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さわ

Author:さわ
平成25年1月末、
『 地域包括ケアに欠かせない多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり
~ 高齢者見守りネットワーク みま~ものキセキ! ~ 』出版決定! 

今から取り組めばまだまだ間に合う!
無縁社会、孤立死、地域崩壊・・・に立ち向かうための処方せん。
超高齢社会を乗り切るための「地域におけるネットワーク」づくりのヒントをすべて教えます!
みま~もの5年間の軌跡(奇跡)を余す所なく紹介しています!
地域包括支援センター職員はじめ、保健・医療・福祉関係者、地域づくりに関わるすべての方へ必携です!

こちらから申込書をダウンロードし、ライフ出版へFAXしてください。

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13年前と変わらずに・・・。

 「あらぁ、やっぱり沢○さんだった!おひさしぶり~~~! 」

 朝、事務所に向かってボ~~~~っと歩いていると、見かけたことのある70歳代の方が、私に声をかけ、肩をポンッと叩いてくれた・・・。

 あっ!Kさん・・・ 

 Kさん・・・・。

 今から、13年前。デイサービスで働いていた頃、ボランティアとして毎週月曜日に活動してくれていたのがKさんだったのです。

 この業界に始めて足を踏み入れたデイサービス・・・。ここに私が入職したときには、Kさんはすでにボランティアとして活動していました。

 何をしていいのかわからず、オロオロしていた自分に、

 「あせらなくていいのよ。毎日仕事に来ていれば、技術的なことはすぐ覚える!

 それよりも、初めてでわからない今こそ、ここに来ているお年寄りたちが、なぜここに来ているのか・・・?しっかり見てごらんなさい!隣に座ってゆっくり話してみなさい!

 私はねぇ、昔から人を見る目だけは自信があるの!あなたは、人の話しを聞ける人。話したいと思える人よ!」


 こう、真剣に話してくれたことを、昨日のことのように覚えています。

 この日Kさんは、急に気温が下がり、持病の膝痛が悪化。当院に通院でこちらの方へ来たのだそうです。

 病院まで一緒に歩く道すがら、 「NHKスペシャル見たわよ!思わず自慢して旦那に言っちゃったわよ!この人はね、私が行ってるデイサービスにいたのよって!」 こんなことを話してくれた。

 Kさんを病院の総合受付まで送り、そこで別れました。

 別れ際、Kさんは私の手を握り、

 「今日は、会えてうれしかったわ!最近、苦しいことや悲しいことの連続だったの。でも、きっと、そればかりではいけない!って、神様がご褒美であなたに会わせてくれたのね。あの場所から巣立ったあなたなんだから、これからも大変だろうけどがんばるのよ!」

 と、真剣な顔で話してくれました。そう、13年前のあのときと同じように・・・。


 13年も前のこと。気づいていない私の前を、通り過ぎようと思えば、通り過ぎれたはず。

 それを、膝が痛いのにわざわざ背伸びして、私の肩を叩いてくれた・・・。そして、昔と変わらず、Kさんの表現で、心からのさりげない励ましを下さった。

 こんな出来事を、うれしく思わないわけがない。心動かされないわけがない。

 もうひと踏ん張り!この地域で、自分が大切と思ったことをやり遂げたいと思います。その力を、また人からもらうことができました。

 Kさんは、今でも、私がいたデイサービスでボランティアとして活動しています。そして、今でも職員たちを、私にしたように、きっと励まし、元気づけていることでしょう。



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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

正論

 「ごもっとも!おっしゃるとおり!」

 正論は、ときに相手を黙らせるが、イコール「納得」とは結びつかないことが多い。

 議論にもならず、相手に、「決まったことを押し付けられている」という感覚さえ持たせてしまうこともある。人を追い詰めることも・・・・。

 今、必要なのは、実際目の前で起こっていることを、自分の立場として、どう考えるか。その考えに立って、自分は何を始めていくか?どんなことだったらできるか?自分に引き寄せて話し合うことなのではないかと思っています。

 そう、自分に引き寄せて考え合う!

 たとえば、高齢者の孤立の問題ひとつとっても、「だから地域での見守りが必要なんだ!」と、一人の雄弁な方が話したところで、「それは確かにごもっとも!」で終わり。

 でも、「見守り」という言葉ひとつでも、一人ひとりイメージすることがじつはちがう。そのまま、何か具体的に進めようと思っても、共通認識がないわけだから、具体的な活動に結びつくわけがない。

 このような場合、そこに参加している一人ひとりが、自分に引き寄せて、 「見守り」ということについて、自分の考えや思いを、語り合って、お互いの思いをみんなが共有し合う・・・。この過程抜きに、正論を押し付けても物事は進まないんです。

 百の正論を一人が語るよりも、一人ひとりが自分に引き寄せて、 「大切」と思うことをみんなで始めてみる!

 このことが、先々、正論を実感できることにつながる。

 そして、正論を実感したときに、この取り組みを行っている団体なり、集団は、強く・継続可能な集合体となっていくんです。

 お仕着せのものは、たとえ正しいことだとしても広がってはいきません。自分にとって大切だと思うことだから、力を出せるんです。

 議論を恐れず、自分の思いを伝えることを恥ずかしがらず、まずは、大切なことを考え合う!議論し合う!

 この土壌さえ創れれば、きっと、どんな人とも、どんな組織とも、つながり合うことができる!

 私は、そこを信じたいと思います。そして、どんなことを取り組むときにも、このことを大切にしたいと思います。 



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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

当然のように・・・

 新しいことや、未知のことをするのに、普通に、当然のようにやれる人なんているのでしょうか???

 そんな人はいるわけがない。

 当然のように、前に進んでいるように見える人にも、恥ずかしさで身を隠したくなるような失敗や、屈辱や、落ち込みがあったはず。

 でも、そのような体験が自分の前にあることを承知で、歩もうと思ったわけです。

 失敗や屈辱から、学ぶ術をこのような人たちは獲得していく。だから、失敗やうまくいかない屈辱を力に・・・。

 自分ひとりの力なんて、しょせん、ちっぽけなもの。だから、多くの自分にはないものを獲得していく必要がある。

 安易な考えで、「自分の持てる力で!」なんて考えている人がいるとしたら言いたい!

 「新しく何かを打ち立てるのは、そんな生易しいもんじゃぁない!そんな安易な考えで、人を巻き込むな!」と・・・。

 当然のように失敗し、教えを請い、それを自分のものにする。それの繰り返し・・・。わかっていることは、自分のキャパの広さが、、取り組んでいるものの規模を決めていく。

 それならば、自分たちの夢の規模によって、自分のキャパを広げるしかない。どんな人ともつながりあえる自分に、自分たちの分野では会うことのなかったどんなところとも、協働できる一致点を見出すことのできる自分に・・・。

 当然のように、ひたむきに、努力する・・・!

 そう、やりたきゃぁ、やりゃぁいいんです!ただそれだけのこと。ただ、そこに人が集い、求める何らかの価値があるように思います。

 
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

中国4000年の歴史を感じよう!

 みま~もレストラン!今月は9月22日(水)開催しました!!今回の講座は、「中医学!」当院にある、牧田中医クリニック 植松氏に依頼をしたところ、快く受けてくれました。

 牧田中医クリニックは、昭和63年に鍼灸の本場・中国の伝統医学である「中医学」を取り入れた、日本でも数少ない診療機関として設立しました。
 当診療機関は、中国・天津市の大学病院と学術提携を結び、中医学と中国鍼灸の特性を活かした治療を提供しております。 中国鍼、和鍼、耳鍼、小児鍼、推拿(マッサージ)などの各種鍼灸治療器具を用い、患者様に会わせた幅広い治療を行っております。

 じつは、私も長年、肩こり・腰痛でお世話になっています 

 食事メニューは、当初、「敬老膳」の予定でしたが、さすが栄養士のSさん  植松氏との打ち合わせに参加してひらめいた!

「今回は、薬膳料理をやってみましょう!!」

 このS栄養士の提案で、中国4000年の歴史が育んだ「医療と料理!」のコラボレーションが実現しました!!

 それではレストランの様子を、担当者の西さんの文章でご紹介いたします。
       

 今回のみまーもレストランは、

『 中医学と薬膳料理! 』

 聞いただけでも健康になりそうです。今回も大勢の皆さんがご来店下さいました。

 先ずはセミナー。

 「人間の体を一つの宇宙として考え、悪い部分だけを治療するのではなく、悪い部分と関係する箇所も調整して体全体を整える・・・」 というのが、中医学なのだそうです。

 先生のお話に耳を傾けながら、皆さんご自身の体のツボにシールを貼ったり、様々な質問が寄せられました。やはり健康に関する事には皆さん積極的。大いに盛り上がりました。

 そして、お楽しみのお食事は薬膳料理。

30種類以上の食材を心込めてお出ししました。健康に良さそうなお皿ばかり、皆さん今日も食欲全開。「美味しい」と「体に良い」ではもう食べるしかありませんね!!

今回も参加者の皆さん大満足。満面の笑みでレストランを開催できました。

来月もお待ちしてまーす。



牧田中医クリニック 植松氏
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人間の身体にあるさまざまなツボをご紹介!!
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参加者一人ひとりの身体に実際触れながら、ツボにシールを貼っていきます・・・。皆さん興味津々。
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足にあるツボも教えていきます。気がつくと、自分の足を上げて確かめる人も・・・・。
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耳にもたくさんのツボがあるそうです。
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「僕もやってみよう・・・!!」好奇心旺盛な、福祉用具事業所 Iくん!
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さぁ!お食事の時間です!!S栄養士考案の薬膳料理メニューがこちらです。
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豚肉と南瓜の「梨ソース」かけ
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大根とカッテージチーズ「ヤンニョムジャン」で食す
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ペキンダッグ風 人参クレープ「鶏味噌」と香味野菜
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家庭で作る本格「参鶏湯」
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5種の緑色野菜炒め
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海老の利休揚げとほっくり栗・蟹の湯葉巻き揚げ・秋刀魚の骨せんべい
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蒸し秋刀魚の薬膳ソース
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ひじきとニラの平焼き「特性食べるラー油!」
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山芋粥
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黒胡麻プリン
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「おいしい!」、「身体によい!」を堪能したみなさんでした!
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

キーホルダーの行方

 いつもと変わりない、当包括支援センターの1日が幕を開けた。

 そこへ、地域住民がキーホルダーを持って入ってきた。

 話しを聞くと、すぐ近所で鍵のついたキーホルダーが落ちているのを発見。持って来てくれたのでした。

 キーホルダー番号をすぐに調べると、なんと、なんと、事務所のすぐそばに住んでいるSさんのものだった。

 このSさん、みまーもレストランや。地域づくりセミナーの常連さん!

 夕飯の冷やっこに「何かが足りない????」と思うと、包括菜園にやってきて、しその葉をちょいと一つまみ!

 「もらっていくわねぇー   」

 包括職員とのご近所づきあいも、このような具合に盛んな微笑ましいSさんです 

 「こりゃぁきっと、Sさん今頃大騒ぎだぞ!すぐに電話してあげな!」

 しかし、Sさん留守のようで、電話に出ない。「そういえば、この時間は整骨院に行ってる時間だぁ!」(なぜか、Sさんの日課を、全職員が把握している。)

 「鍵がなきゃぁ、家に入れないよねぇ・・・」職員のTさんが、整骨院に鍵を持って行ってくれた。

 数分後、Tさんが帰ってきた。「すれちがいで帰っちゃったみたい!」

 「まぁいいよ。10時には、ここに来る予定だし、そのとき渡そう!」

 そうなんです。実は、この日、Y新聞の記者が、SOSみまーもキーホルダー登録システムの取材に事務所に来ることになっていたんです。そして、キーホルダー登録をしている人に、このシステムについてインタビューをする。このインタビューをSさんに頼んでいたんです。

 それからまもなく、Sさんが、困った表情で登場!鍵のことを言う前にSさんが話し出す。

 「ごめん!トイレと口紅貸して・・・・!」

 職員一同・・・・・・

 Sさん、家を出てから整骨院に着いて、すぐに鍵がないことに気づいたらしい・・・。

 でも、「マッサージ受けてから考えよ  」と、持ち前の楽観的思考フル回転!!

 帰り道、鍵が落ちていないか確認しながら帰るが、鍵は落ちていない・・・。

 急いで鍵屋さんに行き、スペアキーを作ってもらうよう頼んでから事務所にやってきた。家の鍵がないので、インタビューのためのお化粧もできず、トイレにも行けず、事務所にやってきたというわけ・・・。

 職員が、鍵を渡すと、「よかったぁぁぁぁぁーーーー!急いで鍵屋さんに電話しなきゃ!1万5000円が浮いたわぁ!」だって 

 このあとの取材で、Sさんのテンションが全開だったのは、言うまでもない。

 「もう、このキーホルダーは さいっこう (最高!)  だってねぇ落し物にも有効なのよぉー!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。   


 楽しいひと時でした。

 この日の夕方、またまた、Sさんがやってきた。「今日は申し訳なかったわねぇ~!これお礼に・・・」

 鍵を整骨院に持っていった職員Tさんに、みま~もレストランで習った絵手紙を描いてきてくれたのでした 

 この地域に暮らす人たちとの何気ないやりとりに、心和まされる沢でした・・・。

 
Sさんお手製の絵手紙です。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

生み出されているもの

 東京から遠く離れた広島、石川県から同じ日に心温まるお便りと、お菓子が届きました。

 大福、おせんべい・・・。それぞれの地で、愛されている味・・・。

 私・・・・、実はあんこが苦手なんですが、届いた大福  は、皮がしっかりしていて、紅白の大福、2個ともおいしく食べれちゃいました!!

 「資料を送ってくれてありがとうございました!これからも情報交換しましょう!」

 「先日のNHKの番組、地域住民との集まりで一緒に見て、考え合うきっかけにしようと思っています!」


 日本社会福祉士会の研修の話しを聞いて、NHKの番組を見て、それぞれの地で働く包括支援センターで働く方から、先週、連絡が入りました。

 そこで、おおた高齢者見守りネットワークの活動で作成した資料を、封筒いっぱいに詰め、先週末に郵送したのです。

 多忙な業務の中、それぞれの地域で何かを始めよう、始めている方たち・・・。

 日本のあらゆる地で、現場の専門職たちが何かを始めている・・・。

 地域包括ケア・・・、高齢者を支える見守りネットワーク構築・・・。

 国が出す方向性に、具体的な道筋は示されていない・・・。それどころか、要求だけは出しながら、人員体制やネットワークを構築するための予算計上などは何も変わらないまま。

 それでも、現場で何かが起こり始めている。自分が働く地で、「何かを始めなければ・・・・」と、感じた人たちが、動き出している。

 地域性がある、答えなどない。考えなければ、動き出さなければ何も起こらない・・・。自治体に働きかけ、地域に住まう人たちに呼びかけ、思いを伝え、協働を呼びかける。

 そう、誰かが始めなければ、お役所も動かない。最初に動き出す、語りかける、勇気のいることです。ともすれば、出る杭は打たれる。そんなことになりかねない。

 それでも、「何かをしなければ!」そう思う人たちはいるんですよね!

 気づいたら動いていた・・・。「何かをしたい」そんな衝動に駆られて・・・。

 いいじゃぁないですか!ネットワークの図だけを作って、「これがネットワークです!」なんて、もっともらしいことを言っている人たちより、よっぽどすばらしい。

 もっともらしいことを言っている人たちより、このように、何かを始めようと思っている人たちの呼びかけに応える人たちの方が、地域には必ずいるはずです!

 おおた高齢者見守りネットワークの活動をしてから、このような専門職と知り合うことが多くなりました。大田区内で、東京都の中で、そして、今、全国のそんな専門職とつながることができました。

 この取り組みを始めるとき、勇気が入りました。覚悟もいりました。

 担当行政者は、「やりたければやってもいい」と、傍観者。

 法人の理解も得られるかわからないままのスタートでした・・・。

 でも、やらないより、やった方が自分自身は納得できる。うまく進まなければ、誤ればいい、責任を取ればいい。そんな思いでした。

 でも、やり始めた瞬間から、協力してくれる人たちがいました。

 何もない、これからどうなるかわからない。形もない、自分の心の中にだけあるイメージの段階から、手を組んでくれる人たちがいた。だから、貫いて、3年間歩んでこれた。

 一人だったら、とっくの昔にくじけていたと思います。

 どの県、どの地方、どの地域でも、このような思いで、歩みだす人たちを応援したい、協力したい、守りたい・・・。

 どの国も経験したことのない高齢社会を迎えるこの国で、絵空事でなく、歩み出している人たちの、現場での実践が、地域に暮らす高齢者の安心に間違いなく近づくのです。

 そして、この実践に少し遅れて、国や自治体が重い腰を上げて動き出す。これでいい・・・。何もないところからの方向性の打ち上げ花火は、現場を惑わすだけ。疲弊させるだけ。

 「もういい!」

 石川県、広島県、北海道から沖縄まで、なにかが生まれ始めています。

 この現場の動きに目を向けましょう!地域特性のちがいはたしかにある。やり方もちがいがあっていい。マニュアルなどない!

 でも、いきいきと、人がつながりあってネットワークを生み出している取り組みには、必ず共通するものがあると思っています。

 それを見つけたい。言語化したい。

 この間知り合った、多くの動き出して、何かに気づいた皆さん!

 これからも情報交換しながら、前に向かって歩いていきましょう!限界を感じたり、失敗と思ったときも、くじけないでください。

 さまざまな地域で、同じように踏ん張っている人たちはいますからね!少なくとも、生み出す一歩を踏み出したんです。僕はそれ自体に、何よりの価値を感じています。

 現場が地域に何かを生み出すんです! 



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テーマ: 地域包括支援センターの話
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役者がそろった!!

 9月セミナー終了後、ソーシャルワーカーたち、NHK記者 Iさんたち。みまーもメンバーとお疲れ様会を開いた。

 みんな終わった直後だけに、気分が高揚し、話しも俄然盛り上がる!!

 話しをしながら、ふっと感じたことがある・・・。

 それは、「役者がそろった。いよいよもうひとつやらなければいけないことがこのメンバーだったらできる!!」

 そんな思いでした・・・。

 話しの中で、医療の抱えている問題が、現場で働く人たちの生の声で聞くことができた。そして、医療と福祉の本当の意味での連携が必要だということを痛切に感じた。

 東邦大学医療センター大森病院ソーシャルワーカーMさんが言う。

 「連携という言葉は好きじゃぁない!やっぱりつながりですよ!!」

 私もそう思う。「連携」などという言葉はあえて使わなくていい・・・。人と人とのつながり。

 要は、協力し合うもの同士、お互いを知り合うこと。それだけで十分。顔を突き合わせ、考え合うことによって、今まで進まなかったものが進んでいく。

 ただ、この知り合うような関係まで、お互い懐に入る努力をしないから、うわべだけの「連携」という言葉だけの仕組みづくりだけで終わってしまい、実際は何の機能もしていかない・・・ということが多いのではないでしょうか?

 今回だってそう。「医療ソーシャルワーカー」と最初はセミナーを創り上げていたのだが、そのうち、その現場で働くMさん、Yさんという、それぞれ思いを持った「人」と創り上げていることに気づいた。

 そう、それぞれの専門の現場で働く人同士がつながることが大事なんですよね。

 「専門同士の連携!」などと声高に叫んでいたって、本当のつながりなど、何年たったってできるわけがない。

 今、この地域で自分がやりたい、やらなければ、と思っていること。それは、医療と福祉が本当の意味で、身近になり、地域の状況を知り、お互いの専門を発揮できるつながりを持ち合うこと。

 うわべだけの医療と福祉の連携ではない、もっと、お互いが身近に考え合うことができる、具体的な関係づくり。

 自分が、医療法人の医療連携を考える立場にいること。そして、地域包括支援センターという、地域の状況をつぶさに知る立場にいること。この両方を知る位置にいる自分として、この地域でできることを考えていた。

 「この人たちとなら、何かができるかもしれない・・・。生み出すことができるかもしれない。」

 役者はそろいました!次に進みましょう。 
 


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テーマ: 地域包括支援センターの話
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病院との上手なつきあい方!!

 9月18日(第3土曜日)見守りネットワーク「地域づくりセミナー」を開催しました。

 今回のテーマは、「病院との上手なつきあい方ー今から備えておけることー」

 大森地域にある、ベッド数200床以上の病院、「東邦大学医療センター大森病院」・「大森赤十字病院」・そして、我が「牧田総合病院」の医療ソーシャルワーカーが集結!!

 そして今回は、薬剤を自宅まで届けてくれる「あい薬局」から、薬剤師、ケアマネージャーも協力してくれました。

 このメンバーで、昨年6月に同じようにセミナーを担当し、「地域に暮らす人たちにとっての安心」につながるシステムを考えて誕生したのが、SOSみまーもキーホルダー登録システムでした。

 今回の最初の打ち合わせの時から、話しは、「キーホルダーのこの1年間の広がり」についてで盛り上がります。

 打ち合わせの結果、昨年に引き続き、今回も 「劇」 ! 

 昨年の内容は、突然の病気で救急搬送され、入院した大森さん。

 一緒についてきた友人の蒲田さんに、医者が、「手術が必要なため、家族親族の同意がほしい」と、親族が知らないか訪ねるが、蒲田さんは、そこまでの情報を知らない。でも、やっと親族が見つかりめでたしめでたし。

 今回のセミナーでは、さらにこの話の続きに入っていく。

 リハビリを重ね、順調に回復した大森さんを、蒲田さんが地域包括支援センターに連れて行く。キーホルダーの登録をするためだ。ここで職員から、キーホルダー登録システムの意味について聞く。そして、納得した上で登録する大森さんの姿を描いていく形で、劇が進行していく・・・。

 もう一つのこのセミナーの目玉は、キーホルダー登録システムの進化を、参加者に伝えていくこと。このシステムを生み出したメンバーが、さらに、このシステムの可能性を広げていくために考えました。

 このニューキーホルダー登録システムへの移行は、他の協力してくれている地域包括支援センター、行政とも協議を重ね、年内中には実施していく予定です。

 参加者からは、改めてキーホルダー登録システムについて、アンケートでたくさんの声が寄せられました。


 「みまーものご活躍のおかげで、地域に『顔と顔が見えるつながり』が広がっていると思います。この地域の専門職の方々から、今後も学ばせていただきたいと思います。このすばらしい取り組みが、どんどん広がり、進化することをお祈りしています。期待します!心がホットになりました」(50代女性)

「キーホルダーの大切さがよくわかりました。早速お願いしたいと思いました。この取り組みが全国に広まるといいですね」(60代女性)

 この方は、大田区を超え、全国レベルにまで話が進んでいます・・・

 「キーホルダーのこと、よくわかりました。大変な取り組みですが、地道によろしくお願いします」(60代女性)

 「平常の時はよくわかっているつもりでも、緊急の時は、慌ててよくわからないもの。常にキーホルダーを身につけておくように心がけます」(80代女性)

 「みまーもキーホルダーを、65歳以上すべての人が持つよう勧めたい!!この8月に、自宅の場所がわからなくなったご婦人を保護したことがあります。劇中の話しではないが、何があるか、起こるか、想像できないですもんね」(60代女性)

 「みなさん、芸達者ばかりで大変感心しました!わかりやすかったですよ!!」(60代女性)



 なんか・・・・、主催している側、参加している側という関係ではなく、一緒に考えて、感じてくださっているということをアンケートから感じています。

 2年半、休まず、止まらず、継続してきたこのセミナーの場が、地域で働く専門職たちと、地域に暮らす人たちとの距離を、確実に縮めていることを、アンケートを通して実感します。

 医療ソーシャルワーカーのみなさん!今年もお疲れ様でした!

 あなたたちのセミナーでの枠は、これからもずっと入れておきますからね!地域づくりセミナー初の永久欠枠!決定です!!(笑)


医療ソーシャルワーカーたちと考えて完成した台本はこちらです!!クリックしてご覧ください。


 セミナー当日を迎えるまで、重ねた打ち合わせは4回!!劇の内容について、そして、このメンバーが生み出したみまーもキーホルダーの進化について話し合います。
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 いよいよセミナー当日。リハーサル開始!!脚本・演出、東邦大学医療センター大森病院ソーシャルワーカーMさんも気合が入ります。
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 我が包括支援センター主任ケアマネージャー I さんお手製の、シーツで作った救急車。みんなが協力し合って、ひとつのセミナーを創り上げていきます・・・。
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 さぁ、セミナーのスタートです!!

 「ピーポーピーポー」平和島温泉クアハウスへ、友人の蒲田さんと行く予定だった大森さん。待ち合わせの場所、大森駅に着いたとたん倒れ救急車で運ばれるところから、劇は始まります。
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 すぐに手術をしなければいけないんですが、詳しくは、個人情報ですので、ご友人にはお教えできないのですよ。どなたか家族に話したいのですが、誰か大森さんの家族の事を知っている人はいませんか?
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 ここで司会登場!先生に本音を聞きだします。

司会)運ばれた患者さんはどうです?先生もお困りな様子でしたが?

医師)そ,そ,そ,そうなのです。ここだけの話,直ぐにでも手術しないと命に関わるのです。
くも膜下出血でしてね。すぐに家族に知らせて、その手術の同意や他の同意書も欲しいんですがね。
分らないとなると・・・、いや困ったなぁ。しょうがないですねぇ、困ったな~。今後何かあった時の事もありますし、先々のこともありますしね。ご友人の方に一任という訳にもいかないのですよぉー。
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 蒲田さんですね。私は、ソーシャルワーカー,病院の相談員のYと申します。
 蒲田さん色々手伝ってくださって本当にありがとうございます。

 これから大森さんが安心して入院生活が送れるように、お手伝いをさせていただきます。大森さんについて蒲田さんが知っておられる事を教えてもらえませんか?その上で、良い策を考えたいと思っているのです!!
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 福岡の甥と、無事連絡が取れ、さまざまな手続きを行ってくれました。リハビリも順調に進み、無事退院した大森さんを、蒲田さんが地域包括支援センターに連れて行きます。
 
 なぜって?それは、「SOSみまーもキーホルダー」の登録を行うためですよ!!

包括職員:「救急隊員だから、警察官だから、公務員だからといって皆さんの様々な情報が分かるという仕組みはありません。ご本人であっても身分証明が無ければ本人かどうかも分かりませんよね。まして、住まいや連絡先、家族の連絡先や通院先というような情報は直ぐに調べようもないんです。」

司会:というと、身分証明書を持ち歩けばいいですか?

包括職員:「写真付きの身分証明書であれば本人確認ができますよね?しかし、身分証明書には家族の連絡先までは載せてないですよね。落としてしまって、誰かの手に渡るというのも避けたいですね。そこでこの「SOSみまーもキーホルダー登録システム」が提案されたのですよ。」
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 「劇の最初にもありましたが、救急車で運ばれてこられる方の中には、怪我や病気で意識が無い、もうろうとした状態の方もいらっしゃいます。
 何処のどなたで、何か持病はあるのか?この人をよく知ってる人はいないのか?などなど知る術がなくて困ってしまいます。警察に聞いてもすぐには分からないものなのですよ。
 何処のどなたで、普段どのように生活していて、普段からどのような考えを持っているのか、という情報はとっても重要な事です。」

 医療ソーシャルワーカーYさんが語ります。
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 「会場の皆様、劇を通じてですが、病院との上手い付き合い方というのは、普段からいざというときに備える、万が一のときに備えることという事でした。

 昨年6月にお越し頂いた方も、本日この会場にお越しいただいてることと思います。

 昨年の提案で本日劇中にお示しした「SOSみまーもキーホルダー登録システム」が一部の地域で始まり、現在も地域の拡大や登録者が増えているとの事です。

 この後は、休憩を挟みまして、このシステムの現状と今後についてさわやかサポート入新井 澤登所長にバトンタッチしお伝えしたいと思います。ありがとうございました!!」

 ソーシャルワーカー始め、出演者みなさん、お疲れ様でした!!後半は、しっかり引き継ぎますからね!!
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 忙しい業務の中、打ち合わせを重ね、地域に暮らすみなさんに、精一杯想いを伝えきった専門職たちがここにいます。この人たちが自分たちの地域にいること。それを誇りに感じます。
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 後半のスタート!私からは、みまーもキーホルダーの取り組みを初めて1年。どのように広がり、どんな事例があったのかを、地域のみなさんに報告しました。

 また、キーホルダー登録システムの進化!『登録情報の更新』について。

 そして、外出先で万が一何かあったときのために必要だったキーホルダーが、自宅で何かあったときにも、機能する新たな仕組みについて発表させてもらいました。
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 NHKの記者 Iさん。NHKスペシャル「消えた高齢者無縁社会の闇」で取材協力をさせていただきました。今日は、取材を抜きに、「ぜひ、今回のセミナーを見たい!」と、駆けつけてくださいました。

 「全国を取材していますが、このような専門職がいる地域に暮らすみなさんは、幸せだと思います!!」

 突然、私の方から「一言話して!」と振ってしまったんですが、このようにまっすぐ語ってくれました。

 熱い、まっすぐないい男です・・・
 
 また、みまーもの仲間に熱いメンバーが加わった・・・。そんな感じですかねぇー  
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

知識ではなく、理解を!!

 今日、昨年に引き続き依頼があり、小学校6年生を対象に「認知症サポーター養成講座」に行って来ました。

 今回は、昨年・今年と6年生の担任になっている、O先生から、「今年も是非お願いします!!」と依頼があったのです。

 せっかくのO先生からのリクエスト。それでは、内容も一緒に考えてもらっちゃおう!

 内容の中で、子どもたちに目の前にいる大人にも子ども時代があり、多くの人との出会いの中で、今、目の前にいるその人が形成されている。

 このことを伝えるために、昨年は私の子ども時代、中学・高校・社会人節目の写真を使いましたが、今年はO先生に写真をお願いしたところ、快く受けてくれて、その日に押入れをひっくり返して、写真を用意してくれました。

 子どもたちも、担任の先生の子ども時代を知ることができて大喜び!

 後半は、実体験!

 前回は、社会福祉協議会から疑似体験セットを借りて行ないましたが、今回はほかで使用していて、借りることができない!  

 そこで、私、考えてひらめいちゃいました!! 

