限界を受け止める
福祉の世界で働き10年。様々な対象者・ご家族と接してきて、また多くの「専門職」と言われる方々と接してきて、つくづく感じる本当に大切なことは、専門職としての自分が、「専門職としての限界をきちんと受け止める」ことだと思います。
特に相談業務や、ケアマネージャー業務を行っていると、よく自分の専門職としての範囲を超える相談や希望を、相談者から望まれることがあります。
このようなことは、本人や家族にしてみれば当然のことだと思います。困っているときに、「頼りにしたい」と思うことは当然なことです。
とすると、肝心なことは、専門職としての自分自身が、何の専門で、どんなときにどんなことを相談する相手かを本人や家族に、自分を通してきちんと認識してもらうことだと思います。
とかく、この仕事をしている優しくて、真剣で、まじめな方が陥りやすいのが、「一人ひとりを大切に・・・」ということの取り違えた認識。
こういう専門職は、相談者との最初の面談から、相談者のすべての相談に対して一様に興味を示す。興味を示されれば、相談者は「すべてに関わってくれる人」と受け止め、すべてを知ってもらおうと努力する。
すべて一様に聞き取るので、面談の時間も長時間になり、相談者の期待も来所時より大きくなる・・・。そしてこの専門職は、相談者の期待以上にすべてを受け止めて(背負って)面談は終了する。
私たちの仕事の大きな特徴は、「どこまで」という線引きがないことです。だから、中には、果てしなく相談者にのめり込んで、ときには消耗し尽くして、辞めていく専門職も少なくありません。
または最初の面談で、自分が相談者に「すべてに関わってくれる人」という認識を持たせたにもかかわらず、だんだん相談者の期待が重くなり、こんどは態度を一変し突き放すような態度をとるようになる・・・。
または、様々な相談者が来て対応できなくなり、自分のお気に入りの人や、話しやすい人にはのめり込んでどこまでも関わっていくが、そうでないと、適当なところで関わりを切っていくようにもなっていってしまう。
このような専門職が共通していることは、このようなことを自分が行っていると「自覚していない」こと。自分では、「専門職として精一杯やっている」と錯覚している。
だから、長期で関わっている相談者がだんだん自分に対して不満に思ったり、不振に感じるようになってもわからない・・・。
最初にも書きましたが、このようなことをしてしまう専門職は、適当で、やる気のない、専門職ではないんです。まじめで真剣な専門職の方ほど、このように陥ってしまうんです。
専門職として大切なことは最初にも書きましたが、自分が相談者にとって何をしてくれる人か、自分を通してきちんと認識してもらうことなんです。
最終的には、本人、家族が選んでいくこと、決めていくこと。その選んでいくための材料を、選択肢を提供する自分たちなんです。
だからといってこの選択肢の提供を、機械的に、自分の感情を別なところに置いて提供することがよいと言ってるのではありません。
相談者は、このような専門職の感情のない、機械的な話しを信頼して、自己決定をすることはないでしょう・・・。ここに、相談者と専門職とのコミュニケーションが必要になります。
専門職たる自分たちも、相談者との関わりから、専門職としての人間的な成長をもらっているんです。
その姿勢がなければ、日々忙しく、疲れる毎日の中で、この仕事に確信を持ち、人間的な成長を重ね、コミュニケーション能力を高めていくことなどできません。
相談者の人生を背負うことなんて私たちにはできません・・・。
しかし、様々な相談者の人生との出逢いから、大切なバトンを受け継ぐことは可能なはずです。
たくさんのバトンを受け取ることができて初めて、人間と接する専門職として一端になれるのではないでしょうか・・・。
人と接する仕事、人から学ばずして何から学ぶ・・・。近頃、特にこのように感じることが多く、そして大きくなっています。
9月20日の地域づくりセミナーでダイシン百貨店に行ったら、こんな企画が行われている一画がありました。この商品の多くが、今もダイシン百貨店で売られていて、私たちの手に入るそうです。
↓

「ハクキンカイロ」コマーシャルでは小さい頃見たことがありますが、現物は初めて見ました。
↓

昔懐かしい、「くみ取り式(ボットン)便所」のふた。小学生の頃、我が家もくみ取り式で、このふたをし忘れ、家中においが充満
。よく怒られたものです・・・。 この商品の難点は、安定感が悪くて、
をしているときによく倒れるんですよね
(下品な内容ですいません)
↓

私の子ども時代は、「シッカロール」を使っていました。この商品は歴史を感じさせますね~。
↓

見守りネットワークのメンバーの中でも、これを知っている方は少なかったです。コマーシャル有名ですよね~。
↓

「ゴキブリホイホイ」は発売されてすぐ、流行(?)に敏感な母親がすぐに買ってきて我が家で使ってみました。結果は・・・・・、あまりのゴキブリくんたちの集合に、妹は泣くは、だれも「ゴキブリホイホイ」を捨てることができないは、大変な騒ぎだったことを思い出しました。
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特に相談業務や、ケアマネージャー業務を行っていると、よく自分の専門職としての範囲を超える相談や希望を、相談者から望まれることがあります。
このようなことは、本人や家族にしてみれば当然のことだと思います。困っているときに、「頼りにしたい」と思うことは当然なことです。
とすると、肝心なことは、専門職としての自分自身が、何の専門で、どんなときにどんなことを相談する相手かを本人や家族に、自分を通してきちんと認識してもらうことだと思います。
とかく、この仕事をしている優しくて、真剣で、まじめな方が陥りやすいのが、「一人ひとりを大切に・・・」ということの取り違えた認識。
こういう専門職は、相談者との最初の面談から、相談者のすべての相談に対して一様に興味を示す。興味を示されれば、相談者は「すべてに関わってくれる人」と受け止め、すべてを知ってもらおうと努力する。
すべて一様に聞き取るので、面談の時間も長時間になり、相談者の期待も来所時より大きくなる・・・。そしてこの専門職は、相談者の期待以上にすべてを受け止めて(背負って)面談は終了する。
私たちの仕事の大きな特徴は、「どこまで」という線引きがないことです。だから、中には、果てしなく相談者にのめり込んで、ときには消耗し尽くして、辞めていく専門職も少なくありません。
または最初の面談で、自分が相談者に「すべてに関わってくれる人」という認識を持たせたにもかかわらず、だんだん相談者の期待が重くなり、こんどは態度を一変し突き放すような態度をとるようになる・・・。
または、様々な相談者が来て対応できなくなり、自分のお気に入りの人や、話しやすい人にはのめり込んでどこまでも関わっていくが、そうでないと、適当なところで関わりを切っていくようにもなっていってしまう。
このような専門職が共通していることは、このようなことを自分が行っていると「自覚していない」こと。自分では、「専門職として精一杯やっている」と錯覚している。
だから、長期で関わっている相談者がだんだん自分に対して不満に思ったり、不振に感じるようになってもわからない・・・。
最初にも書きましたが、このようなことをしてしまう専門職は、適当で、やる気のない、専門職ではないんです。まじめで真剣な専門職の方ほど、このように陥ってしまうんです。
専門職として大切なことは最初にも書きましたが、自分が相談者にとって何をしてくれる人か、自分を通してきちんと認識してもらうことなんです。
最終的には、本人、家族が選んでいくこと、決めていくこと。その選んでいくための材料を、選択肢を提供する自分たちなんです。
だからといってこの選択肢の提供を、機械的に、自分の感情を別なところに置いて提供することがよいと言ってるのではありません。
相談者は、このような専門職の感情のない、機械的な話しを信頼して、自己決定をすることはないでしょう・・・。ここに、相談者と専門職とのコミュニケーションが必要になります。
専門職たる自分たちも、相談者との関わりから、専門職としての人間的な成長をもらっているんです。
その姿勢がなければ、日々忙しく、疲れる毎日の中で、この仕事に確信を持ち、人間的な成長を重ね、コミュニケーション能力を高めていくことなどできません。
相談者の人生を背負うことなんて私たちにはできません・・・。
しかし、様々な相談者の人生との出逢いから、大切なバトンを受け継ぐことは可能なはずです。
たくさんのバトンを受け取ることができて初めて、人間と接する専門職として一端になれるのではないでしょうか・・・。
人と接する仕事、人から学ばずして何から学ぶ・・・。近頃、特にこのように感じることが多く、そして大きくなっています。
9月20日の地域づくりセミナーでダイシン百貨店に行ったら、こんな企画が行われている一画がありました。この商品の多くが、今もダイシン百貨店で売られていて、私たちの手に入るそうです。
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「ハクキンカイロ」コマーシャルでは小さい頃見たことがありますが、現物は初めて見ました。
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昔懐かしい、「くみ取り式(ボットン)便所」のふた。小学生の頃、我が家もくみ取り式で、このふたをし忘れ、家中においが充満



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私の子ども時代は、「シッカロール」を使っていました。この商品は歴史を感じさせますね~。
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見守りネットワークのメンバーの中でも、これを知っている方は少なかったです。コマーシャル有名ですよね~。
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「ゴキブリホイホイ」は発売されてすぐ、流行(?)に敏感な母親がすぐに買ってきて我が家で使ってみました。結果は・・・・・、あまりのゴキブリくんたちの集合に、妹は泣くは、だれも「ゴキブリホイホイ」を捨てることができないは、大変な騒ぎだったことを思い出しました。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア