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さわ

Author:さわ
平成25年1月末、
『 地域包括ケアに欠かせない多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり
~ 高齢者見守りネットワーク みま~ものキセキ! ~ 』出版決定! 

今から取り組めばまだまだ間に合う!
無縁社会、孤立死、地域崩壊・・・に立ち向かうための処方せん。
超高齢社会を乗り切るための「地域におけるネットワーク」づくりのヒントをすべて教えます!
みま~もの5年間の軌跡(奇跡)を余す所なく紹介しています!
地域包括支援センター職員はじめ、保健・医療・福祉関係者、地域づくりに関わるすべての方へ必携です!

こちらから申込書をダウンロードし、ライフ出版へFAXしてください。

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目線を変える

 小学校3年生、10歳のときに交通事故にあった。タクシーとの接触で、右大腿骨複雑骨折。頭部裂傷の大けが。その年の5月から翌年の1月まで入院生活を送った。

 当時学校では本人(私)の先の人生を考え、留年の話も出ていたそうです。

 外科的手術によるボルトでの骨折部位固定術を行いましたが、金属の拒否反応が出て、術後2週間でまた再手術を行い、ボルトを取り出し足先から腹部までのギプスによる固定での治療となりました。

 30年以上前の話です。病院にクーラー設備は無く、骨折部位にかゆみが出ても手は届かない・・・。

 母親が編み棒を用意してくれ、腹部のギプスの隙間から編み棒を通して痒い部分をこすっていた記憶が今でも鮮明に残っています。

 座位をとることもできず、入院から7ヵ月後にギプスが外れ、介助による立位保持が可能になったのは、翌年でした。

 その間、当時20代の男性熱血漢の担任の先生は、仕事終わりにほとんど毎日病室に来て勉強を教えてくれた。

 隣のベッドに入院していた、大学生のお兄さんも、苦手だった割り算を教えてくれていた。

 苦手といっても、学校にいるときには割り算までは進んでいなかったので、この大学生のお兄さんに割り算を習ったようなものです。

 みんなの善意に支えられ、入院中にクラスのみんなと4年生になれることが決定したときには心躍るような気持ちでした。

 3年生の初めから自分の視界は、ベッド上・・・。

 ギプスが取れ、両腕を抱えられながらも立ち上がったときの病室の景色を今も忘れられません。

 ベッドから見る景色と、立ったときの景色の違いだけではなかったのです。入院して半年以上経過し、自分の身長が10~15cm伸びていたのです。

 まだ子どもでしたが、人と真正面に向き合って会話ができる喜び、自分が望むところへ自らの足で歩んでいける喜びをこのとき感じたように思います。

 目線を変えることにより、今まで見えなかったことが見えてくる・・・。

 今までの自分では、やれないと感じていたものができるようになる。人の努力していることが見える。多くの人たちと共感をつくることができるようになる。そして何より自分の世界が広がっていく・・・。

 あのときの自分は、立つことにより目線を変えました。

 今の自分がこの目線を変えるためには、身長がこれ以上伸びるわけも無いので、学習と、経験による発見と、様々な素敵な人たちとの出逢いの中から目線を変えることしかできません。

 今の自分で立ち止まらず、常に目線を変えていく努力をしていきたい。いつまでも、自分の世界が広がっていくために・・・。 

 
桜の咲き誇る空き地から、わが地域包括支援センターの事務所を撮影してみました。
           ↓
夕日桜3
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テーマ: 地域包括支援センターの話
ジャンル: 福祉・ボランティア

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