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さわ

Author:さわ
平成25年1月末、
『 地域包括ケアに欠かせない多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり
~ 高齢者見守りネットワーク みま~ものキセキ! ~ 』出版決定! 

今から取り組めばまだまだ間に合う!
無縁社会、孤立死、地域崩壊・・・に立ち向かうための処方せん。
超高齢社会を乗り切るための「地域におけるネットワーク」づくりのヒントをすべて教えます!
みま~もの5年間の軌跡(奇跡)を余す所なく紹介しています!
地域包括支援センター職員はじめ、保健・医療・福祉関係者、地域づくりに関わるすべての方へ必携です!

こちらから申込書をダウンロードし、ライフ出版へFAXしてください。

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対等でいい・・・。対等 が いい!

 町田市の山崎町、木曽町、を中心としたエリアを担当地区としている、「福音会地域包括支援センター木曽山崎」の社会福祉士Oさんから、「ぜひ、地域ケア会議に来て話をしてほしい・・・!」という依頼があり、昨日、町田へ行ってきました!   

 車で約1時間半の旅。

 ナビに指示されるまま、現地に着くとビックリ  

 そこは、遠く地平線の先まで立ち並ぶ団地群。 

 この団地が立ち並ぶ一角に、今日の会場である山崎センターがありました。

 今回呼ばれたのは、この地域のケア会議。

 テーマは、 『 みんなでつくろう、住みよい地域!~つながりを求めて~ 』 

 自治会役員・民生委員・協力員・協力機関・一般高齢者・地域住民の皆さんが一堂に集まりました。

 昭和40年代に造られた団地が多いこの地域。

 Oさんからは、この地域の高齢者の「約半数が団地住まい」であると聞きました。

 私が、大田区で行っている取り組み、地域で暮らす人の気づきを、早い段階で私たち専門職につないでいただくことの重要性について話したあと、行政担当者から、町田市の見守り支援ネットワークについての説明があった。

 ある団地での孤立死をきっかけに、 さりげない見守り と、 積極的な見守り  を、自治体として地域住民と協力して行っていきたいということ。 

 参加している皆さんからさまざまな意見が出る。

 「さりげない見守りというのはいったいどういうものか?」

 「あの時代、集合住宅というものを造ったこと事態が悪い。隣近所で何が起こっているかもわからないようなこの建物そのものの構造が孤立を助長している」

 「見守りということも大切だと思うが、何か緊急なことがあったら知らせることができるシステムを、全戸に入れるようなことを市は考えているのか?もう、地域はどうにもならないような危機的状況になっている。これから先5年、その先を見通した施策を、市としてきちんと形作ってほしい・・・」


 こんな意見が出るとき、「うわっ、こまった!」とか、行政の立場とか、地域包括支援センターの立場で答えなければ・・・・。という発想は必要ないと思っています。

 大前提として、こういう議論ができる場があることってすごく大事なことだと思うんです。

 皆さん、自分のこととして真剣に考えているから意見が出る。自分たちも、何かしらできることを取り組んでいこうと思っているから意見を言う。きちんと理解して、自分も動こうと思っている。

 それぞれの立場から、『対等』に考え合っていけば、おのずといい方向に向かうんですよね。

 どこに責任があるのか、どこが責任を持つのか?という議論になりがちですが、今、目の前には、 『高齢者の孤立』 という避けられない現実がある。

 地域、行政、地域包括支援センター・・・。それぞれが、このあまりに大きな現実の問題に向かって、何かしら動いている。でも、それぞれ限界があるからこそ、こういう場をつくった。

 意見を言う  答える。

 そんなものではなく、それぞれ、自分たちだけでは限界があるのだから、このさまざまな立場の人が協力したら何が一緒にできるのかを、『対等』に考えた方がいい。

 『対等』に、課題について真剣に考え合う。その中で、自分の立場で何ができるかを当然表現することも大切です。

 真剣ならば、「本当にそう思います。でも、どうしたらいいのか自分にはわからない。みなさんだったらどうしますか?教えてください!」

 もっともらしいことを答えるよりも、ときにはこんな風に投げ返したほうが、いい意見をもらえることもある。

 地域ケア会議が終わった後、帰る前にトイレに寄った。

 立って、用を足していると、   先ほど、会議で意見を言っていた自治会役員の方がとなりに用を足しに来た。

 「さきほど澤登さんは、自分たちより、地域に暮らす人たちの方が異変に気づいている!と言ってましたが、このように団地が多い地域で暮らしていると、私たちも本当に『知らなかった』ということが多いんですよ・・・」

 トイレの窓越しから見える団地を見つめながら、しばし、トイレでの話し合い。

 地域の人たちも、見守りたい。でも、団地の中で一人暮らし、夫婦のみ世帯の高齢者が増加する中で、どうしたらいいのか・・・、現実の大きさに困っていた。

 トイレから出ると、行政担当職員の方が、具体的なシステム構築をすすめていくにあたって、私に何点か質問を投げかけてきた。自治体も、この集合住宅が多いこの地域で、何が効果的なのか?模索しているようでした。

 それぞれが自分の立場で、今の高齢化に直面し、どうすれいいのか現実の大きな壁にぶつかっている。もう、肩肘を張っていても仕様がない。

 「みんな、一緒に!」なんてことはあり得ない。それぞれの立場での限界はあるが、その人のいる場の役割を知って、自分の立場ではこれならできるということで、それぞれが自分の場で力を発揮する。

 これが、地域、行政、専門職が結ぶ本当のネットワークだと思います。それぞれ立場がちがうから協力し合うんです。立場がちがうもの同士が集まって協力し合うから、大きな力が生まれるはずなんです。
 
 

大森から車で1時間半。町田市山崎町に着くと、そこは、右も左も集合住宅ばかり!そのほとんどが、エレベーターが設置されていませんでした。
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団地の中心部にある商店街。若い方々は、休みの日に車で大型スーパーに買い物に行くのでしょうか?客は少なく、高齢の方が多く見受けられました。
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地域ケア会議の会場では、包括支援センター職員の皆さん、そして、地域の方が一緒に会場準備をしています。
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時間になると、100名ほどの人が集まりました。地域ケア会議の始まりです。
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私からは、大田区で行っている取り組み。地域で暮らす人の気づきを、早い段階で私たち専門職につないでいただくことの重要性について話しをさせてもらいました。
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町田市高齢担当職員の方から、町田市で取り組む「見守り支援ネットワーク」についての説明がありました。
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地区社協から、サロン事業などの紹介。
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この3人の話の後、質疑応答。さまざまな意見が出されました。
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

コメント

この町は、社会福祉士の実習に行った町です。高齢者が大勢住んでいらっしゃる昭和の建物がずらり・・・。気づいて、声を掛け合う街であってほしいなと思います。
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