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さわ

Author:さわ
平成25年1月末、
『 地域包括ケアに欠かせない多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり
~ 高齢者見守りネットワーク みま~ものキセキ! ~ 』出版決定! 

今から取り組めばまだまだ間に合う!
無縁社会、孤立死、地域崩壊・・・に立ち向かうための処方せん。
超高齢社会を乗り切るための「地域におけるネットワーク」づくりのヒントをすべて教えます!
みま~もの5年間の軌跡(奇跡)を余す所なく紹介しています!
地域包括支援センター職員はじめ、保健・医療・福祉関係者、地域づくりに関わるすべての方へ必携です!

こちらから申込書をダウンロードし、ライフ出版へFAXしてください。

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大切な大切な、夏の思い出

 昨年10月5日ブログ「大切な夏の思い出」で書かせていただいたSさんの奥さんが、病院に訪ねてきてくれました。

 Sさんが亡くなられてちょうど1年・・・。奥さんにとってSさんの様々な思い出のある病院へ、関係者へのお礼もかねて1年ぶりに足を運ばれたそうです。

 とはいえ1年ぶりの病院訪問で、当病院へ近づけば近づくほど「自分のことを覚えているかしら・・・」「行っても看護師さんや、関わってくれたみなさん忙しかったらどうしよう・・・」など思いが巡ってきて、だんだん足取りが重くなってきたそうです・・・。

 そこへ、見慣れた男が偶然正面から歩いてくる・・・(私)。

 訪問途中でばったりあったSさんの奥さんとしばし、再会を喜び合い、そのままSさんと関わりのあった各部署へ携帯で連絡網を回しました。「Sさんの奥さんがこれから行くからね!!」 ソフトバンク

 そのままご挨拶をして別れ、訪問後事務所に戻ると、玄関前に奥さんと担当だったケアマネージャー、医療相談員が話していました・・・。

 じつは、来年2月21日に開催予定の当病院学会「地域に拓かれた医療-急性期から介護まで-」で、Sさんと当病院との関わりを地域公開講座シンポジウムとして発表する予定でいます。このシンポジウムに、奥さんも参加していただけることになりました。

 テーマは、「医療を受けながら地域でその人らしく暮らすには」 ~病院と地域と家族。ある患者さんの事例を通して~です。急性期・回復期病棟看護師、ケアマネ、医療相談員、訪問看護 看護師・理学療法士、医師。

 そして在宅で関わったサービス提供チームの皆様にも当日出席いただき、コメントをしてもらう予定でいます。

 今後、加速する高齢化の進展の中で、医療、在宅福祉、地域、そしてご家族が、どの人にも必ず訪れる「最期」を本人とどのように関わってくのか・・・を、地域の皆様と、医療・介護従事者が一堂に集まり、考える機会になればと思います。

(お知らせは、チラシができた時点でアップいたしますので、地域の皆様、そして医療・介護の現場で働く皆様、是非ご参加下さい。)

 Sさんの奥さんに、包括菜園でちょうど実っていたピーマンと、ナスをお渡ししました。奥さんは「Sさんにも見せて、今日のこと報告するわね」と帰られました。

 ちょうど1年前、この包括菜園にはプチトマトが実り、Sさんは体調がよいときには必ずリハビリのコースで車いすに乗り、立ち寄ってくれていました。プチトマトの成長を喜んで見つめていてくれました。

 亡くなる前日には、状態悪化の知らせを病棟から聞き、プチトマトをもいで、Sさんの病室に飛んでいきました・・・。意識が薄れていく状態の中、しっかり私の手を握ってくれました。

 次の日Sさんは亡くなりました・・・。棺の中にいるSさんに奥さんは、亡くなる前日に私が手渡したトマトを持たせてくださったそうです。

 ちょうど1年・・・、この仕事をしていて、ひとつの地域で働き続けるということの重みと、すばらしさをSさんの奥様との再会を通じて改めて感じさせていただきました。


昨年、Sさんがずっと見守っていてくれた包括菜園のプチトマト
         ↓ 
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木の葉散り、水面の揺らぎ広がる・・・。しかし、この一枚一枚の葉が、川深く沈み、どこまでも澄んだこの川を生み出しているのです・・・。
         ↓
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

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