 杖を40cmの長さに切る。この杖で歩いてもらう。低い姿勢で、前を見るためには、首を相当上げなければならない・・・。歩行時の負担感を感じてもらう。

 もうひとつは、車椅子に乗ったときの恐怖感を感じてもらうこと。操作する人と乗る人。交互に体験する。実際に乗ってみて、恐怖感を感じると、不思議と操作するときの声かけが変わるんですよね 

 この6年生たちが、大人になる頃は、3人に一人が65歳以上高齢者という時代を迎えているはずです。

 「認知症」についての知識を教える。それも大切なことですが、何より、 「理解する」ことを大切に、私はこのような機会のときに話します。これは、大人を対象としても、子どもでも同じこと。

 自分の生命も、多くの生命のバトンを受け継いで、「ここにある」ということ。

 隣りにいる生命を大切にするということは、その人を知ることから始まるということ。

 知る、知りたいと思うことが、「その人の生命を大切」と思うことに必ずつながっていく。


 1回1回の認知症サポーター養成講座を、この思いで参加させてもらっています。

 最後に、今は中学生になっている、私の養成講座を受けてくれた、昨年の子どもたちの感想文をいくつかご紹介します。


『 私は、高齢者疑似体験をして、体全体が重く感じました。腰も痛かったし、関節が全然曲がりませんでした。  お年寄りになると、いろいろなところが不便になることがわかりました・・・。
  不便なところを、私たちが助けてあげたり、声をかけたりできるようにしたいです!
  また、生命のバトンをもらったからには、しっかり次に届けようと思いました! 』

『 生命を大切に持たなきゃなと思いました・・・。私たちは、生命を何個も持っていないので、歳をとっても、いっぱいいっぱい生きたいと思います!
  困っている人には声をかけて、手をさしのべることができるような人になりたいと思います! 』

『 授業を受けて、たくさんのことを学びました。「長い生命の歴史があったから、私がいるので、今よりももっと自分を大切にしよう!」と思いました。また、私もいろいろな人とつながっているから、みんなを自分よりもっと、大切にできるよう心がけたいなぁ・・・』

『 私は、「おかあさんぼくがうまれてごめんなさい」という詩を、沢○さんが読んだとき、感動のあまり、涙があふれました・・・。
  本が発売されているというので、本屋に買いに行きました。まだ、数ページしか読んでいませんが、どんどんその世界に引き込まれています。 』


 伝えたい思いに、まっすぐにこう表現してくれる子どもたち。この感想文を書いてくれた子どもたちは、今は、中学生、そして、いつか大人になったとき、この一日だけの授業を覚えていてくれるのでしょうか?

 いいえ、覚えてはいないでしょう・・・。でも、このような感想をまっすぐに表現したという体験は、一人の人間としての、大切な部分を育んでいくと信じています。
 



小学6年生向け認知症サポーター養成講座用資料はこちらをクリックしてごらんになれます。

昨年、同小学校で行なった「認知症サポーター養成講座 ~受け継いだ生命のバトンを考える~」の記事はこちらをクリックしてご覧ください。


さぁ、昨年に引き続き、6年生向け認知症サポーター養成講座のスタートです!!70名の子どもたちと向き合います。
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「この写真の子が誰か?わかったら手を上げて!」O先生の中学時代の写真になった頃には、ほぼ全員の子どもたちが手を上げていました。
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O先生登場!「子ども時代はどんな子でした?」の私の質問に、江戸川乱歩シリーズが大好きで読みふけっていました。中学時代は写真部!みんな興味津々。
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2時限めは、体験授業。まずは、私が車椅子の操作方法を教えました。
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 3つの箱には、炊飯器、ラジカセ、バナナが入っている。「みんな覚えておいてねぇ~!」
最後にもう一度、答えてもらいながら開けていく。最後に「バナナ~!」子どもたちは自信たっぷり!しかし、最後の箱には、なぜか「スリッパ」が・・・ 

「これは、認知症の診断で行なうもののひとつ。みんなは、全部答えられて違いもわかった。だけど、認知症の人は、こんな少し前の記憶を失っていく・・・。
 楽しいことも、友人もわからなくなっていく・・・。この不安をわかってください。」
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車椅子体験。乗っている子たちは、なぜか不安そう・・・。
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 これが、初の試み。40cm杖体験!杖に重心をかけて、ゆっくりと歩いてもらう。すると、みんななぜか自然と片方の手を腰に当てていました・・・???
「腰が痛いよぉ~」いろんなところから声が聞こえました。
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 クラスの代表が感想を言ってくれました。
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ジャンル: 福祉・ボランティア

訪問看護ステーション 常勤看護師大募集!!

 当院の訪問看護ステーションで常勤看護師を募集しています。

 私たちが所属する在宅部門「医療福祉部」で、ともに日々連携し合っています。

 介護保険前からの歴史ある部署ですが、世代交代で所長も新しく変わり(ものすごく素敵な所長さんですよ!このブログもいつも見ていてくれるそうです。)、新しい雰囲気の訪問看護を目指しています。

 当院は、急性期病院が母体にあり、在宅の部署としては、「医療相談室」・「医療連携室」・「居宅介護支援事業所」・「訪問看護」そして、「地域包括支援センター」・「老人保健施設」もあり、連携体制も充実しています

 ニュー訪問看護ステーションに、新たな息吹を注入してくれる方大歓迎です!!

 興味のある方は、当院ホームページから、担当部署にメールを入れてください。

 この大森で、一緒に働きましょう!!

 

牧田総合病院ホームページはこちら



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不動・不変のもの

 価値や、基準や、生活感や、はたまた、政治家の答弁、首相(?)などなど、目まぐるしく、様々なことが日々変わる今の時代の中で、 「不動・不変」 のものに出逢うと、安心したり、あたたかく感じたりするのは、私だけでしょうか・・・?

 「不動・不変であるもの・・・。」

 それには、動かず、変わらず、そこにあり続けられる意味が必ずある。そうでなければ、流され、押しつぶされ、すり減り、いつか消えてしまっているはず。

 人間も同じ。

 不動・不変・・・。変わらずそこにあること。それは、めまぐるしい時代の流れの中でも、変わらない大切なものを獲得すること。

 何もせず、変わらずにそこにあり続けられることなどない。

 不変・不動でいるための努力があって、初めて、変わらずにそこにいることができるのだと思います。

 変わらない大切なもの・・・。今の多様化した時代の中であっても、これってあるはずですし、今の時代にこそ必要なものだと思っています。

 この地域で働く専門職として、「地域に暮らす人たちにとってずっと変わらない大切なもの、必要なもの」を、見つけていきたい。そう思っています。
 

 流し撮り成功!!背景がこれだけ流れている中で、トンビだけが止まっているように見えます。でも、トンビは動いているんです。そして、トンビと同じ速さで、カメラのレンズも動いているんです。
 動いているものと、動いている者同士が、動く速さを合わす。
 すると、周りが目まぐるしく流されている中で、止まって見えるんですね・・・。
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二人に共通する言葉

 「おもしろき こともなき世を おもしろく・・・」 これは、幕末を生きた高杉晋作の時世の句です。

 
 そして、私のブログのサブテーマにもなっている、

 「むずかしいことをやさしく やさしいことをふかく  ふかいことをおもしろく・・・」

 これは、作家・劇作家である井上ひさしさんの文章です。

 この文章は、さらにこう続いている。 

 『むずかしいことをやさしく・やさしいことをふかく・ふかいことをおもしろく・おもしろいことをまじめに・まじめなことをゆかいに・ゆかいなことを・いっそうゆかいに・・・・』

