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さわ

Author:さわ
平成25年1月末、
『 地域包括ケアに欠かせない多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり
~ 高齢者見守りネットワーク みま~ものキセキ! ~ 』出版決定! 

今から取り組めばまだまだ間に合う!
無縁社会、孤立死、地域崩壊・・・に立ち向かうための処方せん。
超高齢社会を乗り切るための「地域におけるネットワーク」づくりのヒントをすべて教えます!
みま~もの5年間の軌跡(奇跡)を余す所なく紹介しています!
地域包括支援センター職員はじめ、保健・医療・福祉関係者、地域づくりに関わるすべての方へ必携です!

こちらから申込書をダウンロードし、ライフ出版へFAXしてください。

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我が○○の旅立ち!

 徳島県K町 保健福祉課 Nさんから連絡が入った。

 「いよいよこちらでも、SOSキーホルダー登録システムの準備ができましたので、一応ご報告をと思いまして・・・・。」 


 徳島県保健福祉部主催、県内の行政担当職員、包括支援センター職員を対象とした、「徳島県ひとり暮らし高齢者等見守り活動スキルアップ研修会」 での講師依頼があり、大の苦手な飛行機で徳島県へ行ったのは、今年3月24日。

 あれから半年。

 K町は、いよいよ11月申請開始まで漕ぎつけたのだそうです。

 人口10900人、高齢化率36%の町で、私たち、おおた高齢者見守りネットワークが生み出したキーホルダー登録システムが始まるのです!

 東京大田区と、徳島県K町・・・。

 当然地域の状況も大きく異なる。K町では、全高齢者にキーホルダーを配布するそうです!65歳以上のキーホルダー持参率100%!

 それでいい・・・・ 

 すべての方が持っているので、高齢者に何かがあれば、まず、キーホルダーを確認すればいい。

 この規模の自治体であれば、消防・警察・自治体との情報共有も、個人情報に留意したシステムを導入することにより可能となる。

 K町保健福祉課 Nさんには、このシステムについても話しはしておいた。

 私たちの取り組みを知ったひとつの町が、同じキーホルダー登録システムをスタートしていく・・・。

 何かうれしいですね 

 自然と海の町 K町を歩く高齢者の方々に、東京大田区から 「安心・・・」 を届けることができたんですから・・・。 

 行ったこともない町が、ものすごく愛おしく、近くに感じられます。

 いつか、ぶらりとK町を訪ねるとしましょうか! 

 目的もなくぶらりぶらりと歩く。すれ違うすべての人と、笑顔であいさつを交わしましょう!

 高齢の方とすれ違うときには、

 「持ってるな・・・・  」

 と、ニヤリ・・・。
 
 大切な、大切な子どもを送り出す、親のような気持ちです。

 今宵は、酒の飲めない私ですが、一杯だけビールで乾杯でもしましょうか! 

 「K町の皆さん!我がキーホルダーを、大切に、大切に、育んでいって下さいね!

私たちの願いはそれだけです・・・」
 

 
3月24日、苦手な飛行機に乗って、徳島県保健福祉部主催 「徳島県ひとり暮らし高齢者等見守り活動スキルアップ研修会」に参加したときのことを綴ったブログ記事、『 徳島へ! 』 は、こちらをクリックしてご覧下さい。


徳島県スキルアップ研修で使用した資料は、こちらをクリックするとご覧になれます。
 

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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

よき理解者

 東京都健康長寿医療センター「社会参加と地域保健研究チーム」研究員 Nさん・・・・。

 この方とのお付き合いは、もう3年半以上前にさかのぼる。

 平成20年4月、おおた高齢者見守りネットワークを発足。

 紆余曲折ありながらも、協賛事業所・後援団体を広げ、地域づくりセミナーを毎月定期開催していた頃でしょうか?

 このような、地域全体で高齢者を支える見守りネットワークを構築するにあたって、もう一つ自分自身の中に、確信となるたしかなものがほしい・・・

 そう考えていた時期でした・・・。

 当時のブログ記事には、Nさんとの出逢いを、このように書いています。


【 平成20年4月24日ブログ記事より 】

 『 高齢者見守りネットワークの取り組みを通して、東京都老人総合研究所(現 東京都健康長寿医療センター)N研究員と先週お会いしてきました。

 このネットワークに関わっている方の紹介で老人総合研究所へ。都老研の存在は知っていましたが、実際に行って見ると、そこはやはり研究所でした。

 工学部出身の私には懐かしい様々な薬品の匂い!研究室の一室には「分子学研究」の文字も・・・ 

 お会いした研究員Nさんの研究室は、同研究所主任研究員 Y教授の研究室に所属しており、認知症予防をメインに、「地域づくり」、「地域包括支援センター」を調査研究している。

 Nさんは、この会の協賛事業所 Kさんと話しをする機会があり、これをきっかけにこの会に興味を持ち、このような出会いをつくってくれました。

 約2時間、研究所のみなさんと私たちで、このネットワークの取り組みについて意見交換をさせてもらい、今後の私たちの活動の展望を持つことができました。』 (略)



 半年後、Nさんは、我が包括支援センターに初めてやってきた!!

【 平成20年9月7日ブログ記事より】

(前略)『 はるばる大森の我が包括支援センター事務所まで、研究員のNさんがやってきました!!

 細い体の両肩に大きなカバンをかけ、我が包括支援センターに登場したNさん・・・。カバンの中には、パソコンと、資料・・・「お疲れ様」。

 アンケートを行いながら、感じたことを伝え、その意見をNさんは持参したパソコンにどんどん打ち込んでいく。約1時間半ほどでアンケート終了・・・。

 話しは「見守りネットワーク」の取り組みへ・・・。

 不思議ですね・・・。自分たちが一つひとつ考えながら進んできたものが、Nさんと話していると、自分自身の頭の中が整理され、次に向かう展望まで見えてくるような気分になりました。

 この日はNさんに、大きな励ましと、エールをもらったような気がします。また、「この見守りネットワークの取り組みをマニュアル化しませんか?」という話もいただきました。

 Nさんの協力を得て具体化できれば、今後このネットワーク構築の中心となる地域包括支援センターのみなさんへの一助となるのではと思います。

 秋の気配がするさわやかな風のようなNさんの来所でした。一緒に参加した包括職員みんなが、知的で、熱いNさんに惹かれていましたよ・・・ キラキラ(オレンジ) 』



 東京都健康長寿医療センターNさんとの出逢いは、私にとって、この取り組みを行うにあたってのたしかな指針を得る大きな契機でした。

 あれから3年半・・・。 

 今、Nさんがいる東京都健康長寿医療センターは、この会の後援団体として深く関わっていただいている。

 Nさんのいるチームの研究、「ひとり暮らし高齢者の安心・安全システムづくり」では、大森をモデル事業として、みま~もの取り組みに参加している地域住民に協力してもらっている・・・。

 このようなこともあり、Nさんは我が包括に頻繁に来るようになった。3日に1回は顔を合わせるほどになっている。

 地域包括ケア、ネットワーク構築など、具体的なこの大森の地域課題に照らし合わせて話し合っています。

 Nさんと、現状を広い視野で整理分析し、次の具体的な動きにつなげていく・・・・。 

 そう、広い視野で、目の前のことを整理・分析していくことの大切さを、Nさんから学ばせてもらったような気がします。

 言い換えれば、大局観を持つということなのでしょうか?

 
 先日、改めて、Nさんに関わってくれているお礼を伝えたところ、後日Nさんから一本のメールが届いた。

 「私の方こそ、大事なことを見失いそうな時、弱気になった時、いつも中心、原点に戻ることを気づかせてくれます。ありがとう・・・。」

 自分が大切だと思うことを、理解してくれる人がいる・・・。Nさんだけではありません。気がついたら、私の周りには、よき理解者がこんなにたくさんいてくださっているんです。

 「人が大事!」、「人こそ宝!」

 心からそう思います。
 
 

 協賛事業所に社会福祉士になるために実習に来ていた方々が、実習のお礼にと手作りのみま~もステーションの看板をプレゼントしてくれました !!

 小学校6年生の認知症サポーター養成講座。地域づくりセミナー、みま~もステーションの取り組みなど、ずっと参加してくれていました・・・。

 やっぱり名残惜しいですね。

 「何か必要だと思ったらいつでもおいで!」そう言って送りだしました。

 ちなみに、中央の黄色いベストを着た人は、見た目でわかると思いますが実習生ではありません。みま~も代表 中村さんです・・・ 
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

ヨーデルで大盛り(大森)上がり!!

 おおた高齢者見守りネットワークでは、年1回、2月に特別セミナーを開催している。

 『 認知症セミナー 認知症の人と歩む町に! 正しい理解と、音楽と、笑顔~ 』

 毎月行っている 「地域づくりセミナー」、「みま~もステーション」 に参加してくださっている、地域で暮らす皆さんと、認知症について考え合っていく200名規模のセミナー。

 自分の中では、毎年1年間、築いてきたものの集大成として位置づけています。


前年度『 認知症セミナー認知症の人と歩む 』のチラシは、こちらをクリックしご覧になれます。


 1部は、認知症の理解を深めます。

 今回の講師は、 東京都健康長寿医療センター『社会参加と地域保健研究チーム』 藤原 佳典 医学博士

 今回のセミナーでは、認知症についての理解と、そして、さらに一歩進めて、介護が必要になっても、認知症になっても、地域とつながり合って住みなれた地域で暮らすことができるために、自分たち一人ひとりが何ができるのか?

 このことを、考え合っていけるセミナーにしたいと考えています。

 この藤原先生の研究チームとは、ひとり暮らし高齢者の安全・安心システム作りのモデル地域として、我が地域包括支援センター入新井が協力しています。

 そして、第2部!!

 第2部は、学んだあとは楽しんで笑顔で帰っていただこうと、毎年、様々なジャンルの音楽団体をお呼びしています。

 一昨年の第1回認知症セミナーは、『うたごえ喫茶ともしびコンサート!』

 昨年、第2回認知症セミナーは、『民族歌舞団 わらび座コンサート!』


 さぁて、今年はどうしよう・・・・???そこでふっと頭に浮かんだ人がいた! 「北川 桜さん・・・・」
       
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 ともしび、わらび座同様、以前、児童演劇のコーディネーターの仕事をしていたときに知り合った方です!

 日本で唯一、スイス連邦ヨーデルフェスト最高級クラス1級取得をした、本場ヨーロッパでも認められたヨーデル歌手!!

【 経 歴 】  国立音楽大学声楽科卒業。二期会オペラ会員在籍。

 1992年より、スイスヨーデルをマリーテレーズ・フォン・グンテンに師事。
 1993年より、ドイツヨーデルをインゲ・フォッファー、マリア・ヘルビック、オッ トー・ピアサック各氏に師事。
 ホールコンサート、イベント等で活躍し、「ポンキッキーズ」など子供番組にも多数出演。東宝ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」・「マイフェアレディ」に出演。

 2008年スイス連邦ヨーデルフェスト最高級クラス1級取得。スイスのオイグスター社より日本人初のヨーデルCDをリリース。


 さっそく事務所に連絡を入れる・・・。

 すると、何といきなりご本人が出ちゃった 

 北川さんと話すのは、じつに約20年ぶり・・・ 

 「あ~~~、あの時の・・・・。懐かしい・・・、本当にあの節はありがとうございました!!

 わかりました!お力になれるよう精一杯歌わせてもらいますね   」


 交渉成立!! 

 というわけでぇ~!みま~ものメンバーを誘い、下見を兼ねて北川桜さんのライブに行ってきました!!

 場所は、新宿 「ドイツビアホール ツム ビアホフ 新宿!」

 ここで月1回、北川さんはライブを開いています。
 
 ヨーデル初体験のみま~もメンバーも、北川桜さんのステージに大盛り上がり!

 今年度の認知症セミナーは、1月28日(土)!役者はそろいました!

 いよいよ、本格的な準備を進めていきたいと思います。


 
南ドイツ・ミュンヘンの文化遺産ビアホール『ホフブロイハウス』。世界一のビアホールとしてギネスブックに登録されています。

 この『ホフブロイハウス』の認定を受けた『ツムビアホフ新宿』。店内はホフブロイハウスを忠実に再現!!天井絵も本物そのままです!
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ビールはもちろん!本場ドイツ ホフブロイ醸造所のビール。
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牛の首につける鈴、『カウベル』

あとで、この楽器を使って、ライブは最高潮になっていくんです・・・。
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まずは、記念撮影!
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皆でドイツの乾杯の歌、「アインプロージット!」をグラスを高々と上げ歌います!そしてぇ~~~~、

「かんぱぁ~~~い  」
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ドイツ、ヴァルデッカー村より直輸入のソーセージ!!
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名物 鶏の丸焼き!!スパイシーな黒こしょうがいっぱいまぶしてある丸焼きと、一番人気の丸鶏のロースト両方を注文!
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レバーペーストも美味!パンはおかわり自由。
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旬野菜のピクルス ヴァイスビール風味 
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17時から食べて、飲んで、約1時間半・・・。いよいよ北川桜さんのライブがスタート!!

ライブは、18時半~と20時~の2ステージ行われました!
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カウベルを使って『エーデルワイス』の演奏。間近で聴いているとものすごい迫力です。
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「さぁ、座ってないで、一緒に踊りましょう!」

いい感じで酔ってきたし、いっちょ盛り上がるとしましょうか!!
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ハイ、ハイ、ハ~~~~~~~イ 
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「みんな一人ひとりカウベルを持って、鳴らしながら踊るわよぉ~~~!」
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ハイ、ハイ、ハ~~~~~~~イ 

ガラン、ガラン、ガラ~~~~ン!! (カウベルの音)
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楽しくなってきた!肩を組んで歌います。知らない人も、みま~もメンバーも・・・。
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アヒルのダンス!

「くちばしくちばし!羽、羽、羽、羽!お尻を振って、手拍子ぃ!パンパンパンパン!」 
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気分は最高潮!!
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またまた、ドイツの乾杯の歌「アインプロージット!」!これで何回目でしょうか???

まっいいかぁ!グラスを高々と上げ歌います!そしてぇ~~~~~~、

「かんぱぁ~~~い  」
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 今度は、カウベルを一人ひとりが持って、「ドレミの歌」の演奏に挑戦!
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 桜さんのとなり、カドヤ建設常務取締役 Nさん・・・。気迫がこもってました  
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 北川桜さん!楽しいひと時をありがとうございました!1月28日(土)認知症セミナー当日を、力を合わせていいものにしていきましょうね!
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一緒に参加した、地域包括支援センター六郷中センター長 Oさんが、撮影した写真をすてきにまとめてくれました!こちらをクリックするとごらんになれます。

テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

続けましょう!楽しく、簡単、健康体操!

 9月17日第3土曜日!

 我が地域包括支援センター向かいにある、東京衛生学園専門学校にて、地域づくりセミナーを開催しました。

 今回の講師は、地域づくりセミナーの会場である、東京衛生学園専門学校 リハビリテーション学科 学科長 森島 健 氏!参加者からの熱い要望にお応えして、昨年に引き続き2回目となります。
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開始2時間前・・・。森島さんは、毎回のセミナーの準備、終了後と、こうしていつも顔を出してくださいます。
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いつものように、みま~ものスタッフ約30名が集まり準備開始!!100名分の椅子を並べ、当日資料を置き、開場前準備完了!
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最終打ち合わせ。
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 13:30開場!!続々と参加者がやってきます。毎回参加してくれる方々も多くなり、スタッフもほとんどの方と顔見知りです!

 受付時も和やかな雰囲気。

 年間参加回数4回ごと(4回、8回・・・)に、ダイシン百貨店商品券(500円分)をプレゼント!
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 みま~もサポーターの Tさん。

 先日の都庁シンポジウムバスツアーの際、参加者に付けてもらったみま~もワッペンをこの日も付けてきてくれました!! 
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みま~ものスタッフも、異年齢の集団になってきました!

ザ・みま~も20代ズ   の面々・・・。若いって・・・、それだけで輝いていますね・・・ 
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 複数あるセミナー担当事業所で、見事初司会となった「有料老人ホーム紹介センターみんかい」相談員 Tさん。

「今回のセミナーのテーマを一言で言うのであれば、『続けよう!』これに尽きると思います。昔の人はよく言ったもので、『継続は力!』 という言葉がある一方で、『三日坊主!』 という言葉もあります。

 自分ごとですが、私の母はよくダイエットの器具を買って、最初は使うんですが、何日か経つと使わなくなる!今日のセミナーには、うちの母親も参加させたかったなぁと思っています・・・。


 ユーモアを交えた名司会ぶりでした。お疲れさま  
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 東京衛生学園 リハビリテーション学科 学科長 森島 健 氏!!

 参加者からの熱い要望にお応えして、昨年に引き続き、2回目の地域づくりセミナー登場です!

 今回は、昨年のテーマ 『 無理せず、気張らず、らくらく運動 』 から、さらに一歩踏み込んで、『 続けましょう!楽しく、簡単、健康体操! 』 をテーマに、運動を継続していく大切さ、そして、継続していくことを阻害する要因についても、実体験に基づきわかりやすく説明をしてくれました。

 じつは、森島さんは、12kgのダイエットに成功!愛煙家で1日30本吸っていたタバコも、今回説明してくれた行動変容理論に基づき、やめたそうです!

 今の目標は、ハーフマラソン完走!  実際にやってきている方の話だけに説得力があります!

 前回に引き続き、笑いあり、運動ありの楽しいセミナーでした。 
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 セミナー開始!まずは軽い運動から!
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 「 この次は、頭も使う運動を紹介しましょう!

 この運動、私好きなんですよ・・・。なぜなら、自分はできるから。でも、習ったときはきらいだったんですよね。なぜなら、自分だけできなかったから・・・。」 
 

 胸につける手をパー 。伸ばす手をグー 。 

 これをかけ声と一緒に変えていきます。いいですか~~~~?」
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 「ひぇ~~~~っ!む、むずかしい!」
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 皆さん!できないからって落ち込む必要ないですよ!みま~もスタッフはもっとできていないですから・・・ 
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 「頭で大事だと思っていることを、行動に変えていくことが大切です。用意した『 目標設定シート 』を、記入してみましょう!!」

1.目標(具体的に記入しましょう)
2.そのためにできる行動は?
3.その行動をとるために阻害する因子は?(例)面倒!、お金がかかる
4.その行動をとることによるプラス面は?(例)効果が上がると信じる!

 みなさん真剣に記入していました。

1.目標
・30分続けて歩けるようになる!
・杖を使わないようになりたい!
・駅の階段を、手すりを使わないで歩きたい!

2.そのためにできることは?
・公園で水やりをする。
・1日2回、マンションの1階~7階まで歩いて昇り降りする!
・なるべくバスに乗らないようにして歩くようにする。

3.その行動をとるために阻害する要因
・熱さ、寒さに弱いので、その時期に出不精になる・・・。
・歩くと汗をかくので、ついついバスに乗ってしまう。
・楽なので、夫と、夫の車に頼ってしまう。

4.その行動をとることによるプラス面。
・医者にかからず、薬を飲んでいない。
・今まで大きな病気をしていない。
・体がさび付かない。
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 あら?みま~もスタッフの女性陣、おはなナースも記入しています・・・。
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目標
・あと10kgやせたい!
・あと5kgやせたい!

そのためにできる行動は?
・お菓子をやめる!
・階段を使う!
・唐揚げ棒を買わない!

切実です・・・・、果たして実行に移せるか・・・? 
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セミナーで参加した皆さんに記入していただいた、『 目標設定シート用紙 』 は、こちらをクリックしてご覧になれます。


-皆さんの感想-
・『その行動がある結果を招く」と強く思いました。(90代女性)
・何をするにも、やる気!、ポジティブさを持つことが必要であると\具体的に説明して下さったので大変良かったです。 (60代女性)
・森島先生のお話が大変わかりやすく、とても好感が持てました。また、お逢いできることを願います。今日は、私自身、大変ポジティブな気持ちで帰宅できます。
・運動することの大切さを改めて実感!「継続は力なり!」 (50代男性)
・いつもいつも、見守りネットワークのあたたかい皆様に包まれて、感謝の気持ちがあふれます。(90代女性)

森島さん!楽しく前向きになれるお話し、ありがとうございました!!
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

シンポジウムのあと・・・・。

 認知症シンポジウム&バスツアー後、参加されたサポーターのみなさんから、さまざまな反響がありました。

 事務所前の空き地を隔てたすぐ向かいに住んでいるSさんは、ご主人と一緒に参加してくれた。

 ご主人の趣味は私と同じで 写真撮影!  

 シンポジウムが始まり、舞台に座った私。最前列には、多数の記者やカメラマンが勢ぞろい!一言話せば、シャッター音があちこちから鳴る(カシャッ、カシャッ!)

 この多くのカメラマンの中でも、ひときわ目立ち、誰よりもシャッターを切る一人のカメラマンがいた・・・。

 これが、Sさんのご主人! 

 シンポジウムの翌日。ご夫婦そろって事務所に見え、ご主人撮影の写真を渡してくれました。

 Sさんはバス酔いがひどく、なおかつ、高所恐怖症の上に、地下鉄が嫌い!  

 Sさんにとって、今回の都庁ツアーへ参加するということは、この三重苦に真正面から向き合わなければいけないということ。

 それでもSさんの中には、「シンポジウムには行かない!」という選択肢はありません!結局バスにはさすがに乗らず、ご主人と大嫌いな地下鉄で都庁へ!そして、他のみなさんと現地で合流!

 大嫌いな高所にある展望レストランでの食事も、シンポジウムも参加してくれました。

 「澤登さんの一世一代の大仕事、私たちが見届けてあげなきゃぁねぇ~~~!」 

 Sさんはそんなことを話してくれた・・・。

 もう一人・・・。

 Nさんは80歳女性。「要支援2」で介護保険サービスを利用している。

 今回のツアーも、一人での参加に体力的にも不安を感じていましたが、娘さんが一緒に参加してくれることになり行くことができた。

 翌日、Nさんも、私が留守の間に事務所に来てくれたそうです。

 そして、1枚の手紙を私に渡すよう、職員に手渡して帰って行った・・・。

 「先日は本当にお疲れ様でした。本当にすばらしいスピーチでした。みま~も諸行の活動および、申請の方法等こまかく、わかりやすくお話しくださいました。

 いろいろな経験から培われたものでしょうか、本当にいいお話しをありがとうございました。

 また、いつもお世話になっているスタッフのみなさんに、おつかれさまとお伝えください。」


 さらに、もう一人!おどろきの方が事務所に訪れてくれた。それは、今回の認知症シンポジウムで、認知症の方の家族を代表してシンポジストとなった、村井 昭三さん   
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 そういえば村井さんは、大田区と隣り合わせの品川区に住んでおり、かかりつけ医が当院の医師だとシンポジウムの日に話していたことを思い出した。

 今日は、通院日!病院に来たついでに、私の顔を見て帰ろうと、事務所の扉を開けてくれたのです!!

 職員に呼ばれ、玄関に行くと村井さんが笑顔で立っていた・・・。

 「村井さん来てくれたんですね!」

 耳の遠い村井さんに、少し大きめのはっきりした声でこう伝えると、村井さんは笑顔のまま私に右手を差し出してくれた。

 その場でしばしの間、がっしり握手  

 村井さんにはこの場で依頼をし、、来年1月にみま~もで開催する「認知症セミナー大森」に参加してもらうことになった。

 奥でお茶でもと思ったが、「顔を見に来ただけだから・・・」と帰っていきました。

 来年1月の再会が楽しみです!!


 いつも、「ここまでが、自分のできる限界!こんなこと自分にはできない!」

 そんな思いを抱えながら、それでもさまざまなことを、背伸びして取り組んできた。

 自分なりには、精一杯の努力をして、やらなければならない事に臨んできたつもりです。

 思うんですよね・・・。

 真剣に、逃げずに真正面から取り組むことに失敗などひとつもないということ。

 失敗したとがっくりくることもあるでしょう・・・。でも、それ自体も、自分自身の大事な経験として自分の心の中に蓄積されていくんです。

 見返りを考えず、ただ必要性を感じたものに真正面から取り組んでいく・・・。

 この行為こそが、自分を成長させていってくれる。

 そして、人間にとって何より大切なものを自分に与えてくれる。

 人間にとって何より大切なもの・・・。それは、自分を成長させてくれる、自分が学ぶことができる、人との出逢いなのだと思っています。



みま~もサポーターのみなさん、大森から新宿都庁まで・・・・、ありがとうございました!!

そして、みま~もの活動を、ときに見守り、ときに支えてくださっていること心からうれしく思っています。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

認知症シンポジウム バスツアー!!

 東京都は、認知症に対する正しい理解の促進のため、平成19年度から「世界アルツハイマーデー」を記念し、毎年9月にシンポジウムを開催しています。

 5回目となる今回は、「認知症の人と暮らす」をテーマに、認知症になっても住み慣れた地域で、本人と家族が暮らしていくことを考えていきます。

 このシンポジウムに、東京都保健福祉局からシンポジストでの参加依頼がありました。

「認知症の人と暮らす」

 これからの大都市部において、このテーマは根幹を成す課題だと思っています。

 今回選ばれたシンポジストは、

 実際に認知症の妻を介護してきた経験をお持ちの 村井昭三氏。

 家族介護者などを支援する介護者サポートネットワークセンター・アラジン 牧野史子 理事長。

 東京都介護支援専門員研究協議会 西本裕子 理事長。

 そして、地域包括支援センター代表として私・・・。

 今まで、在宅での認知症高齢者を支えてきた方々。しかし、今後、大都市部での認知症の人を支えるためには、家族、医療・介護の専門職によるケアだけでなく、「地域の支え」がもっとも必要だと思っています。

 地域の支えといっても、何か特別なことをしてもらうわけではない。

 認知症や介護が必要となる前の段階から、高齢者が、

 「いくつになっても、行きたい場所がある!それは、気軽に訪れることができる場所。行きたいと思える場所!そこには、友人・知人がいて、自分を待っていてくれる。必要としてくれている。」そんな実感が持てる場を、地域中につくりだすこと!!

 そして、「地域本来のつながりから、介護が必要となった方がいたら、適切な時期に私たち専門職につないでいただくこと!」

 このふたつ!

 要は、介護が必要になる前の段階から、地域と、地域で働く専門職がつながり合っていて、自力で問題が解決できない、もしくはSOSの手を、自ら挙げることのできない状態になる高齢者を地域でつくらない取り組み。

 これには、地域住民の協力が不可欠です!

 家族の支援が期待できないひとり暮らし高齢者。自らは支援を求めることのできない人たち・・・。この方々は、ずっと前からそうだったわけではないのです。

 今回のシンポジウムに、私はそのような思いを持ち参加しました。

 そして、このシンポジウムには、大田区から私だけが一人で参加したのではないんです!なんと、なんと!おおた高齢者見守りネットワーク(みま~も)の取り組みに地域で協力してくださっている、

みま~もサポーター のみなさんが、大森からバスで応援に来てくれたんです!

 名づけて、

『 東京都庁&認知症シンポジウムバスツアー! 』

 私は打ち合わせもあり、別行動でしたが、なかなかの珍道中だったらしいですよ 

 いつものように、このバスツアーを写真でご紹介していきますね! 


認知症シンポジウムで使用した、私の資料はこちらをクリックしてご覧になれます。


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 東京都福祉保健局主催 認知症シンポジウム 「認知症の人と暮らす」の前日・・・。

 おはなナース手作りの『みま~もトラベル』の旗を持って、そして、やはり手作りのみま~もワッペンを肩に付けて、はい、ポーズ 

 隣りの方は、社会福祉士資格取得のために来ている実習生!研修で私の話しを聞いて、実習先を我が包括に決めてくれたそうです。「ありがとうございます・・・」 
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 みま~もバスツアーのしおりも完成!明日のバスツアーに向けて、準備万端です 
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 認知症シンポジウム当日。集合場所は我が包括支援センター。みま~もトラベル添乗員、NRE大森弥生ハイツ施設長 片山さんが笑顔で出迎えます 
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 続々と集まるみま~もサポーターのみなさん。

「今日は、うちの地域の包括支援センター センター長 沢登さんが、私たちのことを話すんだから応援に行かないとね!!」

 ありがたいことです・・・・ 
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「バスが来ました!乗り込むとしましょうか!」
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 「え~~~、このたびは、みま~もトラベルのご利用、誠にありがとうございます  」

 バスに乗り込みいよいよ東京都庁へ!片山さんの名司会で、バスの中も楽しく行きましょう 
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片山さんの名司会ぶりに、サポーターのみなさんちょっとひき気味?

いえいえ、おはなナースだけは、しっかり反応してくれています 
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いい機会なので、行きのバスの中は一人ひとり自己紹介。
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そんなこんなで、バスは東京タワーを通り過ぎ・・・・、
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無事、東京都庁へ到着です!
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「澤登さんは、この中のどこにいるのかしらねぇ~。元気でいるかしら・・・???」
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 バスツアー恒例の全体記念撮影  
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どこぞを見学する前に、まずは腹ごしらえ  

32階のレストランでお食事です。
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みなさんほぼ完食!!この食欲が元気の源!!みま~もサポーターの証!!   
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お腹も落ち着いたところで、いよいよ都庁見学!

まずは展望室へ!地上202メートルの高さから、東京のまちを一望できます。
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「大森はどこかしら・・・?」
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TOKYO地域特産品売店でおみやげのお買いもの・・・。
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ご飯を食べて~~~。展望台も見てぇ~~~~。おみやげも買ってぇ~~~~。ちょっと休憩。

「いやぁ~~~。都庁見学ツアー堪能したわね !」

「・・・・・・・。」

ちょいとみま~もサポーターのみなさん!何か忘れてやしませんか???  
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「あら、いやだ!もう時間じゃない!澤登さんを応援しに行かなきゃ!」
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「第一本庁舎5階 大会議場よ!急がなきゃ!道まちがえてない?!」
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みま~もサポーターのみなさん、無事会場へ到着! よかった、よかった・・・・ 
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しか~~~~し!

「・・・・。ねぇねぇ、こんなうしろの端じゃぁ、澤登さんの顔見えないわよねぇ~~  」
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 東京都の担当職員の方には、打ち合わせのため一足早く都庁についている私から、みま~もサポーターの皆さんが30名近く来ることは話しておきました。

 そのせいか、職員の方々が気を利かせて、な、なんと、私の座るシンポジスト席のすぐ横 (写真赤丸の席) にサポーターのみなさんを移動させてくれました!(関係者席ですよ!) 

 都職員のみなさんありがとうございました!

 私としては・・・、うれしいやら、プレッシャーやら・・・・、落ち着かないやら・・・、恥ずかしいやら・・・ 
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さぁ、認知症シンポジウム「認知症と暮らす」の開始です!

開会のあいさつは、東京都保健福祉局 高齢対策部部長 中山 政昭 氏

中山部長とは、昨日、牧田総合病院 第1回地域連携懇話会でお会いしたばかり。(ふたつ前のブログ記事「第1回地域連携懇話会」をお読みください。)

大田区福祉部長のときに、大変お世話になりました。みま~もをずっと支えてくださったお一人です。

東京都に移られてからも、みま~もキーホルダーは、肌身離さず持ち歩いてくれているそうですよ 
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第1部 基調講演 「認知症を理解し、ともに暮らす」

東京都健康長寿医療センター研究所研究部長 粟田 主一 氏
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第2部 パネルディスカッション 「認知症の人と暮らしていくために」

左席から

・コーディネーター 粟田 主一 氏 東京都健康長寿医療センター研究所研究部長

・パネリスト

 村井 昭三氏 認知症の人の家族
 西本 裕子氏 特定非営利活動法人東京都介護支援専門員研究協議会理事長
 牧野 史子氏 特定非営利活動法人介護者サポートネットワークセンターアラジン理事長
 澤登 久雄  大田区地域包括支援センター入新井センター長
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500名定員の会場は、後ろまでいっぱいです!
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 みま~もサポーターのみなさんが見守る中、まずは、用意したスライドで話します。
親が、子どもの発表会を心配そうに見つめている・・・。そんなサポーターのみなさんのまなざしでした・・・。
 
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 ディスカッションの時間で、みま~もステーションの今後について聞かれました。そのときに、すかさずみま~もサポーターのみなさんを紹介!

 会場からは大きな拍手が・・・・!

 「このようなつながりは、発足当初ではできなかったでしょう・・・。セミナー、キーホルダー、ステーションと、積み重ねてきた関係性があって、今があるんです!」
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みま~もサポーターのみなさん。帰りのバスで大森に向かう頃には、東京タワーに明かりが灯されていました。
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地域包括支援センターに着いた頃には、もう真っ暗 

一日ありがとうございました!!
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

いのちのバトン・思いを受け継ぐ

 もう3回目かぁ・・・。

 入新井第二小学校6年生の担任 A先生から連絡が入った。

 「今年もぜひよろしくお願いします!」

 小学校6年生を対象にした認知症サポーター養成講座。

 我が包括支援センターで働き、今は仙台にいる絵描きナースの長女が、この小学校の6年生だったのが今から3年前。

 絵描きナースは当時の校長先生に、「認知症についての理解を子どもたちに伝えたい!」と、認知症サポーター養成講座を提案。

 大田区で初めての、小学生対象 「認知症サポーター養成講座」 を開講することとなりました。

 高齢事業課では、区内で初めての認知症サポーター養成講座ということもあり、「東北で、児童対象に講座をしている医師に頼みましょうか?」と提案してくれたのですが、絵描きナースからのたっての希望により、私が行うこととなりました。

 区で初めての小学生対象の認知症サポーター養成講座。

 核家族化が進んでいる都市部の小学生。高齢者と日常接する機会がない子どもたちに、認知症に対する理解、そして、自分たちに何ができるのかを考えてもらう。

 「むずかしい・・・・」

 考えた末に自分が柱に置いたのは、

 生命について考えること。

 今、ここに生きている自分というものは、長い人間の歴史の中でここに存在するということ。

 自分が生きていることを大切に思う、思えることができて、初めて他者を感じることができるんだということ。

 そこを柱に据えた認知症サポーター養成講座・・・。

 この柱をおいたとき、1冊の本にめぐり合いました。

「お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい (扶桑社文庫)」
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 ここに登場する鈴木康文さんの詩・・・。

 昭和35年6月生まれでの康文さんは、重度の脳性麻痺。康文さんは奈良県明日香村にある養護学校に通っていました。

 手足が不自由・・・。そして、言葉も話すことができないという、学校の中で一番重度な障害を持っていた康文さん。

 当時、奈良県では、身体の不自由な人たちが集う施設「たんぽぽの家」を建設しようという運動が起こり、その資金集めのために、障害者施設に通っていた子どもたちの詩に曲を付けて発表する音楽会を企画!

 康文さんは、誰よりも詩を作りたいという意欲を見せたそうです。

 「それでいいよ」というときには目を閉じる。

 そして「ちがうよ」というときには舌を出す。という合図を先生に送りながら、自分を一生懸命支えてくれているお母さんに詩をプレゼントしました。

 その詩が、「お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい」です。

 この題名を決めるだけで1ヶ月かかったと、この本の作者で、当時の担任の先生だった向野先生は話しています。

 この詩をお母さんに先生が渡したところ、翌日、おかあさんが康文くんにあてた詩を先生に渡しました。

 コンサート当日の舞台には、担任の先生が詩を朗読する隣りに、誇らしげににニコニコしているとお母さんの姿がありました。

 康文さんは昭和50年6月、風邪をこじらせて休んでいるときに、何かの弾みで枕で鼻と口をふさいでしまい、息を引き取りました。

 言葉の不自由だった康文さんは、来客の接待中だったお母さんに助けての声を上げられなかったのです。

 15年という短い生涯を終えた康文さん。

 それから37年が経過しています・・・。

 康文さん、そしてお母さんが夢見た「たんぽぽの家」は完成して30年を超え、身体の不自由な人への理解も少しづつですが進んでいます。

 しかし、それを可能にしたのも、康文さんたちの時代の障害者とその家族の経験と活動の積み重ねがあったからこそなのでしょう。


 この康文さんの詩を通して、
 
 自分の生命も、多くの生命のバトンを受け継いで、「ここにある」ということ。

 隣りにいる生命を大切にするということは、その人を知ることから始まるということ。

 知る、知りたいと思うことが、「その人の生命を大切」と思うことに必ずつながっていく。
 

 私は、講座を通してまず、このことを子どもたちに伝えています。
 
 この柱があって、認知症についての理解や老いについての正しい知識や理解について話していく。


 今年で3年目・・・。

 一人の母親の・・・、いえ、一人の包括看護師の思いが実現させて、年々つながってきた小学生対象認知症サポーター養成講座。

 今年もこの一人の看護師の思いを受け継ぎ、子どもたちの前に向き合いました。

 絵描きナース!あなたの思いが、今もここに生きていますよ!


入新井第2小学校6年生、認知症サポーター養成講座で使用した資料はこちらをクリックしてご覧下さい。康文さんの詩も紹介しています。



今年3年目となる認知症サポーター養成講座。毎年2時限分、1時間半の講座です!

当院主催の「地域連携懇話会」が2日前・・・。1日前には、東京都主催の認知症シンポジウムにシンポジストとして参加。

少々疲れ気味・・・・ 
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 今回は、後半で車椅子体験を行うということで、みま~もの協賛事業所 ㈱ハートウェルさんが全面協力!
この講座のために、車椅子9台をトラックで持ってきてくれました。

 また、協賛事業所 ㈱アクセスに来ている社会福祉士の実習生たちが手伝ってくれました。

 授業の前に、まずは、自分たちが車椅子の動かし方の基本を学びます。
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 車椅子に乗るときに、今回はこのメガネをかけてもらうことにしました。

 このメガネをかけると視野が狭くなり、白くにごって周りがボーっとしか見えません。

 高齢者の日常の見え方も実感してもらいます。
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 さぁ、授業の始まりです!
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体育館裏では、㈱ハートウェルのみなさんが、後半の車椅子体験で使用する車椅子のタイヤの空気チェック!さすがプロ! 
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 車椅子体験開始。今回は、車椅子の操作方法を学ぶだけでなく、実際に車椅子に乗ってもらい、自分の意志で動かない恐怖感を体験してもらいました。

 恐怖感を体験することで、操作をするときに声をかける安心感を知ってもらいます。
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「こわ~~~~い!」段差を乗り上げる部分は怖いよね。
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前の車輪が段差に当たったら、しっかりブレーキを持って、このレバーを踏んで前輪をゆっくり上げるんだよ!

実習生たちも、事前の練習のおかげで、的確なアドバイス!
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先生も、車椅子体験!
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最後に各クラスの代表が感想を話してくれました。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

第1回地域連携懇話会

 9月14日(水)当院が主催する『 第1回地域連携懇話会 』が開かれました。

 今まで、当院では、『 医療連携懇話会 』を、地域の病院関係者、医師会の先生方、消防署の皆様の懇親を目的に11年にわたり開催してきました。

 この懇話会をさらに対象を広げ、今年度から、医療関係でも、とくに在宅・施設など、福祉関係者との連携を行っていく医療ソーシャルワーカー、医療連携担当者、そして施設関係者などを対象とした、

「地域連携懇話会」

 病院、クリニック、医師会の医師たちを中心とした

「医療連携懇話会」 と分け、9月に地域連携懇話会。そして、11月に医療連携懇話会を開催することとしました。

 初めての試みである「地域連携懇話会」でしたが、参加者は110名!

 当院の医師・看護師・在宅部署関係者を合わせると、155名の出席で盛大に行うことができました。

 とくに福祉関係者は、当院の医師とゆっくり顔を合わせて話ができる貴重な機会だったようです。

 この2つの会を任せられているのが、私がいる部署「医療福祉部」!(医療相談室・医療連携室・居宅介護支援事業所・訪問看護ステーション・地域包括支援センターの5部署で構成)

 当病院は、急性期から介護まで地域に密着した病院として60年の歴史を歩んできました。商店街、自治会・町会とのつながりを大切に、行事や祭りなどには必ず参加しています。

 日本は世界一の長寿国となりました。当病院でも、入院、外来併せて患者の3人に一人が高齢者という現状です。

 高齢者は、様々な疾患を抱えながら入院→在宅を繰り返します。

 これまでの医療は、病気を治すことに主眼を置く「治す医療」が中心でしたが、今後の高齢者を支える医療は、予防を重視し、病を抱えながら生活する患者と、その家族の生活を、医療を通じて支援する「支える医療」への転換が求められています。

 高齢者が、病気を抱えながらも、「患者」としてではなく、「住民」として、いつまでも住み慣れた地域で暮らしていくためには、医療と介護の連携、病院と在宅をつなぐ機能が求められているのです。

 この機能を、私たちの病院、そして、私たちの部署「医療福祉部」が橋渡しすることができればと考えています。


9月14日(水)当院で初の試みとなる、「第1回地域連携懇話会」を開催。この初めての会の開催に向けて準備を重ね、やっとこの日を迎えました。
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 何と、この第1回の会の総合司会は私・・・ 

 思ったことを思いのまま話すのは得意なのですが、このような場で、司会進行をするというのは大の苦手。

 あらかじめ原稿を用意して、失礼のないよう務めました・・・。(性に合わない)
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小谷 奉文 病院長 あいさつ
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 東京都福祉保健局 高齢対策部長 中山 政昭 様の乾杯あいさつ。

 この中山部長は、以前大田区福祉部長でした。おおた高齢者見守りネットワークをずっと支えてくださり、東京都に異動になったときには、みま~もキーホルダーをプレゼント。今でも、外出のときには持ち歩いてくれているそうです。

 お忙しい方で、この日も都議会真っ最中だったそうですが、私からの依頼で快くご出席してくださいました。
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乾杯後、155名の医療・福祉関係の皆さん、いたるところで話しに花が咲いていました。やはりこうして顔を見合わせ話しをすることが大切なんですね・・・。
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 おおた高齢者見守りネットワーク副代表 ベネッセスタイルケアの松井さん。この日もいつものように低姿勢。名刺交換がこの人ほどに会う人はめったにいない! 
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病院長、副院長の周りには、常に大勢の方々がいました。
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佐藤 徹 副院長、医療連携室長。
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荒井 好範 副院長。おおた高齢者見守りネットワークで開催した、昨年の認知症セミナー大森では講師をしてくれました。地域住民のみなさんから大好評だったんですよ!

これを言うと、先生は照れてしまうんですが・・・。
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おおた高齢者見守りネットワークに後援してくれている東京都健康長寿医療センターの藤原教授。そして、みま~もをずっとサポートしてきてくれている、研究員 Nさん。
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懇親の合間に、佐藤副院長から、当院の医療連携システムについて紹介。
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施設や在宅患者の入院等の受け入れについての窓口。医療連携室の二人の紹介。
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荒井 好範 副院長より中締めのあいさつ。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

みま~もの運営会議

 今日は、みま~もの月1回の運営会議!

 おおた高齢者見守りネットワークの協賛事業所・企業のみなさんが集まり、次回のセミナーの進捗状況・役割分担、みま~もステーションの各講座の取り組み状況の確認などを話し合います。

 会の広がりとともに、会議に集まるみま~もメンバーも右肩上がり 

 この日、事務所奥の会議室には30名近いメンバーが集まりました。

 運営会議は月1回!これ以上行いません。

 メンバーは、医療・福祉関係で働いている人たちがほとんど。

 ですので、会議は必要以上行わないと決めています。参加できない事業所も当然いる。

 そのために、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)という、ネット上のコミュニケーションサービスを活用し、各事業の進捗状況を全メンバーが共有できるようにしています。
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 毎月のセミナーも、担当性で持ち回り。担当事業所が、講師との打ち合わせ、チラシの作成、アンケートの集計などを担当する。

 チラシやアンケート集計用紙などの雛形は、データとして用意してあるので、打ち込むだけででき上がります。

 運営会議の司会は、その月のセミナー担当。

 このように、関わっている皆さんが、負担なく、でも関わることでこの会がよくわかるようにしています。

 今日の司会は、地域の居宅介護支援事業所ケアマネージャー Mさん!初めての司会です。まずは、Mさんが緊張気味に、いきなり立ち上がり自己紹介・・・。

 どこからか、拍手が起きる・・・。(がんばれ!のエールなのでしょう)

 次回のセミナーの詳細について話し合う場面では、やはり、初めてセミナーの司会をするTさんに、いろんな人が声をかける。

 そんな一声で、Tさんも気が楽になる。

 集団が大きくなればなるほど、きめ細やかな働きかけや、声かけが必要になる。そのためには、主体的に関わる人を同時に生み出していかなくては、強い組織にはなっていかない。

 そして、主体的に関わる人を増やしていくためには、それだけの人が関わる必要がある取り組みにしていかなければならない。

 なぜなら、取り組みが小さければ、一部の人だけで十分できてしまう。それでは、関わる人を増やすことはできないし、増やす必要もない。

 自分が責任を持って関わることで、取り組みを理解し、主体的に関わろうという、自分自身の思いが生まれてくる。

 この一人ひとりの思いをつなげていく先に、ネットワークがあるのだと思っています。


 運営会議終了後、楽しそうな会話があちこちでされている。

 会議が始まる前までは知らないもの同士であった専門職たちが、みま~もを通して知り合い、地域に向けて一緒に取り組みを始めていく。

 この出来事の一つひとつが、確実に、地域に暮らす人たちにつながっていくのだと思っています。

 

 今日は、みま~もの運営会議!せまい事務所の会議室は、メンバーでいっぱい!椅子だけでは足りず、車椅子、シャワーチェアーすべて使います 
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 みま~もステーションで漬けた梅ジュースをみんなで試飲!  う~~~~~~ん、うまい!
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

それであなたはいいんですか!

