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さわ

Author:さわ
平成25年1月末、
『 地域包括ケアに欠かせない多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり
~ 高齢者見守りネットワーク みま~ものキセキ! ~ 』出版決定! 

今から取り組めばまだまだ間に合う!
無縁社会、孤立死、地域崩壊・・・に立ち向かうための処方せん。
超高齢社会を乗り切るための「地域におけるネットワーク」づくりのヒントをすべて教えます!
みま~もの5年間の軌跡(奇跡)を余す所なく紹介しています!
地域包括支援センター職員はじめ、保健・医療・福祉関係者、地域づくりに関わるすべての方へ必携です!

こちらから申込書をダウンロードし、ライフ出版へFAXしてください。

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共鳴

 演劇のコーディネートの仕事をしていた頃のことです・・・。

 世界的に有名なチェリストの方の公演が実現し、当日を迎えました。当時の年齢で70代後半。円熟の極みの域に達しているこの方をホール玄関で迎え、当時の私は、足が震えていたような気がします。

 休憩後、舞台へ案内・・・。ホールに緊張が走る・・・。

 舞台へ上がる階段を重い足取りで登ったかと思うと、一歩舞台に立った瞬間すっと腰が伸びた・・・。

 舞台の端から端まで歩き、自分がチェロを弾く場所を見定める・・・。そして、足が止まると、スタッフが椅子と、チェロを持ってくる。そして、おもむろに奏で始める・・・。

 ここまで、しんと静まり返ったホールに、チェロの音色が響きわたる。そばに居させてもらっていた、楽器のことは素人の私にも、ホールが共鳴していることがわかった・・・。

 この演奏者には、自分がどこで弾くことが、自分の演奏を最大限に引き出すことができるのか。演奏を共鳴させることができるのか。身体に染みついているんですね・・・。

 ホールがどこに変わろうが、自分の位置を持っている・・・。

 チェロが奏でる音色のほかに、繊細で、深みがある、何ともいえない演奏・・・。人の心に届く演奏は、私の中で、一生忘れることのできない音色となった・・・。

 今、思い出すと、この客が誰もいないホールで、演奏してくれたのは、カザルスの「鳥の歌」でした・・・。

 何が言いたいのかというと、自分の立ち位置をしっかり決めること。

 自分の立ち位置が、どんな場でも揺らぐことさえなければ、共鳴を生み出すことができるはず・・・。

 立ち位置が決まらなければ、見えるものも見えない・・・。

 立ち位置、それは、「生き方」と置き換えてもいいのかもしれません・・・。

 このチェロ奏者との貴重な経験は、もう、20年も前の話です・・・。あの時の私が、リハーサルの演奏で心打たれたのは、演奏のすばらしさだけではなく、彼の立ち位置=生き方に、ホールだけではなく、私自身が共鳴していたからなのかもしれません・・・。

 今となっては、この方の演奏を、もう生で聴くことはできません・・・。彼の立ち位置から学ぶこともできません。

 少ない出逢いしかありませんでしたが、一度でも同じ空間を共有させていただいたことを、いつまでも忘れません。
 


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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

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