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さわ

Author:さわ
平成25年1月末、
『 地域包括ケアに欠かせない多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり
~ 高齢者見守りネットワーク みま~ものキセキ! ~ 』出版決定! 

今から取り組めばまだまだ間に合う!
無縁社会、孤立死、地域崩壊・・・に立ち向かうための処方せん。
超高齢社会を乗り切るための「地域におけるネットワーク」づくりのヒントをすべて教えます!
みま~もの5年間の軌跡(奇跡)を余す所なく紹介しています!
地域包括支援センター職員はじめ、保健・医療・福祉関係者、地域づくりに関わるすべての方へ必携です!

こちらから申込書をダウンロードし、ライフ出版へFAXしてください。

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アメリカのオバマ??????

 朝、いつも来る道を歩いて事務所に向かっていると、みま~もレストランに参加しているSさんが前から歩いてきた・・・。

 「おはよう!」Sさんからさわやかな声がかけられる!

 「おはようございま~~~す  どちらへ?」まだ目覚めきっていない、さわやかではない声であいさつを返す私・・・。

 すると、Sさん私の隣りに近づいてきて、一緒に歩き出す。

 「そこのポストにこれを出しに行くの  」

 見ると、Sさんの手には、3枚ほどの絵手紙が握られていた。しょうがを形どった絵手紙でした。

 「うまく書けたから友人に送るのよ!じゃぁまたあとでね!」

 「あとで???」と、私。

 「あらやだ!今日はウォーキングの日よ!忘れちゃったの???」と、Sさん。そうでした!

毎週火曜日は、ウォーキングの自主グループの皆さんが、我が包括事務所前に集合して、ウォーキングに出かける日でした・・・。

 「そうだ、そうだ!じゃぁ、あとで待ってますね!」そう言ってSさんと別れた・・・。

 夕方、包括職員Tナースから、Aさんが事務所に来た時の話を聞いた・・・。私が留守中に、我が包括支援センターによく訪れてくれるAさんがやってきて、ひとしきり話しをして帰ったそうである。

 Aさんとの話をニコニコ思い出し笑いをしながら、Tナースが話してくれた。

 Aさん・・・。私のブログに何度か登場しているAさんですが、このAさん、私のことをいつの頃からか「オバマ!」と、あだな(?)で呼ぶようになっていた。


Aさんのことを書いた最近の記事「私・・・変!」はこちらをクリックしてご覧ください。

 Tナースと、Aさんの会話は、もっぱら社会情勢についてだったそうです・・・

 特に沖縄の基地問題については、Aさんヒートアップ!その中で、アメリカ大統領の話題が出た時、Aさんは、力を込めてこう語った・・・・。

 「アメリカのオバマがねぇ~・・・・・ 」 

 アメリカのオバマ・・・、Aさんはあまりに自然にそう語ったそうです。その後も何もなかったように語り続けた・・・。

 アメリカのオバマ・・・???つまり、Aさんにとってオバマは、この世界中に二人!

 一人は、アメリカ大統領!そして、もう一人のオバマは、自分が暮らす地域の、包括支援センターセンター長!

 まぁ、私としては、うれしいやら、光栄やら・・・・ 

 このような日常の何気ないやり取りが、日々忙しい業務の中で、私がこの仕事を誇れる瞬間です。地域に暮らす人たちと、地域ではたらく専門職である私たちの間に、見えようが見えまいが垣根など必要ない!

 私たちが何をするものたちなのか、どんなときに相談していい場所なのか。そこさえ、自分たちを通してきちんと理解しておいてもらえればそれでいい。そうすれば、相談したいと思った適切な時期に、顔が浮かんで気軽に来てくれるかもしれない。もしくは、友人、隣人の異変に気付き、連絡をくれるかもしれない。

 地域に暮らす人と、相談に訪れるのを窓口で待つ人・・・。このような図式では、いつまでたっても、必要な時期に窓口に来れる人しか対象とすることはできないでしょう。

 日常の、何げないやり取りの延長線上に、地域と、私たち専門職がつながりあう道標があるような気がしてなりません。いえ、そこにしかつながりあう糸はないんです!


 今から3年前、おおた社会福祉士会の会報の原稿依頼があり、『入新井の目指す地域福祉』という題で、書かせていただいたことがありました。その原稿を久しぶりに読み返してみました。

 まだ、「おおた高齢者見守りネットワーク」を発足させる前の時期です。しかし、そこには、今と変わらない思いが書かれていました。一部をここに掲載させていただきます。
            

『 入新井の目指す地域福祉 』

< 前 略 >

 私たち包括支援センターの役割は、地域に暮らしている方々、各専門の方々に、

 「ここは、○○をしているところ、だからこういうときに気軽に相談していいところ」、「ここへ行くと○○さんや△△さんがいて、話しをよく聞いてくれるから安心!」という地域の一部にとけ込んでいくことが大切だと感じています。

 自転車で訪問に出る。商店街を走ると弁当屋・肉屋・八百屋、路地に入ると、民生委員、ケアマネージャー、介護者などから声をかけられたり、呼び止められたり、なかなか目的地につけない。このような出来事の一つひとつが私たちの誇りであり、やりがいにつながるのでしょう。 

 平成18年9月東京都による地域ケア整備構想検討委員会が設置され、東京都としての療養病床の再編成と地域ケア体制の推進についての策定に入りました。

 急速な高齢化に伴う、要介護・認知症高齢者の増加。都市化の進展、住民の流動化により、培われてきた「地域共助」の低下の加速。高齢者の独居や夫婦のみ世帯増加による「自助」の低下(孤立のおそれ)。大都市東京特有の地域特性は、「地域包括ケア」を考えたときに大きな障害となる要素が多いものです。

 しかし、多数の人が住み、働いている「人的資源」の宝庫。介護・医療だけでなく、日常生活を支える多様な社会資源(商店街・スーパー・コンビニ・交通機関・金融機関等)が身近に存在しているという利点もあり、「大都市の特性を活かした地域づくり」は可能なはずです。

 認知症になっても、要介護状態になっても「住民」として暮らし続けることのできる、「暮らし続けたい」と希望できる地域社会を、地域に根ざした「地域包括支援センター・社会福祉士」としてみなさんとともに構築していきたいと思います。 



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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

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