 実際をつくる ということは、かっこいいもんじゃない。

 ときに心を痛め、ときに自分の無知さに恥ずかしい思いをし、ときにプレッシャーで一歩も足が前に出ない。

 一日の終わりには、自分を振り返り、反省の日々・・・。

 つくってきたものを守るために、ときに鬼にもなり、タイミングを逃さないために自分の不得意分野を、眠い目をこすりながら学び取らなければならないこともあり・・・。

 でも、それが、自分の中で大切だという太く、熱い思いがあれば乗り越えていける。
 
 生きていく中で、自分が大事だと思うもの、この部分だけはゆずれないと思えるものがある人は強い!

 どんな試練も、この自分が大事なものを持っていることで乗り越えていく。

 この試練の一つひとつを乗り越えていくことで、その人には「経験」というさらに人を大きく、豊かに成長させる大事なものを手に入れる。

 他者は、○○さんというその人の奥にある、このような経験を基にした深さ、豊かさに共感し、共鳴し、つながりあっていく。

 連携・協働・ネットワーク言うは易し!図として描くことも簡単!(絵に描いた餅!)

 実際を創るということが、どんなに大変で、向かおうとすることの一歩が尊いことか・・・。

 そこに心打たれる。


 自分は蚊帳の外にいて、評論家気取りで高みの見物・・・。そういう人は、第1印象は好印象でしょう。でも、第1はあるが、第2、第3の好印象はあり得ない。

 好印象どころか、メッキがどんどん剥げていく・・・。要は、

「それであなたは本当にいいんですか!?」 って話し。

 こういう人は、メッキを上塗りしていることも、メッキがどんどん剥がれていっていることも気づかない。

 周りだけが冷ややかに気づいている。

 『 そんな人にはなるな!おまえの唯一ある良さを、メッキで上塗りなんかやめろ!

 とにかく、いったん今ある自分をそのままみつめましょう。

 自分という色眼鏡で自分をいつまでも見ていないで、外から自分をまっすぐ見つめましょう。

 そうすれば、自分に塗ってきてしまった不要なものが見えてくる。捨てなければいけないものが見えてくる。

 見えたら捨てちまえ!

 そして、実際をつくるために、決して剥がれない金箔でも、漆でも塗り重ねていきなさい。

 塗れば塗るほど輝きを増し、深い色を出し、人が魅了する・・・そういうものをこそ身につけましょう。

 大事なものに思いを込めて向かい、実際をつくり上げ、自分に経験という太い根っこをぶっ刺しましょうや!

 どんなことがあっても揺らがずに、揺らいでも仲間たちが支えてくれる自分を築きましょう。

 何のために選んだ道ですか!何のために、今、ここにいるんですか!そう考えたときに、今の自分でいいんですか!

 今の自分に満足なんかするな!向き合え!周りにいる人たちから、人から学びなさい。人の努力に心打たれなさい!人の努力が見える自分になりなさい!

 いつまでも人のせい、周りのせいにしていても、何も生まれませんよ。

 不器用でいい、くそまじめでいい。その方が、メッキの上塗りを着飾った人なんかより、よっぽど人間味がある! 』
 


 十何年前、自分が言われた言葉・・・・。

 心にグサっときた。その人の迫力に頭が真っ白になった・・・。

 でも、今だからわかる。

 こう言ってくれた人も、私にこう言うことで、どれだけ心をえぐられたことか・・・。

 この人の言葉に応えられるものを、当時の私は持ち合わせていませんでした。理解できないであろう当時の自分に、大事なものを言い残してくれた。

 今だから、心に染みとおる。

 
 
 
 
 もう大丈夫だよな・・・・。

 
 そう思えるあなたがいるのなら・・・、

 
 とことん付き合うから・・・・。


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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

みま~もステーション親睦会!

 『 一緒にみま~もの活動をしてくれるみま~もサポーターを募集しています! 』

 今年2月・・・。今まで何年間も自分の心の中でイメージしていた取り組みを実現するため、考えて、考えて、考え抜いて作成したチラシがこちらです。
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 「いくつになっても、行きたい場所がある!それは、気軽に訪れることができる場所。行きたいと思える場所!そこには、友人・知人がいて、自分を待っていてくれる・・・、自分を必要としてくれている。」

 「持病があっても、1人で外出できなくても、その人なりの社会参加の『 場 』がある・・・。ひとつの大きな施設より、地域にそんな場がたくさんあることが重要!!」


 そんな思いを形にしたものが、「みま~もステーション」です。

 誰も訪れることがない公園、地域から忘れ去られた公園、子どもたちも怖くていけないような公園を、区から運営管理をみま~もが任される。

 この公園と、商店街組合がみま~もに提供してくれることになった会館を拠点として、さまざまな取り組みを行っていく。

 日常的に、地域住民と、そこで働く地域の専門職たちが、街づくりという共通の目的でつながり合っていく取り組み。

 それまでのおおた高齢者見守りネットワークの取り組みは、地域で働く専門職たちが、地域で暮らす人たちに、自分たちの専門を活かして何ができるのか?

 そこを考えて実際を創ってきました。

 地域づくりセミナー、SOSみま~もキーホルダー登録システム・・・、専門職が地域に何かを・・・・。でも、何かちがう・・・。

 もう一歩踏み込んで、地域に暮らす人たちと、いっしょに歩むことができる。それは、人と人とが息づく町づくりをともに築いていくこと。

 そこに誰もが、自分の役割を実感し、協働していくことができる取り組み!

 こう考えがまとまったとき、みま~もステーションは、おおた高齢者見守りネットワークの目的に賛同してくださっている多くの地域住民と、最初からともにに築いていこうと心に決めました!

 それが、『 みま~もサポーター! 』 

 この取り組みに賛同して、協力してくださる人たちを、みま~もサポーターとして募ることとしました。

 自主的に参加していただくため、年会費として前期2,000円、後期2,000円を出していただく。この会費は、会の、とくに、みま~もステーションにかかる運営費として使わせていただく。

 みま~もサポーターは、今後、みま~もステーションで行うさまざまな講座や、理学療法士、スポーツインストラクターなどが行う公園体操、食事会に、優先的に参加することができます。

 そして、公園での野菜作りや、園芸に必要な学習会を開催。園芸の知識も得ることもできます。

 このような道筋を描き、4月1日「みま~もステーション・サポーター説明会」を開催。

 参加者は、今まで、セミナーやレストランに参加してくださっていたみなさん。

 「セミナーやレストランには、参加者として来てくれていた人たちが、果たして、この取り組みに賛同し、サポーターとなってくれるのか?????」

 不安と緊張で、この説明会を開催したことを、昨日のことのように思い出します。

 
 あれから半年・・・・。

 みま~もステーションの講座は、協賛企業、事業所の皆さんの協力により、バラエティーに富んだ新講座が続々と誕生しています。

 人の気配すらなかった公園は、サポーターの皆さんの協力により、花が育ち、野菜が実り、そして何より、人と人との交流が生まれる場に生まれ変わりました!

 みま~もサポーターは・・・・、 取り組みを始めて半年の中で、何と60名に広がっています!!

 9月9日(金)みま~もステーションが誕生して半年経ち、サポーターのみなさんと親睦会を開催しました。

 うれしいことに、みま~もの管理栄養士!さとちゃんが、マカロン(色とりどりで、赤いマカロンは、ポリフェノール入り!)、パンプキンケーキ、コーヒーゼリーを用意してくれました!

 そういえば、みま~もステーションの集まりには、いつも、さとちゃんのおいしい料理、お菓子がありました・・・。ありがとう・・・。

 ステーションに関わっているみま~もの協賛事業所・企業のみなさんと、サポーターのみなさん。笑顔の耐えない、楽しいひと時を過ごすことができました。

 みなさん!これからも、みま~もステーションを通して、この笑顔と、活動を広げていきましょう!!



4月1日みま~もステーション説明会!ステーションの歴史はここから始まりました。この説明会のことを書いたブログ記事 「みま~もステーション始動!」は、こちらをクリックしてご覧ください。 


みま~もステーション発足のための説明会で使用した資料はこちらです。クリックしてご覧ください。


 みま~もステーション親睦会。おはなナースは、この日参加するサポーターに、みま~もガーデンで育った「ふうせんかずら」の種のプレゼントを用意してくれました。
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 さぁ、親睦会を始めましょう!司会は、このみま~もステーションの責任者 NRE大森弥生ハイツ施設長 片山さん。
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 まずは、みま~もステーションに関わっているメンバーの紹介!

「おはなナース!」我が包括のステーション担当として、すっかり、地域のみなさんの顔となりました・・・。

今年1月に入職。立派になりました・・・ 
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そして、「たぐナース!」

私が描いた思いをしっかり受け継ぎ、一歩一歩確実に、ステーションを片山さんとともに支えてくれています。
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NRE大森弥生ハイツ管理栄養士 さとちゃん!いえいえ、今では、この大森地域、そして、みま~もの管理栄養士さとちゃんですね。
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カドヤ建設 常務取締役 Nさん。みま~もと、商店街組合をつなげてくださり、来年度池上通り商店街に新たにできるみま~もステーションの拠点作りに奔走してくれています。

みま~もステーションの設計図も、もうすでに書いてくれているんですよ。
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ケアマネージャーYさん。地域住民として、さまざまなNPO団体でも活躍中。東京都健康長寿医療センターと協働で開催している「バンダナクラブ」という絵本読み聞かせの講座に協力してくれています。
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手前から、東京都健康長寿医療センター研究員 Kさんと、私たちのエリアにある居宅介護支援事業所ケアマネージャー Sさん。
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新たに協賛企業として加わってくれた「お仏壇のはせがわ」の Sさん。

Sさんとは、みま~もステーションの新たな講座 「聞きたくてもなかなか聞けない葬祭のあれこれ・・・」を、現在計画中です 
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 みま~もステーション発足から半年・・・。

 その間撮影した写真は、○千枚! この膨大な写真の中から選りすぐった写真を、たぐナースがコメントを入れ、坂本九の「明日があるさ」の音楽をBGMに、映像にまとめてくれました。

 みんなで、みま~もステーション半年間の足跡を振り返ります・・・。
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 さぁ!ここから、みま~もサポーターのみなさんへのサプライズ!!