 この二人の言葉、心からうなずける・・・。

 活動や取り組みには、参加して自分自身の中に感じる楽しさ、そして、かかわることが、自分自身の人生にプラスになるという実感、そして何より、人のため、社会のためになっている という満たされた充実感!これがなければ人は集わない。

 二人の文に共通する 『 おもしろい 』 という言葉の意味を、改めて調べてみると、 


 『 おもしろい 』 : 目の前が明るくなる感じ。興味をそそられて、心が惹かれるさま。心が楽しく、おかしく、気持ちが晴れるようなさま。

 と書かれていた。

 興味を感じ、心惹かれて、かかわることで、楽しく、おかしく、目の前が明るく、心晴れるようなもの。

 これがあって、初めて人は「何かをしよう、したい!」と思う。力を出そうと思う。

 人間のこの部分を大切に、「おおた高齢者見守りネットワーク」を取り組んでいきたい。

 そう感じています。


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つながりの更新

 まもなく、9月13日に日付が変わろうとしています。

 やっと、SOSみまーもキーホルダー登録システムの登録情報更新の流れのイメージが出来上がった。

 昨年8月1日から申請を開始した、おおた高齢者見守りネットワーク事業 「SOSみまーもキーホルダー登録システム」登録者は、現在約1800名。

 地域に暮らす高齢者の安心を、医療ソーシャルワーカーたちと議論を重ね、生み出した。

 次回、9月18日のセミナーは、この一緒にキーホルダー登録システムを生み出してくれた医療ソーシャルワーカーたちが、昨年に引き続き講師を引き受けてくれた。

 セミナーの打ち合わせの中で議論の中心は、キーホルダー登録システムの更なる進化!!そう、登録情報の更新をどのように行っていくか。

 病院として、特に最新の情報としてほしいものは何か?更新の時期をどうするか?・・・

 議論が白熱する中、一人のソーシャルワーカーが、このようなことをつけくわえた・・・。

 「情報の更新もそうだけど、 登録者とのつながりの更新 も大切ですよね!!」

 そう!それ!!なんか、うれしくなりますよね。地域の医療機関に、このように思いが一致できるソーシャルワーカーたちがいるってこと・・・。

 そう、絶対、ただのシステム、ただのキーホルダーにはしない!広がる中で、当然、変わっていく部分はあるでしょう。でも、これだけは、どんなに広がろうとも譲れないもの。「ただのキーホルダー」じゃぁない!システムじゃぁない!

 更新は、登録情報を最新にするのと同時に、つながりを更新するための機会。

 この、みんなのイメージをもとに、今、形を作成していたんです。何年後かのイメージを膨らませて、どのような仕組みにすればいいのか???

 結構、大変な作業でした・・・ 

 登録者は、現在は、元気な方が圧倒的に多い。でも、2年3年経過すれば状況が変わっていく。

 元気なうちは、更新のときぐらいはお互い顔を見合わせて、最近の状況や1年間の生活の様子を語ってもらいたい。

 一人で考えを巡らせば巡らせるほど、得意の空想癖がメラメラと湧き出てくる・・・。

「久しぶり!更新に来たよ!沢さんの顔もたまに見とかないと、忘れちゃうからさぁー!
 今年になって、出歩くのが面倒くさくなってきちゃってねぇー。ウォーキングの会も半年前ぐらいから行かなくなっちゃったよ。」

 そんな発言に、私も返す!

「そんな、家の中に張り付いていたら老け込んじゃうよ!今度、○○で、いろいろな趣味の会をやるから、興味のある日だけ行ってみたら!!恥ずかしいなら、1回目だけは付き合ってあげるよ!  」


 更新のたびに、このような会話が、住民と、包括職員で自然とできる。こんな関係性がキーホルダーを通して生まれていく。

 このような関係を続けていけば、何かあったときに、SOSの声を、自ら私たちに届けてくれるだろう・・・。

 9月のセミナーのときには、参加者に情報の更新について、自分たち専門職の思いと一緒に伝えていきたいと思っています。

 次回のソーシャルワーカーとの打ち合わせは、14日!

 今日考えた具体案をみんなに提案し、最終的な情報更新の仕組みを完成させたいと思います。
 

 
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手をさしのべられるのは誰なのか?

 お仕着せのやさしさというのは、ときに迷惑にすら感じることがある・・・。

 見守りという名の「見回り」、「見張り?」も、同じなのではないだろうか・・・。

 最近、急に、「地域包括支援センターに必要な個人情報を渡すべき!」という議論が沸き立っているが、情報が手渡されたところで、数名の職員で、すべての高齢者を把握しろなんて土台無理な話し。

 もし、これを地域包括支援センターでやれというのなら、見守りでもなんでもなく、ただの「見回り」にしかならない。

 しかも、見回りなんて、誰も快く思わない。ドア越しで押し売り同様、 「今、間に合ってます!」なんて言われておしまい。だけど、「人の声は聞けたので、1件無事を確認。見回り終了!」こんな馬鹿な話しが実際に起きるかもしれない。

 お仕着せのやさしさは迷惑に感じる。では、自分が受け入れられる、人から受けるやさしさってなんだろうと考える。それは、「さりげないやさしさ」ではないでしょうか?

 日々のつながりの中で、気づいたときに声をかけ合う・・・。つながりの関係性の中でこそできる。それでしかできないことってあると思うんですよね。

 とくに、自ら孤立してしまっている人の心に、いきなり土足で上がりこんでも、よけい心を閉ざすだけ。

 私たち地域包括支援センターの役割って何なのか、じっくり考えたほうがいいんではないでしょうか。少人数で、地域の高齢者の情報をもとに、何も起こらないように見回りをする。それが求められている役割なのでしょうか?

 個々ではなく、地域とつながることが必要なんです。

 おおた高齢者見守りネットワークを発足するとき、心から尊敬する弁護士に、パンフレットに「見守り」について原稿を書いてもらった。そこには、このような文章が書かれていた・・・。

 『 今のせちがらい社会の中で、弱い位置、弱い立場、不自由な状態、どうにも抜けられないつらい状態に押し込められてしまい、動けないでいる人たちは、誰かが積極的に手をさしのべなければ、そこから抜け出して、違う景色を見ることはできない。

 そのような人が近くにいるとき、手をさしのべると、自分の幸せも何割か増になる。近くに幸せの火がともれば、その分、自分もあたたかくなる。もしもそのような人たちが、誰かの手を借りて、違う景色を見れるようになれば、今度はその人たちが、他の誰かに手をさしのべることもできるかもしれない・・・。

 きっと、そうしようと思うだろう。

 手をさしのべるとき、手をさしのべなければと思うとき、「プライバシーの侵害」や「個人情報の保護」や「自己決定・自己責任」といった小難しいことは飛ぶ。

 さしのべた手が気持ちと力を伝え、その手から気持ちと力を受け取る。そして見える景色が、世界が変わる。それをどんどん伝え合う。

 これ以上に価値のあることはないから、小難しいことは飛ぶ。出過ぎた真似だったら、あやまればいい。そして、また、手をさしのべる。

 そして、手をさしのべるためには、相手に手が届く距離にいなければならない。手が届く距離にいる人しか、手をさしのべることはできない。手をさしのべることは「地域」でしかできない・・・。』


 今、この文章を、心から「そうだ!」と思える。

 手をさしのべることは、「地域」でしかできないんです。私たちは、この『地域』とつながることが求められているんです。個人情報をもとに、押しなべて見回ることが、私たちの役割ではない。

 自分の持てる専門性を、発揮するのはそこじゃぁない!そこを地域から求められているのではないんです。

 専門職、専門機関との日常の連携体制を構築して、手をさしのべてくださっている地域とつながり合う。

 これができて初めて、私たち医療・福祉専門職が、SOSの声を自ら発せない人たちに、手をさしのべることができるんです。

 これが、地域の見守りネットワーク!やり方はどうでもいい。自分たちの思いを、担当地域に暮らす人たちに伝え、その地域にあったやり方で行えばいいんです。

 あらためて、地域包括ケアに近道はないけど、この道しかないと思っています。 

 

