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さわ

Author:さわ
平成25年1月末、
『 地域包括ケアに欠かせない多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり
~ 高齢者見守りネットワーク みま~ものキセキ! ~ 』出版決定! 

今から取り組めばまだまだ間に合う!
無縁社会、孤立死、地域崩壊・・・に立ち向かうための処方せん。
超高齢社会を乗り切るための「地域におけるネットワーク」づくりのヒントをすべて教えます!
みま~もの5年間の軌跡(奇跡)を余す所なく紹介しています!
地域包括支援センター職員はじめ、保健・医療・福祉関係者、地域づくりに関わるすべての方へ必携です!

こちらから申込書をダウンロードし、ライフ出版へFAXしてください。

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前を向いて歩こう・・・。①

 病院と包括支援センターを行ったり来たりの日々が続いている・・・。

 その道すがら、地域の人と行き交う。

 みま~もレストランに参加しているHさんが向こうからやってきた。手を振りながら近づいてくるHさん。近づくにつれて、感極まったのか涙があふれ出ている様子でこちらに向かってくる・・・。

私 : 「大変でしたね。」

Hさん : 「もう、こわっかったぁぁあああ~~~~~。岩手県にね、自分の姉妹がいて、まだ連絡が取れないの・・・・。
 夫が必死に消息をあたっているんだけど、未だにわからなくて・・・・。毎日恐ろしくて眠れないのよ・・・」

(その間にも、涙が止めどなく流れてくるHさん・・・)

私 : 「ご主人がそうやって必死にあたっていてくれているんだから、必ずわかりますよ!どちらにしても、会える日のために、Hさんが元気にいなきゃね!消息がわかったのに、Hさんが倒れていたらどうするの!心臓のお薬も飲んでいるんだから、あまり考え込まないんですよ。」

Hさん : 「うん、うん、・・・・・」

 Hさんの背中を、「ポンっ!」とたたいて別れた。

 このHさんは、自主グループでウォーキングを毎週火曜日に仲間と行っている。

 集合場所は、うちの包括支援センター。今日はウォーキングの日だが、Hさんは、集合場所である事務所にやってきて、ウォーキングに出かけていった・・・。

 このグループの中では、比較的、自分から会話をする方ではないHさん。でも、このグループの仲間たちとのつながりを何より大切に思っている。

 Hさんが、昨日のように感情を表に出す姿は、長いつきあいだが見たことがない・・・。

 それだけに、ばったり会ったときには、「何を言えばいいのか?どのように接すればいいのか?」、別れた後も、「あのような接し方でよかったのか?」気になっていた。

 だからこそ、一夜明けて、いろんな事がありながらも、仲間に顔を見せてくれたHさんを見てほっとしました。

 Hさんのことだから、仲間にも言っていないのでしょう。

 でも、「この仲間たちといた方が、一人で先を考えて不安になるよりも安心できる・・・。」そんな思いで、自分を一歩押し出して参加してきたのだと思います。

 多くの人たちが、不安と、さまざまな思いを持って、この数日を生きている。

 被災地にいる人たちに、今の自分が何が出来るのか?

 国、自治体からの要請よりも早く、節電を主体的に始めた商店街。国内、海外からも多くの支援が始まっている。

 今、自分たちに何が出来るのか?人のために何が出来るのか?

 それも大事ですが、何より、まずは、自分自身が、今の状況の中でも前を向いて生きていくこと。これは一人では出来ない。

 だから、周りの人も大切に思うことが出来る。人の痛みを自分のこととして感じることが出来る。

 今のこんな時だからこそ、このように思っています。
 


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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

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