 みま~もから、サポーターのみなさん全員に感謝の気持ちを込めて、感謝状の贈呈!
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 代表の中村さんから、全員に贈りました。
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 通称 みま~ものおふくろさん の Nさんも感謝状を手にこの笑顔。

 みま~もガーデンに毎日足を運び、顔はこんがり小麦色!体重も○○キロやせたそうです 
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 さぁ、ここからは、フリータイム!!管理栄養士さとちゃんお手製のスイーツを食べながら、親睦を深めましょう!!
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 みま~もの協賛企業・事業所の皆さんも、各テーブルに入り、みま~もサポーターと親睦を深めました。
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 カドヤ建設常務取締役 Nさんも、女性陣のテーブルに勇気を奮って参加!

 ダンディーなNさんに、サポーターのみなさんケーキを振舞ったり、お茶を入れたり、至れり尽くせり。うらやましいこと。
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 この取り組みを通して知り合い、今はこうして、半年間の思い出話に花が咲く・・・。
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 「みま~もの寅さん!」 こと、サポーターのAさん・・・。

 この日もAさんの周りには笑いが耐えません。

 今日のお題は、『うちの亀さん!  』

 亀といつも一緒に寝ている話し。

 みなさんのリクエストで、この話しを3~4回は話してましたよ。
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 じつは、このAさん・・・。今から1年半前に、私に遺影の写真撮影を依頼して来たのです 

 Aさんの思いに負け、包括事務所前の空き地で撮影!100枚ほどの中から選りすぐりの写真をプレゼントさせていただきました・・・ 

 Aさんから遺影写真の依頼があったときのことを書いた記事「撮影依頼」は、こちらをクリックしてご覧ください。


大田区高齢事業課のUさん、Kさんも駆けつけてくれました!

行政・商店街組合・地域密着企業・そして、みま~もに関わる地域で働く専門職たちが、このみま~もステーションを築きました。

みなさん、これからもよろしくお願いします!
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

江戸流手打ちそば

 みま~もステーションで9月から新講座がスタートしました!

 新たな講座!そ・れ・は・・・・  

「そばうち体験!」 

 今回は初の試みのため、定員は6名。

 このそば打ち体験講座にご協力いただくのは、 『 江戸流手打ちそば 鵜の会 』 のAさん。ちなみにAさんは江戸流そば打ち2段の腕前です。

 会場は、いつもの名店街会館。そば打ちの道具はすべてAさんが用意してくれました。いつもの名店街会館がそば打ち会場に変身!

 みま~もサポーターのみなさん、初体験のそば打ちを楽しんでいましたよ。それでは、新講座「そば打ち体験!」の様子を、いつものように写真で綴っていきますね。


『 江戸流手打ち蕎麦 鵜の会 』 のホームページは、こちらをクリックしてご覧ください。

 新講座「そば打ち体験!」の始まり。Aさん鵜の会の服装に着替え、気合十分!よろしくお願いします!!
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 今回作るのは二八そば!国産のそば粉を石臼引きしたものを使用しています。
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 まずは粉をふるいにかけ・・・・
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 水を、加減を調節しながら入れていきます・・・。
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 混ぜながら徐々にまとめていき・・・・
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 また水を入れて混ぜる・・・。この工程を繰り返しながら・・・・
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 玉砂利状の大きさにしていきます。
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 玉砂利状のものを練り込みながらまとめる。
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 揉んで空気を抜きながらつやを出し形を整える。
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 のし台と生地の上面だけに打ち粉をし、へりに沿って均等にのばしていきます。
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 包丁は、柄をしっかりと握り、持ち方は人差指を伸ばして包丁に添える方法、人差し指を伸ばさない方法、どちらも可。包丁はサヤまたは切板をマクラとし直接麺台に置かない。
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 切り幅3cm/20回(約1.5mm幅)から3cm/23回(約1.3mm幅)。会館に緊張感があふれます・・・。
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ヒソヒソ声が聞こえます。
「ねぇねぇ・・・、すごいね。これ、私たちもやるのかしら???」

そうです!やってもらいます! 
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さぁ!みま~もサポーターのみなさんのそば打ち初挑戦!!
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二人で力を合わせて・・・・
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サポーターのみなさん、初めてにもかかわらず、手さばきが見事なんです・・・。Aさんも驚いていました!
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包丁さばきも見事!
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この人・・・、おはなナースをのぞいては・・・ 
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 すべての工程が終わり、そばを茹でます。茹で時間 40秒 
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 か~~~んせ~~~~~~い!! 
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 見てください! おみごと!!
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ツルツル・・・・。ツルツル・・・・。自分で作ったそばを味わいます。
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みなさん大満足! おつかれさまでした・・・。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

何ができる!

 「きゅうりを収穫したから取りにおいで・・・」

 70代後半の伯母が、山ひとつ低い村にいる、私のいとこに電話をしたのは、その日の前日の夜・・・。

 「今日はもう遅いから、明日朝一番でもらいに行くよ!」

 いとこはそう電話で返事をして、その日、朝9時ごろ伯母さんがいる本家へ向かった。

 「伯母さん来たよ!!」

 返事がない。

 部屋に入っていくと、そこには倒れている伯母さんがいた・・・。


 私の本家は、山梨県勝沼インターから、山を登り30分、山以外何もない田舎である。

 スーパーもコンビにもない、買い物は車で20分山を降りる。バスの終点だが、バスは午前1本、午後2本、路線廃線の話しも出ている。

 私の父の兄(伯父)が本家を継ぎ、私の母の姉(伯母)が嫁ぎ、本家を継いでいた。

 私が子供の頃は養蚕、伯父が脳梗塞を発症するまでは、巨峰を育て出荷していた。私の家は両親が共稼ぎだったため、夏休み40日のうち、39日は山梨の伯父さん宅で過ごした。

 伯父さん、伯母さんは、それぞれ、父の兄、母の姉だったため、親元を離れている感じがなく、伯父・伯母も私が寂しくならないように接してくれていた。

 第2の父、母のような存在だった。伯父・伯母も息子同様に接してくれ、畑の肥料巻き、蚕のえさやり等、教えてくれた。


 伯父が亡くなったのは、平成21年1月。その後、伯母は本家でひとり暮らしをしていた。

 伯父が精魂込めて作った巨峰のぶどう棚も、今は、コンクリートの柱に縦横無尽に張り巡らされている針金だけ。でも、伯父の思いが今もここに残っている。

 伯母は、巨峰作りをあきらめたが、孫や親戚に送るためだけの野菜作りだけは、曲がった腰と痛みがあるひざをかばいながら続けていた。


 いとこがすぐに救急車を呼び、病院へ!

 脳梗塞だった。

 いとこがもし、夜にきゅうりをもらいに行っていて、朝訪れなかったら・・・・と思うとゾッとする。

 入院した翌日、とにかく山梨の病院へ急行した。病室に入ると、変わり果てた伯母がそこにいた。

 伯母の娘に、今後の必要なことを取り急ぎ申し送った。(こんなとき、自分の職業が活かされる )

 帰り際、意識を取り戻した伯母が、乾ききった重い口を開いて何かを言った。

 聞き取れず耳を近づけると、

「裏庭にモロッコいんげんが育っているから、もいで持って帰れ・・・・」

「ほうとうが鍋に入っているから、食べて帰れ・・・・」

「いそがしいんだから・・・、もう大丈夫だから・・・・、ちょこちょこ来なくていい・・・」


 この三つの言葉を繰り返していた。

「こんなときまでそんなこと・・・・・」 こらえていた涙があふれてきた。

 病室を出ると、伯母を発見してくれたいとこが、私にこう質問してきた。

「専門家から見て、伯母の病気は重いのか?」

私は、 「大丈夫!発症して翌日なのに、その日の朝食べたほうとうが残っているのもわかっているぐらいだから・・・」  

 とりあえず、そう話しておいた。

 でも、脳梗塞の度合いが重度、軽度の問題だけではない。

 あの典型的な日本家屋で、退院後同じように伯母一人で暮らしていけるのか?

 それぞれ独立し、別の場所で自分たちの生活を持っている子どもたちが、これをきっかけに、農家以外に働く選択肢がない田舎で同居することを選ぶことができるのか?

