来てくれたのでした。朝7時に大阪を出発!10時には、事務所にやってきました!
5月に大阪に行ったメンバーのうち、N代表、T看護師がお出迎え!そして、NRE大森弥生ハイツK施設長も、来てくれました!!
不思議ですね・・・。1ヶ月前までは、あかの他人であったはずなのに、事務所にやってきたSさんと再会したときに、なぜか、「なつかしぃ~~~~~~~

これは、T看護師、N代表も同じ思いであったと思います。
大阪での講演後のお互いの歩みをしばし意見交換。その後、K施設長のご配慮で、施設の車でダイシン百貨店へ!私たちの会の活動の出発点の会場を見学。
あっ、そうそう、このダイシン百貨店さん。先週月曜日の「カンリア宮殿」という1時間番組で大々的に紹介されました!
『おばあちゃんの原宿・巣鴨に負けない百貨店!』
JR大森駅から徒歩12分。寂れた商店街の先に、古びた6階建てのビルがある。それがダイシン百貨店だ。お世辞にも綺麗とは言えない店構えだが、店内には溢れんばかりの客の姿が…多い日には1日2万人、年間400万人以上が訪れる人気店。
しかも、その客の多くは“お年寄り”。ダイシンの売り上げの半分を占めるのが60歳以上となっている。多くの高齢者を魅了するダイシン百貨店。その人気の秘密に迫る!
とても興味深い番組の構成になっていました。
ダイシン百貨店、カンブリア宮殿へ!詳細はこちらの番組ホームページをご覧ください。
ダイシン百貨店見学後、NRE大森弥生ハイツで昼食を食べました。Sさん、ここで、やはり大阪に一緒に行ったS栄養士と再会!S栄養士の立てたメニューをみんなで食べました!NRE大森弥生ハイツは、食事が選択制。今日のランチは、五目そばか、プリップリのアジフライ定食。それでは、「いっただきまぁ~~す!」
楽しい再会のひとときもあっという間に過ぎ、Sさんは、明日の研修のため、大森をあとにしました。
ひとつの機会を与えられ、その場を良いものにしようと努力をする。
そのあとには、必ず何かが自分にかえってくる。それは、モノやお金ではなく、もっと尊いもの・・・。
ある方の一念を聞き、一度も行ったことのない大阪へ行き、一度も関わりのない人たちに何かを伝えようと出かけていった。
大変でしたが、1ヶ月以上たった今でも、あのとき、一度きりしか会っていないSさんはじめ、多くの人たちとつながっている。
お互い離れた場所で、同じように、苦労してがんばっている専門職がいることを知ることができた。これ以上の価値のあるモノはない。
一度も足を踏み入れたことがなかった大阪が、あのとき以来、自分の中で、ものすごく近く感じたり、ふるさとのような懐かしさを抱かせる。
さぁ、今度は大阪の誰が、事務所に来てくれるかな?
あくまで、出不精の沢は、出かけることを視野に入れず、来てくれる前提で、考えてます。


大阪での講演から帰った直後のブログはこちらです。
あれから1ヶ月半・・・・。時のたつのは早いものですねぇ~・・・・・。
↓

テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア
外出しない日が増えている・・・。
私たちが働く大都会東京には、たくさんの人がいるにもかかわらず、人間関係の希薄化、孤立が問題となっています。
7月のおおた高齢者見守りネットワーク地域づくりセミナー講師は、わが包括支援センターT看護師、東京都健康長寿医療センターNさん!
高齢者の孤立や閉じこもりに潜む危険性を紐解き、地域に暮らす参加者のみなさんとつくる、 「地域の輪(つながり)」 について一緒に考え合っていくことになりました。
7月地域づくりセミナー「みま~もから始まる地域の輪!~人とつながりのある暮らし~」の案内については、こちらをクリックしてご覧ください。
T看護師とNさん、連絡を取り合いながら、「話だけではなく、具体的にこの地域で何かを生み出そう!」と、準備に余念がありません。
そして、2人の打ち合わせの中から、今までにない、閉じこもり・孤立予防の新しい形が生まれようとしています!!
この2人が生み出すとしているもののために、今日は、私もものの見事に巻き込まれ、必要な方々への連絡に追われました・・・

この、おおた高齢者見守りネットワークを通して、閉じこもり・孤立予防について考えることがあります。それは、
「誰かが、自分を外に出そうと用意してくれたもの、人が用意したつながる場に、どれだけの人が、本当に自分にとって必要な場だと思って参加するのか???」ということ。
高齢者が孤立し、閉じこもっていく背景には様々な要因がありますが、私は、社会的な役割の喪失が一番の要因だと思っています。
T看護師、Nさんと、今、セミナーで参加者に提案していこうと思っていることは、もう一歩踏み込んで、「この大森の地域が活性化していくために、私たちよりも長い人生経験の中で培ってきた、様々な知恵や経験を、あますことなく、地域のために発揮してもらおうというもの!」
この案について、地域密着の企業や、おおた高齢者見守りネットワークの協賛企業に話したところ、多くの賛同が得られました。
5人に一人が65歳以上・・・、そして、15年後には、3人に一人が65歳以上という、超高齢社会を迎える我が国で、この世代の方たちが、いつまでも社会参加できる場があり、いきいきと地域の中で暮らす姿がなければ、地域そのものが成り立っていきません。
「地域のために、おれたちが、もうひと肌も、ふた肌も出さなければ、まだまだダメだなぁ~

そんな高齢者の言葉が地域中に響くようなきっかけとなる、今回のセミナーになる予感がしています。
T看護師、Nさん、よろしくたのんますよ!



テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア