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さわ

Author:さわ
平成25年1月末、
『 地域包括ケアに欠かせない多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり
~ 高齢者見守りネットワーク みま~ものキセキ! ~ 』出版決定! 

今から取り組めばまだまだ間に合う!
無縁社会、孤立死、地域崩壊・・・に立ち向かうための処方せん。
超高齢社会を乗り切るための「地域におけるネットワーク」づくりのヒントをすべて教えます!
みま~もの5年間の軌跡(奇跡)を余す所なく紹介しています!
地域包括支援センター職員はじめ、保健・医療・福祉関係者、地域づくりに関わるすべての方へ必携です!

こちらから申込書をダウンロードし、ライフ出版へFAXしてください。

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深い認知症???

 1年以上関わっている方がいます。認知症でお一人暮らしのBさん(女性)・・・。

 関わり始めた頃は、近隣の新聞配達店のAさんの奥さんが「閉じこもることのないように・・・」と、広告の折り込みをする午前中の時間帯に声をかけてくれ、広告を折りながら、お茶飲み友だち同士のおしゃべりを続けてくれていました・・・。

 我が包括支援センターに相談してくれたのは、このAさんのご主人・・・。

 Bさんは、もう何年もお風呂に入っていなく、着の身着のまま・・・。Aさん夫婦には気を許しているが、ほかの人は一切受け入れてもらえないそうです。

 Aさんの協力で介護保険申請から、ケアマネージャー・ヘルパー事業所を決めました。

 サービスを入れる日は、Aさん同行により鍵を開けてもらい、ヘルパーが関わることに慣れていただくことから在宅サービス利用をスタートさせていくことになりました。

 Bさんがヘルパーを受け入れてくれるか?サービス導入までケアマネージャー・ヘルパーの長期にわたる根気勝負のスタートと思っていた矢先、脱水と低栄養のため入院となってしまいました。

 食事をほとんど摂っていなかったうえ、昔からのBさんの日課であった晩酌のウイスキーの量が増加したものと考えられます。

 低栄養と、脱水が原因だったため、入院して点滴での栄養補給後すぐに体力は回復・・・。

 しかし、自宅での一人暮らしは難しいと、ケアマネージャーは特養、老人保健施設等、様々申し込みを開始しました。

 日常生活全般は自立されていますが、認知症による職員のマンツーマンでの対応が必要と、施設側から断られ続け、やっと1か所グループホームが「1日体験での入所をしてもらってから可能であれば・・・」ということで入所の具体化を進めていけることになりました(さすが!認知症対応型入所施設!!)

 病院でも、「体力が回復しているので退院はいつになるのか?」とケアマネージャーは板ばさみ。

 このグループホームが受け入れてくれれば、職員の声かけにより、ある程度今までと同様の生活ができると思っていたのですが、翌日グループホームからの返事は、「受け入れ不可」でした。

 ケアマネージャーからの話では、理由は「Bさんの認知症の症状は深い・・・」との理由でした。

 「深い認知症???」なんじゃそりゃ・・・?

 確かに入院先の病院でも、夕方になると「そろそろ家に帰ります・・・」と荷物をまとめ始めたりすることはあるそうですが、食事もトイレへも自分で行ける。心配していた入浴も拒否されることがないそうです。

 「深い認知症」=「認知症による不安や人恋しさなど様々な理由で、Bさん個人に職員が一人対応しなければいけなくなること」なのでしょうか。

 この施設の相談員や責任者の方は、ケアマネージャーでなく、家族に対しても、受け入れ困難な理由を「深い認知症」という理由で話していくのでしょうか???

 このような方を認知症対応型入所施設が受け入れが困難というのであれば、今後、ますます増加するBさんのような方(認知症の症状により一人暮らしで生活することは難しいが、ある程度の声かけにより、生活が可能な方)は、どうすればいいのでしょうか?

 また自宅に戻り、鍵をかけたまま他人の入室を拒否し、食事をすることもせず、外との関係をなくし、誰にも気づかれず、また衰弱していく・・・。

 「深い認知症」などと施設側が根拠のない診断を出さず、率直に体験入所でどんな状況だったのか、施設の限られた人員での対応の限界があることなど、せめて福祉職同士で話し合うことはしたいと思う。

 地域で関わっていたAさんも心配しています。「入所したら、しばらくは話し相手に行ってみようかな?」とも言ってくれています。

 認知症の方は環境の変化に対して混乱することがあります。1日の体験入所で何がわかるのでしょう・・・。施設の職員体制の状況もわかります、わかっているつもりです。

 しかし、、「地域密着型サービス」「認知症対応型入所施設」として、地域に密着して、地域の人たちの力も借りて、入所する方が最初は手がかかっても、施設での生活に慣れていく努力を、そこに力をかける意気込みを、せめて見せてほしいと思います。


 
民家1

民家3
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

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