 気が重い・・・。

 子どもの頃、夏休みの大部分をすごしたこの地に、この日いたのは3時間ほど・・・。

 子どもの頃、伯母さんが麺から作って、伯父さん、伯母さんが育てた野菜がいっぱい入ったほうとうの味が今も忘れられない。

 伯母さんが作る出来立てのほうとうが食べたかった。


 今まで、多くの介護を必要とする本人・ご家族と向き合ってきた。

 この一人ひとりの家族に、伯父、伯母のような歩みがある。

 専門職として向き合う私たちは、この人たちの今しか知らない。今の介護が必要なその人がすべて。

 だからしょせん何もできない・・・・。

 そう思いたくはない。

 まずは、自分たち専門職の限界を自分はきちんと知ろうと思う。そのうえで、でも、自分たち専門職だからだからできるものを自分に築きたい。

 人一人の人生は、それだけ尊く、気高く、すばらしいものだと思うから・・・。

 そこに向き合っていく自分たちなのですから・・・。


伯父が亡くなったときのことを書いた記事「伯父の死」は、こちらをクリックしてご覧ください。


本家があるこの地に、今は、伯父、伯母はいません。

左にあるぶどう棚も、針金が張り巡らされているだけ・・・。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
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見えないものの中にある大切なもの

 「澤登さんとかかわるようになってから、町を歩いていると、いろんな人から声をかけられるようになりましたよぉ・・・」 

 先日、協賛企業であるカドヤ建設常務取締役 Nさんが、私にまんざらでもない笑みを浮かべ、こう話してくれた。

 「最近、大森を歩いていると、顔見知りの方にちょこちょこ出くわすようになりました。そのたびに、みま~もでここはあたたかい地域になっているな~と感じます。

 みま~もの高齢者の方との出くわしと会話は、専門職といった枠組みより、ちょっとした世代間交流?(この取り組みに参加させていただき、世代を超えたお付き合い)ができていてうれしいです!!」 


 あらたにみま~もの後援団体となった、東京都健康長寿医療センター研究員 Kさんも、自分の感じていることを、このように私に表現してくれました。

 
 今から4年前・・・。みま~もを発足する1ヶ月前の2007年11月20日発行 『 おおた社会福祉士会会報 』に、自分が描くネットワーク構築についてこのように書いています。
          ↓
 「(前略)・・・そして何よりも嬉しかったのは、地域住民と専門職が顔を向き合わせ、認知症の人が、「患者」や「利用者」としてでなく、「住民」として暮らし続けることができる地域を創造していく第一歩が踏み出されたことです。

 私たち包括支援センターの役割は、地域に暮らしている方々、各専門の方々に、「ここは、○○をしているところ、だからこういうときに気軽に相談していいところ」、「ここへ行くと○○さんや△△さんがいて、話しをよく聞いてくれるから安心」という地域の一部にとけ込んでいくことが大切だと感じています。

 自転車で訪問に出る。商店街を走ると弁当屋・肉屋・八百屋、路地に入ると、民生委員、ケアマネージャー、介護者などから声をかけられたり、呼び止められたり、なかなか目的地につけない。このような出来事の一つひとつが私たちの誇りであり、やりがいにつながるのでしょう・・・。」

 
 そう・・・、自分が描くネットワーク構築とは、形ではなく、このような日常の中に育まれる持続的なつながりの構築なんです。

 形だけを追っていっても、いざというときに本当の意味での力は発揮されない。

 持続性・継続性を持った、つながり合うつながりの太さ、強さこそが大切!

 別に仲良しこよしの関係が最終目標ではありません。

 あくまで、私たちの最終目標は、地域で暮らす、地域で働く人たちとの強く、太いネットワークを構築し、自らはSOSの手を挙げることのできない人たちに、自分たちみま~もに関わる専門職の手をさしのべることができること。

 この目標に向かって、つながりの強さ・太さを、楽しさ・充足感・達成感・感動の中から創り出し、前へ進めていきたいと思っています。

 形や実績を、最初から追い求めるようなものには、結局何も生まれ、育む要素など築くことはできないんです。

 目には見えない、だけど、価値あると実感できるものにこそ、人は本質を見抜き集まってくる。多くの人が心動かされ取り組むものだからこそ、そこに大きな力が生まれる。

 「何、なんでもないことだよ。心で見なくちゃ、物事はよく見えないってことさ・・・。かんじんなことは目に見えないんだよ・・・」

 「星の王子さま」の本の一節です。

 かんじんなことは目に見えない・・・。

 今の社会は、肝心なことを、さらに目に見えて感じることができにくい社会です。でも、やはり人は、そこに心動かされ、求めているもの。

 どんなに社会がめまぐるしく変わっていこうとも、人間にとって大切なものは変わらない。

 私はそう思っています。

 そこをずらして、自分は歩みを進めようとは思いません。

 大切なものは、自分自身のすぐそばに、いつもの日常の中に在る。だから、日々を大切に育んでいくんです。

 何も質が高く、崇高なところに大切なものが在るわけじゃあない!

 ここに、日常の何気ない日々の中に在る大切なもの。そこを感じる自分でいたい。

 そして、そこに価値を見出し、自分の力を注ぐ・・・、そうありたいと思います。



みま~も発足へ自分を向かわせた、当時の思いを書いた文章が掲載されている、平成19年11月20日発行 「おおた社会福祉士会会報」は、こちらをクリックしてご覧下さい。


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テーマ: 地域包括支援センターの話
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93.4点!!

 1ヶ月少し前になるのでしょうか???

 7月23日(水)大田区シルバー人材センター主催の地域住民向け健康講座

「いつまでも元気でいるために~今から備えておけること~」に講師として参加させていただきました。

 大田区シルバー人材センターは、今年度から『公益社団法人』となり、新たな定款には、社会貢献活動が義務づけられています。
 
 その中で、自分たちの身近な問題である「介護」についての講演会を開催することになったそうです。

 自分自身が尊厳を持って、人生を全うできる道を探求するための場となる講演会。このスタートとして、私にお呼びがかかったようです。 

 健康講座が開催されたあの時期、東京は連日の異常な猛暑が続き、急きょ、熱中症についても話しの中に加えました。

 あれから1ヶ月以上経過した先日、シルバー人材センターの役員Nさんが私を訪れてくれました。

 7月の講座のお礼をわざわざ言いに来てくれたのです。そして、役員でアンケートを整理しまとめたものを、私に手渡して帰っていきました。

 見てみると、私の2時間半の話しの要点を、A4用紙2枚にまとめた資料。そして、アンケートの集計が入っていました。一つひとつの講座を、役員、会員たちでていねいに行っていることがこれを見ても良くわかります。

 そして、このアンケート集計の中で、

この講座に関して、あなたの満足度を100点満点の点数で表すと・・・。

という、講師にとってはとてもシビアなアンケート項目がありました。私が行った講座で、参加者がつけた点数の平均点は、なんと!

平均 93.4点

 あら、まぁうれしい!こんな点数生まれてこの方お目にかかったことがない 

【 この点数にした理由 】 

・高齢者に必要なことをわかりやすく話したいただいた。
・わかりやすい!
・知らないことを教えていただき参考になった。
・老人について、これから迎えるであろう介護がわかった。
・ていねいでわかりやすく、”いたれりつくせり”の講座でした。
・「おおた高齢者見守りネットワーク」というすばらしい活動を知ることができました。
・わかりやすい話し方。
・大変わかりやすい説明でした。
・今まで考えても見なかったことを教えていただいた。
・実例を交え、統計的なデータを紹介してわかりやすくまとまっていた。
・将来のわが身のためになった。
・レクチャーがわかりやすい。知識も得られた。
・話し上手!パワーポイントもよかった。内容も良い。
・全部の話しが、現在の自分に役立った。
・資料を使った適切な話し方でよくわかった。
・よく準備されていた。
・近い将来に備えて参考になりました。ありがとうございます。
・高齢期の安心について考えさせられた。
・みま~もの考え方と、その思いが聴けてよかった。
・以前から沢登さんのお話を聴きたかった。期待どおりでした。
・入新井に、こんな奇特な方々が老人のために活躍しているなんてビックリ!誇りを感じます。
・このようなすばらしい活動があることを知ることができた。
・シルバー人材センターが、「みま~も」と協働できるようよろしくお願いします。


 専門職を対象とした研修などの講師での評価よりも、地域に暮らす人たちが、私が話したことをこう受け止めてくださっていることの方が、何よりうれしく感じました。

 私たち専門職が専門職として向き合う対象は、地域に暮らすあらゆる人たち。その方々に、自分が思っていることを伝え、共感していただける・・・。こんなうれしいことはありません。

 自分が逸れていないということですから・・・。思いがブレていないということですから・・・。

 役員のNさんからは、次回の講座について、さっそく再依頼がありました。次回もまた骨太の企画です 

「男による男のための地域デビュー応援講座」

 このシリーズの3回目。「体験者による俺たちの介護体験談!」このコーディネーター役として白羽の矢が私に当たったのです。

 Nさん曰く・・・・。

「この体験談を話す人たちを取りまとめられるのは、沢登さんぐらいしかいないんです・・・」

 まじっ!そんな大変なの???

 と、不安もありますが、男性の介護の実際を聞けるいい機会ですし、何とかやってみましょ!

 シルバー人材センターと地域包括支援センターの協働が、地域で育まれていけることを、楽しみに心に描きながら・・・。


「男による男のための地域デビュー応援講座」のちらしはこちらです。
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シルバー人材センター健康講座 「いつまでも元気でいるために~今から備えておけること~」の資料はこちらをクリックしてご覧ください。



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