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さわ

Author:さわ
平成25年1月末、
『 地域包括ケアに欠かせない多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり
~ 高齢者見守りネットワーク みま~ものキセキ! ~ 』出版決定! 

今から取り組めばまだまだ間に合う!
無縁社会、孤立死、地域崩壊・・・に立ち向かうための処方せん。
超高齢社会を乗り切るための「地域におけるネットワーク」づくりのヒントをすべて教えます!
みま~もの5年間の軌跡(奇跡)を余す所なく紹介しています!
地域包括支援センター職員はじめ、保健・医療・福祉関係者、地域づくりに関わるすべての方へ必携です!

こちらから申込書をダウンロードし、ライフ出版へFAXしてください。

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前を向いて歩こう②

 ○○地域の民生委員Aさんが来ていて、職員が対応していた。話しを聞くと、

 先週の地震後、区からの依頼で、自分の地域の一人暮らし高齢者すべてに電話連絡、または訪問を民生委員さんたちは行っている。

 連絡した一人の方が、「いろんなところから連絡が来ている。もう放っといてくれ!」 と言われてしまったという。

 職員からそっとその報告を受け、窓口にいるA民生委員に話しをしにいった。

 まずは、「ご苦労様です。」

私 : 「うちのほうでも、地震が来た後すぐに、それぞれの職員が思い当たる、連絡を取った方がいい人には連絡を入れさせたんです。Aさんの担当地域で、何件の方に連絡を取って下さったんですか?」

Aさん : 「50件ほどかしら・・・。」

私 : 「1件の方はそのように素っ気なく言われたかもしれませんが、他の人たちはどうでした?」

Aさん : 「みんな不安だったのか、喜んでくれてねぇ~~~。 自分もまたいつ揺れが来るか不安な気持ちで電話していたんだけど、逆に励ましの声をかけてくれた人もいたのよ。」

私 : 「こんな非常時、一人きりで不安なときに、Aさんから連絡が来て、うれしくない人なんかいないはずですよ!

今回、この地域では特に何もありませんでしたが、これが、東北のような被害にあったときには、放っといてくれ!と、Aさんに言われた方もきっとちがう反応をすると思います。めげないで、また何かあったらその人にもまた連絡していきましょう!

 49名は、Aさんの連絡を心強く思っているんです。

 私たちも6名の職員で、すべての一人暮らし高齢者を対象に連絡をしてくれている民生委員さんたちの役割を心強く感じています。連絡した人の中で、気になる人がいたら遠慮なく連絡ください。

 そのときには、必要な専門職がAさんと一緒に行きますから・・・」

こうAさんに伝えました。

 「そうよね。必要なことなのよね・・・。」そう言葉を残し、Aさんは帰って行った。


 私たちが取り組んでいる『おおた高齢者見守りネットワーク』発足時、懇意にしているO弁護士に、「この会の柱となるメッセージを書いてほしい・・・」と頼んだところ下記のメッセージが届いた。

 このメッセージは、その後3年間、この会を続けてきた自分自身の揺るがない指針となっている。

 そして、今、このような状況の中で、この言葉が自分の心に染みる・・・。

 今、この地域で、地域包括支援センターの責任者として、このメッセージの中に込められている思いを、すべての人と共有したいと思う。
         
地域本来のつながりを、この見守りネットワークでつくりましょう!

 『 最近、「プライバシーの侵害」とか「個人情報の保護」という言葉がよく聞かれる。また、「自己決定・自己責任」ということもよく言われる。

 確かに、自分のことは自分が一番よくわかっている。「放っておいてくれ!」という気持ちは誰にでもある。プライベートなことまで見られてしまうかもしれない不安は耐えがたいものだ。

 でも誰かの少しだけの手がさしのべられれば、見える世界が変わる、気持ちも変わる、したいことも変わる、自分のことをもっとよく知ってもらいたくなる、ということもある。

 とくに、今のせちがらい社会の中で、弱い位置、弱い立場、不自由な状態、どうにも抜けられないつらい状態に押し込められてしまい、動けないでいる人たちは、誰かが積極的に手をさしのべなければ、そこから抜け出して、違う景色を見ることはできない。

 そのような人が近くにいるとき、手をさしのべると、自分の幸せも何割か増になる。近くに幸せの火が灯れば、その分、自分もあたたかくなる。もしも そのような人たちが、誰かの手を借りて、違う景色を見れるようになれば、今度はその人たちが、他の誰かに手をさしのべることもできるかもしれない・・・。いや、きっとそうしようと思うだろう。

 そのように手をさしのべるとき、手をさしのべなければと思うとき、「プライバシーの侵害」や「個人情報の保護」や「自己決定・自己責任」といった小難しいことは飛ぶ。

さしのべた手が気持ちと力を伝え、その手から気持ちと力を受け取る。そして見える景色が、世界が変わる。それをどんどん伝え合う。

 これ以上に価値のあることはないから、小難しいことは飛ぶ。出過ぎた真似だったら、あやまればいい。そして、また、手をさしのべる・・・。

 そして、手をさしのべるためには、相手に手が届く距離にいなければならない。手が届く距離にいる人しか、手をさしのべることはできない。手をさしのべることは「地域」で しかできない・・・。 』



忙しい合間をぬっての、当包括支援センターの昼食風景・・・。

近所の店には、お弁当類があまりなく、それぞれ自宅にあるものを時間のない中でお弁当にして持参。
弁当女子組が、このような状況でも笑顔で食事・・・   このような職員たちの姿が、心強くもあり、励まされるときもあり、頼もしくもあり・・・。
         ↓
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

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