この暑さで、猫たちもお疲れ気味・・・。
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あーーーーぁ、暑くてやってらんないよ・・・。
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表現してくれるあたたかさ・・・

 事務所のドアが開く・・・。

 「こんにちはぁーーー!」うちの職員たちのあいさつが事務所内に響く・・・。 

 入ってきたのは、初老の男性。相談窓口に職員たちが行くと、「ここだよね!この前テレビで映ってたのぉ?」

 一人ひとりの職員に笑顔で応じる男性。その視線が私に来た・・・。

 「おっ!いたいた!あんた出てたねぇー」 


 「がんばれよ!!」そういうと、玄関を出て行き、この男性が再び振り返ることはなかった・・・。 

 9月5日、NHKスペシャル「消えた高齢者無縁社会の闇」放送以降、地域の人、他県からも声が寄せられる・・・。

 関西地方からは、自分も「キーホルダーを登録したい!」という方が、NHKに連絡を入れ、大田区役所に連絡をして、やっとうちに行き着いたという方もいた。

 たまたま私がいないときで、職員がキーホルダー登録システムは、大田区での取り組みだということを説明したらしい。テレビを見て、私と話したかったらしいのですが、「また電話するよ!」と言って、電話を切ったそうです。

 NHKの記者から聞いた話しですが、ある自治体では、番組を見ていなかった行政職員から連絡が入り、窓口に「キーホルダー登録をしたい!」と言う方が殺到し、「どんな番組だったんですか?」と、問い合わせが入ったそうです  

 自分たちが地域に暮らす高齢者の安心のために築いてきた活動に対して、全国からこのように多くの人たちが、思いを表現してくれていることを、「みまーも」の仲間である大田区の専門職たちと素直に喜びたい。

 反面、あの番組を通して、「他人のことと思えない・・・」と、自分の先に不安を抱えているという人たちが多いということでもある。

 それは、現場で働く専門職たちも同じ。

 それぞれの専門で働く現場の中で、限界を抱えながらあの番組を見て、「個人情報の壁などがある中、自分たちで乗り越えようとしている姿に励まされた!」という感想や、私の苦悩する(そんな思いは当人はこれっぽっちもなかったのですが・・・  )後ろ姿を見て、自分が働いている中での限界を伝えてくれる人もいる。

 人員の増員や、情報の共有など、すべてそろうことの必要性に対して、私も異論はない、それどころか大賛成です!!でも、私は、それを国が整備するところまで待っていられません。

 国が、何らかしらの対策を打ったとしても、今の現状が100%好転するとは期待していませんし、好転させていく何%かの力は、現場にいる自分たちの発想の転換だとも思っています。

 待っているのではなく、自分が働く地域をみつめ、何かをやってみる。「やらなければ!」という思いは一切捨てて、自分にもやる価値があり、地域に暮らす人にとっても必要なことをやってみる。

 何かしら、一石を投じると、水面が広がるように、「大切なもの!」と、多くの人が認識したものは続いていくんです。

 お上から降ってきた、地域の意に沿わないものは、やがてすぐ無くなっていく。

 大切なものは、地域に暮らす人づてに広がり、いつまでも足跡を残すはずです。一石を投じて、表現してくれる多くの地域に暮らす人たちは全国中にいる!!

 そんな思いでいます。


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次へ!!

 医療と福祉の連携について考えている・・・。

 この命題は、最近に始まったことではない。

 しかし、ずっと叫ばれていながら、本当の意味で、医療と福祉が連携し合っているかというと疑問です。

 制度ひとつとってもそう・・・。

 「医療連携加算」など、入院時や退院・退所時に、病院等と利用者に関する情報共有等を行ったということが「評価」され、加算がつく。

 必要だから、連携し合うのは当然のこと。それをわざわざ、医療と連携し合うということにハードルがあるかのように評価がつく。

 もっともっと対等に、普通に、日常の中で連携できる形を構築するのは不可能なんだろうか???

 対等につながり合い、協力して、地域に暮らす高齢者の安心につながるシステムを築くことは可能なはずです。

 これが具体的に結実したものが、 『SOSみまもキーホルダー登録システム』です。

 医療が抱える問題と、在宅を支える地域包括支援センター、ケアマネージャー等が、 「地域に暮らす高齢者の安心」という一点で、話し合いを重ね、それぞれの分野で協働を呼びかけていった。

 このようなシステムを、行政サービスとしてトップダウンで実現しようとしたなら、予算取りも含めてざっと3年はかかります。

 関係機関に、システムの概要と、協力依頼の文章を添えた紙っぺら一枚を、FAXか郵送で送る。民生委員、自治町会には、毎度同じ形での「協力」という名の頼みごと。

 もし、このような形でキーホルダー登録システムを始めていたら、ただの「キーホルダー配布事業」で終わっていたことでしょう・・・。すべてに配るだけ配ったら、「はい!役割終了!」なんてね・・・。

 それを、ひらめいてから申請開始まで、2ヶ月でスタートできたのは、一緒に考え合ったソーシャルワーカーたちが、ソーシャルワーカー連絡会を通じて、区内の医療機関すべてに周知してくれたこと。しかも、自分たちがこの取り組みに関わっている思いを込めて・・・。

 何より、一番このキーホルダー登録システムで、医療機関の中で知っておいてほしい職種に、このような形で周知できたことが大きかったような気がします。

 医療と福祉の現場が、対等に向き合う。これは、これからの高齢化の進展の中で何より必要なこと。

 大きくは考えていません。

 この地域で・・・、「おおた高齢者見守りネットワーク」を発足して2年半・・・。

 医師とも、看護師とも、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士たちとも・・・、地域について、今なら考え合うことができます。

 地域包括支援センターのセンター長として、当院の医療連携・在宅部門の責任者として、医療・福祉、お互いの空気を、今まで経験してきました。

 医療と福祉が、何で一致し、協働できるかが、今ならわかりそうな気がしています。

 大都市部での、医療と福祉の連携の具体化。

 そこへ向かいたいと思います。

 さぁ、次へ!! 具体的な連携・協働を考えましょう・・・・。 



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進化するキーホルダー登録システム!!

 昨年、おおた高齢者見守りネットワークが毎月行っている、「地域づくりセミナー」を通して関係ができた、大森地域の200床以上の病院のソーシャルワーカーたち。

 今、このメンバーが1年ぶりに集結!!

 9月18日に開催される地域づくりセミナー「病院との上手な付き合い方 ― 今から備えておけること ― 」に向けて、私たちと打ち合わせを重ねている。

 昨年、このソーシャルワーカーたちと、セミナーの打ち合わせを通して生み出したもの!それが、「SOSみまーもキーホルダー登録システム」なんです。

 1年ぶりに、このメンバーでの打ち合わせを楽しみながら、検討を進めているのは、キーホルダー登録システムの更新について・・・。

 申請時に登録した情報を、どう定期的に更新していくか。情報だけではなく、申請した方と包括支援センターとの「つながり」という関係性も更新していけるよう、検討を続けています。

 医療の現場と、介護の現場の専門職たちが、真剣に向き合って生み出された「キーホルダー登録システム」。

 このシステムが、次回のセミナーで、きっと進化を遂げることでしょう!!


 昨年6月のセミナー『医療の安心』での、ソーシャルワーカーたちとの出逢いが、私たちを動かし、キーホルダー登録システム誕生に導いてくれました!!(そのときのセミナーの写真です)
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苦悩している場合じゃぁない!

 NHKスペシャル「消えた高齢者“無縁社会”の闇」を見た方も多いのではないでしょうか?

 実際の番組を見て、いろいろと感じた部分もありますが、まずは、今の現状を伝える第一歩として協力した立場としては、よかったと思います。

 (本当は、限界を感じながらも、苦悩はあまりしていないんですが・・・  背中が寂しそうでしたね・・・。 )
 

 昨夜の番組は、確かに何かしらの一石を投じるかもしれません。

 でも、長妻厚生労働大臣が言うように、個人情報を、行政と包括が共有できるようになれば、問題が解決するのかというとこれは別問題!

 いくら地域包括支援センターに、地域に暮らす高齢者の100%個人情報があったとして、その情報をたよりに、全戸訪問を実施する・・・。

 しかし、自ら地域とのつながりを断っている、自分ではSOSの声を上げられない人のところへ私たちがいきなり訪ねても、きっと、家のドアを空けてくれませんよね・・・(笑)

 要は、地域と専門職がその地域でどう向き合うのか?それが大事で、近道はないということ。 苦悩している場合じゃぁない!

 一石は投じました。考え合ういい機会にはなったような気がします。でも、実際を創るのは、まだまだこれからです。



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230名の社会福祉士と・・・

 9月4日(土)

『 2010年度 地域包括支援センター社会福祉士 全国実践研究集会
~ 地域包括ケアにおける地域包括支援センターの役割 ~ 』


 にシンポジストとして参加してきました。

 9月だというのにまだまだ暑い  会場のお茶の水女子大学に、やっとの思いで到着したときの気温、なんと36℃  そんな中、北は北海道、南は沖縄。全国中の地域包括支援センター社会福祉士の仲間たちが、230名集まりました。

 1日目の基調講演は、

 「地域包括ケアにおける地域包括支援センターの役割 -社会福祉士が担うべき役割とは何か -」
  講師:東京学芸大学教育学部 高良 麻子 氏

 そして、シンポジウム

 「地域包括支援センターに求められるネットワーク実践」

 コーディネーター:川崎市中原区社会福祉協議会 中澤 伸 氏
 助言者     :東京学芸大学教育学部 高良 麻子 氏

 シンポジスト  :函館市地域包括支援センターこん 三谷 真理 氏
         :勿来・田人地域包括支援センター 志賀 梨沙 氏
         :私

 地域包括支援センターで働くこんなに多くの社会福祉士と、ネットワーク構築について考え合うことができたことは、自分にとって大きな収穫でした。

 とくに、コーディネーターの中澤さんはじめ、シンポジストの三谷さん、志賀さん、共通して感じた印象は、「あかるい!」 

 今、私たち地域包括支援センターが、ネットワークを構築しようと歩みだす。すると、すぐにさまざまな壁が見えてきます。

 ・個人情報の壁
 ・情報共有の壁
 ・私たち専門職の限界の壁

 でも、ここにいる人たちに共通しているのはは、それぞれの地域で、このさまざまな壁を乗り越えて・・・、というよりは、吹き飛ばして、明るく、自分の専門の道を歩んでいる。

 この、「あかるさ!」って大事なんだと思います。

 両隣りにいるシンポジストのお二人、コーディネーターの中澤さん。この人たちに「一緒にやろう!」と言われたら、「自分だったらうれしく感じて、協力するだろうなぁ・・・」なんて、シンポジウムの最中に考えちゃってました 

 しんどそうにしている人、負担感があるものに、人は自分の力を貸そうなんて思わない。大きなものに取り組んでいて大変そうなのに、「生き生きと取り組んでいる姿」に、人は引き込まれていくのです。

 講師の高良氏は、ネットワーク構築の過程で大切なことを、シンポジウムの最後にこう話していました。

 『まずは、「気づける視点」:そこから地域の課題が見えてくる。

 次に「歴史から学ぶ」:さまざまな地域のネットワーク構築の過程を知り、問題点と、成功している地域の共通点を知ること。そこから、「自分の地域だったらどうするか?」が具体的に見えてくる。

 そして、「視点と発想」:私たち社会福祉士は、姿勢として、 「生活者」でなければいけない。だからといって、専門性を捨てるわけではない。専門性がない人ほど、「生活者」として、広い視野を持つことができない。

 地域の人は、「医療と福祉」だけで生きているわけではない。広い視野を持たなければ、そこを見落としていく。この広い視野を持つことができて初めて 「 協働 」が生まれていく・・・。』

 本当に心からそう思います・・・。

 理屈や理論で人は動かない。ネットワークは形を作ることが目的ではなく、機能させていくことが必要なんです。

 そして、機能しているかどうかの基準は、かかわっている人たちが、まずは、生き生きと関わっているか?関わっている人たちが明るく生き生きとしていなければ、手をさしのべられてもうれしくありませんよね 

 地域密着、生活観の染み付いた、それでいて、広い視野を持つ、持とうと思う社会福祉士でいましょう!ねっ!この場所で、同じ学びの場を共有した230名の社会福祉士の皆さん!


お茶の水女子大学キャンパス。ここにたどり着いたときには、すでに暑さでバテバテでした。
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シンポジウムが始まる前。230名の社会福祉士の皆さんが全国から集まりました!!緊張もしましたが、それ以上に、この人たちと考え合えることに期待感でワクワクしてました。
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この日も、みまーものメンバーたちが応援に駆けつけてくれています。みまーもメンバー、そして、講師の高良さん(中央)、コーディネーターの中澤さん(左から二人目)、石川県金沢市の包括支援センターの方(前列女性)も含めて、
「はい、ポーズ!!」
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心打たれ、思い新たに・・・・。

 8月・・・、この間、いろいろなことがありました・・・。

 この仕事を続けていくことができなくなりそうになることも・・・・。

 でも、不思議です。自分の見えないところで、さまざまな人が私のことで動いてくれて、守ってくれて、声を上げてくれて・・・。

 今日、自分にも、「あなたがやめてはいけない!」と、電話で表現してくれる人もいた。

 その人に私はまだきちんとお会いしたことがない。その方が、本来の自分の立場を飛び越えて、思いを真正面から伝えてくれた。


 ありがたいです。

 「これでいい・・・。」

 ただ一心に、一専門職として、大事だと思うこと、大切だと感じていることがあればそこに向かうだけ。

 向かう中で、自分の力が足りなければ、学べばいい。本からでも、周りにいる人からでも、歩みを止めさえしなければ、学ぶべきものは手の届くところに必ずある。

 学びの中で視野を広げ、次の峰へまた向かっていく。

 割に合わない、がんばっても無駄、○○の環境が整っていない、「自分たちだって一生懸命やっている、これ以上できない!!」

 そう感じるのは当然。声に出してもかまわない!・・・・でも、いくらそんなことを何百回言ったとしても、何も変わらない。

 わかってくれている人がこんなにいる。もっと学ぼう!見えないところにこそあるであろう本質を見つめられる自分になろう!

 自分の宝は、『 人 』

 人から学び、人に心打たれ、人にほれ込み、だから、人とかかわる仕事を選んだ。

 この何日かの出会いに心打たれています。だから、この道を、この地域で、これからも歩んでいきたいと思います。

 自分らしく・・・・。

 人間って、ある意味単純な生き物なのかもしれません・・・。相手のたった一言で、底なし沼から抜け出せ、大きな一歩を踏み出すこともできる。

 でも、この人と人との何気ないやりとりが大切。心が伝わるからがんばろうと思える、力を貸そうと思える。

 相手から何も思いが伝わってこなければ、自分も力を出そうなんて思わない。

 今日、連絡をいただき、私に精一杯の表現をしてくださった方に、心からお礼と感謝を申し上げたいと思います。

 ありがとうございました。


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いい笑顔 
         ↓
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

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